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kotaroのブログ一覧

2014年11月06日 イイね!

降りて行く人生と日々

降りて行く人生と日々2日に、久々の自動車好きのイベントの
場にいた。
普通の人の非日常空間にいて、
それを何とも不思議に思わなかった頃。

そして間を置いたから、再び帰って来た
そういう場所に身を置く不思議さとでも
いうべきか、そこに私がいることの
不自然さを、感じないかを気にしていた。



このところ、ガソリンの値下がりが著しい。

夏にレギュラー170円台だったが、いま今週で一番安いところで
リッター150円ちょうどの看板を見かけて驚いている。

久しぶりに今回はハイオクを満タンにした。
アルファロメオで野山を思い切り駆けてみたのは、いつ以来だろう。

丹波で野菜を遊びがてらにつくり、自宅近所の駐車場に置くことを
拒否されたアルファロメオをそこに置いている。

私なりの解釈で、英国風カントリーライフをやっている秘密基地であるが、
今共同で農家を借りている数人は、自動車や他の趣味はない。

もっといろんな活用や展開を、図って行きたいのだが、みんな時間と余裕が
無いという。
私が一番、泊まっているほうである。

こういった場所を楽しいと思えるのか、いくつか考えながら
それでも走り出して1年になる。

今回一緒に泊まった友人を、仲間に誘ってみたが、相談した奥さんに
あっさり否定されてしまったらしい。

今の私は、以前の私と違う。そしてお金も少なくなったし、なんとなく
あの裏ぶれた畑では、貧乏臭く思われたら、仕方ないだろうと思った。

人生から降りてしまった私は、まだ上を向いて生きている人々から
みれば、時には好ましくないことは想像がつく。

現役で働いてたり、子育て中の女性の価値観からみると
「頑張っていない」私は、夫君に良からぬ影響を与える友人と思われている。
実際にそういうことを苦笑しながら打ち明ける友人も別にいて、
女人というのは、そういうものよと、私は解釈している。

私なりに違う次元で頑張っているが、お金や資産は付いてこない。
それだから、あの人は駄目なのよ、と酒場で罵倒したようなことを
平気で言うおばさんもいる。

いちいち、腹を立てたり傷ついていては身が持たない。
だから最近の私は鈍感動物に、ずいぶん変わってきたと思う。
感性が脳梗塞みたいに、詰まってしまったと思うのだが、この2年
ほんとうにしんどかった。

わっと泣きたいと思ったりする突出した感情が出て来ない。

これが老後の入口なのかも、しれないが、しかし自分で選んだこの道
生き方である。
まあいいじゃないか、判ってくれる人だけであって、いい。無理に
ひとに合わせるのは、もうヤメてしまっているのであるから。




京都の南丹から約50km、泊まった翌日は、兵庫県の丹波市で開催された
中兵庫クラシックカーフェスティバルに、顔を出してみた。

850クーペが無いので、2年連続して出場していない。
雨も夜半に降ったが上がり、気持ちの良い秋の日になった。

前日のイベントが、国産2割、外車8割だったが、翌日はその比率が
逆になったような感じである。

都市圏の住宅地の開催から、一転して農業地帯での、催しである。
私はそういうシチュエーションを楽しむのも、趣味だと思っている。

クルマもビミョーなのが多く出ているのがよい。



相変わらずFacebookで、国際的なクルマ趣味を、目を通しているので
外国人なら、日本のイベントとして、見に行くのならこういった日本車の多く
出ている方が、面白いだろう。

外国にレポートして記事をアップするのなら、どう書くか。元記者の
性ということもあるが、私は単に好奇心を軸にして、座標を考えてみる。

例えばこの三菱のギャラン時代と言うのは、ミニアメリカンな車の時代の
好例として外国では、一定の評価がある。
日本人は殆ど気付いていないが、デザインセンスの良さや、クルマの
マシンとしての完成度も、よかったからである。


Posted at 2014/11/06 06:15:11 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2014年10月26日 イイね!

久しぶり

久しぶりこちらの記事も再開したいと思っています。

先週、姉が亡くなりました。月末の57歳の誕生日を迎える
ことなく去って行きました。
細かな話は避けますが、この苦労には母の介護があり
一人で悩みを抱え過ぎて、重い病に罹っての果てです。
私がこのところ、気が抜けたようになったのは、その周囲に
あった長い苦しみがありましたが、ひとまず終わりました。

あとは母が残っていますので、私が後を引き継ぎます。

40代の頃はクルマが生き甲斐のように、楽しめました。
30代後半からあとの前半まででしょう。
もうこの頃から、家族の問題は始まっており、長い遍歴になります。

いつも、ラテンでゴメンと言うタイトルに偽りは無いのか、と
よく思います。

やれたクルマが好き、ウエットなイタリア人というペーソスに
私の個性を隠し込んで。
絶好調のときの私を知っている人から見ると、近年は変わったと
思われるかもしれませんが、年も取れば相応にじじいになる。

