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2019年11月03日 イイね!

青森県十和田市の誰も使わないサイクリングロード(後編)

青森県十和田市の誰も使わないサイクリングロード(後編)
このブログは、

青森県十和田市の誰も使わないサイクリングロード(前編)

の続きです。


前回、樹が倒れていました。

さっと乗り越えて先に進みましょう。
ここからは平坦な道になり、やっとこさサイクリングロードという体を見せてくれます。
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カーブに差し掛かると、コンクリートボックスのトンネルがある。
車道と交差している。
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記念に1枚。
長さ8m程、高さ3.5m程?
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この辺りは落葉も少なく、本来のサイクリングロードといった感じ。
この写真だけ見れば、普通に秋のサイクリングロードといえば通じそう。
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良い雰囲気だったので、1枚。
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山も
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晴れてきて良い紅葉でした。
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しばらく走ると
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カーブの内側に、案内看板。
例のテーブルも一緒だけど、木製だったら絶対腐り落ちてる。石にして正解だ。
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5.1km走ってきた。ここまでの道を見ると、もう階段からは解消されたらしい。
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かなり開けて、車道とまたぶつかった。
何故かここは「自動車・バイク進入禁止」のガードパイプが無い。車が入ってきちゃうけど大丈夫か。
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今ここです。
南の細長い道から来ました。そのまま北上します。
※goo地図
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先ほどの紅葉中心の景色から、見通しが良くなりました。
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自転車専用道路の続きはこちらになるので、続行します。
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またいつものサイクリングロードに戻ります。
ここは今までよりも勾配がついています。
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進入禁止のガードパイプがないから、ここら辺は四輪車も通っているのでは。
明らかな轍がある。
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フェンスに何故か緑色のタイプが出現してきました。
といっても規格は同じのようなので、分けてある意図はよく分かりません。
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車道横断です。
荒れ具合が今までよりも強い気が。
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今ここです。
自転車道は、そのまま北上して車道と並走します。
何故いつもgoo地図かというと、GooglemapにもOpenStreetMapにもインクリメントPの地図にも、この青森県道256号自転車道が載っていない為です。
さすがに国土地理院地図は載せているけど、なんか実態の道とは違う、すごい適当な線が引いてある…。
goo地図はゼンリン製の地図を利用している。というか現役の県道なんだから載せようよ。
なお、ゼンリンとOpenStreetMapはこの車道の先を県道256号線としているけど、実際は市道の十和田市道湯ノ台高原線。GoogleMapだと市道扱い。
256号線は自転車道なんだってば!
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既に文字が読めなくなったガードパイプ。最初の方と随分文字の消え方が違うのは、こっちの方が先に出来たからか。
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すぐ近くが牧場か何かの様子。
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また倒木。
でもアートな感じだったので1枚頂きました。
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また一段と荒れてきた道の先に見えるのは……階段!(笑)
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ここがラスト階段です。
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上がってきたら、また非常停止施設。もう気付かなかったよ…。
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ふと、横を見ると……えええええ~っ!
た、倒れてる!自転車専用道路標識!
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さすがに、ちょっとあんまりでは。
昨日今日倒れた感じじゃないところが、このサイクリングロード、死んでいる。
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ずっとぶつかり続けてきた車道と並走します。
八甲田山が見える。八甲田山という名前の単独峰は無いらしい。
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車道と比較して、管理が大きく違って悲しい。
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まだ自転車道である事を忘れていなかったか。案内看板が登場。
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残り、3.9km。結構来た。
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そしてすぐ向かいには、ここら辺では唯一の飲食店、高原のお食事処さんが。
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昼飯抜きで移動する私としては、めちゃくちゃ珍しく(恐らく初?)現地の飲食店に入る事にしました。少し自転車道から逸れますが、お付き合いください。
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山菜そばにしました。
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私が来ているうちに、2人組の親子と思われるお客も来ていました。GoogleMapでもレビューがそこそこありました。
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そして駐車場に、かなり年季の入ったスターレット・ソレイユLが。
何処かでみたような…。
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そういえば、朝、ここに向かっている途中に道を譲ってくれた日本一周カーだ。
8時前に国道103号線で出会って、12時前に自転車押してきた私と出会うようだと、どんなペースで一周しているのか気になる。
ナンバーは神奈川県だったが…11月6日から東北は冬季通行止めになる道が多いんだけど…。
調べてみると、みんカラのwヒゲモグラw氏の記事で正体を知る事が出来ました。高名な画家の方で、既に日本13周しているんだとか?
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自転車道再開。右に見えるのは駒形神社。
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再開し、早くも自転車道力尽きる(^-^;
でも通ったけどね。車道走ればいいんだけど、通ったよ。
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そして、道が2つに分かれた。
1つは車道と並走、もう1つは小高い丘。
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丘の方に近づくと階段があったが、茨だらけで痛い。
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前に回り込むと、こんな感じ。
もしやこれは…
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緊急退避所再び。
ブレーキが効かなくなったら、あの小高い丘の方に突っ込んでね!
って事らしい。
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こんな茨の山に突っ込むくらいなら、さっさと倒れる方が痛くないと思う。私はちゃんと階段まで降りたけど。
ちなみに緊急退避所、これだけではない。この先も3つか4つ同じものがある。
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ここからは、ずっと市道と並走する地味なコースとなるので、いきなり終点へワープ(笑)
やっとみんカラっぽくなりましたね。
どちらからスタートしてもヨシ。どっちがスタートというのはありません(起点青森~終点十和田ではあるけど)。
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本来は20km以上先の青森市まで繋がる計画で作られたサイクリングロード。
恐らく、完成する日は来ない。
やはりこちらのガードパイプも文字がかなり擦れている。
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壊れたまま放置されている標識。
登ってきた側と違い、こちらには自転車道を示す看板や案内は無い。
そして表題の通り、サイクリングロードで誰1人とも会う事は無かった。
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駐車場まで帰る途中、かなり大きな木の紅葉がキレイでした。
八甲田の山々もキレイだったし、景色が抜群なのは間違いない。
色々惜しいな~。
興味のある方は、自転車持って訪れてみてはいかがでしょうか。
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ちなみに、このブログで紹介した車道全てが冬季通行止めになります。11月下旬からGWくらいまでという事で、一年の半分は通行止めです。
黄色がスタート、青色が高原お食事処、緑色が終点で、全て通行止め(笑)。自転車道は規制されていないからワンチャンあるかも?って雪に埋もれてるんでしょうが…。
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なお、 ブログの情報は全て山さ行がねが様の道路レポートを参考にさせて頂きました。
より詳しく知りたい方はこちらで。
Posted at 2020/01/14 00:58:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 廃道 | 日記
2019年11月03日 イイね!

