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Garage Kのブログ一覧

2022年06月29日 イイね!

超高張力鋼板(超ハイテン材)の冷間プレス(^^♪

超高張力鋼板(超ハイテン材)の冷間プレス(^^♪みなさんこんばんは(^^♪














暑いっすね~~~

関東はすでに節電要請なんてのも出ています。
個人的には節電なんてしてたら経済発展しないし、真面目なジジババがエアコン使わないので愚策だと思います。

安定電源の供給が政府主導ですべきだし、原発使えない東京電力は水素や蓄電池による電力のバッファを早く作るべきですね。


東京都も太陽光発電だけ義務化するのではなく、やるなら蓄電池も一緒にしないといけないですね。(スゲー高くなるけど)
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んで今日の話題
久々に超高張力鋼板(超ハイテン材)の冷間プレスの話題です。
ちなみに前回ブログで書いたのが2012年w

「軽量化」という話題で書いてます
https://minkara.carview.co.jp/userid/1594506/blog/27672172/


超高張力鋼板(超ハイテン材)って何?って言う人は前回ブログを読んでください。
(しかし10年も書いてるのかw)

もう一回簡単な説明

ハイテン材とは・・・
「引っ張り強さが高い鋼板のことである。
普通鋼板が引張り強さ270MPa以上であるのに対して,一般的には340MPa~790MPaのものが
高張力鋼板と定義されている。ただし,この定義は各社,各国によって違っているので注意が
必要だ。490MPa以上を高張力鋼とする見方もあり,ドイツでは180MPa以上を高張力鋼と
呼ぶこともある。また,引張り強さ980MPa以上のものは通常「超高張力鋼板」と呼ばれる。」








ようするに超高張力鋼板(超ハイテン材)ってのは強靭な鉄板つ~ことです。

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衝突安全や軽量化には欠かせない材料なんですが、デメリットとしてはとにかく加工しにくい
980MPaくらいだと冷間プレスできたのが超ハイテンとなるとホットプレス(熱を加えてプレス)しないとうまく加工できない

割れたり、スプリングバックで設計図通りに形にならないわけです。


特に欧州ではホットスタンプ(プレス)によって加工してるので値段が高くなるわけです。
(ポルシェとか値段高くなって当然)
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コレが10年前っす






これに対して日本は冷間プレスにこだわった。

JFEスチールが2021年に冷間プレス用途としては世界最強度となる1・5ギガパスカル級冷延超ハイテン材(冷延鋼板)を独自開発したのです!




早速各プレスメーカーが1.5GPaの超ハイテン材を加工始めてメーカに納品したのです。

10年前はバンパービームくらいだったのが形状が簡単なクロスメンバー等に使われるようになった。
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あとEVやハイブリッドにリチウム電池を衝突時に守るためにノートではセカンドクロスメンバーで採用されています。

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また、大型部品じゃなく小型部品にも採用されています。
特に座席なんてのは安全性にかかわるから使われるようです。

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あとなんといってもホットスタンプ(プレス)では熱を加えなきゃいけないのでCO2問題も出てくるから余計に冷間プレスが注目されるわけです。

つ~ことで衝突安全、軽量化、EV、CO2排出問題等により今後よりハイテン材の冷間プレスが増えると思われますって話でした。


デハデハ明日も暑いですがお仕事頑張りましょう。




Posted at 2022/06/29 01:52:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | お勉強 | 日記
2022年06月25日 イイね!

ソルテラ bz4x リコールはハブボルト?(^^♪

ソルテラ bz4x リコールはハブボルト?(^^♪みなさんこんばんは(^^♪














岸田総理の「貯蓄から投資へ」ってのがイマイチわかりませんね。
貯蓄っていっても銀行にお金を預けていれば銀行が運用します。
コレだと個人がそのまま投資するのと変わりがない

「タンス貯金から投資へ」ならわかるんですがw





んで今日の話題

ソルテラ bz4xでリコール発表されました。

タイヤホイールを取り付けているボルトが緩むらしい・・・

記事によると・・・
「不具合箇所はタイヤを取付けるハブボルト。急旋回や急制動の繰返し等でボルトが緩む可能性がある。そのため、そのままの状態で走行を続けると、異音が発生し、最悪の場合、タイヤが脱落するおそれがある。」

っだそうです。

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なんか珍しいですね。

以前レクサスのハブボルトでも書いたのですが日本車に多いボルトナットではなく欧州車に多いボルト固定です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1594506/blog/44790245/

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設計上は軽量化できて強度も上がるはず

多分レクサスと同じ太さ14㎜じゃないかな
(締め付けトルクは140N.m)

R35GT-Rはナット式ですが標準車は12㎜でニスモが14㎜です

なので太さ的には十分な強度があるはず

メッキとかホイールの座とかの問題かな?って思います
めずらしいリコールですね




詳しいことはわからないのであくまで想像デス


つ~ことで続報を待ちたいと思います


デハデハ






Posted at 2022/06/25 02:35:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他のクルマ♪ | 日記
2022年06月20日 イイね!

