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2024年08月12日 イイね!

【2024年夏 遠征記その3】外房→大宮へ

その2 からの続きです。

大原駅を出発した外房線・館山方面の普通列車は、浪花、御宿と停車していきます。
外房と言えばマリンスポーツのイメージがありますが、車内にも大きなビーチボールや浮き輪を持ったグループがちらほら。

御宿の次、勝浦駅で下車。

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今回、勝浦駅で降りた理由は2つ、
ひとつは、朝以来何も食べていないということで、できればご当地グルメ「勝浦タンタン麺」をいただきたかったこと、そしてもう一つ、「猛暑日が無い街」というのを体感したかったこと、です。

房総半島の外房に位置する勝浦市は、かれこれ100年以上、35℃以上の猛暑日を記録したことがないとのこと。これは海流や付近の海底の水温の関係ということです。そういえば、以前、真夏に訪れた同じ千葉県の太平洋岸である銚子も涼しかったのですが、こちらもやはり海流の影響だそう。
何しろ、昼間は40℃ちかい中で毎日生活している身にとって、海沿いの爽やかな気候というのはちょっと憧れです。

駅前広場を歩くと、日差しは強いものの吹く風はどことなく爽やか…その中、もう一つのお目当て、勝浦タンタン麺のお店を探します。

時刻は15時過ぎ、通常なら昼休業の時間というのはわかっていたので、事前にそれぞれのお店の営業時間をチェックしてきたのですが、営業時間中のはずのお店でも「準備中」の札が…。1軒だけ営業中でしたがそちらは長蛇の行列。

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お店を探して街を歩きます。
勝浦は朝市でも有名。もちろんこの時間ですから朝市も終わっています。ガイドを手にタンタン麺のお店を求めて歩きます。
歩いていると街中どこにいても潮の香りがして、さらにはあたり前のように上半身裸の水着姿の若者がコンビニに入っていったり、海辺の町、港町の雰囲気を実感しながら歩きます。歩いていても陽射しはつよいものの「熱風」は感じず、日陰だと明らかに涼しくなります。ただ、ここまでの歩き疲れもあって足取りが重くなってくるのも早いです。
駅から歩ける範囲内で、おおかたのお店を巡りましたが、結局、先ほどの行列店のほかに営業中のお店は無く、諦めて駅に戻ったのでした。

勝浦駅ホームは、普通列車を待つ乗客で混雑していました。

ほどなくしてやってきた列車は、新型のE131系ですがやはり2両編成。すでに立ち客もいる混雑した車内に乗り込みます。
最初は涼しくて気持ちいい車内ですが、さすが新型、冷房がよく利いて少し経つと少々寒いくらいの中、40分ほどで終点の上総一ノ宮駅に到着。

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上総一ノ宮駅。首都圏のJRに乗っているとよく耳にする行き先です。
また、九十九里浜から太東崎を挟んで、大原、御宿、勝浦あたりまでは、日本のサーフィンのメッカのひとつでもあります。東京五輪でもここ一ノ宮町がサーフィンの会場になったのは記憶に新しいところ。

千葉行き普通に乗り継ぎます。
やってきた列車は8両編成。2両編成で押し込まれていた乗客も、ちょっとのびのびとした感じで座席についたところで発車。

外房と別れると、だんだんと田畑は少なくなり、千葉駅に近づくにつれて住宅地やお店が増え、首都圏近郊の風景に変わっていきます。それにつれて乗客も多くなり、17時30分頃、千葉駅に到着。

ここでようやく食事にありつけます。構内のうどん店でいただいたのですが、ここの釜玉バターうどんが美味しかった…(写真は撮り忘れました)

ちなみに、本日の宿は埼玉県の大宮にとってあります。
千葉から大宮に向かうには総武線~上野東京ラインが普通かもしれませんが、ここはちょっと違うルートで向かいたい。
…ということで、総武線各駅停車に乗車し、西船橋で下車。

