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2022年10月02日 イイね!

満身創痍登山

毎年9月中旬~10月中旬は、高山の紅葉と富士山狙いで登山計画を立てたいと考えている。
しかし、環境の変化があって3年遠ざかっていた。

■環境変化
〇世の中の環境変化
2020年に発生した新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、県境移動制限、登山口連絡バス、山小屋、関連施設の営業自粛・縮小・人数制限等々があって、登山機会がめっきり減ってしまい、長時間登山(5時間以上)は2019/9の北岳以来計画すらできていなかった。

〇個人的な環境変化
・2020年から在宅勤務継続中(約3年)
 →運動不足がたたり、1時間弱の登山でも異様な腰に張り・痛みを感じるようになっていた。(2021年秋口に精進峠をyanagiさんを案内して登山した際、たかだか1時間足らずの登山なのに、ペースは上がらないわ下山後腰が張って張って苦痛だった)

・2022年7月初旬に右肩の肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)が発生。きっかけは、寝た状態から起き上がって、右腕を後ろに引いた状態から無理に起き上がろうとしたときに痛みが走った。放置しておけば治るだろうと思っていたら一向に治らず。症状を調べてみたら典型的な五十肩(軽度)の症状であった。整形外科で治療継続中(なかなか改善せず)。
 → ザックを背負う際に両腕を後ろに引いて持ち上げるが、その動作が苦痛。長時間登山に耐えられるのだろうか?

・肩痛から立て続けの同時期(2022年7月初旬)に左足親指骨折(亀裂骨折)。朝方勢い余って左足親指を強打。放っておけば治るだろうと思っていたが、夕方になっても痛みが引かず異常に腫れあがっていたので、整形外科へいってレントゲンで確認してもらったらポッキリ骨折していた。ほぼ生まれて初めての骨折。部位と状態から予定通り3週間(7月末)で固定器具は取れたが、骨が軟骨で引っ付いただけで走ったりはできない。しかし既に骨の修復が始まっており、医師には子供なみに回復スビードが早いと驚かれた。2ヵ月後(9月初旬)で骨治療は終了。
 → 治療終了したとはいえ、登山では登山靴で親指が圧迫され、体重+20kg前後の荷重を長時間受けることになる。下山時は更につま先に荷重がかかるので、骨折箇所が耐えきれるか不安

■鳳凰山計画
高山から紅葉と富士山といえば、やはり鳳凰山(観音岳)からの紅葉が撮りたい。

鳳凰山の代表的な登山ルートは
1) 夜叉神峠登山口起点の夜叉神(やしゃじん)ルート
2) 御座石鉱泉起点の御座石鉱泉ルート(ございしこうせん)
3) 青木鉱泉起点のドンドコ沢ルート ※鳳凰小屋で2)のルートと合流
4) 青木鉱泉起点の中道(なかみち)ルート
がある。

2)と4)は過去に経験があって、自分にあっているのは2)御座石ルートだと思っているが、宿泊地になる鳳凰小屋は、テント場が狭く隣のテントまで1mも無いようなすし詰め状態になるので小屋泊が条件。
※「2)→御座石鉱泉ルート」→ トラウマの山

コロナ禍になって、どの山小屋も収容人数を絞って宿泊料金を1.5倍ぐらいに値上げしている(ただし、鳳凰小屋は値上げ微増)。基本嫁と2人泊のため、値上げ幅は2倍かかってくる。

今回は、鳳凰三山の基本ルート1?を一度は経験してみたいと思っていたので、夜叉神ルートで登頂を目指すことにした。(ただし、夜叉神峠の駐車場に車が停めらないようだったら、御座石温泉に回ろうとも考えていた。)

夜叉神ルートであれば、南御室小屋でテント泊もできるので、NEMO DaggerStorm(3人用テント)のデビューを考えていた。テント泊登山装備と自身の評価テスト(試金石)にもなる。
※テントは最終的にDaggerStormはあきらめvs30に変更。

■登山装備
いつもテント泊登山はザック総重量が24kgぐらいになって、何とか軽量化できないか悩んでいた。今回「運動不足からくる足腰不安」「右肩痛の不安」があるので、まじめに対策を考えて見ることにした。

1) まず登山携行品の1つ1つの重さを細かく1g単位で計測
 (カメラ機材、ザック、テント、シュラフ、バーナー、飲食類、ウェア、バッテリ等)
2) 取捨選択してどのぐらいの重さになるか算出

