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夏休み，どこに居ても暑いので，下調べもせずに「そうだ秩父へ行こう」と。
またまた，懐かしシリーズ「三峯神社に正丸峠」今はどう？ってことに成りました。

そうそう，確か甲府の方から関越高速や東北高速に抜けるルートが昨年ＰＲされていたような。中央道を下って裏から攻めるのも一興かと・・・・。

さて，９時過ぎにいつものGSを出発。残念ながら，中央高速は相模湖，河口湖方面に向かう車で大渋滞。我慢のトロトロ走行で，燃費表示は３．９キロ／L。

勝沼ICで降りるところをうっかりして一宮御坂ICから下道へ。気温計は常に３２～３３℃。
車は少なめで，ナビに任せてバイパスや果樹園の中をひた走り，塩山経由で１４０号線へ。

道沿には，葡萄棚の有るお店がずらり。ワインや地酒の誘惑も有りましたが，後ろ髪を引かれながらも今回は走りに徹することに。

途中，偶然，古刹「恵林寺」に立ち寄り休憩することに。



武田信玄の菩提寺で，「安禅必ずしも山水を用いず，心頭滅却すれば火も自ずから涼しい」の快川国士の有名な辞世を記した三門が有ります。

気温３２℃，幾分カラッとしていてもやっぱり暑い。まだまだ修行が足りないようでした。




その後は，広瀬ダムで休憩。コンビニおにぎりで腹ごしらえ。
あ～，夏休みの開放感を満喫。





続いて「雁坂トンネル」。ETCが使えず現金￥７1０を払い，「彩甲斐街道」へ。
写真の滝沢ダムを経由し，秩父湖（二瀬ダム）から三峯神社を目指すコースへもうひと頑張り。




神社への道は，一車線のダム天端上の県道を経て，道幅も狭くブラインドカーブの連続する上り坂。バス１台で精一杯位のところも有り。
今回は，お陰様で，行きはバイク，帰りは路線バスの先導で事なきを得る事が出来ました。



三峯神社，季節的な理由も有るのでしょうが幾分寂れたような。しかし，神社の付帯設備は随分と立派なのもになって居ました。何十年ぶりなので，当たり前でしょうか・・・。



厳かな時の流れを暫くの間楽しみました。駐車場￥５００，おみくじ￥１００（中吉でまあまあ）。

ゆっくりし過ぎて，あわてて「正丸峠」へ再び出発です。


正丸トンネル入り口ですでに１７：００過ぎ。そろそろ帰路に向かうのか地元の車で交通量も増えてきました。右折「正丸峠」への信号待ち中に諦め，トンネルに向けハンドルを切りました。

しかし，トンネル内を走るうちに気を取り直し，トンネルを出てから正丸峠へ。

ここからが大変。道は狭い上り坂！ガードレールも所々事故の形跡？有り。木々が鬱蒼とし，ブラインドコーナーの連続。おまけに夕暮れ時。舗装は荒れているものの，小石などが落ちてはいない道路コンでションでありました。

ハイビームでクラクション鳴らしながらの単独走行。不安な気持ちを振り払うべくせっせとコーナーをクリアしているうちに，気づけば制限速度を大きく超過。

途中，ラリー仕様風の軽自動車さんと出会って，ホッ。何とか無事に正丸峠に着きました。



そして，そこには昭和３０年昭和天皇陛下，昭和３９年今上天皇陛下ご夫妻がここを訪れられたというまだ新しげな記念碑が・・・・。その場の雰囲気とは何故かミスマッチでもありました。
遅いせいか，奥村茶屋さんには人気はありませんでした。

中，高生の頃だったか，遠足？で訪れた時の記憶は全く無く，峠という割には拍子抜けの印象でした。空気が澄んでいれば，眺望も期待できたのかもしれません。




峠では，写真を撮ってすぐに退散。
反対側への少し開けた道を抜け，再び正丸トンネルを利用して２９９号を飯能へ。圏央道・入間ＩＣから帰路につきました。

３００キロ超・約１１時間のドライブ。トータル燃費は，７．７キロ／Ｌ。大半の山道では，ノーマルモードでも５速が主。その割には燃費は良かったかと。
帰りの圏央道，疲れてエコランに徹したのが効いているのでしょうが・・・・。

