カシオ HIGH SPEED EXILIM EX-FH20 セミナーに参加させて頂きました
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カシオHIGH SPEED EXILIM EX-FH20をお借りしました。
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2008年10月19日(日)カシオ計算機株式会社様主催
みんぽすモノフェローズ/
カシオ:HIGH SPEED EXILIM EX-FH20セミナーに参加させて頂きました。
当日はセミナー、実機での実際の撮影、そして本社内にあるフューチャリウムという展示室でのカシオ計算機歴代製品の展示などみさせて頂きました。
先ずはダイジェストとミニレビューみたいな形で当日の様子や流れなどを書きます。
セミナー、実機撮影、フューチャリウムについては後ほど別記事追記します。
本社
先ずは本社前に集合
場所は新宿から京王新線一駅の
初台駅(GoogleMapリンク)で渋谷なんですね。
初台駅(GoogleMap大きな地図で見る)
カシオ計算機って、こんなところにあったのかと思いつつ
実は初台駅降りてすぐには、
東京オペラシティなんてがあります。
駅出てすぐ、オペラシティビルをみあげるオブジェ
本社前待ち合わせの際にお聞かせ頂いたのですが、休日などカシオ計算機周辺でのドラマ等撮影もなんだか良く行われているとの事。
オペラシティ、24時間ロケで使える
Planear-レンタルスタジオ-【初台玉井病院スタジオ】、すぐ傍は新宿副都心ビル、都庁、代々木公園、どうやらドラマからちょっとした撮影などなかなかのロケーションらしいです。
ついでに通常の3倍どころか5倍の厚みはあろうかと言うかき揚のお店
加賀(かが)/初台/そば、うどん、蕎麦、饂飩[食べログ]
なんてのもあるのだとか。当日の日曜日はそのお店休日で食べられないとの事。残念。
と雑談させて頂き本題へ。
会議室
まずは会議室
本社ビル最上階にある会議室
窓からは都内が見渡せる良い眺望。
こういう眺めを利かせられる場所だと、何気に刺激されるものあって会議や企画なども意外と弾むのかも?なんて場所です。
プロジェクターを使っての会社概要
開発本部QV統括部の宮田室長より、会社の概要からEX-FH20開発などのお話を聞かせて頂きました。
社歴
カシオミニ、電子手帳の計算機、デジカメ黎明期のエポックQV-10、ハンドヘルドPCCassiopeia、G-Shock、(発売当時)最薄のコンデジ EXILIM EX-S1、脅威の超高速連写 EX-F1
宮田室長が携われた主な商品
経営理念
カシオの経営理念「創造と貢献」
人のまねをしない独創的な商品を作る
考えてみると、古い物や常識に固執せず、チャレンジャブルで、また意識や概念を新たにする製品生み出しているですね。
実は私もQV-10は購入して楽しませてもらっていました。
カシオのデジカメの進展
デジカメも各社毎に世代を重ねていると思いますが、カシオは当初から液晶つきデジタルカメラ。
現在の一般的なコンデジの原型を真っ先に作って見せた形だったのですね。
EX-F1からEX-FH20へと裾野の広がり
そして現在、ハイスピードというジャンルを展開して、カメラの楽しみを次の時代にシフトすべく奮闘中のようです。
奮闘と言うからには、やはり色々熱くもなることあるようです。
熱い戦い
熱い戦い。
きっと企画会議とか熱かったのだろうな~と思ったら、文字通り、製品自体が熱で熱かったそうです。
メカニカルよりもCMOSとLSIと言うデジタル部分を最大限に活かす方向で超高速連写を実現しているとのことです。
メカニカルベースだと精度とかコストとか様々にコストアップの要因が積み重なってしまいますが、デジタルの良さを活かして超高速連写を実現する。
すると、パソコンと一緒でCPUに負荷がかかる。
これで熱くなっちゃうとの事で、放熱をいかに行うか?なんての大変だったようです。
そういう熱い戦いだとは。
メカニカルだと、どうしても様々な物理的な制約が絡み合ってしまいますが、デジタルを上手に活かしてあげれば、パソコンが爆発的に性能面で進展みせたように、処理面はどんどん改善出来ちゃうと言う点もさりげなく見逃せない点だと思います。
その分カメラをコントロールするOS相当の処理、その他使い勝手のソフトも非常に大事になってくるかと思います。
ソフトに限って言えば、PC向けにサポートソフトとして、後から追加していくことも可能でしょうし。
マルチモーション
という事で、高速連写したセットから5枚を選び出して合成。
それを、撮影した際に自動でやってくれるそうです。
この場合、背景として止まっているもの、動いて言る被写体。
それを前景、背景と認識してカメラ内部で合成。
ただ、これ秒間何コマ撮るか?とか動きのスピードなどで上手く言ったりいかなかったりなかなか難しいです。
勿論秒間何コマにするのか?は調整可能なのですが、その設定どのあたりにしたらいいのか?
