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2013年12月29日 イイね!

旅行記休んでクルマのことを書く

旅行記休んでクルマのことを書く
実は米子の一週間後に東京に行ったり
してたんだけど、もう年末になりました。

今年は新出発の前夜みたいな年になり
ブログも1年続けることが出来ました。

クルマライフもまあまあ。
ダイハツミラを1年で下りてアルファの
トランスアクスルセダンにしたり。

もうちょっとクルマに向かい合おうという
気に戻って来たのでしょうか。









きょうも、走り納めの行事があったり、
行きたい気持ちは山々なのですが、やっぱり多忙です。

アルファも修理工場から帰って来てないし、この忙しいのに、
走りにいかれてる人は、走りにイカレテル方かなと(笑)
勝手に文意を置き換えてみたり。

一昨日、街に出た帰りに、一冊の本を買いました。
駆け抜けて来た我が人生と14台のクルマたち

今年の9月に徳大寺有恒さんが書いた新刊です。
べつに目新しいことは書いていませんが、1975年に間違いだらけのクルマ選びを
世に出して来て以来、40年弱の万感が込められています。

本当に僕も30年ちょっと、クルマに乗り、興味関心を含めれば40年以上の
カーライフ(人生)を振り返って、いろんなことを感じました。



ガソリン代と維持費。高騰というより、物価に批准して上がったりしますが、
それをやめたら年間なんぼ節約出来るみたいな、荻原博子さんみたいな知識は
やめておきましょう。
巨匠のいうように、レスザンゼロ。それが無くても生きていけるが、美女とワインは
なんのためにあるのか。
それに尽きると思います。


75才目前の徳大寺さんは、夏に、危うくあの世に行きそうなことがあったり、
あと今年は、小林彰太郎という自動車ジャーナリストの星が、去りました。

そんな時代に、社会の空気は、ますます尖り、謂れも無きことを掲げて
振りかざす人が町にあふれてきました。

私は、しょうもないことを言ってくる人との、交友をいくつか絶ちました。
それは心苦しかったけれど、今後も妥協して続けても、プラスにならないと
判断したからです。




27年乗ったフィアット850クーペは、長期のレストアに出しました。
こんなに長く帰ってこなかったのは、初めてで、いま850の無い人生の
味気なさを、アルファ75で埋められるのか、問いてみても、違うと思います。

54年の生涯の、半分はあの車がそばに在った訳で、しみじみ感じました。
という私が選んだ人生は、オリジナルなもので、巨匠徳大寺の本を読んでも
同じことは書いてありません。

でもクルマ好きの意味について、よく考えます。
職業的に、とっかえひっかえ乗るのは、使命のジャーナリストもいれば、
個人で病的な多数乗りの、マニアも居ます。

でもこんな本も読みました。
瀧本哲史の「君に友だちはいらない
馴れ合いの友人は返って害になるというような、厳しい教えの本です。
この中で、たくさんの女性を「知」っている人が、恋愛コンサルタントになれるか、

それは否定しています。

それは精神的な病気で、情が不安定なだけと。
私も同意で、むかしは、何人切りとか、若気の至りで豪語する自称性豪が
モテハヤされたのと似ています。
自動車もそうだけど、判りもしないのに乗ったノッタと自慢するのは
恥ずかしい。

徳さんの本には、それに近いことも書かれています。
お金を多く持っている人は、特に気をつけないと行けないのは、
そこじゃないかな。



私も、女性に興味が無いかというと、それは違うと思う。
クルマと同じように関心、好奇心はある。ただ、ハシタナイことはしたくない。
それだけなんです。
ただ、こういう不安定な流れの世の中で、良質なものを追う保守でいたい。