こうすることで、どれが重量を食っていてどれを軽量化すれば効果があるか一目瞭然にわかるようになった。
※調べていくうちに楽しくなって来て、いろいろ購入してましった…

〇ザック
1) オスプレージーニス108 2,992g(レインカバー、三脚補強カスタム含む)
2) グレゴリーバルトロ85 3,176g(レインカバー、三脚補強カスタム含む)
3) 山と道 one(50-55L) 826g(レインカバー、腰Packx2、StaffPack含む) ※今回追加

→ 山と道oneにするだけで、なんと2kg以上軽量化ができる!これはでかい。しかしoneの最適荷重域は最大11kgでありオーバーしても13kgにとどめたかったが、納まり切らなかったので、最終的に「1)ジーニス108」をチョイスした。

〇カメラ機材(三脚除く)
1) GFX100S + レンズ1本(GF32-64mmF4) + 小物 + インナーケース 2,896g
2) GFX100S + レンズ2本(GF32-64mmF4、GF45-100mmF4) + 小物 + インナーケース 4,036g
3) z6II + レンズ2本(24-70mmF2.8、70-200mmF2.8) + 小物 + インナーケース 4,290g
4) z6II + レンズ1本(24-120mmF4) + 小物 + インナーケース 2,512g
→ 軽量化だけであれば4)だが、画質も捨てきれないため最終的に1)に決定

〇テント(3人用テント)
1) Dunlop VS30 一式     2609g(本体/ポールで2.1kg、グランドシート、ペグ含む)
2) NEMO DaggerStorm 3P一式 2423g(本体/ポールで1.7kg、フットプリント、ペグ含む) ※今回追加

→ テント本体(インナー、フライ、ポール)だけであれば、VS30 2.1kg、DaggerStorm1.7kgだが、その他を含めると最終的には185g差。

NEMO DaggerStormは室内が広く両サイド出入口ありで、かつVS30より0.4kg軽量と機能面では素晴らしいのだけど、反面NEMOテントは市場価値が高く盗難率も高い。また、軽量化設計で標準状態では施錠も掛けられない。
今回テン場にテントをデポして山頂アタックする予定なので、NEMOテントデビューは今回見送り。市場価値が低めでかつ施錠ができるvs30をチョイスすることにした。

■山行
当初から計画してわけではなかったが、初の二泊三日の山行でした。
2日目の朝の景観はパッとしなかったので、追加で連泊を決行することにしました。

〇概要
1日目 6:30 夜叉神峠登山口より登山開始
   14:40 南御室小屋到着
      南御室小屋のテン場でテント泊
2日目 1:20 南御室小屋出立
   3:50 観音岳撮影ポイント到着
   7:45 観音岳出立
   10:35 南御室小屋到着
      南御室小屋のテン場でテント泊
3日目 1:20 南御室小屋出立
   3:30 観音岳撮影ポイント到着
   7:20 観音岳出立
   8:50 南御室小屋到着
   11:40 テント撤収、下山開始
   16:50 夜叉神峠登山口到着

観音岳山行の詳細な様子は、こちらをご覧ください。
【鳳凰山2022】観音岳ピストン(夜叉神峠ルート)
(項「写真」の右端にある「スライドショーで見る」がおススメです)

■作例

(1) 夜明け


(2) レンブラント光線


(3) モロゲンロート


(4) デイライト



■山行を終えて

◆良かった点
・鳳凰三山の主要ルート制覇。
鳳凰山登頂には、御座石ルート(ドンドコ沢コース)、中道ルート、夜叉神ルートがあるが、毎回この3つの内どのルートから行くか迷っていた。夜叉神ルートは経験がなく比較ができなかったので、今回経験できて3コースの比較ができるようになったのは収穫でした

個人的な3コースの比較はこんなイメージ
 御座石ルート 小屋泊:◎(前日予約可)、テント泊:○、コース難易度:○、利便性:○
 中道 ルート 小屋泊:△(予約難)、テント泊:×、コース難易度:×、利便性:◎
 夜叉神ルート 小屋泊:△(予約難)、テント泊:◎、コース難易度:△、利便性:△

・嫁さん転倒せずに踏破
いつも嫁さんは何度か転ぶことが多くて、特に2018鳳凰三山(トラウマの山)では手指から動脈出血するほどの怪我をしてしまったが、今回は一度も転ぶことなく踏破できた。
jtは基本転ぶことはほぼない。バテることはあるけど…

