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kotaroのブログ一覧

2026年10月12日 イイね!

オペルを再考したい。

オペルを再考したい。日本の路上から、戦後の日本で長くポピュラーだったフォードとオペルが姿を消して長い。

2000年代までは、日本に於ける輸入車の中でも確たる地位を築いて、販売も大変多くは無いが安定した人気もあった。



写真は私も乗ったカデット最終モデルEである。
この後に長く親しんだ名を捨てアストラに変わる。アストラは2代に渡りよく売れた。それなのにもう路上から全てのオペルが消え去ってしまった。



1970年代の頭に、世界と日本でさえ人気のあったオペルGT、日本ではオペル1900GTの名で、プラモデルも発売されて、トヨタ2000GTに似ているなんて何のその
高価過ぎるトヨGに対して量産車パーツを多用したオペルGTはかなりの人気を博して、1980年代から90年代には残存車両がこうやってカーイベントに参加していた。



少し笑ってしまう新車当時のメーカーが用意したイメージフォト
マッチョな男性がモテた時代に、このコークボトルラインのグラマーな小型スポーツはセクシーな輝きがあった。それも妖しくでなく健全な湘南ボーイ、湘南ガール的なイメージで



もう少し古い時代の1960年頃のオペルレコード(レコルト)
これは割と近年の海外でのコレクション車の写真である。オペルのイメージは、巨大なアメリカ車をヨーロッパ他の他国で乗れるよう、現地サイズにダウンサイジングした。もちろん世界最大の企業だった米GM(ゼネラルモーターズ)の海外進出の、現地企業なのだが、その歴史は第2次大戦より以前に現地生産が始まっている。




これはレコルトのイメージ写真かイラストレーション このシーンを見て判ると思うが、オペルやフォードの目指したカーライフは、自動車のある健全な一家、家族である。
前にフォードに付いて一考を書いたことがある。
https://minkara.carview.co.jp/userid/176891/blog/43525851/

今の日本と海外の先進国や中国が失ったり、持っていないものは、競争でない穏やかで安定した、ライフ。暮らしじゃないかとよく思う。



戦後すぐのオペルの田舎を走る乗合バス。こういう車種をヨーロッパの戦後復興する山間部に、それこそサウンドオブミュージックの映画のように、アメリカが理想のスイスの山間部に「エーデルワイス」をヒットさせた。その時代の脇役でもあった。



クルマがあるライフ(生活場面)には、ちょっとウレシイ、+アルファの何かがあって、それが成人すると日本だとライセンス(免許証)が取得できて、いわば大人の階段の楽しみがあった。
だから単純な背景の時代には、僕らは大人になると同時に免許を取り、自動車に乗り始めた。



こういったカーライフの始まりが10代と違う異性との出会いであったり、結婚する相手との出会いや思い出であった時代。それは20世紀で終わってしまったのであろうか。



コンピュータがパソコンになり家庭に入ってきて25年以上。私は今年30年。
その後にガジェットとして携帯電話が一気にスマートホンに代わり15年くらい。

今やAIが個人の生活領域まで入ってきて、ちょっと恐ろしいスピードで進化しているらしい。 しかし私たちは今の社会の無機質な速度のアップに着いていけない。



オペルが消えた理由や背景は、アメリカがモデル社会を描けなくなったからだと思う。




昨日今大阪で公開中の「アンドリュー・ワイエス展」を巡って、ワイエスとは何者かと言った講演会があって聞きに行った。
ワイエスは1917年ー2009年にアメリカの初期フロンティアな移民の歴史のある町に生まれ育ち、南北戦争の記憶の中で育っている。

興味深い証言で戦前に若くして持て囃されたこの国民的画家が、戦後の一時期はあまり重用されなくなった。その説明は長いのだが、米ソの対立、冷戦時代に、アメリカのカルチャーのメーンストリームが、ワイエスのような原風景から抽象画を重んじる傾向に変わったから。
抽象画は社会主義のソ連に真似できない文化で、文化の兵器となったのは、ワイエスではなく現代美術だった時代が続いて、誰も顧みなくなったからだそうである。