青森県十和田市の誰も使わないサイクリングロード(前編)

青森県十和田市の誰も使わないサイクリングロード(前編)
まだ佐渡ネタは残っているのですが…飛びます。
2019年11月3日、早朝から青森県十和田市へ向かいました。

この時は、ドラ割の東北6県周遊プランを利用しました。
これは東北なら、2日間で7,500円、3日間で10,500円で乗り降りし放題になるというものです。
いわき勿来→十和田ICで片道7,000円しますから、超お得です。南東北万歳(笑)
今回は3日間乗り降りし放題のコースを申し込みました。
※画像 ネクスコ東日本様
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で!

皆様、自転車専用道路をご存知でしょうか。いわゆるサイクリングロードです。
茨城でいえば、旧筑波鉄道筑波線の跡を整備した「つくばりんりんロード」が著名です。
実はつくばりんりんロードも、本来の名前は茨城県道505号線土浦潮来自転車道線といい、立派な県道なのです。
私も通勤は自転車を使用している自転車乗りの末端。サイクリングロードも気になります。


今回、青森県道256号青森十和田湖自転車道線へ向かいます。
昭和50年(1975年)から着工、昭和62年(1987年)に開通未だ全計画の半分程しか開通していない状態です。
青森市と十和田市から着工したものの、20km程の区間は未開通のままとなっています。
それ故、殆ど使われていないサイクリングロードと聞いており、もちろん青い自転車同伴で向かいます!
0時50分に出て、6時半くらいに花輪SAに到着。雨が降っていてゲンナリして仮眠し、7時20分に十和田ICへ。
さすがに結構遠いなぁ。クルーズコントロールが欲しい。
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途中、国道102号線の前を走っていた観光バスが速い事速い事…。
60~70キロくらいで雨のワインディングロードを走っていました。ここら辺なんて庭同然なんでしょうけど。
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少し道を間違えましたが…
片道500kmで自転車道最寄りの駐車場へ到着です。青森に正式に来るのは初めてです。
幸い、雨は止んできました。
やっと自転車降ろしたと思ったら違う場所だった時の虚しさったらないぜ。

