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元峠師のブログ一覧

2020年02月15日 イイね!

古物で気を付けたいもの····




久々に私の個人薄物館。元峠師薄物館からお伝えしようかと。ここにはミニカーはもとよりプラモや古物等····

極めて内容が薄い所蔵物を展示しております。私、館長の元峠師くんです。∠(≧▽≦)

さてここでは古物も扱ってますが、基本的に我が家から発掘されたものか、出処がはっきりしているものに限ります。




基本、昔ならゴミだったであろうものから····







日常の懐かし生活雑貨だったり····




太平洋戦争等の歴史を象徴するものだったりがありますが····

たまにオークションで古物を買う人がいますが、その場合気を付けた方が良い場合があります。

ま、その品物が本物か偽物かは知ったこっちゃないですが(笑)

まずは迷信だと信じきれるなら良いのですが、基本的に古物では避けた方がよい物もあります。

まずは

①人型の物。



代表的なのは神仏像、人形、人物画等も含まれる。古来陰陽師の時代からヒトガタは怨念や魂の依代として使われる事も多い。よって、他所から買い取ったりすると思わぬ怨念を引き継ぐ事もある。えっ?「ガンプラはどうか?」って?

君が死ぬまで楽しい語らいになる事は想像に固くないと思うぞ?同志!!
(*´ω`*)


②石、貴石、宝石。

ま、私はジャンルから外れるが、石の類いも念や魂がこもると言われている。河原の石を持ち帰ったら事故にあった!とか手にした人がことごとく不幸に見舞われるという宝石の話を聞いた事があるだろう。中古品の石類は避けたほうが無難。

③鏡

古来より鏡はあの世に通じる門、若しくは霊界とのコンタクトをとる神聖な道具としての伝説は世界的に多い。故に鏡の中古は気を付けろと昔から言われている。




コレは私の曾祖母の代から使っていた鏡。真実の姿を映し出すという···

『婆ぁの鏡』という伝説のアイテムなのだが、なんど覗いてもむっさいおっさんの顔しか映し出さない。なんともまぁ胡散臭い鏡なのだよ。
(・ัω・ั)



④戦争遺物


火薬が残ってるとかそういうので無くて、かつて日本の為に戦って見知らぬ土地で亡くなった兵隊さんの装備品や遺物をミリタリー趣味の人がオークションで買い漁ったりしてる様だが、本来その物を身に着けた兵隊さんの魂は自分の生まれ育った故郷、自分の家、家族の元に帰りたいはず。うちに所蔵しているのは祖父とこの家で育ち、戦場で亡くなった祖父の兄弟の遺品を敬意を込めて保存しているのです。

それはともかく迷信だけではない
知っておかないと危ない物もある。

①セルロイド製品。



プラスチックがない頃。当時の玩具やフィルムはセルロイドが多くを占めた。このセルロイドは発火点温度が低く、電球の熱や太陽光の熱で発火する事もある。激しく燃え上がる為火災の危険性をはらんでる素材である。保存には冷暗所が望ましい。





②古い農薬散布器や実験器具、農薬瓶等。

戦前から昭和末期頃まで、農薬は青酸、ヒ素、硫化水素等、僅かな量でも致死率の高い成分の農薬が使われていた。昔から服毒自殺や殺人等につかわれた事もあるくらいだ。薬学の知識が無いと不用意に器具に付着している薬剤に触れた途端死ぬこともある。この手のものは最低でも農薬学や薬剤生理学を学んだ人でなければ扱うと危険なモノなので珍しいからって手を出さない方が無難。

因みにコレは、戦前頃の農薬散布器。


と、言う訳で楽しく安全な骨董ライフを楽しもうぜ!!
(≧▽≦)

Posted at 2020/02/15 22:32:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 歴史
2019年08月10日 イイね!

B29墜落地を敬意を持って訪れてみた。

昭和20年、1月3日、戦争は長引き寂しい正月を人々は迎えていた。

同日、アメリカ軍第73爆撃団、第500 爆撃航空軍の任務は名古屋市街及び同港湾施設のB-29による爆撃が任務であった。




これを迎撃したのが、小牧基地から発進した陸軍第55戦隊であった。




その内の一機。代田実中尉の搭乗する日本軍機初の液冷エンジン「ハ40」を搭載する最新鋭機、三式戦闘機「飛燕」が襲いかかる。

代田中尉は、B29に機銃を浴びせながら上方に抜け、反転後機体をぶつけて「空中の要塞」に大ダメージを与えた。

火を吹きながら降下していくB29は部品を撒き散らしながら、現在の豊田市坂上町に墜落した。



搭乗していたと見られる七人の米兵が焼死し、一名は墜落現場から約10キロ離れた焙烙山にパラシュートで降下し、憲兵に引き渡されたとされる。




現在もこのように墜落地点は後の世に伝えるべくひっそりと佇んでいる。




当時を物語る新聞記事や、米軍資料。




詳しく調べられてる方がいるので、詳細はこちらを参考に願いたい。↓

http://www.sun-inet.or.jp/~ja2tko/jap/jap.b29/b29no1.html


特に心霊スポット的な嫌な雰囲気はない。寧ろ敬意を払いに来ただけに···

寧ろ、誰かに喜んで迎え入れられてる様な、旧友と会うようなそんな空気だが、不思議な事がそこで起こった。




近隣の家や畑で何か野焼きしてる訳でも無いのに、写真を撮るとまるで煙った様に写るのだ。




別の角度の写真。煙った様になっていないのが判るとおもう。

で、墜落現場にカメラを向けると····


うーん。何故か煙った様に写る。(´・ω・`)


