運転席側ドラシャブーツ交換

eBayで購入したドラシャブーツが届いたので、助手席側に続き運転席側のブーツ交換を実施。

ここ最近、同じ作業を繰り返しているため、途中経過は割愛。

しかし、作業途中でビックリ。

アウター大径側のブーツバンド締め付けが不足していたようで、グリスが漏れていた。

漏出量は大した事無くササっと拭き取って清掃は終えたものの、ここ一か月で1,000kmほど走行したため、微量漏れで良かった。

前回のグリースアップの後、定期的に点検していたものの、奥まった位置だったために気付けず。

ストレートのブーツバンドは2本使用していたが、もう片方は問題なく、アウター側の締め付けが不足していた事が原因。

締め付け加減に気を付けねば。

届いたブーツは2種類で4個。

助手席側の交換は完了しているため、半分はストック行き。

共にEMPI製だが、サイズが微妙に異なり、大径側のバンドを掛ける部分もデザインが少し異なる。

86-2324-D　全長が長く、小径側細い
86-2377-D　全長は短く、小径側太い

純正ブーツのサイズを確認して、配置を決める事に。

取り外したドラシャから摘出したブーツ2個。

アウターとインナーを比較すると、アウター側の全長が短いものの、小径側のサイズは一緒。

大径側のデザインは、アウター側と2377が近似。

そこで、2377をアウター側に仮組みすると、小径側はシャフトへの締め付けが無く、バンドで締めれば大丈夫そうな気もするが、微妙な緩さ。

2324を仮組みしてみると、小径側とシャフトとの関係は丁度良いものの、全長が長い分だけ、収まりとしては微妙。

結果、アウター側に2377、インナー側に2324を組み付けて完成。

ブーツバンドは、商品に同梱されていた「カシメタイプ」を使用して、バンド位置をシャフト形状に合わせて微調整後、しっかりと締め付け。

同梱品のグリースは使わず、丸山モリブデングリースを使用。

インナー側は、スプラインの収まりも順調で、特に問題無く完了。

アウター側は、ステアリングタイロッドボールジョイントの動きが渋かったため、組み付け前にニップルからグリースを充填。

グリグリして馴染ませてから組み付け。

クラウンナット位置が決まらず、割ピンの収まりに苦労したものの、完成。

ブーツバンドのカシメ部分が出っ張っているため、ナックルと干渉しないか要確認。

8時半から開始して、ノンビリ作業で15時半には片付け完了。

Bluetooth化は中途半端になりそうなので、明朝に持ち越し。

翌朝、ナックルとの干渉を確認すると、左右共に接触痕が出来ていた。

取り急ぎポンチとハンマーでカシメ部分を叩いて解消したものの、ブーツ側も潰されている事から千切れや裂け目の原因になりそうで嫌な感じ。

JTC製のカシメツールと、カシメ部センターに膨らみ防止の溝加工が施されたバンドを購入。

取付済みのバンドを手直しするか、このバンドで締め直すか、思案中。