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西船橋から武蔵野線に乗り換えます。

武蔵野線は満員、途中でようやく少し空いてきて座ることができました。
外はすでに日も暮れて、停車駅の他は、ポツポツと流れる街灯と、時折、沿線のショッピングセンターの灯りが煌びやかに見えるほかは真っ暗です。

南浦和で京浜東北線に乗り換え。大宮のひとつ前のさいたま新都心駅から、こちらもコンサート帰りの乗客が一気に乗り込んできて空いていた車内が一瞬、満員になります。

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夜になってますます大賑わいの大宮駅に到着。

今回、大宮に宿を取ったのは、さいたま市がまた未宿泊の県庁所在地だったことと、翌日の行程を考えてのことです。

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宿は、西口から少し歩いたところにあります。

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ソニックシティの横を通り…
宿にチェックイン後、夕飯のため再び街へ。

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東口あたりを散策し、良さげな町中華のお店で夕食。

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ホイコーローと餃子とともに生ビール。
暑い中歩いてきた身にとっては、冷えたビールが全身に沁みわたります。

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2ターン目にはミニ炒飯。飲み物はウーロンハイ。

朝から移動し、暑さの中の散策や混雑した車内で、宿に着くころにはちょっとバテ気味だったのが、冷えたビールで少し回復(笑)ここから夜の散策です。

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大宮角街。まだ新しい複合商業施設です。ロゴが印象的で思わず1枚。

東口も賑わっています。一番街、すずらん通りといったアーケードの小路もお店が立ち並び、歩いていても面白いです。

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西口に戻ってきました。こちらも賑わっていますが、お店も人の流れも雑多な東口に比べるとまだ落ち着いた雰囲気です。

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再びソニックシティを通ります。この辺りは人通りもまばらです。

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静かなビル街を歩くのもいいものです。

小1時間ほど散策し、宿に戻ります。熱帯夜の散策、気が付くと着ていたシャツは汗でびっしょりでした。

その4 に続きます。
Posted at 2024/08/18 14:35:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記
2024年08月12日 イイね!

【2024年夏 遠征記その2】房総横断鉄旅~後編と大多喜散歩

【2024年夏 遠征記その2】房総横断鉄旅~後編と大多喜散歩その1 からの続きです。

いすみ鉄道、大原行きへの上総中野駅での接続時間は5分程度。
写真を撮り、ホームに佇むのもそこそこに乗り込みます。

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小ぎれいな車内です。窓ガラスも汚れていません(笑)

いすみ鉄道は、元はJR木原線だったのが、第三セクター化となってできた鉄道。外房線の大原駅までつながっています。
上総中野駅を出発すると、雑木林と住宅地と田畑、それに雑草地の点在する丘陵地帯をのんびり走ります。

途中から夷隅川が寄り添ってきて、着かず離れずで並走。のんびりとした車窓でつい、うつらうつらとしつつ…30分ほどで大多喜駅に到着、ここで下車します。

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大多喜は、徳川家康の重臣、本多忠勝が城主となり、ここに城下町を整備したことで知られています。
私も以前、ドライブラリーで大多喜城は訪れたことがありますが、市街地を訪れるのは初めて。
次の列車まで1時間、街歩きです。

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大多喜駅。
駅前に案内所があり、こちらで市街地の地図をいただいて、いざ、街へ。

しかし、暑い…正直、先ほどの案内所にずっといたいくらいです。

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房総中央鉄道館。
建物と前の踏切が目を引きます。大きな鉄道模型ジオラマやサボなどの鉄道部品が展示されているそうで興味をひきますが、あいにくと日曜日のみの営業で祝日のこの日は休館日。

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「城下町通り」と呼ばれるやや交通量の多い通り沿いへ。

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石畳の路「寺町通り」

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和菓子屋さん「津知家」さん。その手前には国登録文化財の酒造屋「豊之鶴酒造」もあります。

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豊之鶴酒造の横をはしる「酒造小路」を歩きます。青空に突き出た煙突を撮りたかった1枚。