平均速度は遅いもののつづら折りでのドライビング，私の腕にはもったいない位楽しい時間でありました。

今回のお供は，♪ＨＤDに落ちている前回メンバーと上原ひろみ♪でした。

先週土・日曜は、三重までのドライブ。
圏央道～東名・新東名～伊勢湾岸道～東名阪～伊勢道を往復。帰りは，中井からの渋滞を避け厚木小田原道へ迂回。２日間で８５０㎞程の移動でした。


連休前，たいした渋滞も無しでの往復。しかし，夏休みの為か主なSAは「満車・渋滞」の情報が続き，PA中心の休憩でした。ところがトイレ付きの大型車駐車場はがら空きで，誘導員さんの臨機応変さにも期待したいところです。


今回はC4Sでの一人旅。新東名は，何もすることが無い－運転はしてるけど－ぐらい暇。静岡県下では，右側車線はほとんどが空き。これが怖い。行きたいけれど行きづらい・・・わかるでしょう（笑

暇なので，Ｃ４Ｓの高速道路での燃費を改めて確認してみました。

スポーツクロノのノーマルモード，故意に重たいアクセルで足首鍛えながらの時速８０～１００kmでは１２km／L以上。PDK７速，１８５０rpm～でした。
時速１１５～１２０ｋｍとなれば，同じく２０００rpm～へ。このあたりからは空力特性なのか？燃費マネージメントなのか？１０㎞／Ｌ台へと低下。
ノーマルモードではエンジンレスポンスは最悪で，重いアクセルを踏んでも「あれ何気筒かお休み？ですかぁ・・」状態です。何かするなら，パドルで即1速落とします。

続いてスポーツモードを選択すれば，アクセルへの呪縛は消え失せ，サスも一段締め上げられて臨戦態勢に。そしてポルシェ降臨！と同時に６気筒の食欲も旺盛に。時速１００～１２０kmで，PDK６速２４００～２５００rpm時，燃費は８～８．５km／L。この速度域では，７速には入らない。

車線変更，追い越しすべてにおいてストレスフリーです。ちょい踏みで，即免停基準の速度超えも。周囲への気配りが一気に忙しく！なるけれどすごく嬉しい(^_^)vモードです。

今回はお休みしていた「スポーツ＋」モード。以前，F様やL様の追従時に使ってアドレナリン放出全開時には５km／L前後。
経験も腕も無いのにいきなり未知の速度領域へのワープでしたが，スピードを知らなければさほど怖さを感じないことにも驚きでした。３００km/h超のスケーリングは伊達じゃ無いと納得。（９９７Ｃ４S，最高速度２９５km以上出なかったかな・・・）

前パートナーだったWRX／STIでは，Iモードでの時速１００km以下では１２km／L～。少し飛ばして，Ｓモードで１０～８㎞／L，S#では７～６㎞／Ｌ程度だったと記憶しています。
天候や条件が異なりますが，ＡＷＤの水平対向同士，４気筒２Ｌターボと６気筒３．８Ｌ筒内直噴との比較，興味深い結果と思います。走りとなれば，共に峠の全開走行の方がお似合いではありますが。

渋滞にさえ嵌まらなければ，軽自動車６台近い排気量の９９７Ｃ４Ｓは，「燃費Ｖｓパフォーマンス」特性が優れた車だと改めて納得でした。環境対応技術として，燃費と走行性能の両立を追求しているポルシェ，やはりすばらしいメーカーです。

※燃費は，すべて車載燃費計の値です。


帰り道では高速途中下車し，通い慣れた食堂で刺身盛り合わせ定食を昼食に。

これで１，１００円（ライスはサービス盛り）。

この食堂，１０年以上前からちょくちょく利用してきましたが，最近は結構お客も増え商売繁盛，結構なことです。




お土産は，スーパー「ピアゴ」で。


Ｂ級グルメかもしれませんが・・・楽・旨でして・・・。

今回のお供は　♪R　Gambarini　＆　H　Jones　，B　Ｍａｒｓ　，Ｋｅｉ　，Ｄ　Ｆａｇｅｎ　，Ｄ　Ｐａｎｔｏｎ　そして　Ｙｕｍｉｎｇ　♪でした。

Ｃ４Ｓならやはり東名か中央道の方が楽しいようです。今回のルートはアテンザ向きだったかとも思う次第。

でも，ポルシェは疲れない，そしていつも楽しいのです。