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2018年02月18日 イイね!

茨城県鹿島鉄道線の廃駅、借宿前駅に乗り入れてみた

茨城県鹿島鉄道線の廃駅、借宿前駅に乗り入れてみた茨城県には比較的新しい廃線が2社(2本?)あります。
鹿島鉄道線日立電鉄線です。
鹿島鉄道線は2007年4月1日、日立電鉄線は2005年4月1日と、ここ10年で両社とも鉄道事業から撤退しました。
その為、廃線の跡がまだ色濃く残っているケースがあるようです。
例えば、常陸太田市大森町付近では日立電鉄線の跡が残っている場所があります。
仕事中にこれを見て、これは何だと調べたところ、日立電鉄線と鹿島鉄道線を知りました(笑)
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通常、廃止にあたりレールの撤去は当然ながら、駅も取り壊されるケースが殆どです。
もはや存在していても仕方ありませんし、人がある程度居る場所に建てられていますから、他に有力な建物を建てた方が有意義です。
日立電鉄線は殆どのレール・駅等の施設を解体撤去していますが、鹿島鉄道線は、wikiによると「廃線後の線路や駅舎は順次撤去されることになっていたが、現在は撤去作業は途中で中断され、今も線路・駅舎が一部で残っている。」との事。
という事で、せっかくなので適当な駅を調べて、行けそうな廃駅がないかをチェックしてみました。
八木蒔駅借宿前駅がまだ現存していそうです。
どちらでも構いませんが、なんとなく借宿前駅に行ってみます。
ちなみに借宿前駅に行く前には、竹内農場西洋館にいました。

さて駅近くまで来ました。
この直線を抜ければ、借宿前駅の駅前に出るわけですが…
この何もなさ、駅が出てくる気配がしませんが。
すれ違いすら大変です。
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と思っていたら、ありました、が。
借宿前駅です。
ここが駅へ入る入り口ですね。
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線路跡を挟んで四差路になっており、誰も来ないだろうけど停める場所がないなぁ。
ちょっと強引に踏切跡に停めまして、撮影だけ。
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しばらくして「これって86でも駅に乗り入れられるんじゃない?」と思ったので、入れてみます。
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意外とすんなり収まりました。
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踏切跡にはレールがあり、ここが駅とともに鉄道跡である事を教えてくれます。
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この先は榎本(エノキモト)という駅へ繋がっていました。
榎本駅は解体され、新しい住宅が建っています。
逆側は巴川駅です。こちらは駅が現存しているようです。車の乗り入れは難しそうですが。
木造の駅舎が残っているようで、なかなか美しいようです。
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駅の方も見てみましょう。
壁に、4点で止めていた駅名のプレートがあったそうですが、現役時代から取り外されていたようです。
待合室の状態は良く、今も使っていると言われても違和感はありません。
手前にある杭木は、元は簡易的な有刺鉄線が巻き付けてあり、入り口以外からの侵入を封鎖していたようです。
乗り越えようと思えば乗り越えられてしまうんでしょうが。
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この逆U字に、駅名と時刻表があったようです。
オレンジの棒にはミラーがついていました。
情報・当時画像:鉄分多め(新線)様
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建物本体以外は、朽ちています。
廃止から10年あまりです。
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駅の奥には、階段があります。
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トトロに出てきそうな、未舗装の道につながっていました。
恐らく、現役時はこちらからの利用者も多く、利便性を図るために作ったのだと思います。
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駅の上から。
乗り入れ可能な廃駅だからこそ、成せるワザですね!
福島県の秘境駅の赤岩駅なんかも気になりますが、たぶん泥道にハマって帰れなくなりそうです。
いい加減、車を変えろってハナシですね。
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見るところ見たので、移動しましょう。
鉄道は、動いている物は門外漢ですが、廃されてると興味が湧きます(笑)
乗り入れ出来ると思っていなかったので、満足です。
鹿島鉄道線の廃駅撮影は、とりあえずここだけにしておきます。
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巴川駅方面、つまり鉾田駅方面。
廃線跡を辿る方は、ずっと歩かれるのでしょうね。
割と楽しそうです。
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Posted at 2018/03/12 02:02:18 | コメント(4) | トラックバック(0) | 廃墟 | 趣味
2018年02月18日 イイね!

茨城県龍ヶ崎市の100年前の赤レンガ、竹内農場は美しい

茨城県龍ヶ崎市の100年前の赤レンガ、竹内農場は美しい茨城県龍ヶ崎市に、妖艶ながら神秘的な廃墟があると以前より聞いていました。
おどろおどろしい森の中にある西洋館で、例のごとく心霊スポットと言われていたようですが、全く心霊と関係ありません。
酷いものになると「赤ワインを飲んでいる西洋人が、吸血鬼と勘違いされて殺された西洋館」と書かれていますが…
この施設は、日産(ダットサン)の創業者である竹内明太郎氏や元首相である吉田茂氏の父である、偉人竹内綱氏が1920年から10年程所有していた建物です。
※一部サイトで「竹内」と記載されいるのが散見されますが…「」です。

10年ほどで売却された後は廃墟になっていったようですが、その外見は100年近い時を経た今も、美しい外見を保っています。
それ故に、落書や破壊をしようとする無粋で無遠慮な侵入者が後を絶たず、近隣とのトラブル等も度々あったようです。

86も撮影に混ぜたいところですが、狭路にあるようなのと住宅が近い事、上記のようないざこざがある事、車を停められるかよく判らない事ので、どこかに停めて様子を見る事にしました。
たまたま近くの公園に駐車場が併設されていたので、86をここに捨てて歩いていきます。
ここの駐車場は入り口がクランクになっており、入りにくいです。GoogleMAPのレビューにも書かれていました…。
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そして、地図を見る限り、このような行き方が良いと考えていました。
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ところが……。
南に下る方面には、厳重な立入禁止ゲートがありました。
住宅地の真っ只中ですが、脇も固めてあり、かなりやる気なゲートです。
中に車がありますが、土地所有者の物なのでしょうね。
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なお、横からの侵入も禁止されていました。
過去に何かあったのか。まぁ、住宅地で余所者がウロウロするのはよろしくないですね(戒め)
歩いて大回りする事にします。
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そこそこ歩くと、ありました。
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思ったより拓けています。
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こういう写真を見てから興味を持っていたのですが、少し雰囲気が明るぎますね。
写真:スゴロク 様
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というのも、 この竹内農場のすぐ近くまで太陽光発電施設が作られ、鬱蒼とした林は整地されて垢抜けたような雰囲気になっています。

本当に茨城のメガソーラーは、一部のマニア殺しですね。私のブログにも度々登場します。
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※現在、NPO法人龍ケ崎の価値ある建造物を保存する市民の会様のご活動によって、竹内農場の保存が進められています。


建物全体は立入禁止の張り紙が至る所に貼られています。
立ち入りしないで撮影させて頂きました。
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改めて、建物を見てみましょう。
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 入れないんでねー。
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中に樹が生えている。廃墟から推定90年弱ですが、立派な樹です。
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見上げても、高くて撮らえきれない。
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地下室があるとの事ですが、中には入れないので。
一部サイトでは、結構深いなんて書かれています。
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現在はこの廃墟しかありませんが、その名の通り、この蛇沼近辺には農場がありました。
竹内綱氏はこの地に大農場を開拓し、当時最新の機材投資を行っていました。
ここで最新の技術を駆使して作られた農作物は、高萩市や北茨城市等の県北炭鉱へと送られたそうです。
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しかし、開拓後間もなく関東大震災や炭鉱の衰退もあり、10年程度で関係者の手を離れてしまったようです。
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落書きもありますが、以前と比べると減ったようです。
何故、このレベルの建築物にそんな事が出来るのか…。
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レンガというのは時間が経っても、鮮やか且つ美しさが褪せません。
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時代的に、レンガの積み方はイギリス積み
積み方については、静岡県の石部隧道とかで。
意匠が凝っています。
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軒天とは言わないでしょうが…凝った意匠ですね。
農場としての跡は全て解体撤去されたとの事です。探せば何かしらあるのかもしれませんが。
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ちなみに、2018年4月22日(日)14時~ より、ドローン動画など交えた竹内農場西洋館の歴史を振り返る講演会が行われるようですよ。
詳しくは下記(他都府県・他市町村の人間が参加出来るのかは要問合せ)
http://r-shimin.sakura.ne.jp/custom44.html#spb-bookmark-13

そうした資料の中で、当時の写真があります。
写真:スゴロク 様
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ちょっと角度がきついですが…。
左側面が当時の写真の真正面ですね。バルコニーもあったんですね。
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正面はこんな感じかな。確かにバルコニーっぽい跡があります。
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という事で、竹内農場西洋館をあとにしました。
基本的に立入禁止です。
車を停める場所もありませんし、建物近くに停めると(誰も通りませんが)通行の邪魔になりますので通報されてもおかしくありません。
廃墟は静かにひっそり迷惑をかけずに楽しみましょう。

この次は駅の廃墟に行きました。86も出番が…。
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Posted at 2018/02/28 23:46:28 | コメント(4) | トラックバック(0) | 廃墟 | 趣味
2018年02月18日 イイね!

