• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

kotaroのブログ一覧

2017年11月11日 イイね!

1997

19973番目の子どもが生まれてから、今年で20年。
38だった私は齢を感じたものだが、今はよぼよぼかというと
そうでもない。



当時住んでいた街の風景。

阪神の高架線工事が進んでいる。



2年前の震災で倒れた石灯籠を片付けていた西宮神社。



長男と末っ娘の対面風景。6月末の風景。



震災で破損した国道沿いの古い市場では、西宮の古い風景がまさに消え往こうとしていた。



仮設住宅に3年目の夏が来ている。





この年の秋は、神戸で開かれた第1回か2回目の「ランチアランチ」。
特別ゲストで、ラムダオーナーの小林彰太郎氏が、モンテミリア以来の神戸入り
している。






そんな時間から、もう20年が経ってしまった。


きょうはこれから、東京から戻ってきた、二十歳になった娘と久しぶりにあう。

私たち父娘にとり、これからの20年はどんな時間になるのであろうか。





Posted at 2017/11/11 12:17:20 | トラックバック(0) | 回顧録 | クルマ
2017年10月22日 イイね!

alfa75の思い出

alfa75の思い出


今年の頭に、降りてしまったが、アルファロメオ75という面白い車に乗っていた。




FRのパワートレーンは、今年復活したが、この25年前の車が「最後のFRアルファ」と長く呼ばれていた。
アルフェッタ以来のトランスアクスル構造も、今となっては贅沢な存在だし、量産車にこのようなポテンシャルを、中〜上級クラスのミドルセダンに積むことはもう無いだろう。






今となっては、あのジャストサイズ感。5ナンバー、全長4.5m、取り回しのしやすい手頃な大きさが懐かしい。






もう、このような車の再来は、恐らく無いであろう。

新車の時に乗れなかったが、コンデションの良い紺色の個体に巡り得たことに、幸運をしみじみ噛み締めている。




Posted at 2017/10/22 02:33:35 | トラックバック(0) | 回顧録 | クルマ
2017年10月16日 イイね!

午後のボスフォラス

午後のボスフォラス2004年9月後半に、ヨーロッパに出かけてきた。
半分はトルコに行き、好きな歴史建築を見て回った。
そして、現地を走るルノー12とフィアット131が、それぞれルーマニアのダキア、トルコ製のムラートと、現地で知った。





当時の私は45歳、それから13年の齢を重ねた。
最近ようやく、長い疲れた気持ちから、外に出ようとしている。

写真を取り出して、チェックして、セピアに加工して公開する気になれた。







好きな筈のクルマに乗れないくらい、嫌なことがいっぱいあった。
心が弱れば、楽しいことも、そう思えなくなる。

でもようやく、鬱陶しい気持ちから離れることを決意して、季節が二つ目になった。

秋は良い。ちょうどこの頃の欧州は、実りの季節で、イスタンブールの街をあるくと、日本とは形の違うクリとイチジクが、公園にも拾えるくらい実っていた。









私は、もう、大丈夫だろうと思う。
美しいものが好きなのが戻って来たし、写真を見て選ぶこともできる。








もう一度海外に行き、写真を撮るくらいの気持ちを取り戻そう。

そんな気持ちに、久しぶりになれた。




Posted at 2017/10/16 03:06:41 | トラックバック(0) | 回顧録 | クルマ
2017年10月14日 イイね!

鉄道記念日

鉄道記念日2004年9月に乗ったヨーロッパ国際列車の写真を、再スキャンしてみました。




このあたりはブルガリアです。



こちらはルーマニアの風景。



そしてハンガリーへ。






ドイツケルンに着きました。



Posted at 2017/10/14 13:46:12 | トラックバック(0) | 回顧録 | 趣味
2017年08月25日 イイね!

