からだとまてりある

　今回は室内・と言うか運転席周りの「材質」のお話。

　私のGFインプは標準で本革のステアリングとATノブ、ブレーキレバーハンドルが奢られてる。
　そのうちハンドルはほつれが無視できないほど歪んでたので後述のモモ/ピロータに換装。
　そしてシートを座面スエード仕立てのWRXシートに、ペダルにメタルパッドを噛ませてる。
　とまぁ、身体が触れるとこは重点的に手を入れてしまった。

　今回は革が使われてる特にハンドルの話。

　業界に居た頃にけっこうな傾向性を感じる。
　何より運転するに最初に握るハンドル。
　これがまた人それぞれだ。

　まず私だが、メタボラシーな脂体質なので、本革のステアリングはいつもテカテカだ。
　手入れをする必要がない。普段から自前のワックスを仕込んでるようなものだ。
(ナンカ汚いなぁ(^^ゞ)
　一方AE101レビンは合皮ハンドルだったが革自体よりハンドルの芯が柔らかくて持ち心地が悪く、ピロータを購入した始末だ。

　しかしたまに本革ハンドルが艶を失って酷いモノには表皮が剥がれてるモノもある。
　相当な乾燥質のかたがこうなるのだろうか。

　革なら解る。
　そう言うヒトはウッドのステアリングにドレスアップを求めるだろう。
　しかし、確かウッドステアのニスまでがささくれてる人が居たような(ﾟДﾟ)。

　革だけでは無い。
　ウレタンハンドルがネチャネチャになってるのもあって指が擦れると擦りカスが出るようなのがあったなぁ。
　更に塩ビハンドルでは逆に新製時の梨地がキレイに磨かれてツヤツヤになってるってのもあったなぁ。

　体質によって色々なハンドルがある(^_^;)。
　多分もっと酷使が前提になるトラックディーラーだともっと凄い事例を見てるのかも知れない。

　このような中にはハンドルの材質が肌に合わないから運転が嫌いだなんて人も居るのかも知れない。
　また市販の、私が考えてコンナ使いにくいモノはないと言うような厚手のモノやレース地のハンドルカバーを付ける人が居る。
(ちなみに私はハンドルにベルトで着けるカーナビのリモコンでさえ邪魔と思ってる)

　一方で私が一番ハンドルやノブで味わいたいマテリアルは本目目だ。
　しかしコレはNG。
　燃える上に衝突などの破損でささくれるので、感触を損なう加工が必要となる。

　まぁハンドルは顕著だが他にもドアハンドルやシフトレバーにも気を回されてるかたは多いと思う。

　またドライバーの供として存在を二分するシートだが、コレも悩み処。
　今のWRXシートは東京まで付き合ったが、相性自体はナカナカ快適なモノだった。
　CBランサーのシートは側がジャージで座面がサテン織？みたいなさらけたモノだったが夏場によく蒸れた。姫路以上先に向かうと下手したら自分の汗がお漏らししたような感触さえあった。
　RVRのは肌触りの粗いモノだったが逆に通気性は良かった。こう言うモノの方が適してる。
　本革シートはとても経験できていないが、コレも多分相性が然程合わないんだろうなぁと思う。

　高い、安い、触りが良い、そう言うものでナカナカ諮れないのが運転席周りのマテリアルかも知れない。