さあ、来年はどう潮目を見て、舟を漕いでいくのか。
否定の否定の、肯定が有るのかな、とも直感することはあります。

スタンスというのは大切で、特に徳大寺さんのように、アウトからインを見る、
それが大衆に一時支持されたら、また変えていこうという姿勢は大切です。

私はずっと、アウトに立って来ていましたので、それでも欧州の良質とか
ライフクオリティーの内実とか、考えて実践してきました。



あと3日間の、午後の日差しが部屋に差し込んで、2013年が行こうとしています。
また来年も、こんなことを考えつつ、幾許かのクルマに乗りながら、旅や車の
記事を書いていこうと思います。
年内もう一本書けるか判りませんが、ご拝読ありがとうございました。
行きていく元気をもらえるのは、クルマだけでないと、しみじみ思います。

良い年末を。
  kotaro



Posted at 2013/12/29 11:05:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2013年12月12日 イイね!

フェイスブックを弁明してみる

フェイスブックを弁明してみる多分、僕が保守主義者
(右翼という意味じゃないよ)
的な言動が多いので、割合ここに来る人、
書き込む人は
コンサバ(保守)な人が多い。

僕も新しい物にすぐ手を出すより、
古い物を見直して再考、再評価する方が、
好きな性格なので、こういう話題は、
遠巻きに見ていた。

また親和性の問題で、みんカラではあまり
書かないでいたこともある。




最近、フェイスブック内の、この看板を掲げるコミュニティーに入ってみた。



メンバーはオーバー200人くらい。
イタリアばかりでなく、ラテン語系の中南米や、いろんな国の人がいる。
香港は判らないが、多分中国本島や、韓国の人は居ないと思う。

英語でちょこっと書いて初投稿したら、結構驚かれた。
日本にはイタリア車やフィアットが走っているとは思わなかった。
いろんな感想が、やや、大仰につくのが面白い。

投稿2弾として、先日高雄に行って来た写真を、ちょこんと出してみた。

こんな写真や、
こんな写真である。



そしたら、やはり大きな反響があった。
日本にこんなにフィアットが居るのかって言うことが一番。
インクレディブルとかいうような。

特にこの写真には大きな反響が付いた。


ちょっとコピーして貼らせてもらおう。

Filippo Ottocinquantista Stefano Franchetti guarda qua in Giappone!
昨日 1:19 · いいね! · 2

Filippo Ottocinquantista very very good!
昨日 1:19 · いいね! · 1

Stefano Franchetti Visto Filippo Ottocinquantista vuol dire che non è proprio pessima la ritmo!!
昨日 1:21 · いいね!

Filippo Ottocinquantista ahahah ovvio che no, è apprezzata anche in Oriente!
昨日 1:22 · いいね!を取り消す · 2

Stefano Franchetti My Fiat Ritmo 130TC Abarth https://scontent-b-mxp.xx.fbcdn.net/・・・/486572・・・

昨日 1:25 · いいね!を取り消す · 2

ヒロツ コウタロウ Once my own car Ritmo abarth 125TC.since 2005-2010.


昨日 1:33 · いいね! · 3

Filippo Ottocinquantista great!
昨日 1:34 · いいね!を取り消す · 1

Ettore Toniato sugoi ! boku no kuruma ha Fiat Ritmo Cabrio Bertone 70s.
昨日 1:51 · いいね!を取り消す · 1

ヒロツ コウタロウ hidari no alfa75 ni saikin norihajime mashita.
昨日 3:11 · いいね!

Ettore Toniato Kono 75 doko ni kaemahita no ?
Mikawa anjo no Alfa Romeo ?
昨日 3:26 (携帯より) · いいね!

Ettore Toniato P.s. ima kara boku ha itarian yoruyatai he iku.....sugoku samui batten oishiiii.
Oyasumi.....mata ne.
昨日 3:29 (携帯より) · いいね!

Srđan Lazarević Is this 850
19時間前 · いいね!

Filippo Ottocinquantista it is not a problem that, for one time, we speak about something else, in this case we speak about other models because it is interessant to see lands far away, to know their culture about fiat! i'm not speaking about only fiat 850, but alla Fiat! don't you find it interessant?
19時間前 · いいね! · 1

Srđan Lazarević The best is that we are talking about young Japanese woman, it is much more interesting. I thought this was a group of FIAT 850 I'm sorry I made a mistake.
13時間前 · いいね!