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今、赤い〇のところです。
ここから青森県道256号青森十和田湖自転車道線に入ります。
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ガソリンスタンドの脇に
(ダッシュマットの色抜けが激しい)
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さりげなく、青森県道256号青森十和田湖自転車道線の立派な石工看板が。
地元の方も分からないくらいでは…もったいない。
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観光地という感じ。
実際、ここから十和田温泉郷に入ります。
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何か発見。
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県道青森十和田湖自転車線を示す看板。
全長11.5kmらしい。まぎれもなく青森県公認の自転車専用の県道。
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看板の横は広場があり、家族や自転車の仲間と語らう場所として作られたと思いますが、ベンチも東屋も大分苔むしています。
石碑は自転車道についてではなく、詩?が刻まれていたので写真に撮っていません。
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よし、自動車・バイクも乗り入れ禁止されている自転車専用道路の正式な登場だ!
と、かなり自転車も入りにくい。
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一応、まだ歩行者は良いらしい。
ちなみに、この右側が広い駐車場となっており、86も停めてあります。
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今ここ。
ここから北に向かって腸のようにウネウネしている道路が、先ほどの看板に載っていた自転車専用道路です。
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今回使用するカメラは、最近購入した中古コンパクトデジタルカメラ、SX720HS(キャノン)です。
一眼だと厳しそうな場所への持ち込みや、光学40倍ズーム目当てで購入しました(なるべく一眼持って行くけど)。
今回は、一眼だと自転車乗るのも降りるのも面倒そうなので。
とうとう歩行者も消え、自転車専用道路である事を示す標識があり、自動車・バイク進入禁止のバリケードが。
しかし…
しかし…
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いきなり階段だよ!
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まぁ登るけどさ。
歩行者が標識から消えていたんだから、降りて自転車押すのは違反なのか?若干気になる。
そして、このバリケードは自転車に乗ったまま下る事を防ぐためにわざわざ設置しているらしい。
自動車・バイク・自転車もバリケードしている。
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緩やかな登坂になっている。
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湯気が出ている。
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そこには煮詰まった…ではなく、温泉。
上には建屋があり、十和田温泉郷の施設であるようだった。
触るとなるほど、温泉だった。
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温泉を後目に、また階段。
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ここで、少し道に変化があった。
谷に橋がかかっている。
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焼山小渓橋。
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昭和62年(1987年)12月竣工。
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沢の名前は、九平沢。
橋は、誰も通った跡が無かった。
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そして、またすぐ階段。
この階段、実は写真以上に長い。
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登ると、初めてセンターラインが引かれているのが見えた。
相当の通行量を見込んでいたと思うけど…。
まぁ、もう階段なんだけど(笑)
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とにかく設置されまくっている階段は、踊り場を設けて相当な勾配で登っていく。
直線だけ申し訳程度に設けられ、カーブは全て階段である。
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分かったよ!
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階段を上がったら、また目の前に階段が見えるサイクリングロード。
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ここまで、殆ど押して歩いています。
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お、久々に変化が。
最初に見かけた自転車専用道路の案内看板です。
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1.3km進んできたようだ。
このうち、自転車に乗れたのは0.6mくらいかな。
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もう階段も見飽きたと思うけど、通った本人の苦労もあるからもう少し。
これでも省略してるんだから!
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人の通った気配がない。
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突如、車道とぶつかりました。
自転車専用道路が道を譲る形になっています。
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今、ここですね。南のうねうね道から来ました。
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車道の方が快適そう。
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執拗な階段攻撃。
何故、こんなに階段が多いのか?
それはここが山だから(笑)
冒頭のつくばりんりんロードは、茨城県らしい(というか廃線跡らしい)平坦な道が延々と続くものであるそうだ。
この自転車専用道路を考えた方も、坂道は自転車が通るものではなく、なるべく平坦なところを走らせるのだと考えているように思う。
それを山に作るのはどうなのか。
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階段を登りきると、謎の植え込み。
周りの山と大差ない景色になっているが…。
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珍しく階段じゃないカーブを曲がったら、こんな看板が!?
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さっきの植え込みは、自転車のブレーキが効かなくなったら突っ込んで止まる為の砂(緊急退避所)だったのである。
ここはほぼ平坦なので、普通に走る分にはブレーキが効かなくなっても止まれるし、上の写真の通りキツいコーナーの先に砂があるので、砂に突っ込む前に曲がれずにガードパイプか山に突っ込む😓
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しかし、ここから少し勾配が解消されたようで、カーブがあっても階段を使う事がなくなった。
やっと自転車に乗れるぜ。
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?!
私の行くような道路に出現する「退避所有り」の標識。
普段はこれを意識しながら走行するが、自転車専用道路で退避所って…。どんだけ狭くする気だよ。
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しかし、その正体は自転車専用道路のパーキングエリア?とでもいうべき休憩所。
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ここまでの健康的なウォーキングサイクリングロードは2.5km進んだらしい。
何故か南北を逆にして地図が描かれており、なんだか慣れない。
というか、これだとすごい快適な1本道のように書いてあるが…。
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果たしてここは使われた事があるのか?
ここに家族が来て、お母ちゃんの作ってくれた手作りのサンドイッチなんかが出た事があるのだろうか。
いや、無い。なんか前に身を乗り出さないとテーブル使えなそうだし…。
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物凄い九十九折で登っていくのが見える…。
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打って変わって平坦な道路に変わった。ただ、ロードバイクはパンクするんじゃないか?というくらいの枝で敷き詰められている。
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わざわざご丁寧にカーブの標識まで(カーブミラーもあるよ)。
さすが青森県道。
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一応、紅葉。
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また階段が襲ってきた。鬼のような九十九折は、階段によって解決されるのか…。
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登ると、またどこかでみた植え込み…。
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矢印のところに緊急停止施設がある訳だけどさ。
絶対こんなところでお世話になる事ないよね。こんな平坦な場所で突然ブレーキがイカれてこんな砂にお世話になるようじゃ、どのくらいの速度で走ればいいのか。
そもそも自転車ってそんなにブレーキ壊れるの?熱もって効かなくなるの?
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また待避所…。
という事は
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また出た、せつないパーキングエリア。
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やっと4km。ちなみに最後はこの道を戻ってくる事が決まっています。
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また出た、緊急退避所の看板。
昭和末期の自転車のブレーキ性能事情は知らないけど、こんなに勾配の無い所に連発するほどなのかよ。
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うねうね標識と同時に…
何の告知もなく、突然サイクリングロードが倒木で封鎖された。
現役の県道なのに、これはいいのか。
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幸い、自転車で乗り越えられる程度だった。
本来は、県道が倒木で封鎖されている事実を十和田市(あるいは県庁)に連絡するべきなんだろうけど、今日は旗日だし、誰の支障にもなっていないし、まぁいいか。
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文字数制限に引っかかりそうなので、一旦前編という事で<(_ _)>
Posted at 2020/01/12 09:37:58 | コメント(6) | トラックバック(0) | 廃道 | 趣味
2019年09月14日 イイね!

新潟県佐渡市の二ツ岩大明神には鳥居がたくさんある

新潟県佐渡市の二ツ岩大明神には鳥居がたくさんある
訳あって1年以上間が空いてしまいましたが、佐渡島の続きです。

9月14日、この日に3日間滞在した佐渡を離れる事になります。
朝、旅館を出発し、二ツ岩大明神という神社に行ってみましょう。
事前に調べたところ、道がイマイチな感じ?のようなので、例によって86を捨てて歩きます。
なんかよさげな場所があったので、借りてしまった…。
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二ツ岩大明神です。
道は普通の1.5車線という感じでしたが、ここにある駐車場は段差が激しく、ローダウン車はきついです。レンタカーなら楽勝ですね。
団三郎狸という、化け狸業界では高名な狸に所縁があり、ジブリの平成狸合戦ぽんぽこにも伝説級の狸という事で名前が出ているという事です。
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明治十七年の記載があります。
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入るとさっそく、鳥居がたくさん並んでいます。
木製の鳥居は、鳥居を作って願ったら人生成功した者を倣って作られた…らしい。
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かなり前のものが多いが、意外と新しく、ここ数年で作られたものもあった。
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雰囲気は悪くない。
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千本鳥居のような美しさとは、また違った具合です。
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しばらくすると、赤い鳥居が復活します。
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賽銭箱。
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本堂。不穏な空気(^-^;
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足場を組みっぱなし?
屋根は潰れています。
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お邪魔します。
中はたくさんの折り鶴が仕舞ってありました。
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太鼓。
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なんかグラデーションきれい。
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小さい鳥居、太鼓、時の止まった時計等。
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何故か外とつながっており、ここからスズメバチが入ってきていました。
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外も回り込めますが、行き止まりとなっているだけで目新しいものはありませんでした。
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動かないのは寂しいなぁ。
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立派な扁額。
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そろそろお暇します。
佐渡島のブログは以上となりますが、まだ新潟に戻って続きがありますm(__)m
Posted at 2020/12/19 17:11:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 景勝地 | 趣味
2019年09月13日 イイね!