その辺は使いこんで慣れるしか無い状態。
そのうち事例とか豊富になれば、どのくらいの秒間設定がいいとか出てくると思いますが。
PCで合成しようとすると大変なのですが、まさかカメラがやってくれると言うのは、是非活かしたいとこ。
サッカーのフェイント
PowerPointベースのプレゼンでしたので、さりげなくハイスピードムービーも紹介。
ハイスピード故にゆっくりした動作として表示されますので、超高速連写じゃないカメラでも写せました~。
連写の間に一体何コマ再生されているの?というぐらいにじっくり写っている形です。
スポーツで動作や技をマスターしたい。
そういう時にどういう体の動かし方、バランスの取り方、等々を確認したいなんて場合は、隅から隅まで確認できちゃうと言う訳ですね。
って事は、プロなりセミプロの試合なり練習風景見に行って撮ることができちゃえば、まんまお手本が出来ちゃう。
自分でやるスポーツから、子供がもっと上手くなりたいスポーツなんてあれば、まさに必携の上達補助ツール
にもなりえる実用性を持っちゃっているわけで。
試用機貸し出し
このカメラ、実は単三4本で動きます。
専用のリチウムイオンとかじゃない。
で、エネループなんてでもOKとのことです。
当初開発技術サイドからは専用電池じゃないと無理なんて話があったそうですが、色々な試行錯誤を繰り返していく中で単三電池タイプで行けるようになったとのこと。
このバッテリー問題は様々なシーンでガンガン使いたい時など案外効いて来るんじゃないかと思います。
でもさりげなくDC in 9V もあるので、外付け大容量バッテリーみたいなことも出来ちゃうかもしれません。(出来たとしてもこの辺はメーカー推奨からは外れちゃうと思いますので自己責任でお願いします)
それで、そんな説明とスライドなんてでイメージを植えつけて頂いた状態で、いきなり試用機貸し出し。
さあ、撮りに行きましょうなんて具合。
え?あ?、これだけは試してみてね~という事で、それをやるための設定変更とかモード呼び出しの説明があるのかと思ったら何も無し!!
ズーム確認
アムロがガンダムに乗る際、マニュアルで武器探してましたが、むしろそんな暇も無い状態。
スライドで見せてもらった機能が、どうしたら引き出せるのか触りながら探し出す?!