Filippo Ottocinquantista if you don't like this group, or better, if you don't like that we can also speak about something else for one time, you can go out! you are not forced to stay and I invite you to not create a discussion for such a silly thing!
13時間前 · いいね!

Ettore Toniato Uff better not to talk about japanese girl i married one. ..it's enough one. ^^ hehehehhe
13時間前 (携帯より) · いいね! · 1

Ettore Toniato I hate quarrelling on the internet.....come on boys peace&love
13時間前 (携帯より) · いいね!

Filippo Ottocinquantista ahaha
13時間前 · いいね!

Srđan Lazarević I have a friend Special 850, 850 and 850 Sport Spider and because I'm in a group and do not want to talk about all kinds of Fiat that exist in the world. Get it?
13時間前 · いいね!

Srđan Lazarević

13時間前 · いいね!

Srđan Lazarević On the other hand I have a Fiat 500, Fiat 131 Supermirafori, Renovati Fiat 1100, Fiat 1100 mod 103, Fiat 124 Sport, but it does not mention because it is not for this group. This is a group for the 850, I guess?
13時間前 · いいね!

Filippo Ottocinquantista yes you are right! but the thing is different..a member posted a photo of fiat 850 sport coupè in Japan so i told him if there are many fiat in Japan..So he answered me with some photos and also another member showed many photos...this is the thing, stop! i think that i'm not only the one who doesn't know how is in Japan, i think it is interessant that sometimes we can also speak about this things!
13時間前 · いいね!

Srđan Lazarević I think that clog up the subject the pictures are for the group. That's my opinion, maybe I'm wrong. Best to create a group with the name of FIAT cars in the world and I'm going to hang a lot of pictures from Serbia.
13時間前 · いいね!

Filippo Ottocinquantista i think that it is not a big problem!
13時間前 · いいね!

Srđan Lazarević Of course not. Create a group and join me and I'll hook up a lot of pictures.
13時間前 · いいね!

Filippo Ottocinquantista i understand what kind of people you are...you like to create a discussion for anything! i understand where is the problem, i told you that for me is not a problem if it happen sometimes so you are free to stay here or to go away!
13時間前 · いいね!

Srđan Lazarević Why do you have a picture of monkeys? What are you hiding?
13時間前 · いいね!

Ettore Toniato Hehehe i think that was humour. ^^
13時間前 (携帯より) · いいね! · 1

Srđan Lazarević Of course it's humor. As soon as someone living in Trieste, which means that it must have Serbian blood, Serbs love to argue.
13時間前 · いいね!

Ettore Toniato Lol ^^ good to know it.
13時間前 (携帯より) · いいね!

Filippo Ottocinquantista I'm from Vicenza, i only study in Trieste!
13時間前 · いいね!

Srđan Lazarević Vicenza, a nice place. Is there a factory bike parts GIPIEMME i CAMPAGNOLO?
12時間前 · いいね!

Filippo Ottocinquantista Yes! Campagnolo!
12時間前 · いいね! · 1

Srđan Lazarević Study? You're a young guy. I graduated from college 2000th year.
12時間前 · いいね!

Srđan Lazarević I used to drive a bicycle race and rode my bike Colnago with Campagnolo parts. Campagnolo has peaked, there is no better.
12時間前 · いいね! · 2

Filippo Ottocinquantista i'm am 22! it is strange i know that a young boy likes old car!
12時間前 · いいね! · 1

Ettore Toniato I miss high school so much .....best part of my life.
12時間前 (携帯より) · いいね! · 1

Srđan Lazarević I have to love them because they've got.
12時間前 · いいね!

