1つは、「Production/Service final calibration」、
もう1つが「Clutch self-calibration」である。
これらは、似ているようでやっていることは少し違う。
「Production/Service final calibration」の方は、ギアボックスコンピュータに調整プログラム(バッチ)の実行コマンドを投げ、ギアボックスコンピュータが5分くらいかけてクラッチのオンオフや各ギアへのシフトを繰り返し、クラッチのミートポイントやギアシフトのトラベルなどの微調整を行う、というものだ(多分)。
対して、「Clutch self-calibration」の方は、MultiEcuScanから出すのは、「クラッチミートに関する学習をリセットしなさい」というコマンドだけ。後は、その直後のクラッチの動きから、ギアボックスコンピュータがクラッチミートを再学習する、というものだ。多分。説明書きを読む限りwww
つまり、こちらはギアシフト周りは変更しない、ということのようだ。
また、説明には、「クラッチやアクチュエータの交換を行ったときなどにやってください(意訳w)」的なことが書いてあるあたり、まず大まかな調整をこっちで行い、その後「Production/Service final calibration」で最終調整を行う、というイメージだろうか。
今までは、「Production/Service final calibration」がそれなりに効果があったのと、「Clutch self-calibration」の説明に「2速に入れて3,000回転まで全開くれろ」などと書いてあるので敷居が高い、ということもあり、「Clutch self-calibration」のほうはやったことがなかった。
しかし、「Production/Service final calibration」を行ってもだんだんズレが出てくるのが気になり、根本的な解決になればと、調整幅の大きそうな「Clutch self-calibration」を試してみた。