長期欠席のあとで

長期欠席のあとで2014年の後半から、ラテンでゴメンというブログが全く書けなくなっていた。
私自身に問題が多く発生していたことや、従来の軽い乗りに社会批評を交えて語る切り口に、自信を失っていったこと。
さらにこの3年間に、働き先を見つけて食べて行かざるを得なかったのだが、就職したのが自動車の関係先で、全く自分の思いが通じなかったことがある。

私はそれまで、クルマに育てられたと思っている。
だが現実の自動車は、新車販売のために社会構造的な管理が行き渡り、顧客とディーラーの関係なども、言葉に書けないような気分を味わっていった。
自分の中で急速に自動車に対する興味が薄れて行った。

いや、でも世間一般では相変わらずで、みんカラも続いているではないか。
知らない人がイイネを付けてくれて、今のリーダーな人には、私の時代とは桁違いに読者がいて、イイネを付けられているのを見て、ここは違う世界になったと思った。
そんなこともあり、灯をともすように記事を書いていた昔が、とても懐かしく思える。

その間はSNSだけが救いであった。
コメント等でやり合わなくて済む人とは関わらない。今のSNSの特徴はそこである。
外国の情報も素早く読みとれる。過去の車種の情報も、ずっとグローバルに展開出来る魔法の世界であった。







このところ、一方のSNSが面白くなくなってきた。飽和状態になってきたのではないか。
といって、のこのこみんカラに帰って来て家があるのだろうか。
一時期もう一つのハンドルネームで、別ブログもスタートさせたが、一向に気が乗らない。

ただいろんな意味で、私は誤解されているだろうし、前回の断筆が唐突で説明もできていないように感じた。
この数年間に、親族二人を亡くし、苦しい時間も長く続いた。
一方仕事先が、水があっていたら、ほいほいと記事が量産できたかもしれない。

50代後半の人間に、楽な現実はないことを思い知らされた。
それはこれまでに苦労を大してしてこなかった人間に対する、下の世代からの突き上げもあったかもしれない。

それでも私と同世代の人たちの多くは、クルマの友たちはまだなんとか乗っている。
上の世代のぼちぼちリタイアした組も、カーライフは人生の柱のようである。
親を見送り、姉を見送り、こども二人を社会に出して、そして私はひとりになった。

さんざん乗ったクルマも、今は850クーペ1台になった。
2016年11月に、愛車のレストアは完成した。
2013年7月に、痛んだ車体の更新に出したのだから、実に3年4ヶ月かかった。
その間に貯蓄も減って行ったし、今でもクルマを諦める時期が、いつ訪れるのか、弱った自分の生命のように怯えるときがある。




別に開き直って書こうという気ではない。
この数年を経て、ますます自動車の話題は、お気楽なものでなくなり、新車を売るための排ガスの改竄や、旧車に対する税負担増とか、全く闇のように思われる。

私は、勢いづいて、よく主張文を書いたが、今の一般SNSでは、相手にされないうえ、「承認欲求」と言われるらしい。
こういう時代なんだ、そこに生きるものは、という気分によくなる。
今回は3年ぶりの投稿を出すことにした。
その間下書きで迷って消したことも数度ある。

もう失う物はないだろう。最後の一台を除けば。
そう言いつつ、すぐに止めてしまわぬよう、1年後に自分がどうなっているかを見るために、再びスタートしようと思う。
29年の晩夏に記す。

kotaro
Posted at 2017/08/25 14:08:59 | トラックバック(0) | 回顧録 | 日記

プロフィール

「「自動車趣味人」38号に取り上げていただきました。」
何シテル?   06/14 14:37
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
89 1011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

趣味とかその対象はどうなっていくのか 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/01 18:15:22
タイ製L70ミラ・ピックアップのすべて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/22 10:52:34
春の1200kmツーリング・中国山地の尾根を抜けて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/05/11 05:49:46

愛車一覧

ホンダ スーパーカブ50 プロ ホンダ スーパーカブ50 プロ
中古のスーパーカブを買いました。 原付に乗るのは40年ぶりです。
フィアット 850 車の色は空のいろ。 (フィアット 850)
2016年10月、三年半かかった車体レストアが完了し戦列復帰、その後半年、また以前のよう ...
プジョー その他 26インチのスポルティーフ (プジョー その他)
高校の時から乗っているプジョーです。1975年購入。改造歴多数。数年前に自力でレストアし ...
シトロエン ベルランゴ ゴールデン林檎 (シトロエン ベルランゴ)
還暦過ぎて、最後の増車?!。 見たこともなかった人生初のRV車を、九州生活のレジャーのお ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation