きっとだれもがしあわせになるミニカー（EBBROその２）

さて、裏返すと、流石に細かい作りこみはありません。
マッ平らなフロアパネルに、マフラーのサイレンサーから先の部分だけ取り付けられている感じです。
ホイールの内側にブレーキディスクの再現をしている金属のパーツが取り付けられているのが判ります。

インテリアを上から見ます。
NAのVスペシャルを再現している物なのですが、全体的なタンの色は淡く、黄色っぽいNAのVスペシャルの内装と言うよりもNBのVSの内装っぽい雰囲気があります。
NA8のSr2なのでブレースバーとサンバイザーがピラーからピョコンと飛び出しています。
このサンバイザーはハードトップやソフトトップを取り付けるときの引っかかりともなっています。
かわいい灰皿も見ることが出来ます。
ブレースバーは黒いプラスチックの部品で取り外しを頻繁に行う事を想定してか、味気ない単なる四角い棒になってます。
デフォルメされていますが、ワイパーも付いてます。

メーターを撮影するために斜め上方後ろから撮影しました。
ハンドルは動きません、驚いたことにあえてホワイトメーターにしたメーターパネルにちゃんと針が描いてあります(^_^;)。
デジカメで望遠撮影しているので何とかわかりますけど、実物は信じられないほど小さいので、恐ろしく細かい仕上げです。

別の角度から運転席を写しました。
ドアのインナーノブは、なぜかNBになってますが(笑)そこら辺はご愛嬌と言うことで(^_^;)。
シートはちょっとぽてっとしたノーマルのNAシートを再現してます。
キックプレート、小さなABCペダルがちゃんと存在します。
ナルディクラッシックシルバースポークのハンドルはホーンボタンの中のナルディのエンブレムまで微妙に描いてあります(^_^;)。
シフトノブ、サイドブレーキレバーがウッドで再現されてるのはお約束ですが、流石にSr2の形ではないものの、コラムカバーからスイッチがピョコンと出ています。
流石にオーディオの部分は何だか小物入れみたい？ですが、エアコンのパネルは「あーそうそうこんな感じ」と言うモールドがされていて・・・
ずーっとみていると、運転しているような錯覚に陥りそうです(^_^;)。
本来はナルディも黒いスポークなのですが、個人的は明るい色のスポークのほうが似合うと思っていたので、嬉しい内装でした。

これ、1/43なんですよ・・・実物を見ると判りますが、ありえないほど小さいのです、

ソフトトップを取り付けた状態で後ろから見ると、NA幌の再現になってます。
後ろからの見え方も、とってもリアルです。

更にハードトップをつけた状態でのリアビュー。
後ろの窓枠が黒い所までちゃんと塗ってあります。
ブレースバーが付いている状態を確認することが出来ます。

京商のミニカーは2個ほど私の物の他の固体を見ましたが、どれも建付けが悪く、ハードトップが浮いた感じになっていたのですが、EBBROの物は収まりが良くて、凄いかっこいいです。

小さなモデルですが、手にとってぐるぐる眺め回しているだけで、ロドスタオーナーは幸せな気分になってしまいます。
価格もこんなに良く出来ているのに、4000円足らずで買えたのも嬉しかったです。

EBBROの箱書きです。
オールディーズっていうシリーズものらしいですが、1960～1970年代の物を中心に・・・って書いてあるんですけど、化粧箱には1996年って書いてあります(^_^;)。
それだけ人気のモデルだと言うことなのか、オーナーとしては嬉しい限りです。

ロードスターのミニカーと言っても、全部そろえると膨大なので、自分が持っているVスペシャルに合わせた物に限定して買っていますが、それだけ絞ってるのに、意外とまだまだ道は遠いようで、1万円を超えるような精密モデルなどもあるようです。
ロードスターそのものがとても息の長い人気を持った車なので、私の様にイエサブの前で泣いてかみさんに頼み込んで買うようなお父さんでも(笑)、時間をかけてコツコツ集められるのが本当にありがたいです。

ゆくゆくは1/43のガレージ等のジオラマや、1/18の車両整備工具のキットなど、ほしい物がまだまだあります。
EBBROの物も、NA6モデルでダークグリーンのものを買って、ジオラマで並べるのも楽しそう(^_^;)。

きりが無さそうな予感がします(笑)。