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2024年03月30日 イイね!

初ルートで県境越え…

初ルートで県境越え…少し前、3月30日のお話になります。

今年の2月、岐阜県と福井県を結ぶR417「冠山トンネル」が完成、通行できるようになりました。

2つの県を直接繋ぐ道路は、R158(中部縦貫道)油坂トンネル、R157温見峠、白鳥町の石徹白を経由する県道、そしてこのR417の冠山峠とありますが、油坂峠のほかは「酷道」「険道」で冬季を中心に通行止め期間も長く、現実的な通過ルートとして利用するには難しいものがありました。

その中でR417の冠山峠に新たな「冠山トンネル」が開通し、先日から供用開始された、との由。
これはぜひとも通ってみなければ、と走る機会を窺っていました。

3月30日朝、出発します。
桜をはじめとした春の花々が咲き始めるころ(トップ写真)、気温も寒いとは感じません。

R303~R417へ。

休憩は久しぶりの「藤橋城」で。
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こちらのお城は模擬天守。内部はプラネタリウムになっています

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天文台も併設されています。
星空観察ができるのが売りですが、プラネタリウムでない、実際の星空も綺麗なことでしょう。
駐車場には何台か観光客らしき車が停まっていますが、半数以上が北陸地方のナンバーでした。これもやはり、トンネル開通効果なのでしょう。

いよいよここから「峠越え」に。
まずは徳山ダム畔を通過。大規模なダムで、一部しか車窓から見ることはできません。

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ダム湖畔でしばし佇みます。

ここからはいよいよ冠山トンネルへ。
もともと、ダム建設にあたり道路や他のトンネルも整備されていて、道幅も広くカーブも少ない快走路が続きますが、なかなか途中で停める場所が見つからず、そうこうするうちに冠山トンネルに。そのまま前後のクルマとともに気持ちよく走り抜け、呆気なく福井県に入ります。

このまま池田町を走り抜けて武生(越前市)へ。
本日第2の目的は、現在放映中の大河ドラマ「光る君へ」の大河ドラマ館見学。
大河ドラマ館のある「しきぶんきぶんミュージアム」へ。

「しきぶんきぶんミュージアム」は武生中央公園の中にありました。
広大な公園で、園内には大規模な遊具やメリーゴーラウンドまであり、ちょっとした遊園地になっています。
うららかな春の陽の下、ファミリーで大賑わいです。

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大河ドラマ館へ。映像展示までじっくりと見学します。係員の人たちの「おもてなし」が印象的でした。

もうひとつの大河ドラマ関連の見どころ「紫式部公園」へ。
大河ドラマ館から車で10分弱で到着。こちらには平安朝式の庭園を見ることができます。

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まずは公園の前にある「紫ゆかりの館」こちらは入場無料です。
京の都から国司として赴任するときの行列を和紙で作った人形で表現していたり、源氏物語を執筆するまでの流れなどが紹介されていたり、充実した展示内容でした。

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平安朝式の庭園へ。
大規模かつ本格的な庭園です。これだけの庭園ですと、有料でもおかしくないのに、入場無料なのがすごいところです。

向こうには「越前富士」とも云われる日野山。庭園に見事に溶け込んでいる借景です。

お昼はすぐ近くにあった、こちらも北陸地方で展開されている「8番らーめん」へ。
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久しぶりにいただきます。

そのままR8をのんびり走り、敦賀港の金ヶ崎緑地に立ち寄ります。

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ここから見る港の風景はいつも、私にとって良い癒しとなっています。

今や北陸新幹線の開通で注目されている福井県、しかし私たち岐阜県民からは、こちらの冠山トンネル開通によって、ますます福井県が身近に感じられるようになったと思います。

・・・ちなみに、出かけたのは3月末、そしてこちらの記事を書いていたのが、4月初めの1年でいちばんの仕事の繁忙期からですので、まさに私も今が「ヤマを越えた」ことになります。


Posted at 2024/04/26 21:35:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小ドライブ | 日記
2024年03月22日 イイね!