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通る人の姿は無く、静かな小路です。

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駅近くまで戻ってきました。
この「大手門」の先を登ると、大多喜城がありますが、この暑さの中ではさすがにそこまで登って行く元気はありません。しかも、現在は休館中とのことです。

大多喜駅に戻ってきました。汗でびっしょりな上に、歩いてきた体から熱気を発しているのが感覚としてわかります。
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発車時間まで、日陰で待つことにします。

窓口には、女性の係員さんがいて、乗客たちの対応をしています。
私が駅舎内の掲示物や「本多忠勝公を大河ドラマの主人公に」の署名用紙などを眺めながら佇んでいると、「どうぞ」とうちわを差し出してくれました。

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いすみ鉄道の特製うちわです。
これはありがたい!深くお礼しつつ、いただきます。

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うちわをあおぎながら、列車の到着するホームへ。

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夏の昼下がり、少し古い駅のホームに佇むのは好きです。

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大原行きの列車がやってきました。
こちらはキハ20形でしょうか(間違っていたらご指摘ください)
確か、ロングシートに座ったのがこの列車、という覚えがあるのですが…ロングシートに座り、いすみ鉄道とコラボしている絵本「おひげのポン」(トップ写真)のお話が車内のポスターにあってそれを読んでいるうちにうつらうつらして…という記憶はあるのですが、公式サイトによるとキハ20形にロングシートは付いていないようですので、記憶違いかもしれません。

車窓は比較的のどかな風景…まだまだ先ほどの街歩きの疲れもあったのか、ここでもうつらうつらとするうちに、終点の大原駅に到着、この駅でJR外房線と連絡します。

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大原駅にて。かつては同じJR線として分岐していたからか、JRのホームにも接しています。

さて、本日の目的、「房総半島鉄路横断」は無事完了しました。後は宿に向かうくらいで特にどこか…という予定はしっかり決めていません。しかし、外はまだ全然明るく、まだまだどこか立ち寄れそうなのですが、どうするか???

大原駅での外房線の接続ですが、千葉方面は、特急わかしおが5分ほどの待ち合いで接続します。しかし、さすがにこの期間は満席(わかしおは全車指定席)とのことで、この場合だと「座席未指定券」なるものを購入して、空席があれば座れる(ただしその席の指定券を持った乗客が来たらどかないといけない)そうです。
ちなみに、その後の普通列車は30分あまり待たないといけません。

反対側の安房鴨川、館山方面だと15分ほどの接続で普通列車がやってきます。暑い中30分以上待つよりは、冷房の利いた車内で移動した方がいいや、ということで、そちらの列車に乗ることにします。

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館山方面行のホーム。小湊鉄道からここまで通しで乗ってきた乗客も多いはずですが、こちらのホームには前から待っていた乗客が数人いるだけです。向かいの千葉方面ホームにもそこまで乗客はおらず、ほとんどの人はさきほどの特急に乗ったのか、それとも駅からそのまま降り立って行ったのでしょう。

やがて、列車が到着しました。外房線の上総一ノ宮駅始発で館山を経由、そのまま木更津まで房総半島をほぼ半周する普通列車です。現在の運行体系では珍しくなく、この区間で走る普通列車が毎時1本設定されています…というか、日中の普通列車は1時間にこれ1本だけです。

到着した列車は、予想外の2両編成。車内は立ち客もいるくらいの混雑。
まだ出来て間もない車両なのでしょう、乗り込むと、全身をひんやりと冷気が包み込んでくれます。ほっ、と生き返る気分でした。

その3 に続きます。


Posted at 2024/08/16 22:25:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道旅 | 日記
2024年08月12日 イイね!