道路のふしぎ4:最も美しい道路標示「40高中」を見た事があるか

道路のふしぎ4:最も美しい道路標示「40高中」を見た事があるか道路のふしぎ、第四弾です。

普段、何気なく見ている道路標識…。
40キロ制限とか、警笛鳴らせとかのアレです。
その道路に必要な情報が載っています。
あれは「標識」です、が…
道路に書いてある40キロ制限、Uターン禁止…といったアレ。
アレらは「標示」と言います。道路標示です、はい。

コレら道路の標識・標示には細かい規定があり、中にはそのデザインが変更となる場合があります。
旧いものは速やかに撤去されますが、稀に撤去を免れて見かける事があります。
写真の物は、昭和35年(1960年)に廃止された「危険」標識です。
後輩は「」のあいつです。
見かけたら写真に撮ると自慢出来ますよ(標識マニアに)。
※引用元:国道を旅する 様
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道路標示にも同じ事が言えます。
仕事中、茨城県那珂郡東海村のとある場所で見かけましたので、まさかと思い…。
後日撮りに行きました。
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あなたはこの道路標示を見た事がありますか。
その名も「40高中」です。
見た事がある方の多くは、45歳以上でしょう。
何故なら、平成4年(1992年)の道交法改正でこの標示は廃止されてしまい「高中」の文字は削除されていきました。
26年経った今では殆ど見かける事が出来ません。
なかなかキレイな状態で残っていました。私は初めて見ました。
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では、この「40高中」はどういう意味があるのでしょうか。
昭和35年(1960年)に道交法が制定されてから、車のスペックに合わせて高速車・中速車・低速車という区分けをしていました。
代表的なものとして
高速車:普通自動車、250cc以上のバイク、60キロ制限
中速車:大型貨物自動車、250cc未満のバイク、50キロ制限
低速車:原チャリ、30キロ制限

つまり「40高中」とは、高・中速車は40キロ制限という意味合いになります。
低速車である原チャリは、元々30キロ制限なので含まれていないようです。

その後、車のスペック向上に伴い、時代に合わなくなった区分けを1992年に廃止した、というわけです。
廃止から26年経過した今では、茨城県や埼玉県を中心に100か所程度で目撃情報があります。
それらの多くが擦れて殆ど見えなくなっていたり、旧道や廃道に微かに残っている中、東海村の程度の良い「40高中」は、ネットではまだ出ていない場所のようです。

同じような仲間として「50高」「60高」等がありますが、速度の速い道=幹線道路で舗装の優先度が高い、という事で特に「60高」は見る事は絶望的のようです。
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旧道、廃道を扱っている大手サイト「RoadJapan 日本の道路、昭和の旧道を巡る旅」では、最も美しい道路標示のひとつとして、この「40高中」を挙げています。
かなり熱く40高中について語っています。
この40高中、その筋ではかなりの人気があり、専用のマッピングサイトがあったり、Tシャツが作られていたりします。
ツイッターのハッシュタグでも、#40高中 で多くの書き込みを見る事が出来ます(書いてる人は同じ人ですが)。
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また、かの高名なミュージシャンも自身の名前と道路標示を掛け合わせたアルバムジャケットを作製されていたりしました。
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私は標識・標示マニアではありませんが…。
見かけた時は、噂に聞くアレか…と思い、つい撮影してしまいました。
現存旧型道路標識写真集様では、かなりの旧型標識を掲載されています。皆様も、特に山道なんかに入った際に旧そうな標識や標示があれば是非注目してみてください。
中には、すごいレアものがあるかも知れませんよ。
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道路のふしぎ:洗い越しって何?

道路のふしぎ2:坂道にある標識の〇%って何?
道路のふしぎ3:道路脇に植えてる樹って必要なの?


Posted at 2018/02/20 00:43:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 道路のふしぎ | 趣味

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「[整備] #NSX トランクダンパーがぶっ壊れたので変えた https://minkara.carview.co.jp/userid/1644328/car/3056235/8313374/note.aspx
何シテル?   07/27 22:33
青い86/NSX/S2000と言えばこのヒト…というのを目標に、ブルーの86/NSX/S20000で楽しんでいければと思っています。 無言フォロー歓迎です...

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