アケボノ新構造キャリパーAWP Brake Caliper(^^♪

アケボノ新構造キャリパーAWP Brake Caliper(^^♪みなさんこんばんは(^^♪










カナダGPでハミルトンが元気だったんでビックリしました。
先週はマシンから出れなかったのにw



んで今日の話題

アケボノから新構造のブレーキキャリパーが発表されました。

フローティングタイプ(いわゆる方押し式)で対抗ピストンの性能をもっているソウデス。

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構造をみてみると片持ち式のようですがピストンが対抗しています。

またアンカービーム構造と言って回転方向への傾き(チルト)が減るような構造のようです。







なるほどね~って思いながら考えるのですが・・・
そもそも何故対抗ピストンのブレーキキャリパーが優れるのかを考える


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簡単に言えば・・・
可動する部分を軽くして抵抗を減らす為です


対抗ピストンであれば動くのはブレーキパッドとピストンだけです。






コレがフローティングタイプ(片押し式)だとキャリパーボディを動かさないといけない

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鋳鉄でできたキャリパーボディは当然重いのでレスポンスが悪くなるわけです。

また対抗ピストンはほぼ同時にブレーキパッドを挟みますが、フローティングタイプ(型押し式)はピストンが先に動いてから反力でキャリパーボディが動くわけです。
レスポンスやフィーリングが悪くなるのはこのためですね。



そういった事を考えてアケボノ新構造ブレーキを見るとピストンは二つありますが、結局軽い方のピストンが先に動いてから反力が働きます。



つ~ことで、個人的にはそこまで効果???

まぁアフターパーツなんでそもそもスペックが向上してるので良いのかもしれません


■製品特長
優れた意匠性
純正ホイール、純正ディスクロータでの装着が可能
対向型ディスクブレーキと同等のブレーキ応答性
純正製品比で20%の軽量化を実現し、純正製品と同等の耐久性を確保
専用開発品のブレーキパッドにより、ブレーキダストの低減を実現
キャリパーカラーは全5色(ブルー、レッド、ホワイト、シルバー、オレンジ)で展開


まぁアルファードとか用ですからね。
見た目と性能って感じなんでしょうかね。

つ~ことで今回もブレーキネタでした

デハデハ
Posted at 2022/06/20 22:18:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | お勉強 | 日記
2022年06月14日 イイね!

水冷ブレーキキャリパー(液冷ブレーキキャリパー)(^^♪

水冷ブレーキキャリパー(液冷ブレーキキャリパー)(^^♪みなさんこんばんは(^^♪











東京都の太陽光発電義務化はビックリですね~
条件的に不利な立地でも押しつけられるのはいかがなものかと思います。
実際は業者への義務で目標85%って書いてありましたから断ることもできるのか?

個人的には太陽光発電自体が中国製になりまそうなんで、それもどうかと思います。
また、中国製はウイグル強制労働問題も関係するかもしれません。
私は日本の製造業なので、ぜひ日本の産業も含めた政策にしてほしいです。





んで今日話題は水冷ブレーキキャリパー

まぁ実際は水で冷やすとソッコーで沸騰するのでブレーキフルードを使うようです。
なので液冷ブレーキキャリパーがほんとの言い方かな
(イメージしやすく水冷とかきました)




昔のWRCとかだと本当に水をスプレー噴射してたみたいですが、ブレーキキャリパーが800度とかになりますので焼石に水状態ですねw


ちょっと前のGTではブレーキキャリパーに別流路があってブレーキフルードを循環させフルードクーラーで冷やしていたようです。
(タイトル写真は青木選手のTwitterに載ってたAPの液冷ブレーキキャリパー写真で冷却用フルードが通すニップルがついてます)