【2024年夏 遠征記その1】房総横断鉄旅~前編

【2024年夏 遠征記その1】房総横断鉄旅~前編猛暑という言葉でもまだまだ足りないくらいの今年の夏。
そんな暑い暑い、夏の遠征に行ってまいりました。

行き先ですが、先日鹿児島まで行ってきたということで、今回は東方面。

当初、行きたかったルートは、東北地方を東から西へ横断し、そのまま日本海側に鉄路を辿る、というものですが、今現在、東北地方の鉄路横断は、鉄路が不通でバス代行の区間が多く、しかも乗り継ぎがなかなかうまくいきません。
結局しっかりとルートを決めないまま、行けば何とかなる、ということで宿だけ予約していたのですが、ここにきてまさかの台風接近というニュースが…これでは動くことができないので、取っておいた宿をキャンセルし、改めて別案を検討します。

結局、東北地方横断は諦めて、代わりに房総半島横断、さらにそこから別の所へも…というルートを選択。しかも妻から「どうせそっちの方にいくのなら」と都内に住む息子の所にも立ち寄ってくるように指示を受け、さらにルートを練り直したのでした。

そして出発日の8月12日。
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いつもの名古屋発1番列車「ひかり」に乗車。
年に数回乗ることのある列車ですが、帰省客はそんなに早い時間に乗りませんし、通勤客も少ないのでいつもよりも乗車率は低めです。

今回は、総武線快速に乗り継ぐので、移動が楽な品川で降車。
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品川駅ホームは、これからレジャーや帰省、そして少ないながら通勤らしき乗客もいて賑わっていました。そんな中、ボーッと到着列車を待っていると、一人の外国人観光客の男性が「Can you speak English?」と話しかけてきます。
答えはもちろん「No」。すると今度はスマホの翻訳アプリで「成田に行く特急の指定席はどこですか?」と聞いてきます。

成田エクスプレスは全車指定席ですので、スマホに向かって「全部指定席です」と言うのですが、それがなかなかうまく表示してくれません。
仕方なく「All reserved」と口で言ってみるのですが、やはり発音が悪いらしくすぐには伝わらず、身振り手振りなども交えてようやく理解してもらえた様子、にこやかに親指を立てて「グッドサイン」で返してくれました。

やがて私が乗ろうとする千葉行き快速列車がホームに滑り込んできます。予想していたことですが、やはりその彼が列車を指さして「Narita?」と聞いてきました。
「No!」「Next train!」とこれも身振り手振りで答え、解ってもらえたのか彼がそのままホームに残ったのを確かめ、慌ただしく乗り込んだのでした。

最初は空いていた車内ですが、総武線に入ると、駅に着くたびに少しずつ混雑していきます。
若い人の姿が多く、しかもラフな格好でタオルなどを首にかけた人が目立ちます…よく見るとタオルには「Rock in Japan」とあります。ロックフェスが蘇我のスポーツ公園で開催されるというニュースは目にしたのですが、今日がその開催日なのでしょう。

10時少し前、千葉駅に到着。ロックフェスに向かう客は、改札を出ると続々とシャトルバス乗り場に向かって流れていきます。私も乗り換えに時間があるので一旦改札を出ます。

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千葉駅は2年前にもここで乗り換えたことがあるのですが、駅前に降り立つのは久しぶりです。

午前中から陽射しが強くて暑く…あまり外にいる気になれず、そのまますぐに改札に戻って駅構内で涼みます。

ここからは内房線乗り場へ。
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千葉駅始発の内房線木更津行きに乗車。

最初は空いていた車内も、東京方面からの列車が到着すると、乗り換え客
でたちまち立ち客が出る混雑に。
やはり、ロックフェスに行く乗客なのでしょう。こちらは千葉駅からシャトルバスではなく、最寄りの蘇我駅に降りて徒歩で向かう人たちです。

満員状態で発車しますが、2駅先の蘇我駅で大多数の乗客が下りていき一気に車内は空いてきました。
反対にホームは人でいっぱい「エスカレータから改札へは10分以上かかります。階段もご利用ください」という放送も流れ、ちらっと車窓を見ると駅を跨ぐ通路にもすでに人でいっぱいでした。これからこの炎天下、何時間もアーティストと一緒に歌い踊るのですね。