Ettore Toniato Not so strange. It's a clever choice. Old cars have heart and it's a smart choice. In Italy when a car become 30 years old ownership tax become low and also insurance.
12時間前 (携帯より) · いいね! · 1

Ettore Toniato I own 3 classic car for this reason.... i still can afford it....also if economy is bad.
12時間前 (携帯より) · いいね! · 1

Srđan Lazarević That in our country, unfortunately no.
12時間前 · いいね! · 1

Filippo Ottocinquantista yes, it was the first reason but after I have fallen in love with this car. I always had the passion for old car, i like above all that you drive the car and not electronic! and also certain cars are aesthetically very beautiful, above all the fiats for me!
12時間前 · いいね! · 1

Filippo Ottocinquantista but probably the insurance in Serbia is not so expensive like in Italy!
12時間前 · いいね!

Ettore Toniato I hope they would never apply a special tax on old cars or i will bankrupt. Heeeheeeeheeeeee
12時間前 (携帯より) · いいね!

Filippo Ottocinquantista ahaha there is Asi! ahahah
12時間前 · いいね!

Ettore Toniato You know Filippo Ottocinquantista they study new taxes everyday.....;@
12時間前 (携帯より) · いいね! · 1

Srđan Lazarević Register for my Fiat 850 Sport Coupe is 170 euro.
12時間前 · いいね!

Ettore Toniato Ah....by the way....A.S.I.... is the italian registry for hiatorical cars.
12時間前 (携帯より) · いいね! · 1

Filippo Ottocinquantista Yes in Italy we are very clever in these things!
12時間前 · いいね!

Filippo Ottocinquantista Srđan Lazarević 170 euro is the normal insurance? without facilitations?
12時間前 · いいね!

Srđan Lazarević Complete registration so.
12時間前 · いいね!

Srđan Lazarević Interestingly enough, as I was in Serbia entire salary.
12時間前 · いいね!

Filippo Ottocinquantista but the registration is not the insurance isn't it?
12時間前 · いいね!

Filippo Ottocinquantista now you don't live in Serbia so?
12時間前 · いいね!

Srđan Lazarević I live in Serbia, in Kragujevac where the real FIAT 500 L. Registration is insurance, tax tables all together. In my town there are a lot of Italians who work at Fiat
12時間前 · いいね!

Filippo Ottocinquantista I understand!
12時間前 · いいね!


                ◇

てなかんじで、何人かから熱烈な反応も付いたが、全部読まなくても良いが
1メンバーから「これのどこが850なんだよ」というコメントも付き
私は別稿で、そうですね、850のコミュニティーでしたと謝っておいた。

ということで、僕が感じたことなど、普段感じない色々な感想を持った。
みんカラはすごく内国的で、こんな異文化セッションや、緊張感、日本人がどう
見られているかのような、そういう不安定要素はすごく少ない。


もう一つはこれだ。
飯野竜彦さんというミュージシャンと、書き込み中に、僕の愛車を使った
アイコンに反応して頂き、850クーペとすかさず判断してもらって、
その後、彼がルノー14あたりで旅してみたいという記事を書かれていた。





飯野 竜彦
フォロー中 · 12月11日 (携帯より)

旅に出たいなー。

冬はバイクだと寒いので、なんか 小さな 頼りないクルマで出掛ける
泊まるトコは決めない、でも野宿はしない、って感じで。
ほんっとになんでもない、頼りなくてボロくて、でも乗り心地良くて
コンパクトで、優しいクルマ。例えばルノーの14とか。
最近のクルマは良く出来過ぎで、タフ過ぎ。まあ、優秀だから良いんですけど。

本日のクルマ妄想タイムでした☆


                 ◇

僕は今度はタルボサンバに乗っていたことで反応した。


インターネットというのは誰が見ているのか。
本来誰が見ても良いと思う。

日本人的な価値観や、このシステムを構築した国、米国の流儀や、
すぐに裏をかえして、情報収集に提供されていると、とる受け取り方。
こんなちっぽけな個人の情報を撮られても、自由の侵害かどうなのか。