気のせいか、古い機械のオイルの匂いが「フワッ」と臭ってきたり、何かが懸命に「当時はこんな感じだったんだぜ!!」って言ってる様にも感じる。


墜落地に手を合わせ、亡くなった搭乗員と戦争で犠牲となった全ての魂が安らかに眠れる事を祈ってその場を後にした。


でも不思議だなぁ?

肩が重かったのに帰って来たら凄く軽いんだ·····
(;・∀・)
Posted at 2019/08/10 19:57:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 歴史
2019年04月18日 イイね!

英国車が自然に似合う訳。

前にも「英国車って自然が似合うなー♪」なんて言ったのだが、今回は「英国文化と日本との関係」についてお話しよかとね?
('・ω・')



さて、「何故英国車は自然が似合うのか?」私が思いますに、英国というと「伝統、格式、産業革命」みたいなイメージでしょうが、知られているようであまり知られてないのが···

ガーデニング大国なんですよ?イギリスって。
(≧▽≦)




特にバラ等「花」に関する品種改良の歴史や取扱量はトップクラスです。

で、英国庭園というと左右対称のシンメトリー庭園を思い浮かべると思います。




ただ、これはフランス式庭園とも呼ばれ、その名の通り、フランスが起原でそこから英国に普及したものです。

更に掘り下げると、このフランス式庭園のベースとなった「シンメトリー」構造は伝説とされる空想都市「バビロニア帝国」の古代バビロン王の「空中庭園」が元とされております。(それをフランスがアレンジして再現した説が有力)





バビロンを知らなくても




バベルの塔の話は皆知ってますよね?

さてここまで読んて来た皆さんはこう思うでしょうよ?
それと“英国車と自然が何の関係があるのだ?と···”


まぁそう慌てなさんな?
(;^ω^)


ここからが重要な話でして···

英国には「もう一つの主流となる庭園文化」が存在しまして·····




「ナチュラルガーデン」自然庭園という考え方です。

前述のフランス庭園が人工的に植物をシンメトリーに整形して植栽されて配置されているのに対し、本来「究極に美しい庭園」とは「自然のまま」が一番だという考えに基づいてます。なので植栽も出来るだけ「自然に近い、意図的に整理されない」アシンメトリーが基本の庭園となります。




では、日本と英国との関係とは?

先程説明した「自然庭園」の考え方を英国人に影響を与えたのが···





日本庭園だったという訳です。それを見た英国人が衝撃を受けてアレンジしたのが「英国式自然庭園」です。

つまり、元々自然を愛する英国という文化が車を作り、なおかつ同じ様に自然のあり方を愛する日本でも違和感がないのは「必然的」な事であったとも言えるでしょう。





では、次回は「英国式自然庭園と日本式庭園の具体的相違」についてお話するので全員レポートをまとめておくように!!
\_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー



やらないけどね···
(ーー;)
Posted at 2019/04/18 18:37:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | 歴史
2016年11月13日 イイね!

元峠師薄物館 (てきとーに!!編)

久しぶりの元峠師薄物館シリーズ♪

最近、みん友さんやファン登録して戴いた方々に再々説明しましょう。
元峠師家に代々伝わる古物を所蔵保管し、後の世代に歴史、文化を伝える個人博物館。

内容がすこぶる薄っすい物を所蔵するのが、元峠師薄物館なのです!!!!
d( ̄  ̄)


で、風邪気味だったりするので・・・



何時のか解らん風邪薬を!!(笑)

因みに一包、35円!!(笑)

の、飲む勇気がない........( _д_)ムゥ

次に
武徳会員章


ま、簡単に言えば戦前から戦中武術系の会員章でして、このシリーズブログを読まれておられた方はご存知でしょうが、祖父は出征する前は、
青年学校の銃剣術の先生でした。

今でもお年寄りに『お前さん、何処の人だ?』と聞かれると、私は○○町の仙一(仮名)の孫です。と言うと、

あの銃剣術の先生んとこか!!!!
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!

