
生まれながらにして、すでに
伝説的な存在となることを運命づけられたクルマである。
頑なまでに貫かれた設計哲学、そして、技術の徹底した追求から生み出された、最高水準の走りがここにある。
そのたぐいまれな才能は、時代を超越し、いつまでも輝きつづけるにちがいない。
人々の熱いまなざしを全身で受け止めながら。
モノフォルムバケットシート
GT-Rのシートは、グループAカーのそれをモチーフに、ロードカー用として、ファインチューニング。インバース形状とすることで、ホールド性の向上と窮屈感の解消を同時に図っている。
アルミキャリパー対抗ピストンブレーキ
速いクルマほど、安全でなければならない。サーキットの制動力をそのまま移植した4輪アルミキャパ―対抗ピストンブレーキ
SRSエアバックシステム(後期より)
GT-R。
それは、速さへの挑戦である。圧倒的なエンジンパワー、卓越したハンドリング、優れたスタビリティ、そして高剛性ボディ。
そのひとつひとつのプロセスに凝縮されたテクノロジーが、エンジニア達の熱いスピリットが注ぎ込まれている。
乗る人すべてに濃密な一体感を、味わっていただきたい。それはエキサイティングにして官能的な時間となるはずだ。
パワーユニット―――RB26DETT
「GT-R」の復活の原動はあくまでも、このRB26DETTエンジンである。ストレート6.2568ccツインカム24バルブ。インタークーラー付ツインターボ
2基のターボチャージャーは同一方向に向けて配置され、エキゾーストを後方で1本に結合するレーシングタイプのレイアウト。排気干渉を抑え、レスポンスの向上を図った。このエンジンの潜在能力は凄い。第一級のレーシングエンジンを目指し開発されたという点で、他の市販エンジンとは確実に一線を画す。パワーがある。レスポンスが素晴らしい。そして、どこまでも飽和を知らない加速感。アクセルを踏めば瞬時に加速する魅力のリニアリティ。そこには、ドライバーの期待値をはるかに超えた、圧倒的な走りの世界が存在する。
6連スロットルチャンバー
量産車では通常、スロットルバルブ(絞り弁)は吸気側に1箇所、スロットルバタフライが付いている。
レスポンスにこだわった結果、このエンジンでは、インテークマニホールドのすぐ上、それぞれのマニホールドにスロットルバルブを設けるという、緻密なエンジンのメカニズムを採用した。
これにより、スロットルバルブからシリンダーまでの吸気管長が短くでき、スロットルに対するシリンダー側の反応が俊敏になる。スロットルを開きかけた時のレスポンスの立ち上がりGT-Rはスロットル操作の微妙なリニアリティにも妥協せず、より人間の感性に近い性能を実現している。
大型空冷インタークーラー
ナトリウム入り中空EXバルブ
シリンダーブロック剛性強化
ステンレス鋳造EXマニホールド
フロント・リヤマルチリンクサスペンション
新構造ショックアブソーバー
SUPER HICAS
電子制御トルクスプリット4WD/ATTESA E-TS
Posted at 2017/02/01 18:42:14 | |
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