お仏蘭西の車を運転するのはシトロエンBX以来20数年ぶりです。
今日は興味のあったプジョー308(試乗車はCielo=最上級車)に乗ってきました。
最大のポイントは1.2リッター3気筒ターボと6AT(トルコン)の組合わせでしょう。
パワーと静粛性がどのような感じかに興味がありました。
事前に試乗予約して行ったディーラーは小規模でありましたが、来意を伝えると”承っております”と返答が来たのは驚き(小規模故の情報共有化が出来ていますね)。
営業の方と車等の話を30分ほどして試乗へ。
フォルティスのステアリング径が大きいので308のステアリングは驚くほど小さく見えます。
タコメーターの針が逆回りなのは少々違和感がありました・・・
走り出すとお約束通りウィンカーとワイパーを間違えました(1年以上外国車を運転していませんでした)。
アイドリング時は3気筒を感じさせませんでしたが、発進し加速すると其の脈動がアクセルに伝わってきました(このあたりはNOTEのほうが上手に遮断している感じ)。
空いている道で発進から50㌔まで深めにアクセルを踏んで加速するとターボならではの気持ち良い加速をします。また試乗車は225/45R17というややオーバーサイズなタイヤを履いているが、そこは仏蘭西車心地よい乗り心地を提供してくれます(個人的には他のグレードの205/55R16程度でよろしいのではないかと思います)。
面白い装備は
このスポーツボタンでしょうか。
①シフトスケジュール②ステアリングレスポンス③メーター照明変化等に加えBMWi8と同様に疑似排気音をスピーカーから出すのです。このなんちゃって排気音が心地よかったのは事実です。
上位2機種に装備されるシートは肩周りまでサポートしシートの大きさは充分です。
試乗が終わり自分も車に乗込むと改めて分かったことがあります。全高の差異によるものでしょうか(308=1470㎜スポーツバック1515㎜)フォルティスのほうが室内に余裕が感じられます。
一方Aピラーからドアミラー周りの視界は308が相当良好ですが、エンジンフードの先端が見えないのと回転半径がフォルティスより0.2m大きいので私の場合”下手糞棒”が必要かもしれません(50代半ばで購入し60代まで乗ると仮定すると)。
308良い車ですが、国産同クラス(アクセラ等)と比較するとやや割高感は否めない。これをテイストと車内の設えの対価と考えられれば良い買い物だと思います。
さて私の結論は、すぐに代替したいとまでは思いませんでした。
Posted at 2015/01/24 19:29:13 | |
トラックバック(0) |
試乗インプレ | クルマ