となります。えらくおっかない先生で、銃剣術は鬼軍曹の
如く厳しく、三八式歩兵銃の狙撃では右に出る者はいない腕前の持ち主だったそうだ。



裏面には『大日本武徳会』の文字があります。

戦時中の地区報。
今も残る地名の為、題名と当時の人名(ご子孫がおられる為)は画像処理させて頂きますm(__)m


まー、文章からして当時の戦争を反映してますな?
(´・ω・`;)


当時の空気、歴史の一部に触れるというのも中々できない事ですがね?

そして、祖父が青年学校の教官時代に持ってた、模擬訓練図。昭和十六年十月の作戦図。


今とはだいぶ地形も違ってますが、結構広範囲な行軍訓練だったようですな?
(A;´・ω・)フキフキ

ま、そんな所です。
気になった人は元峠師薄物館で検索かけてみて下さいな?(笑)
Posted at 2016/11/13 19:10:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歴史 | 趣味
2016年08月15日 イイね!

終戦記念日⚫⚫⚫

さて、今日は終戦記念日。
勿論、国を護らんと戦い戦死された方々、戦禍に巻き込まれ犠牲になった方々の魂の安らぎと、教訓、感謝を忘れてはならないと思います。

しかし、私の祖父のように生き残った人々の苦しみもまた大変であったのです。
終戦を迎えたとはいえ、マレーに取り残された祖父達はイギリスに武装解除を受け、抑留部隊として昭和二十年の終戦から昭和二十二年七月の復員まで、強制労働をさせられてたそうです。

これは、祖父達の抑留部隊。マレー第16大隊の生存者による当時の記憶をまとめられた冊子で一般には販売されていないものです。


終戦を迎えたとはいえ、実質捕虜として爆弾穴の埋め立て、自軍の弾薬処理等、強制労働に明け暮れ、空腹に絶え、マラリヤや作業中の事故。食糧と変えてもらう為にたった一個の石鹸を盗んだ為に、イギリス軍に見せしめの為に処刑された者もいたそうです。

そして、生き残った方々が記憶を頼りに、また、その苦しみを紙切れに書き、見つからないように隠して持ち帰って後世に残したのを纏められたものです。


飛行場の配置だったり。


空輸部隊の飛行編成だったり。

その中の操縦士の一人。大澤氏が同じ抑留部隊の仲間に配布した本。『マレー抑留記』を書かれておられますが、これまた一般には販売されていない非売品の本です。

この本を持つのは同じ部隊にいた生存者か、その遺族だけの非常に限られた人のみです。

この本は、終戦から話が始まり、復員までの記録を筆者がちり紙にメモして隠して持ち帰り、一年半をかけて書かれたものです。

その一部をご紹介します。

1 クラン(昭和二十年八月十五日~同年九月十一日)

終 戦

八月十五日、朝から灼熱の南の太陽が容赦なく照りつけているマレークランの飛行場。午前十時。ピスト(指揮所)にて『敬礼。小室准尉、吉田軍曹、対潜警戒、出発。敬礼。』と飛行隊長北脇少佐殿に報告を終えて、元気一杯愛機のいる掩体(飛行場外に飛行機を疎開してある所)へ急ぐ⚫⚫⚫
愛機は既に整備を終わりエンジンも好調、腹に五十キロ爆弾を抱いて出撃⚫⚫⚫
(以下略)
(このあと筆者は任務を終えて帰還する)

整備員の誘導にて掩体に行こうとすると、先に着陸した小室准尉殿が大きく手を振りながら、私の方へと走って来られるではないか。
一体何であろう。事故でもあったのかと愛機を止めて待っていた。すると、准尉殿は顔色を変えて飛び乗って来られ、『吉田(筆者の旧姓)どうも戦争は負けたらしいぞ。』と言われるではないか。
准尉殿は続いて、『詳しい事はまだわからないが、太田部隊長殿が、昭南(シンガポール)の司令部より帰られ、終戦の報を聞いて来られたらしい。もしこの報が真実なれば、我々操縦者の命はないものと思え。覚悟はよいか。』
※原文のまま転載

そこから、祖父と同じ部隊にいた筆者の抑留の日々が綴られ、食糧難でニシキヘビやコブラを退治して食べた事等も書かれています。(その中の一人が祖父だそうです)

国を守る。それも大切だと思いますが、真っ先に犠牲となるのは国民です。銃を持って敵と戦う。口で言うのは容易いですが、実際対峙するとは酷く違うと祖父は何時も言ってました。『あの日、あの時、その場にいた者でないと判らんよ⚫⚫⚫』と、

他国に戦争を仕掛けさせない国となって頂きたいものです⚫⚫⚫

Posted at 2016/08/15 23:30:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歴史 | 日記

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「夕方から色々始めたが、この暑さタヒぬってばよ!!(´-ω-`)」
何シテル?   08/09 17:18
元峠師です。走り引退後…ヘタレ親父に(*´ω`*)ゞエヘ 最近ブログを始めました。みんなで楽しめる様心掛けてます。一緒に楽しめる方のコメント頂ければ幸いです。...
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