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2026年02月02日 イイね!

悪と自動車

悪と自動車






タイトルに違和感と語弊を覚えたらごめんなさい。

最近雪道でノーマルで走行したら、高速はまず入れない。途中から外に追い出される時代になった。

https://www.facebook.com/watch?v=944712785400823

路上でスタックして大迷惑な過去の”立ち往生”事件が数度あり、ネクスコが厳重に
追い出しをするようになった。

最初の4枚の画像はいずれも10年以上前に1月末のニューイヤーミーティングに
向かう際の伊吹山麓を越える関ヶ原道中のものである。
撮影の30分後には通行止めになったと、養老あたりのSAで知った。

今回の話のテーマは雪ではない。

自動車って考えたら、無茶と冒険は厳禁の時代にいつの間にかなってしまった。

50年はオーバーだが45年乗っている私は、遠い昔のことをよく思い出す。
自動車があるから、とんでもない山越や、悪路も越えて遠い旅をしてきた。





これは阿蘇の外輪山から高森椎葉を抜けて宮崎の小林に出る酷道265未舗装時代で
この時に下の雑誌の企画で走った品川ナンバーの初代XXと山中で遭遇してたまげた
ことをまだ覚えている。



46年前の1980年頃の自動車をめぐる環境は、若者雑誌にこういったロングツーリングや、チャレンジドライブに、時には読者も参加して、夢とロマンを誘った。

その頃は自動車に事故は付き物で、年間の死者数も今の4倍以上あった。
しかし今ではプリウスミサイル、老人プリウスがネットスラングになる時代である。
事故は今も昔も変わらぬが「あってはならない」最悪の事態になった。

こういった冒険心や若者の無鉄砲を誘うような記事は一切見なくなった。
自動車雑誌ですら存在価値が薄い。

自動車からある種の成分をどんどん抜いていったのが日本。
日本の自動車は外観から、いやエンジンのチューンアップも今時の言葉で言えば
反社行為というようないじる要素を抜いていったので、外国のモーター環境、
モータースポーツに比べると、ポピュラー性がなく、サーキットで眺めるだけの
”ラスベガス興行”みたいな特殊なゾーンの娯楽の一種に半世紀で堕ちた。

私はこの表現でいいと思う。

45年前は矢沢の永ちゃん矢沢永吉のロック?が売れまくり、リーゼントヘアは
ワルの主張の一つで、けっこうやるヤツはいた。

この時代、私はワルそうが嫌いだったんだよなあ。
でも自動車の改造は、節度と本質を理解したものは好きだった。
オートメカニックは皿のように読んだし、発刊したての「カーボーイ」には
自分の思ってた雑誌の登場に純粋に喜んだ。






矢沢永吉は最近では国営放送の紅白にも登場する「あの頃」歌手の一人になった。
最盛期の人気はないが音楽のロックだと、ワルを売りにして売れた人は昔から多い。

自動車はなぜ、モータースポーツとエンジンのチューンアップは禁じられ、そしてロードサイドのカーショップの繁栄は、オートバックスとイエローハットだけになった。

個性豊かな”改造”パーツを売る店は、なぜ消えていったのだろう。

ここには今でも旧車イベントを開くと集まってくる暴走族の問題から切り離せないと思う。

1980年代は私は20代になっていたが、まだ舐め猫「なめんなよ」とか
暴走族と本質は分離したいが、ツッパリ文化の全盛期であった。

今国会議員になった三原じゅん子議員も、聖子ちゃん好きなゴボウ男と路線を画して
ツッパリ系の人に人気があったが、80年代後半は毎年登場する可愛いアイドルの
「これでもか」に押されて消えて行ったが、しっかり根性焼きして自民安倍シンゾーの配下に入りまさかの議員センセーになられた。

この辺は巧妙に「矢沢永吉」を演じ続けた中身の人間と同じような気がする。

私は自動車に欲しい部分は無くしてしまったワルの部分だが、まあジョロラモの
ちょいワルでもなんでもいい。

まさか60になってもボーソー族って訳にはいかないが、ここまで「水清くして
魚棲まず」になってしまった日本の自動車文化って「どうよ」

つまり成功者と金持ちはトヨタの章男を崇拝して「GR」だろうけれど、
その辺の道草のようなプライベーターにも復活の道は残して欲しかったなあと思う。





Posted at 2026/02/02 07:12:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2026年01月27日 イイね!