日本人の炎上好きや、トゥイッター参加者の多さは、海外でも話題になっている。
その日本人的な世界や、世間、世界観は、ある意味で同質の、同一系民族
ゆえの色の濃さを保っているから、成り立つ「王国」なのだろう。

だから、みんカラに来た時も、とにかく目立ちたい人や、自分が王様
みたいな人に驚いた。
今はちょっとそんな熱は無い。よくも悪くも2011.3.11の時のネットを
取り巻いた支配的空気を機に、潮が引いたからだと思う。

フェイスブックにのめり込むと、どんどん時間がとられ、ネット中毒みたいに
なるのかもしれない。
FBに移行して事実上廃業したブログをいくつも知っている。

私は、メディアは使い分けるもの、だと思っている。
実際には書いていないが、朝日新聞に書く原稿と、夕刊フジに書く原稿では、
筆致のトーンは変えるだろう。

だから、みんカラはみんカラの良さがあり、良質な読者やファンが居る限り
書き続けるだろうと思います。

end





Posted at 2013/12/12 11:15:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2013年12月09日 イイね!

魅力的な熟女たち

魅力的な熟女たち年相応の恋愛観を持つ。

それは簡単だが案外難しい。

私は枯れ切ってもいないが
大きな声で「オンナ好き」を連呼するのも
憚られるが、今日はちょっと閃いた。



というのは、この夏から乗り始めたブルーグレイの
アルファ75TSに付いて、「似合っていますね」とよく言われる。

それは自分で選んだ結果なので、素直に喜べば良いのだが
私はひねって考える質(たち)なので、弁証法でやってみようと思う。

私は自分の奥さんに付いて、あまり語らない。
歳は同じくらいで、太っていなくて、器量は悪くもなく。
負けず嫌いで活発。頭はたぶん錆びない方だろう。
アパレル企業に勤めていて、出会った頃はデザイナー職だった。

今でも表参道に東横線で通っている姿は、妻と判らなかったら
遠目で?とウオッチしているかもしれない。
ただし自分の女房を褒めるようなうぬぼれは全くない。


おんなは放っておくと、どんどんおばさん臭くなる。
多分それは一番嫌いな変容なので、そうならないように刺激を
お互い与えたり、ならないタイプを選んだのかなと思う。



ブルーグレイのアルファに乗っていると、気付くことがある。

やっと判ったのは、私はクルマ選びについて、自分の好みとテーストを
いかんなく発揮してきたことだろう。

私も落ち着いたのだな、と。

現在54才の私の髪も白いものが混じって来た。

坂本龍一とか秋篠宮を見ていると、歳の取り方が自分に似ていると
思うことが多いが、今後も似たような感じだろう。

若い女と並んだり、遊んだり、それでいい気になれたら好いが、
人が見て変だとか痛いように思われたら、男児の恥である。


だから私は、服装にはいつも気を遣う。
新しいものを次々買うこともしない。お金もないけど、昔買った
良いものに手当をして着続けたり、工夫をして身嗜みだけは
ファッションと違う意味で、男の守るべき信条だと思う。

写真を撮ることも、長い趣味、習慣なのだが、
これで見て、「見れる」というのは常に大事なことと思う。




風景を切り取って、その一角、アングルに75TSがあって、由い。
それだけだって、フラスコに入れた水を一滴もこぼさずにいたい。

だから、今の自分に「ちょうどいい」ということに絶えず気を遣う。
それが、生きてることの証明だから。
鈍感や無神経な選択を人生したくない。

てな感じで、選んだのが、今乗っているクルマなのだろうと思う。

22年前の、アルファセダンは、今の自分に一番似合う熟車なのだろう。
ランチアテーマも良いなと思うが、あれはいくぶん“ぽっちゃり”して
いると思う。
またランチアな女は少し贅沢が好きだ。

しかしタダレた女の魅力が堪らないという人も居ていい。
感性だけを磨いて、感性だけを頼りに20年以上クルマ探しの
遍歴をする。

ハイブリッド車や電気自動車を、「選択」するだけの人には判るまい。
「情報」だけを指針に生きる民と、何世紀が繰り返されても感性だけは
捨て切れない人間の宿命だと思って、好きな生き方を選ぶ苦労を厭わない。