もちろん、ブレーキフルードや、ポンプ、クーラ等で重くなりますのでメリット・デメリットを比較して採用します。

最近のレーシングマシンでは軽量な空冷がほとんどですね。



WRCでは最近でも液冷ブレーキキャリパーを使っています(^^♪

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WRCのメキシコとか標高が高い(標高2700m)と空気密度が低く冷えない
また、ブレーキロックしないように柔らかいセラミックパッドを使用しようとすると耐熱温度がオーバーするからだそうです。

サーキットと違い、WRCでは車速が低く、冷える暇もないくらいブレーキ使用率が高いことがあげられます。
あと安全性やハイブリッド化等で車体自体が重くなってるのもあるかな。



ブレンボではこのように書かれています

「WRCでのターマックの際、従来のキャリパーではブレーキシステムが十分に冷却されず、ドライバーによるブレーキングの際にコントロール性が損なわれる、という事から、液冷式キャリパーが求められるようになりました。
この液冷システムは、ブレンボがWRCの舞台で初めて採用するシステムであり、このシステムによりブレーキ 性能が確実に、大幅に向上します。実際、この新しいキャリパーでは温度が約80℃~100ºC度低下し、空冷式システムとの比較ではキャリパー温度は最大で45%も低下します。
この温度低下により、効力が高く摩擦係数の高いよりアグレッシブなコンパウンドのパッドを使用しても、キャリパーの過度のオーバヒートを防止できます。
この新しい液冷4ピストンキャリパーはビレットから機械加工されており、軽量構造を誇ります。外観は従来の キャリパーとさほど変わりませんが、この冷却方式のためにリザーバーおよび冷却液を循環させる放熱面など の新しい機能を備えています。
この構造による重量増加は、WRC用空冷キャリパーと比較した場合、わずか0.2kgに留まっています。」


っだそうです。
面白いですね~

80℃~100℃も下がるんですね。

つ~ことで今日は普段見れない液冷ブレーキキャリパーについて書いてみました

デハデハ
Posted at 2022/06/14 22:33:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | お勉強 | 日記
2022年06月13日 イイね!

1G締め付けにコダワル(^^♪

1G締め付けにコダワル(^^♪みなさんこんばんは(^^♪








F1アゼルバイジャンの角田選手は惜しかったですね~
やっぱり今年のバウンシングによって壊れることが増えた感じです。
しかしテープ補修とは驚いた。

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GTレースとかでは見るけど・・・
F1のリアウイングはなかなかないですねw


F1でリアウイングのフラップが飛んでくと恐ろしいことになります。
入賞できないならPUのマイレージも考えてリタイヤでもよかった気がします。



ちなみにルマン24hではテープ補修は認められないようです。
基本カウル交換

やっぱりカウルがぶっ飛ぶと危ないし、ぶっ飛んだ場合は処理でマーシャルが危険にさらされる

GT3でもルマン(WEC)対応は交換前提で設計され、キャッチャー固定だそうです。(F1のようなスプリントだと基本ネジ固定)

角田選手は残念だったけどカナダも同じ感じのコースですし頑張ってほしいです。




んで今日の話題はサスペンションの1G締め付け

もうネットでは当たり前のようにサスペンションの1Gかけてサスペンションボルトを締め付けるってのが流行ってます。
ゴムブッシュでは捻じれがあるので、捻じれを取るためですね。


個人的にはピロブッシュでいいじゃんと思うのですが、すべての人がサーキット走るわけでもなく・・・
お手軽にできるのはありだと思います。

ただ、ちょっと話聞いてて思ったのが、やるならもうちょっとコダワリを。


まず1輪ずつやるとスタビが捻じれたままになりますからやるなら4輪すべてに荷重をかける

もちろんスタビ保持のブッシュもボルト締め直しましょう



また、せっかく1G締め付けしてるのに・・・・

ドライバーの体重が加味されていない

アライメントもそうですがやるならドライバーの体重も加味した方がいいと思います。
(ショップでアライメントを取ったときにドライバー体重まで加味してるところがあればいいですね)


ちなみに市販車ではS660とか最初から1G締め付けしてますし、新型ステップワゴンも2名乗車を再現した1G締め付けをしています。

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サーキット走行車だけでなく、ミニバンまで1G締め付けしていることにコダワリをかんじますね~~~



まぁそこまでやってわかるかどうかは別ですが・・・

つ~ことで今日は1G締め付けにもコダワルって話でした。

デハデハ



Posted at 2022/06/13 22:42:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 能書き | 日記

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「玉木から誘っといて公認取り消しって笑った。
なら誘わなかったらよかったやん。
辞退ならわかるけど」
何シテル?   06/11 20:41
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