・南御室小屋のテント場がよかった。
 テント場が広く、ペクも打ちやすい、平坦、脇にベンチあり(場所による)、水がおいしい(南アルプスの天然水)、風の影響を受けにくい。
 ※鳳凰小屋はテント場が狭く、繁忙期のテント場は過密幕営するので、隣のテントまで50cmないと思う。水はおいしい。

・テント泊で初の連泊経験
 最初から連泊計画する予定ではなかったが、連泊可能な食料は準備していた。1泊目の早朝の撮影シチュエーションが今一つだったため、連泊してみることにした。
思いのほか快適で、寝不足気味の疲労している体をゆっくり休めるにはなかなか良い。時間を持て余すこともなかった。1発で絶景に巡り合えばいいけどそうじゃないことも多いから、7時間前後の登山では連泊想定は今後積極的に取り入れたい。(その分休みが必要だけど)

・体調の変化
 1)在宅勤務もあっての運動不足
 2)右ひざの異変(内側健の不快な移動、バキン音)
 3)右肩の肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)
 4)左親指骨折
 2022/7月初旬に左親指骨折。保育園時代に左鎖骨にヒビが入ったことがあったが、まともな骨折は初めてだった。単純骨折(閉鎖骨折)らしく一般的に3週間で固定装具が外せると言われた。左足だったのは不幸中の幸いだった。もし右足だったらアクセル/ブレーキ操作ができずずっと家から出られなかっただろう。骨折の翌日にはがん検診にも行ったし、撮影にも出かけていた。予定通り3週間で固定装具が外せたが、軟骨で骨が付いた状態で登山するにはまだ時間がかかると言われた。結果2ヵ月で完治。

 →このような状況でテン泊装備(約20kg)22時間登山だったが、特に痛みもなく心配は杞憂におわった。右ひざの健も登りではパキパキ音はなっていたけど気にならなくなった。
・jtも嫁さんもトレーニング登山無しのぶっつけ登山だったが、登りで大バテはしなかった。ただ杖立峠の途中から苺平の石がゴロゴロした急登エリアはバテ気味だった。

・テント泊装備軽量化。
 いつもテント泊装備だとザック重量は24kgコースだったが、20kgでまとめられた。(ホントは18kgぐらいにしたかったけど)

・登山装備重量総点検ができた。
 カメラ機材、登山アイテム1つ1つの重量を1g単位で計測。なにが重くてなにを削ればどの程度軽量できるかが数式化でき、事前に想定重量を算出できるようになった。これによって各アイテムのUL化ができるかもしれない。

◆反省
・嫁さんが下りで親指の爪あたりに内出血していた(両足)
 同じ靴で鳳凰三山、北岳、千枚岳登ってこのような事はなかったのだが、傾斜が比較的緩めという先入観店から登山靴の締め具合が甘かったのかもしれない。

・ULザックを使えなかった(テント泊装備ではどうしても重量オーバー)
 せっかくのoneが。よく考えたらジーニスやバルトロより値段高いのだけどなぁ…。

・NEMOテントが使えなかった。
 7万円超の高機能・軽量テントが使えなかった。
Posted at 2022/11/06 23:19:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 登山 | 趣味
2021年07月25日 イイね!

二十曲峠からのプチ紅バール雲海富士

こんにちは jt です。

ここ数年は夜明け直前に撮り行くことが多く、夜通しで撮影することがめっきり減っていた。理由はなるべく不発を避けたいがためにギリギリまで出撃orステイを見極めたいからである。結果、出撃したとしても出遅れて後悔することも多し…。どうしたらよいものか?

この日 (7/24)は、夜早めに出かけて富士山の人文字でも撮ってから、朝は二十曲峠で夜明けのパール富士を撮ろうかと考えていた。ところが、ライブカメラを見てみると早々に曇っており富士山が見えていなかった。いつもの癖!?で出撃は取りやめつい23時前に寝付いてしまった。ふと気が付くと2時を回っておりすっかり寝過ごしてしまった…。
富士山は見えているかなぁ…とライブカメラを見ると富士山の影が見え隠れしている。
ありゃりゃ…これはパールも見えそうではないか。