そうやって考えると、オペルの時代、オペルはアメリカンライフを翻訳した”輸出兵器”だったのかもしれない。
でも華美でもなく質素でベーシックなオペルの良さが失われたのは、アメリカ本国が迷い、自信を失ったから、かもしれない。
アメリカはもう一回ヨーロッパと繋がりを取り戻して欲しい。今の米大統領はアメリカが本来あるべき範となる立場であることを殴り捨てて勘違いしているように思える。
強いアメリカより世界が待っているのは、オペルのような車種がカバーとサービスしていた世界観の復活のような気がしている。


Posted at 2026/10/12 05:45:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2026年10月06日 イイね!

大人の文化祭

大人の文化祭9月27日にニコ玉の高島屋ホールで開催された
いのうえこーいち氏の関わる「大人の文化祭」に
顔を出してきました。














なんと自走して行ったのですよ。


Posted at 2026/10/06 02:41:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々の旅 | クルマ
2026年09月24日 イイね!

今が20年前だったら

今が20年前だったら夏の疲れが残って涼しくなったのに、自動車に乗って旅でもしようという気持ちが出て来ない。はっきり言って老いである。

朝起きて普通にメシは食っている。しかし美味しく感じにくい気がする。
食欲が落ちているのに普通に食い続けると、夏の間に3キロ太った。
その体重が消費できず落ちないのも動きにくい原因になっている。

ところで自動車のことであるが、20年前は地元関西、東京、九州といろんな場所でイベントやオフ会に顔を出した。
しかし今は六甲山や芦有に上がって自動車を停めて他人の車を眺めようという気が全く起きない。
下の年齢の成功者がポルシェやランボルギーニという車を買って嬉しくてデビューするのを見ても、自分と無関係なのでピンとこない。

当たり前だがもう67歳になると70が見えてきて、若い人の芸能やお笑いの話の輪に入れないのと同じである。

それで京都の高雄に行くと、同じようなお爺さんの手前くらいの人々が変わらない車に乗って通っていることは知っているが、何の新鮮味も無いので、わざわざ高速使って有料道路に入って、さらに参加費を払ってというのに、あんまりメリットを感じなくなっている。これがそろそろ20年続いている。
つづけられることは立派だと思うよ。

そこではないが、あるイベントの主催者にこの民からで過去に絡まれたことがあった。
直接批判した訳でもないが私の自動車アイが気に入らなかっただけである。
コメント欄で揉めたくないので封鎖していた時代もあった。
感想は人それぞれ違うのだし、返事が気に入らないということはある。


ふっと思うと、日本のモータリゼーションと自動車趣味の歴史を作り上げた人物たちが続々と圏外に出ている。
小林彰太郎氏を最後に見たのが2012年9月のカーグラ50周年行事であった。
あと著書に影響を多少受けた徳大寺有恒氏も追うように亡くなって長い。

あとはいろんなジャーナリストも居たが、殆ど名前も見なくなっている。
雑誌を買えば出ているのかもしれないが、私自身が家中本だらけなので、死後の始末が大変で新刊本は雑誌の定期購読はゼロである。

SNSのフェイスブックなどに自動車のグループはあるが、外国のは車種別に多数入り読んでいる。日本人のグループは6年前くらいに殆ど退会して、関わらない。
個人的な感想やコメントでも日本人は揉める。外国のは英語でたまに日本の現状とかを書いたりする。

タイトルに戻れば20年前はアナログの自動車がまだ面白かった時代である。
自分も40代で若かった。
いま例えば、1960ー70年代のスポーツカーを新たに加えて乗り回す場所と必要があるだろうか。
それで旅をして気分よく回れたのは、やはり20年前までだったと思う。






海外は、アメリカと中国のニュースばかり毎日目にするが、あまり趣味の発展した国でない。
それ以外の諸国は差はあるが、まだのんびりした自動車趣味の風景が10年前までは見られた。

しかし一番変わりゆく昔の途上国の変化は急ピッチで、そういう所でも
元々古いヨーロッパ車文化に縁があった国と、縁のなかった国の差がある。

中国でも香港と、台湾は日本に近い。
しかし中共と呼ばれた本国は大金持ちになれたが、過去の歴史は趣味で言うと暗黒である。
また韓国もヒュンダイを1970年代に日本車の三菱の準ノックダウンで始めて以来で
そんなに旧車があった訳でない。

タイとインドネシアは面白く、プジョーやフィアットと日本の1970年代車をよく見かけた。





これに次いで海外でもう一回行ってみたいのは中進国ながらめっきり実力の成長したトルコである。

トルコのノスタルジーなグループサイトを見ていると、1970年代に国産のアナドールという車があった以外は、みなアメ車である。
私が行った2000年代はルノーとフィアットのノックダウン国産車が多かった。




長くなったのでもう「世界の旅」は終わりにするが、諸外国のモータリゼーションの外側のエンスー熱は、日本の90年代くらいある。

日本はどうしちゃったんだろうと、毎日思うのは、日本は国の政治と民間の企業のリストラなどで、墓穴を掘りまくり、つまり政治は失政。民間企業はバブル退治の不況でインケツになったママ。

30年以上市民の給料をデフレで誤魔化した上、「円安」という愚策で海外旅行も楽しくなくなった。民の方を向いていなかったのである。


それではこの国に未来を感じる10、20代から40代は稀有になっても仕方がない。


Posted at 2026/09/24 04:30:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2026年09月07日 イイね!

残れるためには何をすべきか

残れるためには何をすべきか21世紀になって26年いや27年になる。

さすがに20世紀メソッドのものは衰退や退場が進み、淘汰されて行っている。

個人所有の自動車とその文化は曲がり角を曲がってもう何年にもなり
やがて危機感もなく忘れられていくものの一つになると思っている。

最後の曲がり角になる前に、自動車好きは何とかしないといけない。

そんなことが21世紀の真ん中、2050年までに続くと予想をしている。


私が16年前まで27年間働いたマスコミの一翼、新聞社が苦しい。
しかしそこで働いた人間たちはまだ生きている。
もちろん多数のOB達は亡くなり過去の人になったが。

今私は古巣のOB会に入り、新しいことをしようと言い出した。

ネット空間上に卒業生達が立ち寄れたり、公開部分も作り発信できないかと考えている。

これは一つの例だが、これからの時代は、廃れて行くものは無くなり消えるだろう。
それは当然だが、それでも何かを残したい。



我々クルマ好きにとり、オフ会やイベントだけで良いのか。
特に1960年代から頑張ってきた自動車雑誌の衰退が著しい。
雑誌文化だけでも記録に残して行けば、後年の人に参考になる。
学術的なレベルでないけど、趣味の歴史は面白い。
そういう無形のものの記録が、自動車のミュージアムは車両がやはり展示の中心なのでそこまで手が回らない。

そこで永遠の永続性はないがネットは30年が経ちこれからは、アーカイブ構築の時代ではないか。

ここのみんカラも続いているおかげで資料に充分なり得ている。



私は記録の時代。21世紀後半にかけて。それを今提言したい。

旅先で書いた荒い記事なので、申し訳ありません。
Posted at 2026/09/07 05:29:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 思うこと | クルマ
2026年08月16日 イイね!

奇跡の時代だった20世紀を想う

奇跡の時代だった20世紀を想う8月15日が過ぎた。
1945年に戦争に負けてから、日本は新しい時代に突入した。
私は、その14年後に生まれている。

最近新しいことが始まることが非常に少ない。
過去の時代の焼き直しや、よく判らないままに人類は未来を生きさせられていると思う。

私の近況はFacebookで友人や知人の近況を見て何か思うのでなく
世界の動き、遊びや趣味の動向を知ることで、自分の今の意味を考える。


いや本当に生きていても大した意味はないと思うのだが。

https://www.facebook.com/share/r/1JkWAUueVu/

最初のカットの写真は自動車のコクピットに付けられたカーオーディオの
完動品の動作に海外の人がいま感動しているという場面である。上のリンクで見られる。
1980年代の日本の富士通テンのバイヨのインテグレーテッドコンポである。