自動車と遊べた時代

自動車と遊べた時代ふと覚える淋しさや哀しみは年齢と共に増えていく。
私の代で自動車と遊んだ時代は遠くなっていくんだろうなあ
と、このところよく思う。

環境や時代の進化と共に生活の様式は変わって行く。
だから「昔のクルマは良かった」と言ってもしようがない
ことは判っている。

それでもだ、が。





いま一番気になっていること
それは社会から遊びがなくなって行く傾向が強く、早くなっていることだ。


巷にはパチンコや競馬レースだののギャンブルが溢れて、大阪には今度
カジノが出来そうな勢いだし、

また公営のレースなんてネットで買えるようになり、地方の草競馬も
信じられないが数倍の売り上げで復活、そんな現象も知っているし
横目で見るが、

私のいう「遊び」とは無目的な行為を通じての発見である。


最初から投資して結果がお金の麻痺状態をアソビに加えるのは、私の考えから
除く。


車に乗ることは、運送のトラックやバスで乗客を運ぶ「仕事」の車がある一方

マイカーは究極の贅沢な遊びだから持ってるものだった筈だ。




遊びのための車を持つ贅沢が許されたのは、
贅沢は敵でなく贅沢は素敵だからだ。

ちょっと最近の若い人と話すと、考え方の基本がすごくコスパ、タイパ
といった、費用対効果とかの呪縛が蔓延以前に染み付いてしまっている。

そ、そらあ世の中の流れでしょと言われたら、返す言葉が無い。

しかしで、それでも、私は逆の見方で生きてるので、
ホンマにそれでええんか?といつも思う。

それで楽しいんか
>適度に楽しい
自分を思いっきり自由にさせてみたくないんか
>周囲の目や場の空気から”浮きたく”ない

たぶん、こんな感じで世の中の流れが、40年くらいで変わってしまった。

顕著な国の日本は、長い不況やデフレ、就職困難とかで、
「やっぱりやめとこう」という行動の規範がすっかりジジイくさい方へ変わった。





難しい話だが無目的が良いとか悪いの話ではない。

遊びの基本は自分を解放しての発見だと思う。
車に遊び性を求めたから、クーペだとかハードトップとか、
オープンカーに憧れた時代があった。
ちょっとくらい遊んでもいいかの、上まで留めていたボタンを二つ外せば
違う自分になった気がする。ってユニクロやワークマンの時代には判らんか。

最近の目につく言葉でデュージエリエンスという言葉がある。

これは経済用語の投資判断とか、思い切った行為をする時の目的性の裏付け
を考える時に用いる。

それ、何のためにやってんの? で即断即答の「コスパ」じゃない
長期回収するための基本を考える考え方でもある。

つまり人間は遊びを通じて学んだり、成長することは実は多い。

遊びには流儀もある。

どうも最近、世間や社会が薄っぺらで、笑いの世界も面白く無いなあ
と貴方が思っているなら、その理由は遊びが足りない、遊び要素が
費用や手間をかけたものでないことに気づいているからである。



私は個人的にはこういった傾向に棹を差して生きているが、世界を敵に回す
つもりはない。

ただ、もう社会の向かってる方向がこうであるなら、逆らえない理由も判ってる。

遊びや中間を飛ばす、省略するということは、利益が最大の目的なら
カットすることが優先になることも仕方がない。

しかし省略とカットを繰り返し過ぎたら、顔とお尻だけの奇形児になる。

普通の人間はそこまでやるわけがないが、AIだのテクノロジーだのって
信じ過ぎたら「もう人間は要らない」「あいつらは遊んでばかりだ」
機械にやっつけられそうだから、僕は反対なのである。



Posted at 2026/01/27 08:05:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2026年01月18日 イイね!

両極端化するクルマ社会を今後どう楽しむべきか

両極端化するクルマ社会を今後どう楽しむべきか正月が明けましておめでとうございます。
1月の元旦に来ていた息子が熱を出し
私も翌日からインフルエンザに11年ぶりに懸り
正月からダウンしていました。


さて今年もそろそろ書いていきます。

車社会が良かった、理想的に見えたのは、おそらく1970年代と80年代。
あとは90年代くらいまでの車も良かったと思う人は多い。

なぜまだ生産は続いているのに、自動車は面白い”ともだち”でなくなったのでしょう。


それはざーっと雑に分析しても、自動車が武装の代わりに巨大化して
安全装置がいっぱいついて、死亡事故激減に貢献して、現状社会に適した
「安全な」乗り物に変わったから。

まあそんなふうに自動車好きの多くは思ってる。諦めてるってところではないでしょうか。

しかしまあクルマは維持に金がかかるのが、余計な安全装置のおかげで
連中のインジケータ表示一つのエラーでも整備費用と新車価格が上がりました。

よく思う「正しいから正しいに決まってる」式の頭の悪いインテリ爺さんが
教条的に主義を唱えるのに、なんとなく似ています。

こんな装置要らんのじゃないか。今の自動車を運転するとセンターラインを
踏んだだけで鳴る警告装置とかついています。

道の端を自転車が走っていたら、対向車がなければ大きく避けて、走り抜ける
のが正解なのに、バババババとか音が言うので、自転車ギリギリで追い越す
下手っぴいな自動車に怖い思いをさせられる。

これは「俺は頭いいだろう」って発明技師がいたんでしょうね。
僕はバカの発明に思っています。






最初に書いた両極端化と言うのは、昔の古いクルマはもう古過ぎると自分も思います。
AE86だって40年前でしょう。
それを熱く語るって、僕はかなり恥ずかしい気がします。
1990年代後半や2000年頃の中古がザラにあって、安かった頃に
「これ面白いよ」と言うのは新鮮でいいと思うのです。


私は1971年のフィアットに「まだ」乗り続けています。実際は恥ずかしい
気持ちもありますが「いいですね」と言われたら「ありがとうございます」と
言うようにしています。

僕の理想は、自動車は文化に近いところで、そこまで引き上げる熱意のある人の
一部くらいにはなりたいと昔は研鑽していました。

もう、コレクターの自慢や、ハコスカも34も1000万円とか言う話が嫌で
自動車イベントの輪に行かなくなり長いです。
まあコレクターは文化に近いから良いでしょう。

あとは売る方が最近はぶっ壊れてきました。
ビッグモータの事件で一気に空中の楼閣が瓦解した。
新車ディーラーも余計な物を売って押し付けて、稼ぐのは、プルデンシャル生命保険と変わりません。

自動車はネットも普通にあるから、乗りたい個体を新車を選択せずに、
数ある中古を吟味。そして信頼できて代価を払う価値のある工場で整備して
乗れる状態に直して乗る。
それがこれまでの僕のやり方で、非常にレアな自動車の道でした。

でも今は同じようなやり方の人は、ネット上に多数います。



自動車が文化の座に行きかけて、結局行けなかった、座から滑り落ちたのは
2000年からのゼロ年代の10年と思う。

たくさんあった雑誌が消え出して、80年代文化爛熟の落とし児の「NAVI」が休刊
もう新車インプレッションで自動車を買わなくなり始めた。

街のクルマ乗りたちは、ネット基盤で横の繋がりを持ち始めて、その頃が「オフ」会の始まりの時期。
今に至る流れが出来始めるとともに、ネットオークションというフリマが定着。
自動車雑誌の名物だった売り買い欄は縮小していく。

そんな時代の趨勢のなか、トヨタの発明「プリウス」(ハイブリッドカー)の
登場が2000年前後。

この成功で2プリ、3プリが爆発的に売れて、今は第5世代。

2プリと3プリの古いのを乗ってるしかも老人は怖いです。
私も昨年から老人ですがここで言うのは80以上。


自分は時代に合わせてアップデートしてるつもりがOSが15年古い。

そういう老人が多いのも、自動車社会の縮図と宿痾でしょう。

若い人はとっくにマイカー離れで、タイムスとかで用を済ますのに比べて
2プリ老人は怨念や因業みたいに見えて、私は運転中に見えたら離れます。


自動車の世界の両極端は、趣味車に乗るのも、お金があるから良い車を乗る。
本当は違うんじゃないか。
好きで愛してる愛車をずっと大事に維持してる。それが本来。

いや、僕みたいな貧乏人が言うのはやめときます。
負け犬の遠吠え、曳かれ者の小唄と言われるから。



今年もよろしくお願いします。

Posted at 2026/01/18 09:45:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 思うこと | クルマ
2025年12月21日 イイね!

