
☆はじめに、以下の文章にはネタバレがありますのでご存じない方、読みたくない方はすっ飛ばして下さい。
自分が今一番気に入っているアニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」の最新作である「宇宙戦艦ヤマト2199、星巡る方舟」、上映開始からもう数週間が経ってしまいましたが、ようやく今日観てきました。
場所は前回と同じミッドランドスクエアシネマ。 現地に到着するとホールはすごい人混み。 まさか「2199」でこれだけの人混みのハズはないだろうなぁ、と思ったら、その前に上映が始まる「ベイマックス」の入場案内が始まったら一気に人が減りました(^^;)
やがて入場案内があり、平均年齢高めの行列(^^;)がゾロゾロと動き始めますが、女性、それも2~30代と若め(^^)の方が意外に多くいらっしゃいました。 前の二人連れ(20代後半?)も
「やっとヤマトのTシャツが買えた」
などと話しています。 こういう人たちにも支持されていると思うと嬉しいですね(^^)
前回同様、注意事項やCMを延々と見続けてそろそろ眠くなってきた頃(^^;)、ようやく本編の上映開始です。
・・・・・・・・・・
見終わった感想。 ズバリ、始まりから最後までずっと鳥肌が立ちっぱなしでした。
オープニングに今回はテーマソングではなくて葉加瀬太郎氏の演奏によるヴァイオリンが使われているんですが、なぜそうしたのかの理由もハッキリ分かり、登場する人物と彼らが織りなす人間模様、そして物語の進展と、すべてが緻密に練られ、計算された素晴らしい作品でした。 女性2人の確執や沖田艦長の優しい一面が見られたり、とある人物が戦死したであろうと思っていたのに、じつは最後までキッチリ生き残っていたり、戦艦大和の仇名を利用した舞台設定も、思いっきりツボにはまりました。
ガミラスから「蛮族」と呼ばれていたガトランティスが、なぜ火炎直撃砲(この兵器の機能説明も前作ときちんとリンクされていました)のような強大な武器を手にしたかの理由付けも無理なく設定されており、前作のスピンオフのようでありつつも続編を期待させる造り(ズォーダー大帝が言葉のみでの登場だったり)に、早くも続編に期待をする自分がいます。
メカ的にはヤマトをはじめとするお馴染みの艦船や航空機(と言うか全部宇宙船なんだけど(^^;)はもちろん、ガトランティスのメカも現在のレベルにグレードアップされていて見応えがありました。 ただ個人的にはメガルーダのスタイルはちょっと「う~ん」でしたが(^^;)
サブタイトルである「星巡る方舟」の本当の意味が最後になって理解できたり、始めから終わりまで、一瞬も目が離せない2時間で、エンディングで平原綾香が唄う「Great Harmony」も物語の余韻とマッチしていて、それが終わるまで誰ひとりとして席を立たなかったのも印象的でした。
じつは自分は、どちらかと言うと ヤマト→さらば の流れが好きで ヤマト→ヤマト2→・・・ の方の流れはあまり好きではありませんでした。 しかし今回この作品を観て、後者の流れに沿いつつも、それぞれが抱える矛盾や無理を解決しながら繋がって行く物語が展開されないかと、とても大きな期待をしています。
Posted at 2014/12/24 09:53:36 | |
トラックバック(0) |
宇宙戦艦ヤマト | 日記