私ははっきり、後者だからだ。
しんどくなったり、少し楽になったりを繰り返しながら
クルマ人生を歳とともに経て行く。

一昔前は、中古車と言って、マイナスな選択のものだった古いクルマが
乗り易くなって、面白い人生の道具になる時代。それが今だ。
そんな時に、頓珍漢なチョイスをしたり、下手に改造したり
塗装モデファイに失敗して、平気な例はいくつでも見かける。


だから、鏡というのは見ないといけない。
それで、中高年が好きなものが、妙に若いとロリコンみたく、
渋すぎると、敬老会に行った方が良い。

難しいことだと思いながら、こんな文章を考えている時がいちばん
気持ちがよい。








Posted at 2013/12/09 01:34:41 | コメント(8) | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2013年12月07日 イイね!

アーチスト吉村芳生さん逝去する



何気なく読んでいた訃報記事と,アウトライン。
これはアルフェッタセダンと210サニークーペ?

この作品のモチーフは70年代に住んでいた東京国立市の路上風景だそうです。

ご逝去を慎んでお悔やみ申し上げます。

http://matome.naver.jp/odai/2138106149498511201/2138106195998799903
Posted at 2013/12/07 09:13:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | オンザカー | ニュース
2013年11月14日 イイね!

プジョー最後の8シリーズ

プジョー最後の8シリーズこの記事は、本来11月14日にアップ
する予定が、諸事情で完遂出来なかった
ので改めて筆を執り書き加えてみた。



          ◇

「抽選番号、505番!」
11月10日の雨の日に、道の駅三木で開かれた、CGデイのイベントに私は
遅れて午後に雨の中に到着した。

駐車場の珍しい来客たちの写真を撮り、その後屋内展示の会場内に入り
1000円の参加費を払った。その際に付いていた抽選券は、間もなく
始まろうとするところであった。







このところ、くじ運もなかったが、この日は何となく当たりそうな予感がして
会場内の知人の出しているブースなどを回りながら、手元の券の番号が呼ばれて
後ろの方から出て行って賞品をゲットしたのが、プジョー508のミニカー
(ノレヴ製)である。



へえ、こんなクルマがあるのだ。
相変わらず貧乏性の私は、505番でプジョーをゲットしたのなら、次に乗る
のは、プジョー505くらいかな、と少し嬉しくて友人たちのところに戻り
ニヤついていた。



ところで知らなかったプジョー508ってクルマのことが気になり、
家にプレゼントを持ち帰ってから、久しぶりに新車の記事を調べてみた。

プジョー508は一昨年の2011年登場。
いつの間にか、400番台と600番台が、開発に行き詰まり、両者を統合する形で
407/607の後継車に、懐かしい500番台の新鋭車を登場させた。

それがこのプジョーとしては飛び番の印象と、ややレトロチックなネーミングの
508の背番号を背負って、上のレンジの完結モデルとなったようである。



僕は、シリーズ物のプジョーと言えば、504と104が、むちゃくちゃ好きである。
たぶん、504を語らせたら、1時間以上でも喋っていられるであろう。
また、自分も乗っていたタルボサンバの兄弟車である104に付いて、
なぜ5ドア・ハッチバックが良いかといわせたら、70ー80年代の生活文化空間に
ついて、包み漏らさず語ることであろう。

しかし508は面白いゾーンにプジョーは意欲を出して来た。

車格から見て、508ってどのくらいの排気量だろう。
504の後継、505は実質FRセダンの最終になり、604の客層も収容するため
最後はV6の3.0まで積むようになった。

あのPRVユニットである。
ドロンとしたV6は、40年前に有った石油ショックの後のパワーダウン時代に
各地の会社が「トルクで走らす」中大型セダンのために、すごくニーズがあった
のだ。