新潟県佐渡市の鉱山跡、大倉走り、舟隠し岩を駆け足で…

新潟県佐渡市の鉱山跡、大倉走り、舟隠し岩を駆け足で…
なんか間違えて下書きに戻ってました😅

前回、廃墟や廃隧道をチラ見しました|д゚)
もう2020年になるのに、まだ9月の事を書いています。

佐渡に行く前から気になっていた景色があります。
新潟県道81号線、佐渡縦貫道路と呼ばれる道路沿いにあるこの場所。
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どう見ても鉱山跡なんですが、ネット上には情報が殆どありません。
81号線沿いに流れる入川には、鉱山跡が多くあるようです。
とりあえずは県道45号佐渡一周線から、県道81号佐渡縦貫線へ。
こう書くと、なかなかスケールが大きく感じます。
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86は適当に捨てます。舗装路と路肩は思ったより段差があってビビった。
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遺構が見える。
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鉱山のホッパー。
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事務所。
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この先、藪で全然見えないので…。
当時持ってたアレを使います。
左の道に登れば、先まで歩けるみたいですね。
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緑に覆われた緩やかなスロープになっています。
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一番上はこんな感じ。
広大なので、ここだけ調べてみるというくらいの余裕が欲しい。もう15時過ぎてる。
次回、佐渡に来る事があれば行ってみよう。
結局、何という場所なのかは分からなかった。
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続いてそのまま、大倉走りこと、大倉隧道へ。
本当はここから左に行けば旧道なんですが…なんか人が居そうで止めてしまった…。
ビビリすぎです。もったいない。見たいものを詰め込み過ぎてる。
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という事で、抜けた先の旧道へ。
ここから大倉隧道へアクセス。風化しているガードレール。
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やっぱり86は適当に捨てる。
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脇の甘いゲート。
しかし、9月の藪の深さは半端ない。
見ての通り、背丈ほどの藪を進んでいかなくてはならない。
大変楽しそうだけど…さっきから時間時間ばかりうるさいと思うけど、もう16:30なんです。
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大倉隧道がチラ見してる。
同隧道には第一と第二があるが、ここから見えるのは第二。
第一は最初に素通りした方から出なければ見えない。
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隧道の上にある岩には、落石対策でワイヤーで縛ってある。
今まで人が登る事もなかっただろうところに登って、治山施工する方々がすごすぎる。感謝。
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自分の頭上も、大分やれている。
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では、またアレを。
多分、売る前に最後に撮ったのが大倉隧道。
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治山している様子も良く見える。
本当は反対側まで飛ばしたかったけど…さっきの鉱山跡で結構使ってしまった。
今手元にある2号機ならもっと安定して飛ばせます。
大倉走りという名前は、かつてこの隧道が出来る前、人道として横の岩場を通って抜けていました。
旧旧道というやつですね。書いていたら、また行きたくなりました。次に佐渡に行く時は真っ先にここに来ます。
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そしてこの記事の最後。
佐渡に渡る前、北鵜島第3トンネルのところに名前の知らない面白そうな場所があったのでチェックしていました。
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これは何の施設?
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まずは、端っこにある道を行きましょう。
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柵があった?根こそぎありません。
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突如、階段が出現します。
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木製風の装飾がボロボロになった名前の無い橋がたくさん出てきて…
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何の前触れもなく、突然終わる道。
今までの階段や橋は何のため?
ここは崩落で壊れたというよりも、未成の気がする。
遊歩道的なものとして作ったはいいけど、途中で頓挫したのではないか。
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あるのは、この木製電柱一本だけ。
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画面右が北鵜島2号トンネル、画面左やや小さいのが北鵜島1号トンネル。
見晴らしは良い。
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引くと、佐渡北部で有名な大野亀という岩も見えます(画面左)。
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では、戻ります。
廃遊歩道なのかなぁ、情報がありません。
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壊れた階段。
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ここはかつて、舟にかかる税金徴収を逃れる為に、漁民が舟を隠しておく舟隠し岩という場所であったと言われています。これも現地に看板がある訳でもなく、何かで紹介されていた気がします。
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少し散策します。
先ほどの遊歩道?で使われていた木製風の装飾は、さらにボロボロに。
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どこが舟隠し岩だったのか。さっきの遊歩道のほうだったりして。
ここは地元の方が生け簀のように使っています。
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かつて木製のテーブルやベンチがあったらしい。
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近くの祠に、大切にお神酒が祀ってありました。
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北鵜島トンネルを3つくぐって、大野亀まで行きましょう。
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ここが大野亀。
167mの一枚岩だそうで、カンゾウという花が一面に咲く5~6月は美しいそうですよ。
電線が邪魔…。
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ここから北鵜島1~3号までの全てのトンネルが見渡せます。
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ちなみにここから一車線になります。交通量が思ったよりあるので、少し面倒です。
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ここから反対側まで行くのですが…大山隧道という連続隧道まで行くには時間がかかりすぎて真っ暗になり、ボツ。これもまた次の佐渡の時だな…。
もう少し続くんじゃ。
※GoogleMap
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◆関連記事◆

Posted at 2019/12/24 20:34:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 廃道 | 趣味
2019年09月13日 イイね!