何の準備もしていかなったので、パール富士向きの適当なレンズを急いで準備して自宅を出発。時刻は3時を回ろうとしていた。完全に出遅れである。

パールポイントだけは確認してはいたものの、特にリサーチはしていなかったので、二十曲峠でのパールが混んでいるか心配ではあったが、入れない事はないだろうと高を括っていた。

4時前に二十曲峠の麓に到着。峠道を登っていくと1台の対向車とすれ違った。
この時間帯(パール富士直前)に下山?嫌な予感がする…。峠に到着すると想定以上の光景が目に飛び込んできた。車が所狭しとひしめき合っている…。さっき峠道ですれ違った車は、ここに停められずにUターンしたのか…。
Kカーであれば林道脇に縦列駐車もできるんだろうけど、こういう時は全長5m超のビッグセダンは不利。だけれどもなんとかど真ん中に停めることができた。
※二重曲峠に来ること自体数年ぶりだったので、奥のスペースまで埋まっていたかは不明

撮影場所はぎっしりカメラマンが並んでいたが、ローポジションでなんとか確保。

パールまでの時間がないのであわてて機材を準備して撮影準備に取り掛かる。
ダイヤとかパール富士撮影時は、レンズ交換やピント再調整の時間がないので、
予め複数台のカメラを並べて撮影している。この日は4台用意していたが、時間がなく焦って2台のカメラで設定をミスってしまった。
慌てているときは人間失敗しやすくなるものである。(カメラマンあるある?)

(1) 4:30過ぎ、パールが富士山頂に着陸。個人的には月面模様がはっきり見えるパール富士が好みです。


(2) クレーター:ティコ、コペルニクス
  海:雲の海、湿りの海、晴れの海、靜の海、危機の海、豊穣の海等
  がよく見えています。
  参考:星座図鑑・月面の様子



(3) ほんのりと赤味を帯びた富士山の山肌とパール富士。雲海に沈む忍野村。


(4) 峠から望む赤富士と雲海。赤富士を狙って撮ることが少ないが、久しぶりにしっかりと赤く染まってくれました。


(5) 抜けるような青空。気持ちのよい朝を迎えました。



富士山カメラマンが大集結していたようで、知り合いのカメラマンとも沢山お会いできました。中には高校生富士山カメラマンも。

PS.
4台のフルサイズで撮影開始したが1台は被写体ぶれで失敗写真に…。
残りの3台も色味が微妙に異なることが判明。ZボディなのかZレンズなのかよくわからないけどちょっと違う感じがしました。
Posted at 2021/08/03 23:14:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 富士山写真 | 趣味
2021年07月23日 イイね!

【東京2020オリンピック】ブルーインパルス展示飛行(アクロバット飛行)

こんにちは jt です。

4連休2日目。どこに行くでもなく自宅で朝を迎えていた。
オリンピック開会式当日だなぁなんて思いながら、Web徘徊していたらブルーインパルス関連情報が目に入ってきた。
※ブルーインパルスが今日飛行することは、風のうわさで知ってはいた。

・どこを飛ぶのか? → 23区上空を飛び、新宿上空あたりで五輪を描くらしい。
・密をさけるためブルーインパルスの飛行時間は公表されておらず、午前中に発表されるらしい。
しかし、ネットではNOTAM(空域制限情報Web)からおおよその飛行時間が予測されており、飛行時間12:00~13:00の間らしい。
・どこで撮ればいいのか? → 検索して交通制限が掛かっている都心に入らずにいけそうなポイントを確認
・航空機撮影不可欠要素である青空バックか? → 東京上空の日中帯は大量に雲が沸いて空一面真っ白なことが多いが、今日は青空がありそう
・時間は既に10時を回ってはいたが、今すぐ出れば間に合うんじゃね?

全く予定はしていなかったが、沸々と写欲が沸いてきたので、望遠レンズを持ち出してスクランブル!1時間かからずに現着。車が停められるか不安だったが、目星をつけていたパーキングに無事駐車できた。

◆防衛省 航空自衛隊から直前(2021/7/23 11:30頃)に発表された飛行ルート
「ブルーインパルス は、12:40頃から12:55頃、東京都庁を通過し、東京タワー、東京駅、東京スカイツリー、国立競技場上空を飛行予定」


(1) 入間基地を飛び立ったブルーインパルスが都庁へ向かう。なんと!五色のカラースモークだ。カラースモークを見たのは初めてかも。2021/7/21の予行飛行も、今年5月の砺波チューリップフェア展示飛行もフツーの白いスモークだった。
※カラースモークは地上の物に色がつくなどしたため使用していなかったが、今回に向けて染料を改良したとのことです。(1999年以降中止していたみたい)