当時もコスパの時代で、開発資金を節約した各社は、PRVを積んだスポーツカー
まで、間に合わせて、市場にせっせ、せっせと出していた。
アルピーヌのV6は少し違うが、あのデローリアンがこのエンジンで、「どこが
スポーツカーやねん!」と今日的レベルでは、誰もが思う感想である。



ちょっと話題を変えて、会場で見つけたこれ。
友人の会社が発売する、ケン・オクヤマプロデュースの、線香立てと香の
セットである。
詳細とご注文は、梅栄堂まで。

宣伝しておいて、あげよう。



話は508に戻る。
508はオーバー2000ccクラスをやめて、このところのVWなどが強く意識する
排気量ダウンに照準を合わせた。
昔で言えば、305とかの時代並みに1600と2000なのである。

それで407とか607の結構巨大になっていたクルマの顧客層を、どう
満足させて行くのであろう。これは見ものだ。

それと、208や308も出て来ているが、208は205の再来にかけているかの
ように力が入っている。

このプジョーの数字シリーズは、確か戦前から始まるが、戦後の203や204、
403や404と言った車は、本当に麗しいフランス人の平凡生活の演出“車”であった。



僕は70年代のプジョーのサイクルをずっと持っている。
フランス人の小粋な生活小道具って感じに、10代の頃より痺れてしまっている。

しかしプジョーはEUが拡大して、ドイツ車がフランス車の市場/アッパーに浸食
してから、昔のような優雅なのんびり経営でなくなった。

とくに100年以上の歴史の有った自転車の生産を、台湾に拠点を持っていったが、
プジョーの看板倒れになると判断したか、数年前に看板を下ろしてしまった。
これは自転車好きには、大事件だったが、それだけ時代は、細かくなったと言える。



プジョーの数字シリーズはおそらくこれが、最後になるのではないか。
309という例外車が途中に入ったが、あれはタルボブランドが続いていたら、
タルボになるべきクルマだった。

だから末尾「9」シリーズは、フランス人自身が好まないと思うので
次は形式名がルノーのように、一変することだろう。

僕はこの日、もう一つの目的、カーグラフィックの創設者で名誉編集長だった
小林彰太郎氏が、逝去して初めての公式イベントだったので、この会場に
駆けつけた。



本当は、この日は2つ約束していた行事が気に掛かっていた。

中学生の鉄道模型モデラーの個展と、出身大学の秋の学祭行事である。
本当に、身体が2つ欲しかったが、会場を早めに出たが、渋滞と身体の疲れで
このところ運転に注意が高く発揮出来ずに、失敗するケースがあるので気持ちを
戒めて、無理はしないことにした。

いろんな理由でこの記事は「イッテキマシタ」と得意になって書けなかった。
半月が経ち、心の整理が出来て来たので、改めて書き上げた次第である。
紹介記事をを約束した梅栄堂の中田社長にも遅くなり申し訳ない。

もう一回写真を載せておくから、ゴメンしてね。
ケンオクヤマのお香立てとセットは、陶器製が5000円。
金属削り出しが50000円だったと思う。

限定品なので、フェラーリに通じる感性を感じた方は、梅栄堂まで。
それではこの記事は、オシマイにする。



ラジャー!!

Posted at 2013/11/14 11:44:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ

プロフィール

「やっぱり。言わんこっちゃない。「トヨタ、センチュリーを独立ブランドに クーペ開発でラグジュアリー市場拡大」https://x.com/i/trending/1977788758218219921
何シテル?   10/14 09:32
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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2015/02/22 10:52:34
春の1200kmツーリング・中国山地の尾根を抜けて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/05/11 05:49:46

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中古のスーパーカブを買いました。 原付に乗るのは40年ぶりです。
フィアット 850 車の色は空のいろ。 (フィアット 850)
2016年10月、三年半かかった車体レストアが完了し戦列復帰、その後半年、また以前のよう ...
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高校の時から乗っているプジョーです。1975年購入。改造歴多数。数年前に自力でレストアし ...
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