こんなよくできて思う通りに動く機械が、 1980年代の日本で作られていたという
発見に改めて日本の1980年代が凄かったんだなあ。と海外の人が驚いているのを
日本人の私が見て、感じる部分がある。



音源がすぐに見つかってこういうふうに貼られるというのも今の時代の当たり前だが
技術の進歩である。
これも80年代のザプロミスというグループである。

今思い出すのは1980年代の文化とプロダクツの日本の凄さというか、充実感、
インテグレーテッド(統合)感は、その頃の当たり前に気づかなかったことを
改めて気づかさせられている。

例を挙げれば自動車のエンジンの進化とか、レコードからCDに変わる頃の
音楽シーンの充実度であろう。



1985年、松田聖子が結婚引退する直前に「9番目の波」The 9th waveというアルバムを出した。ユーミン、松本隆から離れて、このオープニングナンバーは作詞が銀色夏生、作曲は大好きな原田真二、センスの良いアレンジは大村雅朗である。

Vacancyというタイトルはバカンスと空虚という言葉を掛けている。
日本語の壁が翻訳機で一瞬で高度な理解もできるようになり、今海外の人が多く
日本の1980年代ポップやアイドルに書かれた楽曲に注目するようになっている。

日本の80年代アイドルは百花繚乱、作られすぎた部分も当時の日本ではキャパオーバーを感じた。
ところが今は、90年代や2000年代に生まれたアジアの若者が、鮮明な映像で見られる、聴けるようになったので、K POPとかに飽きた音楽好きが、がぜん発掘する楽しみに夢中になっているようである。

私は野暮にならぬようにコメントを英語で補足したりする。

うちの子でも90年代生まれなので、お父さんの車のオーディオや家のステレオとかで不思議によく動く機械は見ていると思うが、2000年代以降に生まれた若者には、この時代は完全に生まれる前の知らない時代で、初めて遭遇する機器、音楽などは未来から飛んできた知らない文化に感じるのかもしれない。



英国人が英国輸出されたMR2 AW11を語る。
いま、海外で日本製の1980年代車の評価は非常に高くなりました。
この動画中で英国人が「日本車は1990年代に質感が大きく下がりました」と見抜いているのがつらい。

カイゼンでコストカットばかり追求して日本の空洞化は失われた30年と重なる。
そこまで今の海外の若い人は知っています。



https://www.facebook.com/reel/1301650144670748


酒井法子の映像は1993年だが、早くからこの人はアジアに出て行って人気を集めた。

私は何も海外の人を礼賛しているのでなく、日本は国の内にたくさんの宝物があったのに、次々とそれを捨てたり、自動車は耐久消費財として解体して残さなかった。
そこに今の弱くなった日本の自信のなさの原因がある。

あんなにミラクルを次々に、世界の国がどこも出来ないことを平然と成し遂げていたのにと思う。

世界が先を行った。日本は取り残されたとよくいう。
スマホの時代の到来で i phone が出た時にそんな感じがあった。

日本は個人も、企業も反省会が好きである。その最大が8月15日の終戦記念日であろう。
今年は高市早苗首相が「反省」という言葉を使わなかったことに新聞が警鐘を鳴らしている。
それはそれでいろいろあるのだろうが、私はカーオーディオ一つとっても、アイドル歌手のレコードが年に4枚出ていてちゃんとクオリティが高かった20世紀後半の日本を見直す日があっても良いのではと思っている。

日本再生とか強靭化と言い出すと右傾の空気が感じられて抵抗を持つ人が多い。



私は8月15日はお盆だが20世紀の頃を思い出して考える日(終戦の日)にしても、もう良いのではと考える。

私個人は靖国神社には何もないが行きたい人は自由にこの日に行ったらいい。
街のあちこちで20世紀は良かったねと偲ぶ行事があったり、テレビで番組をやったり。
車好きは20世紀の車で集まって品評会をしたり。鉄道は特別列車を走らせたり。

そんな時代に21世紀は1/4が過ぎたのでもう反省会から変わって行って欲しいと思う。





Posted at 2026/08/16 06:38:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ

プロフィール

「オペルを再考したい。 http://cvw.jp/b/176891/49359968/」
何シテル?   10/12 05:45
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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