(2) 渋谷上空を過ぎたあたりで左旋回に入る


(3) 左旋回し、港区の東京タワー上空へ向かう


(4) 東京スカイツリーで折り返して、国立競技場付近で右旋回


(5) 青、黄、黒、緑、赤の5色の「カラースモーク」が美しい。これを見てしまうと、他の白色スモーク展示飛行が物足りなく感じてしまうのではないだろうか。カラースモークは、オイルと染料を混ぜたものを高温のエンジン排気に噴霧して、気化させることにより発生させているそうです。


(6) 6機が1番機を先頭に三角形の隊形で飛行する「デルタ隊形」。このあと五輪の輪を描くための最後の準備に向かう。


(7) 国立競技場付近の上空で五輪マークを描く。レンズチョイスを間違えて5つの輪が入りきらず、青空バックの3つの輪に絞ってみた(他の2つは白い雲が重なってイマイチだった)が、スモークがすぐに消えて円にならなかったので、残念だけど良しとしよう。もしかしてカラースモークは白いスモークより生存時間が短いのか?


感想
・航空ショー撮影はとにかく青空バックじゃないと絵にならないので、青空があってよかった。
・コンティニュアスAF+3Dトラッキング+半押しAFあり設定で撮影開始したが、AFポイントが航空機から外れるとAFが迷う(青空にはピントが合わない)ことが多々あったので、途中から半押しAFを解除(親指AF)で撮影した。航空機を撮る際、どのAFモードが適切か検証が必要と感じた。
・ブルーインパルスを撮り行くつもりはなかった割には、そこそこ撮れてよかった。
Posted at 2021/07/24 04:53:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 航空祭 | 趣味
2020年10月15日 イイね!

JRAの女性騎手永久減量制度に物申す

※ブログご無沙汰のため、日ごろ思っていることをちょっとつぶやいてみます。
※コメント不要です。

僕は藤田菜七子騎手を応援しているが、以下の理由により女性騎手の永久減量制度には反対である。→JRA減量制度
この制度のおかげで素直に応援できないでいるといっても過言ではない。

一番の理由は負担重量の軽減があることにより、女性騎手が正当な評価を得られなくなるからだ。減量特典がある平場でハナ差勝ったとしよう。少なからず「-2kgの恩恵」の目で見られてしまい、技術で勝ったと思われないだろう。
つまり減量特典があるおかげで公平な評価が得られず、減量特典のない特別競走においては騎乗依頼が逆に減ってしまう。

"女性騎手は能力面において男性騎手と同等である"と、リヴァプール大学競馬産業経営学修士課程(MBA)が実施した研究(*1)が示しているし、そもそも藤田騎手自身も「性別は関係ない」(*2)と言っている。
つまり、男女能力差がないはずのところに2kgの斤量差が発生しており、いわば男女不平等、不公平レースが横行している。言うなればカーレースにおいて女性ドライバーには無条件にポールポジションを与えるようなものだ。(ちょっと言いすぎか)

女性騎手の永久減量制度は、女性騎手の能力が劣ることを認めているようなものであり、いわば男女差別である。

何より、男女平等の条件でレースをできていないわけだから、せっかく勝っても女性騎手本人が"減量特典の恩恵"と考えて自信を持ちきれないのではないだろうか?
ゴルフのハンデキャップはグロスとネットで単純計算できるが競馬はそうはいかない。斤量差1kgで1馬身差ともいわれるが、減量特典がなかったら本当に勝ったかどうかなんてわからない。
自信が持てなければ向上心も生まれないし、減量特典があるレースでしか勝てなくなる騎手も出てくると思う。騎手になったからには重賞を勝ちたいだろうし、リーディングジョッキーにもなりたいだろうし、ダービージョッキーにもなりたいはずである。
一番いけないのは"永久"であることだ。新人騎手の減量特典であれば年数と約100勝あげる迄という期限がありそれまでに腕を上げようと努力するが、永久であるがためにそれに甘んじてしまいハングリーさが生まれないと思われる。

すなわち、平場の女性騎手の減量特典は目先に餌をぶら下げているだけにすぎず、長い目で女性騎手のキャリアパスを考慮されたものには到底思えない。言ってしまえば、本当に女性騎手のことを考えて作った制度ではない。

牝馬は2kgの斤量特典があることを類例に挙げる人がいるが、牡と牝では牡馬が能力が上であることは研究するまでもなく明らかだ。牝馬2kg斤量減でも能力差は埋まっていないのかしれない。男女騎手とは話が全く違う。

JRAは「柔軟に見直していくことも考えている」(*3) と言っているらしいが、女性騎手が毎年100勝してしまったら、減量特典を-1kgに変更するのか?200勝してしまったら特典を無しにするのか? それこそ女性をばかにした女性蔑視、女性差別以外なにものでもないと思う。

一方、女性騎手の門戸を開くことには大賛成だ。僕は、女性騎手への騎乗依頼するだけでJRAから依頼主へ補助金が支給されるような制度(特別競走も含めた全レース)を設けていただきたいと思っている。日本の女性騎手を増やしいのであれば補助金は大判振舞いはしてほしいし、前例はなくともこのぐらいの改革はしてほしいものである。

メリット
・補助金があるから、平場でも重賞でも女性への騎乗依頼が増える。
・負担重量の減量特典がないため男女平等な条件でレースができる。競馬としても公平なレースができる。
・勝ては騎手として正当な評価を受けられる。
・男女平等の条件だから男性騎手からのやっかみもなく、ファンから正当な評価が得られる。
・女性騎手特典の負い目を感じることなく正々堂々と勝負ができ、勝つことにより自信やモチベーションアップに繋がる。
・素直に応援ができる。正当が評価がされれはファンとしても大変うれしい。

*1 https://www.jairs.jp/sp/contents/w_news/2018/2/1.html
"女性騎手は能力面において男性騎手と同等である"と、リヴァプール大学競馬産業経営学修士課程(MBA)が実施した研究が示している。

*2 https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=151739
「ありがたいことですが、今まで“(男性に)負けたくない”という気持ちでやってきたので、何とも言えない気持ち。自分は、性別は関係ないと思って(ジョッキー界に)入っている。」

*3 http://race.sanspo.com/keiba/news/20181121/etc18112105020005-n1.html
JRAによると「女性騎手の騎乗機会の拡大をはかり、長く現役を続けられる環境を整える」ことが目的。
海外ではフランスが女性騎手に2キロの減量制度を導入したが、その後1・5キロに改定。地方競馬にも女性騎手の減量特典はあるが、永続的に2キロの減量がつくのは大きな改革だ。JRAは「柔軟に見直していくことも考えている」としている
Posted at 2020/10/15 23:34:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 競馬 | 趣味
2018年09月23日 イイね!

トラウマの山

こんにちは jt です。

毎年9月中旬~10月中旬は、高山の紅葉と富士山狙いで登山している。毎年目標を掲げているが、今年(2018年)こそは観音岳(2840m)の紅葉を撮りたいと思っていた。
なぜ今年"こそ"かというと、観音岳はjtにとってトラウマの山だったからだ。

■トラウマの山
○富士山撮影登山の山
鳳凰三山(観音岳)は以下の理由から狙いにくいと感じていた。
・観音山に一番近いのは薬師岳小屋だが、2017年に新装したこともあって非常に人気が高く土日祭日はほぼ予約が取れない。
・鳳凰小屋は予約無しでも泊まれるが、繁忙期は大混雑する。
・稜線はゴーロ帯やザレ場(白砂)になっており、暗闇ではトレースが非常に分かりづらい。またルートが複数あったりするため迷いやすい。
・2人(嫁)で登るので費用的にテント泊にしたいが、テン場は南御室小屋、鳳凰小屋にしかなく観音岳までが遠い。日の出時間に間に合わせるには、かなり早い時間(真夜中)に立たなくてはならない。道迷いも不安。
・トレーニング登山無しでテント泊装備は厳しい、克服していない鳳凰三山であればなおさら。

○トレーニング登山補足
南ア2800m級以上の山は大体がコースタイム7時間を越える厳しいコースなので、
1~2週間前に4時間前後の山へ登りトレーニングするようにしている。

○2014年観音岳挑戦
鳳凰三山(観音岳)は、2014年に中道ルートで挑んだことがあったが、あまりの急登に途中で大バテしてしまい、薬師ヶ岳山頂まで12時間かかった苦い経験がある。

