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kotaroのブログ一覧

2013年09月03日 イイね!

日本人のこれからを考えた旅

日本人のこれからを考えた旅












長旅に出ています。

長屋空間の、低次元の煩いから離れて、
広島の介護問題から遠ざかり、本来の私の力は、
かなりのレベルの人たちと、対等に話せることを、
思い出しました。

最初の房総半島への、ジャーナリストとの旅。

後半に立ち寄った、軽井沢の写真家との交流のひととき。

夾雑物が無くて、有能なマネジメントをしてくれる人が
ついていれば、僕はこういったレベルの人たちと、対等な
仕事が出来るのだろうかと、少し気が着きました。

人生は、いかに運をつかむことなのか。
そのための努力も、要ります。

しかし、このようなリセットも要るし、「出張」でない、
東京への旅。
特に丸の内とか、大手町に行き、「東京ってなんだろう」と、
宮城や靖国あたりを拝むばかりでなく、首都をフラットな眼で
見ることは、平凡な人には、なかなか出来ないと思います。

メディアとジャーナリズムというのは、私は25年以上仕事で
やっていました。
離れて数年の社会の変化も、見えています。

クルマが好きという共通項のある写真家との対話は、軽井沢という
舞台の中で、かなり格調の高い話も、いたしました。

これまでの“クルマ目線”で話しかけるのでなく、この方は本来、
芸術家であり、一旦クルマの話題を離れて、相手を理解して、
そこから再びクルマの話題に、持っていく。

それが本来、あるべき流れでしょう。私も最近
イラっとしたことがありました。

クルマ乗りが陥り易い、“共通項から友達”だと思う、悪い
パターンです。

という訳で、たまには高踏なことも、言います。

今回はクルマから離れてみた旅でしたので、いろいろ気が着く
ことも、多かったです。

もうすぐ帰ります。
クルマを乗りこなす、気力もかなり戻って参りました。

夏が終わり、いつものように、秋が来る。
でも僕は、この度の旅で、随分いろいろなものを、発見したり、
掴んだような、気が致します。

Posted at 2013/09/03 03:56:06 | トラックバック(0) | 日々の旅 | 旅行/地域
2013年09月02日 イイね!

軽井沢に来ています。

軽井沢に来ています。











モトテカ珈琲というお店で、
友人の写真家の木村さんが、ユーロカーズという、





1990年代のヨーロッパで撮った自動車の写真展を、
開催中です。





私はモトテツです。(関係ない)



Posted at 2013/09/02 09:13:17 | トラックバック(0) | 日々の旅 | 旅行/地域
2013年08月18日 イイね!

旅の途中より

旅の途中より













アルファ75を入れている工場より、昨日電話が、ありました。
ベルト切れは、その箇所だけで直ったこと。

しかし他の不具合を数ヵ所発見され、オイル漏れが激しい、
シフト部分のガタ等を、山陽本線を下関に向かって走る下り電車の
室内で、聞いているのは、不思議な気持ちであった。

このくらいの健康診断で済むなら、75は普通に乗られそうな
感想です。

旅先で、移動の途中で聞く話は、不思議な夢の途中のような気分で、
聞いていました。
Posted at 2013/08/18 08:12:40 | トラックバック(0) | 日々の旅 | クルマ
2013年07月05日 イイね!

海上の道、山の人生(続き)

海上の道、山の人生(続き)私は民俗学の巨人、柳田国男の本を
若い頃に、夢中になって読んだ。
人間は、どこから来て、どこヘ行くのか。

今のように先の見えにくい時代にこそ、
そういった純粋な疑問は大切だ。

柳田は、都市の生活習慣や風俗の変遷、
それと、辺境や交通不便な土地に、日本人の
原型が残っていないか、旅から旅を一生つづけた。

民俗学と歴史学を学ぶものは、室内だけでは
学を修めることは、出来ないのである。

伊良湖岬に打ち寄せられた、椰子の実に、文豪藤村は叙情的な
詩を書いたが、この民俗学の巨人は、椰子の実にヒントを得て
日本人は黒潮に乗って南海から上陸した、民族の子孫ではないかと、
仮定、推察した。
「海上の道」説の濫觴であり、それを確かめに出た旅が「海南小記」である。

書き出しは真冬のジュネーブ出張から、暖かい日本の気候が恋しいと、
大の大人が、子供のような心境で日本に憧れるところから、書き始めている。

こうして、30数年が経ち、私に取り歌枕のような伊良湖崎にようやく
辿り着いた。
この後は潮任せに走って行こうではないか、海沿いの道を。

鳥羽港を降り立ち、大抵の車は右折して、伊勢の方に走って行く。
私一台左折し、賢島、相差の方に進路を取る。


昔の有料道路「伊勢志摩パールロード」も今ではフリーウェイだ。
ただ反面、有り難みや、土産物を売る店も目当ての観光客も
薄くなったように感じた。



賢島の手前に鵜方と言う駅がある。昔の三重交通のローカル線を
近鉄が買収して、1970年の万博の直前に特急が直通で走れるように
全面的に路線改良した。
鵜方は、ローカル私鉄の一駅から、賢島観光の入り口や浜島や大王に
向かう観光ルートの拠点と変貌した。

