2年前から始めている、年末恒例オータキ1/48大戦機キットの製作、今年も3機できました。カーチスP-40EウォーホークとスーパーマリンスピットファイアMk.Ⅷ、メッサーシュミットBf109G-6グスタフです。
これで
去年までと合わせて13機、残るは疾風と紫電、Fw190A、そして九三式練習機です。
前の3機はいいけど最後の1機は複葉機だから、かなり敷居が高いなぁ
カーチスP-40Eウォーホーク
キットは零戦や隼の次くらいの発売だったでしょうか。前面にびっしりと打たれた大き目のリベット表現に、発売当時は「気持ち悪っ!!」と思ったものでしたが、いま見れば、これはこれでアリかもと思えます。
このシリーズではなぜか、ムスタングとこのウォーホークだけ液冷エンジンが再現されています。とは言え、当時のモノなので大したディテールではないのですが、せっかくなので見られるように側面パネルは接着しませんでした。
塗装は、先に作ったサンダーボルトのオリーブドラブとニュートラルグレー塗装がつまらなかったのと、やはりシャークマウスが使いたかったので、イギリス空軍のアフリカ戦線にしました。この塗色、何気にお気に入りなんですよね。
デカールは台紙がカペカペに硬くカールしていて、そのままでは使えないかと思ったんですが、意外にもごくごく普通に貼れました。さすがにシャークマウスはそのままでは無理があり、剛力ソフターで無理やり密着させて不足分はタッチアップでごまかしました。あと、このデカールは大きなポカをやらかしています。修正しようかとも思いましたが、面白いのでそのまま使ってやりました。



スーパーマリンスピットファイアMk.Ⅷ
ウォーホークやムスタングの後Mにリリースされたキットだったと思います。今の目で見ても美しい筋彫りや適度なリベットに好感が持てます。唯一、主翼フィレットと胴体との接合部分が平面的になっているのが残念で、ここは胴体側にフィレットが凹んで逆Ω型のようになるのが正解。とは言え、ここを正しく再現していたキットは、当時は殆どなかったような。このキットはそのうえ、胴体パーツのフィレット部分が事後変形していて、ここだけパテのお世話になりました。
塗装は大戦後半のイギリス空軍の標準迷彩。とは言え3色とも、クレオスの指定色に他の色を混ぜて調整してあります。
デカールはこちらも元気。枚数が少ないこともあって、あっという間に貼れました。



メッサーシュミットBf109G-6グスタフ
スピットファイアとほぼ同時期の発売だったかと思います。くっきりした筋彫りがシャープな印象を与える好キットです。パーツの合わせも良好、パーティングラインや片抜きテーパーを擦ってやれば、あとの修正は殆ど要りませんでした。主翼下の20mm機関砲の銃身は、サードパーティーの真鍮パーツにしてやりましたが、ピトー管はキットのパーツそのまま。そのうちこちらも金属パーツに替えてやるつもりです。
塗装はドイツ空軍戦闘機の標準的なものですが、キットの指定では機種下面の黄色は無しで、代わりにラダーが黄色に指定されていました。今回はそれは無視して、AIRFIX1/72のキットの指定に合わせてあります。
ドイツ期の迷彩はモットリングなど手がかかりますが、一番面倒だったのはスピンナーの渦巻きでした。
このキットもデカールは元気でしたが、国籍マークの白の版ズレが酷く、コーション類と合わせて別途入手したタミヤの同機キットのデカールを使いました。




Posted at 2024/11/29 23:06:35 | |
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