新潟県佐渡市にある大正時代のトンネルや廃墟等

新潟県佐渡市にある大正時代のトンネルや廃墟等
前回、北沢浮遊選鉱場跡と大間港跡を見ました。

ここ佐渡市には「君の名は」の聖地があると聞いています。
君の名は、と言えば2016年に公開され、一大ブームとなったアニメ映画です。
ただ、モチーフは岐阜県や長野県と聞いていたので、佐渡市にもそんな聖地があるのか、行ってみよう。

…実際は、1952年に放送開始されたドラマ「君の名は」の聖地だという事でした。
当時は大変人気があり、1960年代まで続編が続いたようです。
尖閣湾揚島遊園というこの場所は観光地となっており、入場には費用がかかります。
施設内から見える景色は大変素晴らしいそうですが、外から少し撮影して離れます。
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さて、本題です。
やや北にトンネルが見えます。
鷹の巣トンネルというトンネルです。
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貫禄あります。
そしてあからさまな旧隧道。
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ロックシェードに名前が入っているのは珍しい気が。
右肩上がりの調子良い感じ。
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かなり高い山がそびえ立ち、トンネル以外の交通は難しい。
1975年に完成した、片側一車線のトンネルです。
延長49m。
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車止めも封鎖もない。
正直、86は入れると思います。
ただ…写真では分かりにくい轍と段差が、リアディフューザーに干渉しそうな懸念があるので遠慮しました。さすがに壊れそうだと思っている場所には行きません(笑)
スコップでフラットにしてもいいんだけどさ、さすがに疲れそう。
純正なら進入可能と思います。
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中は短い。
封鎖されている隧道が多い佐渡市では珍しい解放具合。
なお、この隧道の名称は北狄(きたえびす)隧道。ここが相川町北狄という地名だった為。
1917年(大正6年)開通、延長22m、幅3.2m、高さ2.5m(隧道データベースより)。
100年前に作られたトンネルで、巻き立て等はありません。
幅3.2mって、自動車が走る訳でもないのに思ったよりも広いな。
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出口。
微妙にカーブを描く。
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先は鷹の巣トンネルの擁壁があり、物理的に行き止まりです。
車の撮影には良いですが、バックで戻るのはちょっと嫌ですね。
何の意味もない道なので、何故封鎖していないのかよく分かりません。
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北狄隧道はこれで終わりです。
素掘りなのに落石が全然無いのは、岩盤が堅いんですね。100年前に開通、廃止後40年以上とは思えないキレイな状態でした。
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さて、次は戸中第一隧道・第二隧道に行きたかったのですが……
何故かまた隧道前に資材を置いて何かの工事中。
交通整理員が旗を振っており、途中で停車は不可。近づきがたい雰囲気だったので…今回はパスする事に。
ドラレコも前後とも64GBのSDカードだったせいで容量が足りず、帰宅後にここは残っていなかった。
これを教訓に、前後とも128GBのSDカードに変更しました((+_+))
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なんとなく気になる建物。
1970年代からあるようです。
2000年代後半には廃墟となっていたようですが、名称や施設内容についてはネット上で確認出来ませんでした。
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ここの崖下は、平根崎の波蝕甌穴群という国の天然記念物があります。
岩が波を受け続け、波が引いた際に細かな石などが渦を巻いて少しずつ穴を形成した結果、岩に穴が開くというものです。とても気の長い話です。
穴のある崖下までは歩道等は一切ないので、見れるもんなら見てみれば、という具合になっています。
大抵の方は行けるようですが、ご高齢の方やハイヒール等では難しいでしょう。
もれなくこの廃墟もセットでついてくるので、安全面が成っていないと佐渡の観光地レビューでは評価が最低クラスです。たどり着ければかなり良いみたいですね。
釣りは詳しくないですが、釣りスポットでもあるようです。
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謎の施設。
とりあえず、2階から覗いてみますか。
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全面的にタイル張りだったのかな。
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何故かいつも残っている和式便器がない。
こんな丸見えの空間だったとは思えないので、わざわざ壁を壊したんだろうか。あまりそうは見えないけど。
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1階へ。
少し危ない階段。
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ノコス・残すという解体時の目印のような書き込み。
何故、残したのか。
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受付。
配電盤のようなものがある。料金について書いてあったような気もするが、撮り忘れた。
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何の受付かというと…この大浴場のようなところの利用料金か?
しかし、壁にはシャワー等の給水・給湯配管跡が見当たらない。
この大穴は元々は窓だったのだろうか。この先は海なので落石はない、人為的に開けたのか?デカい岩があるけど、どこから?この施設のものだったのだろうか。
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隣の空間にも小さな穴があるが、窓が無い。
結構暗かったのでは。
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デカい穴から外を見ると、最高いい景色。
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この部屋の手前には、2台の洗面台があります。
扉は片引き戸だったように見えます。
やはり浴場だったと考えるのが妥当かな。
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1階の続き。
打ちっ放しコンクリートになっている。
先ほどと同じく、壊す・壊さないの書き込みがあった。
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不浄の場であるトイレは、廃墟ではキレイに残っているケースが多い。廃墟七不思議のひとつ。段差もあるし、行きませんが。
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トイレの隣にある、外に繋がる謎のスロープ。
現役時代からあったのかよく分かりません。途中でデカい岩があって立って歩けません。
というかさっきから、外で話し声がする…。なんか人が居るのか…。
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四つん這いになって外が見えます。話し声に加え、なんか複数の人の足が見える…(写真には映っていません)。
この先は柵等もなく、安全とはいいがたい絶壁です。
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意を決して穴からニョロリと出てみると、多くのおば様、おじ様達がいて、お互いぎょっと……。
知らんうちに観光バスが停まっていた。
というかこんなところに停まるのかよ。先に書いた天然記念物をご高齢の方が見に行くのは難しいし、廃墟もあって近寄りがたいのに…。
バスツアーなのに柵のない崖っぷちまで行って良いのは、割と緩い感じがして良い。
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他に車が来ると思わず適当に停めていただけに、観光バスが停まっていたのはビビりました。
停め方でいかに適当だったか分かって頂けると思います(笑)
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まぁ、廃墟があって嫌だなぁ…と思いつつ海を眺めていたら、この穴からいきなり人が出てきた方がビビるかもしれない。
バスがいたのは15分かそこらのようだった。

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ただ、ここに観光用の施設を作った気持ちは良く分かる。
この日の晴天と併せて、とても美しかった。
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この記事最後は、鹿ノ浦隧道。右に見えるのが現:鹿ノ浦トンネル。
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ここに隧道があるようだが、緑過ぎて何が何だか分からない。
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反対側へ抜けます。
延長270mあり、そこそこ長い。
現道は2003年に開通。かなり最近です。
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鹿ノ浦トンネルを抜けて振り返ると、封鎖された隧道が見える。
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鹿ノ浦隧道。
1934年(昭和9年)開通。
延長226m、幅4.5m、高さ3.7m(隧道データベースより)。
2003年に現道が開通するまでは、こちらの隧道を皆通っていました。
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山に刻まれた旧道。
R34GT-RやNSX後期型が生産されていた頃、まだあの道を走っていたんだぜ。
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石垣が見える。つい16年前までは現役だったこともあり、道自体は問題なさそうです。
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しかし、入り口部分は相当藪になっており、近づけません。
ウェブの端っこで…様を見ると、冬になると大分緑は弱まるようですが、雪の積もる季節は私が近づけません(^-^;
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まだまだ佐渡は続きます!
なかなか進んでいきませんが…早く終わらせて次に行かなくては(^-^;
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Posted at 2019/11/25 01:23:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 廃道 | 趣味

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「[整備] #NSX トランクダンパーがぶっ壊れたので変えた https://minkara.carview.co.jp/userid/1644328/car/3056235/8313374/note.aspx
何シテル?   07/27 22:33
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