まあ、最近のカメラと判ってますので基本オートモードでOKでいかに各機能呼び出すかなんですけどね。
まあとりあえずズーム
上の写真と同じ方向のままズームです。
す、凄い。
こいつ5倍以上のエネルギーゲインがあるぞ。
じゃなく、いきなり20倍ズームの威力。
会議室から霞んで見える東京タワーがこの調子で撮れてしまう。
上述でプロの試合やトレーニングを写してしまえば、とありましたが、確かにこのズームが効けば・・・。
と、まあ、流石にそこまで都合良くない点はありますが。
カメラとしては秒間40コマいけ、望遠もこれが効きますが、超高速ムービーとなると、画面サイズが小さくなってしまう点は仕方無い分で出てきてしまいます。
手ブレ補正オンにしていますので、この20倍フルズームでも、ぶれることなくあっさり撮れちゃいました。
カメラの筐体が適度な大きさ、馬鹿みたいに軽い訳でもなく、かと言って苦になるような重さでもない。
また、レンズが沈胴式で、カメラ底面とレンズを左手でしっかりホールドできます。
その辺りもブレ少なく撮り易くなっている部分ありそうです。
本社裏公園
で本社の裏手にちょっとしたアクションを撮影するのにうってつけの小さな公園。
ここでモデルさんの「麻丘しおり」さんを交えての撮影会が始まりました。
私はモデルさん交えての撮影って、実ははじめて。
どうしたもんかと戸惑いつつも、アクションをいかに抑えるか?に。
人物ポートレートとか、モデルさん撮影会ってことなら、いかにモデルさんが引き立つように、
様々な配慮をして表情や仕草惹き出すか?なんてが重要になるのだと思いますが、
そんな余裕もありませんでした。
ビーチボールアクション
でも、やっぱりモデルさんが動き回ったり、特定の動作をやって見せてくる。
これは撮影にメリハリがついてとっても良いですね。
シャボン玉
風と、シャボンのせっけん水の濃度が良くなかったのか、あまりいい具合に膨らんでくれなかったのが惜しいところ。短い時間で詰め込んでの撮影会ですのでハプニングは付き物ですね。
色々な仕草などを抑えたEX-FH20で撮影された動画、YouTubeなんてで沢山上がってきているようです。
水風船
そしてこちら水風船
針で突き刺す
風船自体が割れる
割れた風船表面に接触していた表面の水が、風船にひぱられう形で飛び散る。
一方、風船と接していない水は固まりとしてっその場に留まる事ができない。
あたかも巨大な水滴となって、その塊ごと重力に引かれておちていく。
こういうのがまざまざと見て取れるものがダイヤルでモード変えるだけで撮れちゃいます。
マルチモーション
こちらジャンプしつつ飛び降りるところをマルチモーションで。
マルチモーションは、ダイヤルの中にはありません。
カメラ背面のBS(ベストショット)を呼び出すボタンで呼び出し、設定しつつの撮影でした。
カシオのカメラを利用していれば判ったのかもしれませんが、これは判らず教えていただいての撮影でした。
ただ、アクションの始まりから終わりを想定して、それにかかる時間を考えて撮らないと、一連を上手く合成してくれません。
連写したセットの中から5枚を自動で選んで合成となっています。
このため、アクションの時間をぱっと浮かべて、秒間何枚くらいにしたら良いのか?が読めないといい具合にするのが難しいのですよね。
これは、5枚と言わず、3枚で等々色々可変できたり、後から好みの合成となるように選択、とか指定しなおしが出来るといいな~とおもうとこです。
振り返り
振り返りなんては、もう超高速連写でワンセットバララララ~(あ、超高速連写撮影の際、小さくこんな設定音が出ます)と撮ってしまえば、いい表情撮り損ねた~なんてこと無しに撮れそうではあります。
ただし、フォーカスですが、自動追尾モードとかにセットしておかないといけません。
この撮影の際は、そこまで判りませんでした。
おかげで、この連続写真、モデルさんよりも背景にピントがあってしまっているようでした。
ピンポイントでどこにフォーカスが来ているのか?が見えていると、焦点ボケやらかすこと減らせるのかもしれませんが、その辺ちょっと判りにくいのが残念なとこでした。
アピールショット
ただし、被写体を画面いっぱいにしちゃえば大きなピントのズレは流石にありません。
これで連写しちゃえば、いい表情なんては絶対入っていてくれそうです。
フューチャリウム入り口
カシオ計算機本社には、通常一般公開がされていない秘密基地× 展示室があるそうです。
この中に歴代の製品が鎮座。
そのシェルター×展示室入り口。
開錠前に入り口外観お願いして撮らせて頂きました。
フューチャリウム中
ありました。
そして、この中で歴代製品一望。
この展示室をじっくり見るのだけで半日は潰せちゃうかと思うのですが、駆け足でみさせて頂きつつ撮影もさせて頂きました。
フューチャリウムで撮影
約2時間の中での製品紹介、試用、展示室の閲覧となかなかに盛りだくさんでした。
ちょっと惜しいなと思ったのが展示室での閲覧と撮影が終わったらそれでおひらきとなってしまったこと。
試用直後で、思った素直なことの意見交換とか出来たら良かったように思いました。
試用直後に思ったこと。
・ベストショットモードが判りにくかった
→そういうモードを知らず、何が良いのかが判らなかった。
特徴やお勧めの機能はモードの中に埋め込んで一発呼び出しなどが好きなんですが、オートモードとベストショットモードの相互切り替えとなるためこのような構成のようでした。
R10での切り替えのスムースさが非常に馴染んだため、アクションが増えてしまうのは勿体無いです。
・ハイスピード動画で秒間撮影30-210フレームに可変できるがこれがもっとスムースに簡単に呼び出し操作できないか?
・マルチモーションを撮影後に条件変更して好みのマルチモーションとなるようにできないか
・高速連写のあとの書き込み確認がちょっと邪魔
→設定変更で無確認でどんどん書き込みにできました
・ハイスピード手ブレ補正、マルチモーションなどの処理時間の待ちがやっぱりもどかしい
→後からマルチモーションにするなどが出来たら、撮影時の待ち時間が減らせて良さそうに思える
・撮影は、兎に角にも撮影に専念して、後からじっくり処理としたい
→処理時間中に大事な一瞬を逃しているようでそれが残念
・一杯撮れてしまうのでベストの写真を探すのが大変
→良さそうな写真をピックアップして教えてくれるような補助があったら?
・やはり沢山撮れるという事は、それだけメディアの消費も激しい。
→大容量外部ストレージに送信なり、ムーブしながら撮影なんて出来たら?とも思います。
イベント参加させて頂いて
QV-10が液晶デジカメのある意味始祖となったように、HIGH SPEED シリーズ新しいカメラの利用シーンを引き出す原点となるような気がします。
ハイスピード故に見えなかったものが見えるようになる。
それって未知に触れるも同然。
そういうものが増えれば、下手をすれば物の作りなどにも様々なフィードバックが効いてくると思います。
また、意欲的な、カメラ内合成。
ハイスピードで複数あるデータから背景と被写体を切り分けて合成する。
これによって得られる画像。
ただ、撮ってお終いのその先につながる。
しかも、プロユーズでなく、あくまで一般の人が手軽に楽しめることを忘れない。
今回、ある意味次世代の常識になってしまうんじゃないかという新しいカメラ。そのイベントいち早く参加させて頂きありがとうございました。
みんぽすトラックバックセンター(
Minpos Trackback Center)以下のリンクに今回のセミナーに参加された方々の記事が集約されています。
イベントなどに興味お持ちの方いらしたら覗いてみてください。
Minpos Trackback Center ≫ カシオ:HIGH SPEED EXILIM EX-FH20セミナー
色々な方々のによるHIGH SPEED EXILIM EX-FH20のレビューは以下のリンクにあります。
みんぽす - HIGH SPEED EXILIM EX-FH20のレビュー:デジカメ > ズームカメラ > 700万画素以上1000万画素未満 > カシオ
尚当方のFC2ブログからみんぽすに投稿したEX-FH20の関連記事は以下になります。
CASIO EX-FH20で横浜みなとみらい夜景撮影(2/2)-撮影記
http://www.minpos.com/index.php?pg=relay&click=101772
http://julajp.blog53.fc2.com/blog-entry-755.html
CASIO EX-FH20で横浜みなとみらい夜景撮影(1/2)-撮影記
http://www.minpos.com/index.php?pg=relay&click=101771
http://julajp.blog53.fc2.com/blog-entry-754.html
CASIO EX-FH20で周囲の夜をテスト撮影-みんぽす-レビュー
http://www.minpos.com/index.php?pg=relay&click=101763
http://julajp.blog53.fc2.com/blog-entry-753.html
CASIO EX-FH20での朝日撮影テスト-みんぽす-レビュー
http://www.minpos.com/index.php?pg=relay&click=101768
http://julajp.blog53.fc2.com/blog-entry-752.html
カシオ HIGH SPEED EXILIM EX-FH20 セミナーに参加させて頂きました
http://www.minpos.com/index.php?pg=relay&click=99943
http://julajp.blog53.fc2.com/blog-entry-751.html
尚、今回のイベントの写真以下のみんカラフォトギャラリーにアップしています。
追ってコメント追記や記事化などしてみたいと思います。
モノフェローズ、カシオEX-FH20セミナー会場:【みんカラ】フォトギャラリー
モノフェローズ、カシオEX-FH20セミナー概要説明(1/4):【みんカラ】フォトギャラリー
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