メガーヌを購入して約半年。
クラッチの位置がおかしいとか、音がおとなしすぎるとか、車高が高すぎるなど色々と不満も多かったスイスポに対して、メガーヌはクルマ自体にはそれほど不満が無く、今までほとんど弄らずに過ごしてきました。
しかし、毎日の通勤やロングドライブをより快適に、楽しくしたいと思い、遂にあるカスタムに手を出してしまいました。
それは、これまであえて手を出していなかった「カーオーディオ」の世界。
俗に“オーディオ沼”という言葉があるくらい、奥が深くてとってもおカネがかかる世界です(笑)。
カーオーディオをいじるのは、初めて買ったクルマのファミリアにKENWOODのスピーカーを入れて以来。
どうせやるんだったらガッツリ専門店に任せたいと思い、さっそく福岡のプロショップを何件か回りました。
各店いろいろな提案をしてもらったのですが、一番魅力的な提案だったのが、粕屋町にある「エモーション」。
サウンドコンペでも入賞を重ねている、全国的にも有名なショップです。
カスタムを依頼してから約2か月、先週からクルマを預けて、昨日が完成予定日。
ショップに着くと、同じくこちらでオーディオをカスタムされたmaraer. SWIFTさんがいらっしゃいました。
完成までもう少しかかるということで、maraer. SWIFTさんのスイスポに同乗して食事に行くことに。
今回は、近くにあるラーメン店「三洋軒」でラーメンと焼きめしをオーダー。
ラーメンは昔ながらの豚骨で、自分の好きな味でした。
焼きめしはもう少しパラッとしてた方が好みだけど、なかなか美味しかったです。
替え玉までしっかり堪能して、ショップに戻りました。
ショップに戻ってしばらく経つと、ついにカスタムが完成しました。
今回のカスタムの目玉は、MATCHのデジタルプロセッサー「PP-82 DSP」。
(実物は助手席の下に隠れているので、ネットから写真を拝借)
デジタルプロセッサー(以下DSP)とは、ナビやCDプレーヤーなどのヘッドユニットから送られるアナログ信号をデジタル変換して様々な調整をしたのち、再びアナログ信号に変換してアンプに送る装置です。
クルマって、スピーカーと正対できなかったり、凹凸やガラス部品が多かったりと、音楽を聴くにはけっこうマイナスな環境。
大雑把に言うと、そんな特殊な環境に合わせて音をカスタムして、より良い音楽に近づけてくれる優れモノなんです。
自分が一番欲しかったのは、タイムアライメントの調整機能。
左右のスピーカーから音が耳に届く時間を調整することで、今まで以上に音の定位がしっかりとれるようになりました。
具体的に言うと、ボーカルが前面に出て、楽器が後ろで鳴っているような感覚。
ボーカルが分厚くて生々しくなり、とても自分好みの音場になりました。
ふだんはiPhoneを純正のヘッドユニットにつなげて聴いているのですが、音の劣化を防ぐために、ケーブルで直接DSPにつなげるようにしました。
こちらが、DSPの音量調節や、ヘッドユニットとの切り替えを行うコントローラー。
ヘッドユニット経由とDSP直結では、かなり音が変わってきます。
直結した方が、かなりクリアで綺麗な音になりますね。
それから、スピーカーも交換しました。
今回選んだのは、イスラエルのメーカー「morel」のtempo ultra 502。
(ミッドバスはカバーで隠れてしまったので、ツイーターのみアップします)
色々なスピーカーを視聴したのですが、ボーカルののびやかでしっとりとした響きではmorelが一番。
ふだんから女性ボーカルの曲を聴くことが多いので、迷いなくこちらを選びました。
DSPと同時施工なのでスピーカー単体の評価はできないのですが、期待通りの素晴らしい歌声を聞かせてくれます。
しかし、エージング前ということで、音自体まだ固くてちょっと耳障りに聞こえる場面も。
今後エージングを経てどのように音が変わっていくのか、これもまた楽しみです。
あと、メガーヌのスピーカーは13cmなので、正直低音はかなり寂しいですね。
やはり、将来的にはサブウーファーを入れないとダメかな…
うん、こうやってみんな“オーディオ沼”にハマっていくのですね(笑)。
DSPにスピーカー交換、それにセットのドア防振合わせて、純正のフジツボチタンやマルケジーニホイール逝けてしまうくらいのお金を突っ込んでしまいました。
スイスポとは全く違う方向性のカスタムとなりましたが、かなり満足度は高いです。
ホント、ずっとメガーヌに乗っていたくなりますね。
今後はサブウーファーを入れるのか、はたまた他のカスタムに手を出すのか…
とりあえず、頑張ってお金を貯めたいと思います。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2016/01/24 16:54:45