2/11(日)プロアイズ富士走行会に行ってきました。
30分x2回、23,000円
当日入場料、1,000円
teamXG'sで無料ピットを借りメンバーは、
yumeさん、takaさん、走魂さん、私の4名、
関東G'sメンバーは今回は参加者ゼロ、
はらりんさんはスタッドレス装着中のため応援参加、
地元富士の銀あるさんが写真撮影に来てくれました。
2/3(土)の
スパイシー走行会でインジェクターシールが飛びエンジン警告灯が点灯、
2/4(日)にバラしてシール飛びを確認しスバルで部品注文、
2/7(水)に予定より早く部品が届き夜な夜な組立、
インジェクターシールは薄く柔らかいプラスチックの皮?
高温高圧で溶けないのが不思議に見える材質ですが・・・
A型は普通に溶けて完全に消失します(^_^;)
装着は専用工具を使って伸ばさないように素早く正確にインジェクターの先端にハメます。
2回目のDIY修理なので失敗なし・・・とは行かず、
シール1個だけ専用工具の表裏を間違えて破棄しやり直し、
1個約290円と安く念のため10個買ったので問題ありませんでした。
組み立ててから即エンジンは掛けず、薄く柔らかいシールをシリンダーヘッドに馴染ませるため一晩じっくり寝かせました。
エンジン警告灯の原因が分からなかったため念のためA/Fセンサーも交換、
ユーザー車検時、排ガス値がギリギリで原因だったO2センサーは交換済みです。
現在78,000km、すべての部品に寿命があり、サーキット走行すると早めに寿命を迎えます。
インジェクターシールの交換作業はバイクのキャブをばらしてメインジェットを交換するような感じで、DIYで出来る作業かと思います。
しかし、Dラで修理するとなると、保証がどうの、サーキット走行は対象外だの、メーカーや本社の回答が必要だの、大した修理でもないのに大騒ぎになり自腹だと高額請求となります・・・
サーキット走行は自己責任、86/BRZ A型を維持し走り続けるには必須の作業です。
その他、
去年12月サーキット走行直後からエンジンルームから出始めたキュルキュル音の修理、
原因はトラストのアルミプーリーのベアリングのグリス切れ摩耗による首振り、
ボールが削れて鉄粉が吹き出し錆びて赤茶けてました。
2016年末に購入して、わずか1年で寿命・・・
とりあえず年始にプーリーを外してグリスアップして異音は消えましたが、
かなり首振りしていたので急な坂道で停車したりすると異音は出ました。
そこで交換用のベアリングだけ購入できないかトラストさんに電話して聞いたところ、
プーリーセットに含まれるウォーターポンププーリーの強度に問題があり、
全出荷品を回収し無償交換しているそうで・・・
ベアリングだけ購入はできないそうですが、
対策した新型を即日発送翌日着で送ってくれました。
丁度インジェクターシールの修理でバラしたので、併せてプーリーも交換しました。
取り外した旧型のプーリーはトラストさんに返送しました。
トラストさんの迅速な対応には本当に感謝ですが、
また1年後ベアリングが摩耗したらどうしようか悩むところです。
とりあえず定期的に外してグリスアップするしかなさそうです・・・
他には、
オイルブロックパッキンの寿命交換、
高温高血圧なFA20エンジン・・・丸1年でパッキンからオイルが滲み出ました。
滲み出たオイルは皿の小さな穴に回収されるので実害はありません。
Revolution空冷オイルクーラーですが
HPI製OEM品なので補修部品はHPIから購入します。
インジェクターシールを一晩じっくり寝かせた後、
2/8(木)夜にエンジンを掛けエンジン警告灯も消えて問題ないことを確認、
前日2/10(土)は修理する必要がなくなったので、
溜まったTポイントで買ってあった「TRDクイックシフト」を取り付けました。
スマホでYouTubeにアップされている交換方法を見ながら交換、
しかし交換後、単純にテコの原理でシフトチェンジが重くなり、
街乗りでは問題ありませんがサーキットでは重い固い・・・元に戻すか悩み中です。
交換が完了したのが土曜昼1時過ぎ、
天気予報通り念願の雨が降ってきました・・・
前回美浜で71Rに大量に貼り付いたマーブルを取るのも兼ねて確認走行、
雨の中走るとマーブルが綺麗に取れます。
途中山道でみんトモさんとすれ違い(^_^;)
洗車場でも何度かバッタリ会って、
お互いの車を乗り比べたこともあります。
その後、少し先のカーブ進入でブレーキがまったく効かず、
美浜のKIRIXコーナー進入で一度だけ発生したことがある「
鉄板ブレーキ」現象が発生・・・
ハンドルを切り続けアンダーで白線を超えて、
側溝に落ちる寸前でグリップ回復しギリギリセーフ、
メーターを見るとABS&横滑り警告灯が点灯、
鉄板ブレーキが発生する前は点灯していなかったので、
鉄板ブレーキから回復した直後に点灯したと思われます?