日本はオワコン天国

日本はオワコン天国

中国が理想とは思わないがこんなニュースを読んでいた。

もはや中国車は「スマホ」、日本車は「ガラケー」…ホンダCEOが危機感を露わにした中国の最新EVの恐るべき正体

世界の自動車市場において、日本メーカーの立場が揺らいでいる。とりわけ世界最大の自動車市場である中国は、コロナ禍を経て変貌を遂げ、今や中国EVメーカーが大変な勢いで台頭してきている。自動車アナリストの中西孝樹さんの著書『トヨタ対中国EV』(日経BP)より一部を紹介する――。(第1回)

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私が半世紀以上前のフィアットに未だに乗り続けられていることで
よく呻きたくなるのが日本社会が21世紀になり殆ど進化がないことだ。

日本は高齢者が多い。私もついに突入した。

そんな国が中国のように自動車がスマホのようなガジェットになれる訳がないと思う。

引用の記事を読むと活発だった日本の1990年代くらいの既視感を覚える。


冒頭の2枚の画像は1962年の小津安二郎の映画「秋刀魚の味」のワンシーンである。

私が今でも愛するような酒場は、この映画のセットのようなままで今も現役だ。



日本が今後急回復、急成長して再び世界の寵児になれるか。否である。






そこで私が考えていることは、日本は東洋の中で唯一、落ち着いた旧先進国の良さ
英語で何というのだろう。
mature?
stedyかもしれない。恋人でも喧嘩のないという意味で使ってる。

そんな日本は成人の年配者が多いので、急速な変化に一番付いて行きにくいのが
自動車の進化、自動運転などである。

未だにミッションで運転するのが好きな人はみんカラには多い。








そこで反対のものの見方を選択するのは、世界が驚く日本の長所と思ってみたい。

素敵なオワコン国家、日本である。
ジャパンでなくニホンです。

アナログ式の機械や道具、ツールを守り続ける。

機械式カメラ、レコードで聴く音楽、丁寧に整備された旧型車は、50年前より
コンディションも良く、エンストも起こさなくなったが、なんと排気ガスの香りも
トッピングされて綺麗だ。

鉄道模型のHOゲージを今でも自作で作れる人々が在野にたくさんいる。

中国やシンガポール、マレーシアにそんなにいるであろうか。





そして町には、未だに小津映画に出てくるような渋い個人経営の酒肆がある。
ここだけちょっと古典中国語だが。

また古い個人商店の並んだ市場が残れる所は大阪だと天神橋のような通りに
残ってる。あれはアメイジングに思える。

銭湯、風呂屋と関西は言うが、最高の奇跡的温水浴社交と健康維持の民間道場。
これも世界に誇れるニホンのオワコンの一つである。


そんなオワコンで、第2次大戦から80年も交戦したことがなく、街の酒場で
戦闘機の襲来も気にせずに酒が飲める国は、そう残っていない。


日本が世界に誇れるものは、インバウンドで来る外国人に顰蹙するよりも
自国の遅れぶりのその理由や、mature成熟した国の持つ新旧のカオス感。

リドリースコットが1980年代の日本に驚嘆して「ブレードランナーの国がある」
と「ブラックレイン」を作ったように、もう一度日本を見直す時期に来ている
のではないだろうか。









私は15年前から戦前に建築された古い長屋建築に住んで、冬は寒く夏は暑いが
四季の移り変わりを雨音で聞きながら、日本の気候を情趣として楽しんでいる。
まあ夏は随分暑く長くなったが。



今の時期はホーロー鍋をストーブに掛けながら、シチュウやおでんを作り食べている。



車を動かす時は未だにこんな古いミッション車と言いながら、得意に動かして
長距離の旅もこなしている。

そんな日本が性急に、周辺諸国を刺激するような存在にならなくても、
今のままで、実は溜め込んだ金でなく、文化と歴史と、ここが肝心だが
オワコンを未だに使いこなせる稀有なアジアの中の唯一国家で、存続。

国民の多くは、他所は他所、で生きていくのも一つのあり方じゃないかと思ってる。
Posted at 2025/12/21 10:31:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2025年10月13日 イイね!

スーパーカブ余話

スーパーカブ余話先日のスーパーカブを含めた50cc原付の終了についてちょっと面白い出来事があった。



SNSでフォローされている外国の人、よく判らなかったのだが
翻訳機能でベトナムの人と判った。

私が普段、借りている畑の往復にスーパーカブをよく使うのだが、
夕暮れの帰る前の風景をシェアして、自分が運営している自動車などの趣味の
グループに公開
してくれていた。

それを見て自分でも無意識に、すごく牧歌的で平和な風景を撮っていたことに
ようやく気がついて、海外の人がすごく共感してくれていることが嬉しかった。




おそらくカブがなくなったりして、吊り目の電動バイクとかの時代になると
この情緒はもう出せないと思う。




僕らは平和な乗り物、平和の使者をまた1台失おうとしているんだなあと
思った。



Posted at 2025/10/13 14:37:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 思うこと | クルマ

プロフィール

「悪と自動車 http://cvw.jp/b/176891/48907471/
何シテル?   02/02 07:12
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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