Ｆデフオイル交換＋丸山ＧＸパワー添加、Ｆキャリパーエア抜き

三連休最終日。

夕方以降、コマンダーでの移動が必要になるため、今日の作業時間は15時まで。

8時から作業開始し、RTVがガッツリと塗られたリアデフのオイル交換以外は無事に完了出来た。

①運転席側ドラシャ取り付け
②ナックル回り組み上げ
③Ｆデフオイル交換＋丸山ＧＸパワー添加
④ドラシャナット締め付け（両輪）
⑤Ｆキャリパーエア抜き（両輪）


104,290km

運転席側のドラシャ取り付け。

デフ側スプラインシャフトにはオイル漏れが無い事を確認して一安心。

ドラシャを差し込み、インナーケースをグイっと押すと抜け止めリングが無事通過。

ナックルにハブベアリング（115Nm）を取り付け、ABS配線を固定。

アッパーアームボールジョイント（95Nm）、タイロッドボールジョイント（95Nm＋割ピン）、クレビスボルト（上122Nm、下169Nm）、スタビボルト（上108Nm、下115Nm）を１G締め。

その後、ブレーキキャリパーブラケット（169Nm）、キャリパー（44Nm）取り付けを行い、ドラシャナット（135Nm）の締め付けを残すだけの状態まで組み上げ。

ナット締め付けは、E/G始動してブレーキ作動状態で実施したいので、一旦保留。

油圧ジャッキ１台で１G締めを行うため、片側はリジットラックシャフトでロアアームを固定。

ラバークッションが劣化したため4本交換し、捨てるには勿体ないが使い途が見つからなかったが、これからは役に立ちそう。

マウント交換作業でデフ本体を降ろしたものの、デフオイルは全く漏れてこなかった。

規定量より減っている？

念のため、E/G始動はデフオイルを規定量注入後に行いたい。

2年前に使用したTAKUMIオイルでしたが、今回はカストロールに変更。

そして、斎藤商会の「丸山モリブデンGXパワー」を１本添加。

ドレンからの排出オイル。

前回交換は、2021年10月6日、94,507kmだったので、2年4か月、9,783kmが経過。

２年程度では、大して汚れていない。

シールテープを巻いてドレンプラグ（60Nm）を取り付け後、シリンジを使用してGXパワー、オイルを注入。

オーバーフローしたら、フィルプラグ（60Nm）を取り付けて完了。

ドラシャナット締め付けのため、E/Gを始動。

すると、ABSカプラーを抜いた影響か、ABS系のワーニングランプが点灯。
※画像はキーON直後でこの後も消えず

ABS警告灯
TOW/HAUL警告灯
ESP・BAS警告灯
スリップ警告灯

ブレーキペダルと運転席の間にモノを挟み、運転席でブレーキペダルを押す事でキャリパー作動。

両輪のドラシャナットを規定トルクで締め付けたらE/G停止。

キーOFFにして、再度E/G始動しても消えず。

仕方ないのでTRINITYを接続し、ダイアグを確認するもフォルトコードは表示されず。

？？？

フロントタイヤ取り付けを行う前に、せっかくなのでキャリパーのエア抜きも追加で実施。

その後、タイヤを取り付けてフロント周りの作業は完了。

続けてリアデフのオイル交換に着手。

リアデフにはドレンプラグが無いため、カバーを剥がしてのオイル交換。

ボルト12本（41Nm）は問題なく緩んだものの、RTVがガッツリ過ぎてシールカッターが入らない。

少しカッターナイフで切り込んでは見たものの、全周を行うには相当な時間がかかりそう。

時刻を確認すると13時だったため、リアデフのオイル交換は持ち越しにして片付けを開始。

その後、不具合確認で数10m走行したところ、警告灯は全て消灯してくれました。

次回作業に備え、以前から気になっていたLENOXを注文。

金色ヘッドはハンマーで打撃可能なため、オイルパンシールカッターよりも有効かも。

ブレードはかなり頑丈との事だが、念の為スペアブレードも注文。

以前購入したオイルパンシールカッターには一応ハンドルが付属しているものの、5cmと短かい事や、本体取付部の寸法公差が酷過ぎてスポスポ抜けてしまい使い物にならず。

本体のシャフト挿入穴径を実測すると8.6mmだったため、このシャフトに交換。

外れなくても構わないので、叩き込む予定。

交換ついでに柄も取り付け。

LENOX効果でリアデフのシールカットをスムーズに終わらせ、オイル交換＋GXパワー添加をさっさと終わらせたい。。

フロントのカバー、フィル、ドレン