不眠での登山→× ※後半の大バテ
上級者向けルート選択(中道)→× ※身の丈に合うルート選択すべきだった(夜叉神コース等)
荷物量(2ボディ+大三元レンズ)→× ※登山に70-200F2.8G(1.6kg)は重すぎたw

その後、八ヶ岳、北岳、千枚岳と同等以上の体力を要する山を克服してきたが、鳳凰三山(観音岳)だけはトラウマになっていた。今年その鳳凰に再挑戦するにあたり、しっかりトレーニング登山を積んで挑みたいところだったが、8月後半からことごとく悪天候(週末)が続き、トレーニング登山が出来ないでいた。

■2018年観音岳挑戦
そんな時、9/22(土)~24(月)三連休前になった。

○状況
・9/22(土)~24(月)三連休は、9/23(日)だけが好天予報。台風シーズンでもあるし次週9/27,28の予報はいまひとつだった。
・今年は桜にしろ、ツツジにしろ、ホタルにしろ1週間ほど早い。情報がないけどそろそろ紅葉がいいころではないか。
・今年は夏休みを分散して9月に取っていて9/21(金)は休暇だった。いつも登山準備に3時間以上かかってしまうが、今回は準備時間を十分とれる。(ホントは金曜日から登山に出掛けたかったが、天気が悪かった)

○不安要素
・週末の悪天続きで、好天日にはハイカーが殺到するのは必至。1つの布団で2人は避けたい。
・3連休の中日なんて一番混む日であることは明白。駐車場に泊められるのか?
・トレーニング登山なしで、7時間クラスの登山をしたことがない。特に嫁が不安。
・前日だというのに山小屋はどこも予約していない。
・前回中道で大バテしているので傾斜のゆるやかな夜叉神ルートにしたいところだが、泊まれる山小屋は鳳凰小屋しかない。(鳳凰小屋以外は要予約で、念のため電話確認したが空きなし)
・9/22(土)は曇りのち雨予報で、登山中雨に降られるかもしれない。(嫁さんは風邪病み上がり)
・その上自分は一週間前に左ひざの膝蓋骨(しつがいこつ)の上の健を痛めてしまった。膝を少し曲げて体重を掛けると激痛が走る。登山前日時点で激痛は引いてはきたが、健を押すと傷みがある。(膝を痛くしたのは生まれて初めてだった)

不安要素は沢山あるものの、とにかく9月の天気が悪過ぎて、分散夏休みもことごとく悪天だった。千載一遇のこの好天をみすみす逃す手はない。行かないときっと後悔する。これは行くしかない!?

■2018年観音岳ルート選択
鳳凰小屋は予約なしでも泊まれるが、念のため予約を入れておいた。前日でも取れるものだ。

鳳凰小屋への登山ルートは2つあるが、どちらも経験はなく、不安要素が多いだけに少しでも負担が少ない方を選びたい。

・御座石鉱泉コース(ございしこうせん) 鳳凰小屋まで標準CT 5H30M
駐車場:無料 (50台)
登り返し:少ない
前半2/3:急登、後半1/3:なだらか
人気:低い

・ドンドコ沢コース 鳳凰小屋まで標準CT 5H30M
青木鉱泉:P代 1500円(100台)
登り返し:多い ※精神的ダメージが大きい
前半:なだらか、後半:急登
人気:高い

上記の2つでは、人気はドンドコ沢コースのようです。
青木鉱泉→ドンドコ沢コース→観音岳→薬師岳→中道コース→青木鉱泉といった周回ルートが選べるためでしょう。

どちらもCTは変わらないが、ドンドコ沢の方が登り返しが多そうだったのと、後ろがなだらかの方がいいだろうと考えて、御座石鉱泉コースにしてみました。ただし、もし御座石の駐車場が一杯だったら、青木鉱泉に回るつもりでした。

9/22(土) 3:00 御座石鉱泉Pに到着。予想外の一番乗り。3連日雨天影響で車1台も無し(御座石鉱泉の人に聞いた)。明るくなるまで仮眠。
5:30 起床。朝食を取ってから、登山準備開始。
14:30 鳳凰小屋到着。ぶっつけ登山だったが、なんとかバテずに登ることができた。
19:00 夜な夜な出撃するので、その準備をして19:00頃就寝。だけど…いつものことだがjtは一睡も出来なかった。環境の変化があると寝られないw 困ったものだ。睡眠薬が欲しいw

9/23(日) 2:00 不要な荷物は小屋にデポして、観音岳へアタック開始。
急登&荒れ放題の登山道に悲鳴を挙げながら、稜線に出た。

白砂やゴーロ帯は複数ルートあることが多く昼間は遠くを見て正否を判断できるが、夜は遠くが見えないのでどれが正解か判断が難しい。また白色LEDヘッドライトだと色が白飛びしてしまいトレース痕が判りづらく迷いやすい。
そういう状況のため稜線にでてからが大変だった。なにか違うなと感じたら、元のところまで戻って別ルートで進むを繰り返さざるをえなかった。周りが白砂のため方角すらわからなくなることもあった。途中、全く判らなくなってしまいひと時(10分ほど)途方に暮れたこともあった。(方向感覚は自信あるんですが…)
なんとかルートを見つけることができて、夜明け前に観音岳に到着することができた。コースタイムは通常の倍近くかかっていた。

観音岳山行の詳細な様子は、こちらをご覧ください。
【鳳凰山】御座石鉱泉→鳳凰小屋→観音岳ピストン【写真194枚】
(項「写真」の右端にある「スライドショーで見る」がおススメです)

(1) モルゲンロートに染まる観音岳の黄葉と大雲海!これが撮りたかった!


(2) 黄葉も丁度いい時期だったようです。jt好みの大雲海とダケカンバの黄葉、富士山、青空…至福のひと時!!!


(3) いや~実に絶景です。いつまで見ていても飽きません。同じような写真を何百枚も撮ってしまいました。いつのまにか疲れもどこかへ吹っ飛びました。大満足です。苦労して登ってきた甲斐がありました。


(4) 観音岳頂上からの雲海富士!最高の登山日和!


■良かった点
・jtも嫁さんもトレーニング登山無しのぶっつけ登山だったが、2014年時のような大バテはしなかった。登山経験を積んでバテにくい登り方が身についてきたのかもしれない。
→トラウマ克服ができた。
・小屋に荷物デポがよかった。
今回、嫁さんの荷物をデポして空荷で山頂に向かった。自分も必要最低限の荷物にできたので、負担軽減ができたと思う。
元々が撮影登山目的なので、ピストンコースでも問題なし。少しでも体力消耗が少ないほうがありがたい。周回コースだと荷物を全て持って行かなければならないので、小屋にデポして向かえたのは嫁さんにはよかった。
・自分は一週間前に左ひざの膝蓋骨(しつがいこつ)の上の健を痛めて、押すと傷みがあったが、登山には全く影響がなかった。というか登山後に治ってしまった。

■反省
・嫁さんが怪我をしたときに軍手をしていなかった。→ 必ず軍手
・下山時に荷物量を減らすために水を減らしたが、最後に足りなくなってしまった。
・絆創膏はたくさん持っていたが、消毒薬がなかった。
・かかと専用絆創膏(リガードスキンケアーワイド)を嫁さんの両かかとに貼っていたものの、今回もかかとの靴擦れを起こしてしまった。毎回靴擦れしているが今回は症状がかなり酷かったので対策が必要。
・食事がリフィルとコンビニパン&おにぎりでは、ちょっと飽きてしまった。荷物を増やさずバリエーションを増やしたい。
・下山時、アミノ酸を飲み忘れた。(せっかくたくさん持って行ったのに)

■その他
・電波について
- 御座石鉱泉P ドコモ4G 4本
- 鳳凰小屋 ドコモ 圏外~3G 1本 ※実質ほぼ使えない
- 観音岳 ドコモ 4G 3本

・鳳凰小屋の大部屋で飲食禁止はどうかと思った。小屋でコーラを買ったが、そのジュースも部屋へは持ち込み禁止と言われたので驚いた。寝ているときにのどが渇くことは多々あるしジュースぐらい問題ないと思う(水ぐらいOKにしてほしいものだ)。鳳凰三山界隈の他の山小屋ではどうなんだろう?

・下着の着替えを持って行ったが、更衣室が見当たらず着替えられなかった。どこで着替えるの?テント泊者はいいけど小屋泊者は?男性はまだいいとしても女性は?

観音岳山行アタックの詳細な様子は、こちらをご覧ください。
【鳳凰山】御座石鉱泉→鳳凰小屋→観音岳ピストン【写真194枚】
(項「写真」の右端にある「スライドショーで見る」がおススメです)
Posted at 2018/10/02 21:51:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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