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五井駅に到着。ここから本日の目的のひとつ「小湊鉄道」に乗り換えます。

少し時間があるので駅前に降り立ちましたが…ここでも陽射しの強さに即、降参して、ほうぼうの体で駅に戻ります。

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ここからの乗車券がこちら。小湊鉄道からそのままいすみ鉄道に乗り継げる「房総横断乗車券」。1日乗車券ではなく後戻りはできませんが、途中駅の下車は自由にできます。

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乗り場に向かうと、すでに2両編成のディーゼルカーが待機していました。

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小湊鉄道(正式には小湊鐡道)は、内房の五井駅を出発し、房総半島中部の上総中野駅を結ぶ私鉄線です。
ディーゼルカーは今もまだ日本のローカル線で活躍中のキハ40形。

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留置線にはトロッコ車両の姿も。

車内はボックス席に1組ずつ埋まるくらいの乗車率。定刻になり、ゆっくりと発車。
発車間際、向こうのJR線ホームには総武線に入る快速列車がスムーズに滑り込んできました。対照的にこちらは、のんびり、ゆっくりと発車していきます。
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写真が少し曇っているのは、車両の窓ガラスの汚れによるものです。

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次の上総村上駅は味のある木造駅舎。小湊鉄道は元国鉄(JR)ではなく、当初から民営鉄道ですが、この先も、いかにも昔ながらの旧国鉄のローカル線に登場しそうな駅舎が続きます。

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夏空の下の田園地帯をのんびりと走ります。

上総牛久駅はこのあたりの中心駅。地元の人らしき乗客がここで降りていき、車内は観光客と私のような「乗り鉄客」の割合が相対的に増えていきます。
この付近では街並みも見られた車窓ですが、すぐにまた田園風景に戻ります。

里見駅に到着。こちらも駅員がいる比較的規模の大きい駅です。
ここで10分ほど停車しますので、車外へ。
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「喜動房倶楽部」という地元の市民団体が運営している駅の売店。他に休日などは駅構内で喫茶店なども開かれています。

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元々、採取した砂利の集積もしていた駅ということで広い構内。草生した線路と、所々に車両や貨車が留置されている光景…同じ千葉県の銚子電鉄を思い起こさせる雰囲気がありました。

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里見駅の駅舎。小湊鉄道開業当時からの駅舎で、国の登録文化財にもなっているそうです。

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2駅先の月崎駅には、風鈴が多く下がっていました。
こちらの駅舎も登録文化財、そして、あの「チバ二アン」の最寄り駅だそう。

このあたりはすでに田園風景は消え、こんもりとした森の中を列車は登っていきます。

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渓谷美の見える車窓として有名な、養老渓谷近くの車窓。
車内には案内放送が流れ、少し徐行します。

菜の花畑の中を列車が走る有名なスポットを過ぎると、養老渓谷駅に到着。

この先が房総半島の分水嶺で、これまでは内房側に流れていた川がこの先は外房側に流れるようになる、とのこと。

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12時44分、終着の上総中野駅に到着。
隣のホームには、これから乗り継ぐいすみ鉄道のレールバスが待っていました。

ということで、房総半島横断の片側を担う小湊鉄道、途中の駅舎がどこも味のある駅舎で、多くが文化財に登録されている、ということが驚きでした。車内も車窓も、夏の良き風景を満喫できます。

帰宅後に調べると、開業して100年余、近年は大雨災害に見舞われて、何度も不通になったそう…その都度復旧して、こうして走ることができたのには多大な苦労があったことと察します。またいつか、今度は別の季節…たとえば春の菜の花が満開の季節などに、ゆっくりと訪れたいと思いました。

その2 に続きます。


Posted at 2024/08/15 18:25:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道旅 | 日記

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「街歩きの記録『東北地方編』 https://minkara.carview.co.jp/summary/12892/
何シテル?   09/21 11:22
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