山道を下りてコンビニで止まって取説を読むと、
VSCセンサー異常により、
ABS(アンチロックブレーキ)とVSC(横滑り防止)が停止中とのことで・・・
雨の中、谷底に落ちなかっただけ幸運でした。
とりあえずエンジン切って掛け直したら消えたので、
再発しないことを祈り、
安全運転で帰って富士の支度をしてから、
早めに寝て2時半に起きて富士に向けて出発しました。
夜中に雨は上がり、
1ヒート目はウェット路面、
2ヒート目はドライ路面、
修理後、初のアクセル全開なので、
壊れてないか異常がないか確認するには1ヒート目がウェットで良かったです。
先頭で出て行っても3周目には最後尾に追い付きスローダウン、
譲ってもらえなければ、ずっと後ろを走ることになります。
単独でタイムを記録できるのは計測1周目か2周目、
集団に追いついた後は譲ってもらえるまで後ろで我慢の連続・・・
ベストタイムはウォームアップ中のタイムになるのが富士の走行会、
路面はグングン良くなって行きますが、集団に埋もれタイムはドンドン落ちます・・・
参加車両の中で86/BRZはストレートが圧倒的に遅い・・・
86/BRZに道を譲ってくれる車は86/BRZだけでした(^_^;)
86/BRZは低重心&ワイドトレッドのおかげか、
雨の中でもABSが作動することなく安定してブレーキが効き、
高速コーナーも貼り付いてスルスルとコーナーを抜けていきます。
雨でも抜群にグリップする71Rのお陰もあります。
誰が乗ってもストレートが速いスーパーカー、ターボ、VTEC、
ストレートが遅くブレーキ距離が短くコーナーが速い86/BRZ、
台数が多い走行会では86/BRZ勢はとても走り難いのが問題です。
2ヒート目は久しぶりのドライ路面、
路面が完全に乾いているか分からなかったのでVSC-SPORTで走行、
先頭で出て行って左フロントタイヤから振動(ジャダー)?
最初の1周目のストレートではダッダッダッと小刻みな振動、
怖くてアクセル踏めず最高速は167km/h、
1コーナーのブレーキは250m看板から軽く触って振動の具合を確認、
さらにダッダッダッダッダッダッと激しい振動、
美浜で大きいタイヤマーブルが貼り付いたときの振動と同じ感じだったので、
ピットを出た周にライン外で巨大なマーブル踏んだと思いました。
1周目はタイヤマーブルを削ぎ落とす感じで、
ブレーキは早めにゆっくり軽く踏んで早めに離してオーバースピード気味に、
アンダー出してフロントタイヤのマーブルが削れ落ちるようにして走りました。
2周目181km/h、3周目196km/hと徐々に振動に慣れて、
3周目の1コーナーで左右ブレーキの効きが違いウェービング、
外側に飛び出すかも?と思いましたが真っ直ぐ戻りました。
3周目の最終コーナーで最後尾に追い付いてスローダウン、
その後はブレーキを強く踏まないようにそーっと踏むようにして、
振動は終始消えなかったものの無事走行終了しピットイン・・・
ベストタイムはウォームアップで167km/hしか出なかった1周目の2分8秒664・・・
気持良く走ることが出来ずピットでタイヤを調べると・・・
振動(ジャダー)の原因だと思っていたマーブルは、ほとんど付いておらず?
ブレーキローターを見たら左右とも割れていました。
激しい振動を感じた左側は割れてウネっていました。
SARD Black Ram Slit Disc Rotor
2セット続けてのクラック、
交換は昨年6月末、寿命約半年、
サーキット走行よりドライブする距離が長いので、
熱入れ慣らしは充分にしていると思いますが、
ドライ路面の富士ではウォームアップ中に簡単に割れました。
ABS&横滑り警告灯が点灯した原因とブレーキ割れの関係は不明です。
もし1コーナー進入でウェービングして外側に飛び出していれば多分何回転も横転して、
走行会参加者全員にご迷惑をお掛けする最悪な事故が起きても不思議では無かった訳で、
前日の山道での鉄板ブレーキ現象に続き不幸中の幸いでした。
1月末、アライメント調整してもらったときに、
FlatFierd店長さんがブレーキローターを見て、
こんなドリルドしてあるブレーキローターで鈴鹿や富士を走れば、
一発で割れて危ないとアドバイスしてくれました。
サーキット経験者、店長さんのアドバイスは的確的中でした・・・
SARD Black Ram スリットローターはドレスアップパーツ、
前回、西浦のブレーキングで割れたにも関わらず、
ブレーキ専業メーカーではないSARDのドレスアップパーツを、
惰性でリピート購入し続けたことは反省する必要があります・・・
見た目や過剰な宣伝広告に騙されず本当にサーキットを走れるパーツなのか、
ただのドレスアップパーツなのか見極めるのは素人には難しいですが・・・
しかしプロは一目見て危険なパーツと分かるということも知りました。
帰りは、
写真撮影して頂いた銀アルさん、yumeさん、走魂さん夫妻と食事して談笑、
毎度毎度の思いっきり走れない車とトラブル以外は楽しい1日を過ごせました。
帰りの東名は100km/h以上出すと物凄い振動が出るので、
ゆっくり走って極力ブレーキを踏まずに安全運転で無事帰宅できました。
ローターの段差がパッドを叩くためか?
物凄い振動で200km以上走行してしまい、
今年1/13(土)に交換したばかりのプロμのパッドも一気に削れて終り掛け・・・
走れば壊れるガラスの86/BRZ・・・修理メンテは続きます。