
みなさんこんばんは(^^♪
バネの事を考えてるのですがそもそも定義が人によってバラバラな気がします。
バネを変えることで最大グリップが上がるのか?
最大グリップって摩擦力と荷重で決まるのでは?
バネを変える事で路面やクルマの姿勢でグリップが変化する?
最大グリップをどんな状況でも発揮できるのが良いバネ?
まぁそんな事からやってますw
んで今日の話題
O
S技研さんのピストンで・・・「弊社のピストンは熱を抱くように重く作ってあります」
ってコメントがありました。
どういうことかっていうのを自分なりに整理します。
ピストンの放熱は教科書で習うとこんな感じ
3000rpm全負荷でおよそ70%がピストンリングから
そのうち30%がトップリングだソウデス。
ピストンは本当は軽ければ軽い方が良いわけですが・・・
それだと耐久性が足りなくなってくる
熱で溶けたりクラックが発生したり
ピストンで受けた熱はピストンリングからの放熱が一気にできないためだと思われます。
つ~ことでピストン自体の質量を増やして熱をためこむマージンを増やしてるって
事だと思われます。
結局性能はピストンだけではなくトータルで考える必要がある
まぁ最近はオイルジェットが進化していますがチューニングされると無理しますからね。
さらに今回はマツダのスチールピストンを見ると・・・
なんと・・・
形状が・・・
X形状になっていて面白い
何故このような形状かと言うかわかりますでしょうか
3秒でお答えください・・・
答え・・・
なんと・・・
冷却損失を減らす為
ハイパワーを求めるエンジンでは燃料をドンドンぶっこんで燃やし、耐久性のためにシリンダーに熱を逃がしたい
しかし・・・
真に熱効率を上げようとすると・・・
シリンダーに熱を逃がさす、・・・
ガスを最後までしっかり膨張させてトルクにしたいわけです!
つ~ことでマツダのスチールピストンはこのようなX形状になっています。
さらにピストントップ部分に熱の低い場所があるとディーゼル煤が発生しやすくなる
煤を発生させないためにもピストントップに温度をコントロールしてるようです。
面白いですね~
つ~ことで今日はピストンの熱を抱くってのについて書いてみました
デハデハ
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Posted at
2024/12/13 23:38:17