対照的な2つの街を訪ねて~立川・青梅散歩~

対照的な2つの街を訪ねて~立川・青梅散歩~
少し前、3月22日のお話になります。

休暇が取れたので久しぶりの東京都多摩地域の、対照的な街並みの2つの街の街歩きに行ってきました。少し長くなりますがよろしければ・・・

朝5時に自宅出発、いまや私の東方面への遠征御用達列車となっている、名古屋発1番列車の「ひかり」に。

今年は3月に入ってからも気温の低い日が続き、まだまだ朝は非常に寒いので年末の遠征と同じ厚手のコートを着込んでいきます。・・・ただ、違うのは年末よりは明らかに夜明けが早くなっていること。
この日は雲一つない良い天気。

いつものように名古屋駅新幹線ホームの立ち食いきしめんで朝食を・・・と思うも、なんと営業開始時間が6時から6時30分に変更になっていてちょっと(というかかなり)ショック。これでは私の乗る新幹線には間に合いません。仕方なく売店でおにぎりを買って車内で頬張ります。

静岡駅で下車、ここからは東海道線上り沼津行きに乗車。
平日の7時30分頃ということで通勤客も多いのですが、駅に着くごとに少しずつ降りていき、空いたロングシートに腰を落ち着けます。

由比駅付近では朝日に青く光る駿河湾を眺め、やがて反対側には富士山が。

富士川を渡るころには、少し乗客も少なくなってきたのを見計らい、反対側を向いて富士山を撮影。

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富士川の橋から見た富士山。
窓から離して撮るとどうしてもガラスに反射してしまいますが、スマホレンズを窓に着けると角度の関係で全体が写せません、ということで窓の反射が写ってしまったのでサイズは小さめで載せています(笑)

沼津駅で小田原行きに乗り換え。
通勤時間帯が過ぎたせいか、乗客は極めて少な目。

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ロングシートでしたが、根府川駅付近では、青くキラキラと光る相模灘をしっかりと撮ることができました。

小田原駅で下車。乗り換え時間が少しあるのと、先ほどがおにぎりだけだったことから小腹を満たしに「箱根そば」のお店へ。

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かき揚げうどんをいただきます。以前から、箱根そばの蕎麦はお気に入りだったのですが、病気の関係で食べられなくなってからはもっぱらうどんです。

ここからは小田急線に乗り換え。

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通路からホームを覆っているのが高く大きな屋根だからか、開放的なホームです。

やってきた新宿行き快速急行に乗車。
小田原駅を発車する頃には空席の目立つ車内でしたが、駅に着くごとに乗客が増え、私が新百合ヶ丘駅で降りるころには立ち客が目立つようになっていました。

ここで多摩線に乗り換えて小田急多摩センター。さらには多摩モノレールへ。
ちょくちょくと訪れる多摩センターですが、多摩モノレールに乗るのは初めてです。

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ホームに上がり、ほどなくすると跨座式のモノレールがやってきました。
折り返し、立川方面上北台行きになります。

定刻、静かに発車。ここからは多摩丘陵を遠くまで見渡せる車窓が楽しめます。

モノレールの好きなところは、基本的に高架で鉄道よりも高いところを走るため遠くの風景まで見渡せること、軌道沿いに設備がないので足元直下まで風景が広がっていること、そして、沿線に市街地や住宅地が続くことが多く、街の風景が好きな私は退屈しないことです。

見事なまでに晴れ渡った空の下、点在する緑地、
道路、家並み、商業施設、公園、学校が並び、遠くには丹沢や秩父方面でしょうか、連なる山並みも眺望できます。
他の乗客からは「富士山が見えるね」という声も聞こえました。

南立川までの約20分ほどの乗車時間ですが、鉄道とは一味違う車窓を満喫できました。

立川市街のビル群が立ち並びはじめ、南立川駅に到着。ここで下車します。

ここはもうJR立川駅の目の前。商業施設や飲食店が立ち並び、一気に賑やかになります。
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立川駅の南口

ここで駅近くの郵便局へ。
実は、かねてよりゆうちょの窓口に行く所用があったのですが、開いているのは平日の朝から夕方ということで、普段はなかなかいけません。
ですのでこういう時を活かして行くしかないのですが、お出かけしていると地元の郵便局も行けず、こうして出先で郵便局を探して立ち寄るようにしていました。
生活用品を買う用事があったり、普段はできない諸手続きができたり・・・街歩きが趣味ですとこういう所は便利です(^^♪

首尾よく所用も済ませることができ、さらにはよさげな定食屋さんを見かけてここで昼食。


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マグロ丼とモツ煮の定食。
お昼時で1人サラリーマン客が中心の店内は静か、ゆっくりといただきます。

お腹も満足、久しぶりの立川の市内を散策します。
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中央線と青梅線が分かれる交通の要衝である立川市、「ファーレ立川」と呼ばれるそのエリアは、整然と再開発されて、歩いていても気持ちいい街路です。

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街のところどころに、一風変わったモニュメントが。
ビルと木々の緑、街路、その中に点在するこのようなアート作品が一体となって、街中が美術館のような雰囲気を形作っています。単なる再開発だけではない街造りがされているのがよくわかります。

モノレール沿いに広場が続く「サンサンロード」を歩きます。

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逆光ですが青空の下、モノレールが駆け抜け・・・

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商業施設やお店が並ぶ通りは、春の陽射しが降り注ぎます。

サンサンロードから左に曲がると「昭和記念公園」に。
元は旧陸軍の立川飛行場、戦後は米軍の立川基地となっていた敷地の一部跡地に整備された広大な国営公園です。
隣接して自衛隊の立川駐屯地もあり、今はあの箱根駅伝の予選会会場としても知られていますね。

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「高松口」から入園。

広大な緑地「ゆめひろば」傍の遊歩道を歩きます。
風もなく、気持ちいい散策。
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「ゆめひろば」
ここだけでも非常に広大ですが、まだ公園全体のほんの何分の一です。

「高松口」から「あけぼの口」までの公園散策でしたが、それでも十分歩きごたえがありました。

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駅前に戻ります。

久しぶりに訪れた立川の街ですが、整備された自然と都市景観はとても見ごたえがありました。

ここからは青梅線に乗車。
青梅線に乗るのは、10年以上前に福生市内を街歩きした時以来。
この時は、途中の東中神駅が、およそ東京駅からの直通通勤電車が停まる駅らしからぬ、味のある木造駅舎が印象的でしたが、今はきれいな橋上駅舎に改築されていました。

青梅駅に到着。立川駅を発車したころは立ち客のいた車内も、到着する頃には数えられるほどになっていました。

旧い地下通路を出て駅前に。
大正時代に建築されたレトロ駅舎が出迎えてくれます。

玄関口からしてレトロな青梅の街、街全体が「昭和レトロ」の街として今では知られています。

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そんなレトロの街の探索に出発!

青梅街道沿いを歩きます。
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昭和レトロ商品博物館

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通りを歩いているとさりげなく設置されています。

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昨年のイベントののぼりが・・・

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街中に点在しています。
これらの看板を見つけるのが楽しい街歩きです。

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最初に前を通ったときにはバス待ちのお客さんが、日向ぼっこも兼ねて、という感じで佇んでいました。
他を見て回った後に、舞い戻ったところで撮っています。

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雪守横丁と呼ばれる路地裏。
昔ながらの面影が残る街には必ずこのような路地が点在しています。

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ということで、私も青梅の街の思い出とともに去ることにします。

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最後に駅の通路。こちらにも懐かし看板やポスターが並んでいます。

静かな街の中に、このように少し前の時代を感じることができる青梅の街。いつまでもこの雰囲気を残しておいてほしいものです。

先ほどの立川とは、まさに正反対の風情を感じる青梅の街。
この2つの街の違いをこの目で確かめたくて、今回訪れたのですが、思った以上に違いが際立っていて、街歩き好きとしては非常に有意義な街歩き小旅行でした。

帰路に着きます。

青梅線から拝島駅で八高線に乗り換え、八王子からは横浜線、そして橋本からは相模線で茅ヶ崎に出ます。

相模川沿いに走る相模線は車窓も車内ものんびりとした雰囲気で、淡々と走り、淡々と駅に停車していく様が逆に退屈しませんでした。

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茅ヶ崎駅のホームにて。
ここからは東海道線下りで小田原に向かい、新幹線に乗り換えて帰宅です。

すでに夕刻近く。ホームで列車の到着を待っていると、昼間には無かった冷たい風が吹き抜けていきます。
春本番までもう少しかかるのでしょう・・・


Posted at 2024/04/07 12:48:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記

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