
三連休の中日。
朝起きると・・・霧が物凄く、路面も濡れている。
しかし・・・ちょっと腰を落ち着けてZX-4のFCRの
セッティングをしたいのだ。
今日の課題は低~中速の加速感。
出来れば高速域も、よりトルクを厚くして、更に乗り易くしたい。
しかし・・・セッティングは、アイドルの状態でアチコチキャブを調整する必要がある。
マフラーがかなり?!五月蠅いので、流石に家の車庫じゃご近所さんに大迷惑。
なので、国道新4号線のガード下で、心ゆくまで調整(笑)なのだ。
先ずは何時もの所で一枚。
いや~、霧が凄い。
走っていると、メットのシールドにも水滴が着きますねぇ。
少し走って道の駅しもつけの近くのガード下に到着。
曇天で少し風も有って、やっぱりちょいと寒いなぁ・・・まぁ、しょうがないかな(笑)。
今日は、先ず4連キャブの同調を取るのだ。
OHの際、一応スライドバルブの位置を規定値に合わせ、バルブ~ボディのクリアランスも
均一にしたのですが、やっぱり低速~中速でボコつく感じがするのです。
なので、キチンと計器を使ってキッチリ型を付けるのだ(笑)。
アストロ工具で入手した4連バキュームゲージ。
キャブをバラして、ノーマルで設置されている1-4、2-3気筒感のバランスチューブを外し、
そこにバキュームゲージをセットしていきます。
キャブを外して・・・面倒くさい・・・けど、手慣れてあっという間に完了(笑)。
セットしている途中のマイ・アンダーガード・ガレージ(笑)。
幾らENGを吹かしで騒音が出ても安心ですねぇ。
これで吹き抜けの風が無ければ更に良し・・・って贅沢?(笑)。
ENGを掛けて負圧を見てみると・・・
ゲゲッ!相当に狂っているよ~。
気筒間のバラ付き規格は2cmHg以内なのですが、10cmHgもありました(爆)。
こりゃそもそもボコボコ言うわなぁ。
<Before>
さて、調整するかな~。
・・・
・・・
・・・なんて思っていたら・・・7mmのコンビ、忘れた(笑)。
スライドバルブの位置を調整するのに必要だが・・・しょうがない、カミさんに持って来て貰おう。
救世主・カミさんが帰るの図。
7mmのコンビ、といっても絶対に解らないので、工具箱丸ごと持って来て貰いました(笑)。
カミさん曰く、”一本だけなの?でも解らないから・・・” サンキュー!
ENGを掛けっ放しのまま、ああでもない、こうでもない、と格闘する事20分位?!
ようやく規定値の2cmHg以内にする事が出来ました。
#3cyl、ちょっと高いように見えますが、これはゲージの振れ。
実際はほぼ気筒間バラつきゼロにする事が出来ました。
アイドル音も ボー・ボッ・ボッ・ボー・・・ という少しくぐもった音から、フォー・・・に近い、
済んだ音になりましたねぇ。
もう一度アイドルを再セッティング。
低速に影響を与える AS(エアスクリュー)をもう一度弄って、
前回:1回転戻し->今回:1.5回転戻し、にしました。
中速~高速まで影響するJN(ジェットニードル)も仕様変更。
もともとJNは、当時モノのSP仕様 ”98B75” をセットしていましたが、今回は、 ”98B74” へ。
ネットで色々仕様を調べましたが、全く情報が出て来ないSP仕様JN。
ただ、5桁目は、ストレート径を表しており、KEIHIN純正はアルファベットが若い程、径が細い=濃い。
SP仕様は、数字が若くなる=濃い、と想像して、一度交換してみるのだ。
クリップの段数は4のまま変更せず。
取り敢えずセットアップ完了。
工具も片付けて、ちょいと走ってみるかな~。
アンダーガード・ガレージ、中々快適でした。
また来ようっと(笑)。
ぐるりとアチコチ走って、何時もの新4号沿いの道の駅 しもつけ で、BMW K1600GTLの横へ駐車。
いや~、クルーザーですね・・・凄い迫力です。
異音やガス漏れも特に無し。
少し距離を走ってみるかな。
ちょっと足を延ばして、栃木市から山の方へ。
山の木々は、綺麗に紅葉していましたね。
もうちょっと天気が良かったらな~。
峠道では、相当に良い感触。
一方、やっぱり中間域はもうチョイ煮詰めが必要かなぁ。
<今いまの状態>
<良い所>
・同調をキッチリ取った所為か、中速~高速域はトルク感が増して、更にパワフルな吹け上がり!
JN(ジェットニードル)の交換も功を奏したようですね。
・同じく中~高速域のENG音は、乾いたキレのある、甲高いモノになりました
・速度に対し、キッチリギヤを合わせて加速すると、メチャ気持ち良い~!
<イマイチな所>
・6,000~9,000rpmでちょっと感じる吹けあがりの鈍さ、トルクの谷間
・アイドルし続けると、段々回転数が下がってきてその内停止
何だか燃料が濃すぎる感じ?かぶった様な症状
・ある程度ワイドオープンにも加速が付いてくる様になったが、まだボコつきあり。もう少し何とかしたい
ノーマルCVKキャブは、負圧式であるが故、アクセル開度による負圧変化に応じ、燃料が自動的に
ミキシングされる為、それほど気を使わずに、ある意味乱暴にアクセルを操作出来、それなりに走ります。
そういった意味では、ちょっとアクセルワーク、乗り方を変える必要があるかもしれませんね。
しかし・・・FCR、奥が深いですね。
もう少し煮詰めて、もっと楽しくしたいなぁ。
明日は天気が良い様子。
朝練に行ってくるかな。