しかし、40年後の今は駅隣接の商業ビルの2階で営業中の店は1軒
だけになり、国内観光の消長を、いやでも感じずにいられなかった。


さてここから志摩半島の奥地の袋になった海を見ながら走る楽しみが
待っている。



やがて車を停めて。下りて行ける砂浜を発見したので、フェリーを
下りて以来、最初の休憩を取ることにする。



ご覧のような、黒石の砂浜なのである。通称那智黒と呼ばれる、
火山岩が、綺麗な砂に転じている。


砂浜に下りて、靴を脱ぐ。きょうから7月になったことを思い出した。
海が恋しい真夏になったのである。



砂浜を一人歩いていると、岩陰の向こうに女性がいる。すぐに話しかけるのも
あれなので、しばらく遠巻きにして、海で遊んでいると、向こうも私に
気が付いているようだ。

「何を集めているのですか?」
思い切って声をかけると、貝殻拾いをしているという。
彼女らはウェットスーツを下半身につけており、波乗りに来て
いるようだ。

「おじさんは?」  「きままな旅の途中さ」



たわいのない雑談をしていると、少し警戒を緩めてくれたのだろう。
向こうの三角波が、しぶきを上げているあたりで、サーフィンしている
人影も、背景で判った。

あの人たちは、本業は海女で、今日は波が高いから仕事を休みにして
波乗りしているという。
そんな人生もあるんだ。

数年前の、自由の利かない人生と、時間から、いつの間にか、私は遠く
ここまで来たのだと、理解する。

彼女らの一人が、突然こんなことを教えてくれた。



ここは、ウミガメの産卵地で、岩陰の向こうに、昨日ウミガメが卵を
産みつけたあとが、残っているという。

棒を立てているところが、人が入らないよう目印で、卵が埋まっているという。

へえ、そうなんだ。ありがとうと、礼を言い、砂に足を取られながら、その場所に
行ってみた。



波打ち際から、親ガメが、一生懸命砂浜を前進した跡が、鮮明に残っている。

何だか、言葉にならない嬉しさが込上げて、大自然に感謝したくなった。

僕らの好きな竜宮伝説は、この浜に舞い降りた神の使いから始まって、
彼らは、新しい命の卵をこの浜に残して、また海の中に還っていった。

僕は何を感じて、何を求めて、旅を続けているのだろうか。

遥か南洋から何千キロの距離を泳いで来た、ウミガメの旅に比せれば、
私の旅など、とるに足らない移動だろうと、思った。





Posted at 2013/07/05 12:58:28 | トラックバック(0) | 日々の旅 | クルマ
2013年07月04日 イイね!

海上の道、山の人生 〜柳田国男に捧ぐ〜

海上の道、山の人生 〜柳田国男に捧ぐ〜伊良湖岬で一夜を明かして、翌日は朝ご飯が出る
前までの間、少し近所を散歩してみた。
国内観光地は、どこに行っても平日は静かだ。
三河湾というのは、知多半島と渥美半島に囲まれた、
穏やかな海だ。
それぞれに、半島の途中まで、電車が走っている。

知多半島は、中部空港が出来たことも有り賑やかだ。
元国鉄の武豊線に名鉄の河和線、さらに80年代に
そこから支線が出て、知多新線も出来た。

こちらの渥美半島は三河田原まで、豊橋鉄道がのんびりと走っている。
今回はちょっと立ち寄れなかったことだけが、心残りだ。
島崎藤村が「椰子の実」の詩を書いたのは、ここ伊良湖岬だと言われている。



明るい風景の中を歩いていると、心の曇りも取れて行く。



最近は、晩年にタヒチに移住した、ゴーギャンの心境が、痛いくらい判る。
というのは、中高年というのは、容易く心が華やげないものだからだ。



とか言いながら、散歩の途中にこんなものを見つけて喜んでいる。



フェンダーミラー付きの、ギャラン?いや3ナンバーなので、ディアマンテ
なんだろうか。



クルマ煩悩で爆バクバク、である。



ところで、選挙告示、いや公示日になった。参院と衆院で確か用語が
違ってたと思うが、まあいいや。このところの新40代、新50代について。

このところ割と面白い論を展開する人、女性だったら、ちきりんとか、男性
なら、佐々木俊尚氏などの説などを、よく読んでいる。それはまだよい。

しかし彼らの書いている内容は、概ね、稼ぐことばかりではないかと、感じる。
企業の拘束や精神的不自由から離れられても、遊ぶことは、あまり書かない。
いや、書けないのか。
新しい生き方を提案する彼らでも、そんなだったら、選挙をやっても蚊程も
世の中は変わらないだろうと思う。



朝ご飯を終えて、5分ほどの距離にある港に着くと、出航前の鳥羽ゆきの1番船に
間に合った。また前夜からお世話になった宿は、オーガニック食の好きな女将の
愛想の良い宿でしたので、お勧めを書いておきます。
オーガニックな民宿「まるえい



船は8:10に出航した。1時間弱の航路である。船室内は冷房が効いていたが、
外のデッキに出て、いれ立てのコーヒーを木の椅子に座って飲む。

昔旅した、イスタンブールのボスポラスフェリーでも、チャイを入れて売っている
男性と目が合い、一服した思い出が甦る。





掛けていた眼鏡を一瞬外して、海の色を見た。この海も青い。



定刻9時5分に鳥羽港入港。



私はビリから2番目に船を降りる。
駆けっこは遅かったので、全然気にならない。


Posted at 2013/07/04 11:58:34 | トラックバック(0) | 日々の旅 | クルマ

プロフィール

「暴論と思うが日産をトヨタが救済することは無理だろうか http://cvw.jp/b/176891/48492730/
何シテル?   06/18 16:04
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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