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2018年02月22日

クルマ社会への遠望

クルマ社会への遠望 普段社会と、自動車好き空間を、行ったり来たりして生きている。
これは面白いが危険な遊びでもある。

実際に、客観的に見ていると、自動車の趣味が楽しかったのはいつ頃までだろう。
判断材料を考えると、何でもありだったのは2000年頃までだろうか、と思ったりする。値段のこなれた面白い中古車の外車が豊富だったのが、その頃だ。

バブルが終わって、いろんなことが冷めても、現実的にはワクワクできることが、いっぱい残っていたように思える。
まだ紙媒体情報が元気だったから、そこから得る刺激が面白かった。

それからの20年弱は、必要な時間だったけれど、ネット世界が社会の合意を作るようになり、管理や監視が世間を覆うようになった。

やがては車なんて、運転しなくてもよくなり、伝統芸能みたいなドライビングを楽しむ時間は、残り少ない気がする。
ギターを弾いたりするような趣味と同じになるのか。

自動車好きの人が集まってくる場所や空間で、僕はひとり違う意見を言う。
浮かれちゃいけない。世間は好意的にみてくれない。
それでも自動車が好きなんだからどうしたらいい?

高い車や、珍しい車に乗るほどに、英国人のようなノーブレスオブリッジが要るのではないか。
そんな車が走行中に、トラブルで事故を起こせば蜂の巣をつついたみたいになる。

老人=高齢者が運転事故を起こし無辜の群衆に突っ込むと、もう許してもらえない。
高齢者が特権とは思わないが、働かなくて生きて行ける人は、今はご褒美の時代ではない。
一歩間違うと怨嗟の対象に舞い上がる。クルマ乗るなよって。
それにだんだん近くなっていることを僕は感じる。

若い世代の中から、車を持っていただけで「勝ち組」なんですねと言われたこともある。
それは違うと即答できなかった。
だから今、高級車の世界は、遮断、隔絶がキーワードだと感じる。

こんな社会風潮になったのは、2000年代の後半あたりからだろうと思う。
まだ多くの中高年が気がついていない感覚。

でも若い世代に偏見を持たない車好きが僅かだがいる。

自動車雑誌、自動車関係団体は、僕のこのような感覚を正面から受け止めて欲しいと思い、一筆書いてみた。
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Posted at 2018/02/22 09:06:13

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この記事へのコメント

2018年2月22日 22:26
コメント失礼いたします。

ブログの内容に対して的確な感想ではないことをお許し下さい。
おっしゃること、ぼんやりと感覚的に分かります。
>ネット世界が社会の合意を作るようになり、管理や監視が世間を覆うようになった。
この部分、非常に共感できると共に、当方は同時に危惧すべく状況ではないかと考えております。クルマ好きにとっては「御上との闘い」「世間一般との闘い」という側面があり、それが面白かったとは言いませんが、ネットの声があたかも数の理論で自分たちの首を絞めるような今の風潮は恐怖すら感じます。

当方は若い世代と関わる仕事をしているのですが、そういえばギターやバイク、クルマといったものに熱中している若者は絶滅寸前な印象です。スマホやゲームは「熱中」ではなく「依存」になっており、この先のことは神のみぞ知るということなのでしょうか?

ただ、一方で当方の周辺で、立て続けに20代の人が90年代のイタリア車を買った(初のマイカーとして!)というのは、なんだか救われた気持ちにさせてくれます。

自動車メーカーや自動車メディアに関しては、意見や感想はありますが、昔ながらのクルマ好きは少数派として生きていくのが残された道のように思っております。
コメントへの返答
2018年3月3日 12:08
遅くなりました。
Hata様コメントありがとうございます。

いつの間にやら進化した、ネットというツールの上に立って、こうしたやりとりが普及した反面、なくてもよいトラブルが一時よく起こりました。
そして現在のような、お上以外の、“合意形成”が、いろんな場面や毎日でくわすようになったのだと思います。

当方はマスコミの一部で働いたことがありますが、使命感が時には行き過ぎた「正義」になることも、傍見してきました。
これが逆の刃になり、今のマスコミの無力化が進んだのだろうと思います。

一方クルマと言うものは、個々人の価値観が運転時のスタンダードになりやすく、それを食い止めるために、警察や道交法の存在が大きかったと思います。
中でも若者の「無軌道」を、どう食い止めるか。
反対に若者や、その魅力に取り憑かれた者は、自己表現で法律すれすれのアピールを出来た。そこがクルマ趣味の醍醐味だったのではないか。

合意形成は逆に、自分から出る杭になるキャラを尻込みさせて行きます。
今日の若い人たちに、余程のことが無い限り、アウトローに憧れたりはしないでしょう。

最後にでも、それでもおっしゃる通り、ちょっと前のイタリア車に乗って、「クルマってこんなに面白いんだ!」という発見をしてくれる人が出てくれば、それはとても良いことだと思います。

2018年2月24日 12:38
こんにちわです
↑真っ直ぐなコトを書かれておられる方ですね!

私は・・・(苦笑)
前回のkotaroさんのブログと合わせた(?)
感想になりますが、

時代の変化に誰も(?)追いついていない?
ドレか一辺倒に片寄る?みたいな
インスタが流行ればソレばっかり
アレが良いと言えばソレを買う、みたいな、

で、時代と共に(時間経過で)
ソレは忘れられていく・・・?

ソレがクルマだったりフィルムのカメラだったり
クルマと言えば自動ブレーキで電気自動車
エコと言う名のおかしなモノ?

まとまりの無いいつもの文章でスミマセンが
kotaroさんならばお分かりいただけると
思います(笑)、

最近次のクルマをどうしようか
日々考えているのですが
どうも欲しいのがドンドン
旧いほうへ行ってしまいます(汗)
ひとつわかっているのは
ソノ昔の「感触」だと思います、

CVTでは無い継ぎ目のある「オートマ」
シュルシュル音を立てる直6エンジン
フワフワのサスにフカフカのシート
ブラブラな油圧ハンドル・・・
今から15年前くらいには
まだまだそんなクルマがあったのですが・・・。
コメントへの返答
2018年3月14日 7:12
ご無沙汰です。
返信も書けなくてごめんなさい。

クルマについて書きたいテーマよりも、
一般的なテーマで書く機会が多く、
遠ざかっているのが現状でしょう。

ただし今、同年代と、毎日のように
クルマの話はしております。
すべて過去の車ばっかりで。

そんな日々で、こちらに記事をかくのは
止まってしまっています。




プロフィール

「やっぱり。言わんこっちゃない。「トヨタ、センチュリーを独立ブランドに クーペ開発でラグジュアリー市場拡大」https://x.com/i/trending/1977788758218219921
何シテル?   10/14 09:32
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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