しかしこれから何をして、暮らすのか、生きるのか。

世の中全体を見ると、この3年くらいで、かなり価値観が変わって
きています。
クルマは前のように、楽しめないと思って来ている人は
増えているのでは、ないでしょうか。

とくにガソリン代の上昇と、諸経費の値上げで、
前のように、クルマを愛せなくなりました。
このひと月でガソリンがだぶついて、10円近く安くなりましたが
返って不安な気がします。

ゼロ成長下で、旧車&中古車が楽しめたのは、安定供給のバランスが
かなり低水準で維持出来たからだと思います。
2年前の2000円ミラで、国内を広く旅行出来たのは、私の気持ちが外に
出たがり、低廉なクルマがだぶついた状況だったのでしょう。




楽観と悲観について。

誰かが決めるものではなく、また他人をまねて、俺は楽観的という
ものではなく、自分がそれでいい、と決めたら楽観的だと思います。


これまで、低廉で変わったクルマばかり乗り継いだのは、ローンを払ってまで
新車の高価なクルマを、有り難いと信じ込んだことがないからです。
それは、私の楽観的な考えで、古くても維持することに、面白さを感じて
工場や周囲と付き合っていければ、何とかなるということでした。

まあそれが年々経済的に許せなくなっていくのなら、次を考えないと
いけませんが、反対に自由や自由な時間が増えました。
また今は働いている時間だけは拘束されています。

創造的な仕事で、多くの収入があり、理想が叶えられる人生も、素晴らしい
のですが、反面、こういう生き方でも、余暇は工夫することにより、
お金持ち以上の、プラスをもたらせてくれるのでは、ないでしょうか。




書き込みたいテーマはたくさん有るのですが
きょうは週に一度の休みなので、用事で出掛けてきます。
これから先のことは、上手い方向に変わって行ければ、自動車趣味も
続くでしょうし、状況によれば、違う方向に行くかもしれません。

自動車に対する関心ですが、やはり今年は急速に現実を直視する
状況になりました。
その中でも、軽自動車のこととか、DIY的なホビーの可能性も言及したい。

でも、いつも僕は出会いがきっかけです。
これから先は、楽しい出会いがあるといいのですが。
それでは、きょうはこんなところで、失礼します。
Posted at 2014/10/26 11:43:11 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2014年10月01日 イイね!

ネオシニアの生きる道

ネオシニアの生きる道私の住むI市というところは良いところだが
もう一つ地域の感覚が自由でない。
少し離れた日本初の団地ニュータウンを持つ
S市から、私の普段の行動と、これまでの活動を踏まえ
何かやっていただけませんかと、3ヶ月前に依頼があった。

打ち合わせに向かい、私を知る施設の女性と、初対面の少し
コワそうな女性所長と面談して、シニア問題より、その手前の
アナタ自身の生き方を語って欲しいと言われた。

そこで思いついたのが、表題のタイトルである。

初めはシニアの手前を、プレシニアくらいで行こうかと思ったが、
何だか、固い。
そこでクラシックカーに入りきれない1980年代車ブームを
ネオクラシックカー、ネオクラと言うのだから、「ネオシニア」でいったらどう?
と、提案すると、所長さんも、それは面白い。決まったねということに。


ブログを休んでいたことは、お詫びするというより仕方ないと想っていた。
この事業は、私の脱サラ5年の集大成である。

その間も毎日働きに行き、くたくたになるまで仕事をして、帰って来て自炊する。
ネットは、もう止めようとか、短時間でちょろちょろっとできるFacebookを見る
だけにするか、悩んでいた。

きょうは再開の記事というより、今後はだらだら書けないと思うが、
まとめ報告の一筆である。

事業はすごくよかった。
私のファンの彼女が、ファシリテーターを務めて司会進行してくれたが
大旨私がしゃべって、進行をした。



内容はこんな感じである。

時間も普段の事業は平日の昼間が多いが、働いている世代や人間に
来てもらおうと、最終土曜日の夕方からにした。

反響も予想を超えて、会場の「普通は10名前後で進めている」が、最終的に
25人聴きにきてくれました。


私は昨年から、シニアネット総研と言うNPOで、様々な取り組みをしている。

この春から、大阪駅前の施設を借りて、4回勉強会をした。
シニア問題は、まだ語れないので、その手前の40代中心の、高齢化社会
予備軍の、問題意識に刺激をかけてみた。
そこの流れからの追っかけ組3人も忙しい中、来てくれました。

実際、今の60代以上は年金も余裕もある。
だが、僕ら50代から後は年金も遠のいた感がある。
支給も5年以上延ばされて、その間の就労は苦痛だし、生活保護と言う
わけに行かない。この不公平感は大きい。

会場には大学生の男の子、20代女性、あとは40代、50代が多く
60代の毎日が日曜日の、施設リピーター数名、70代がおふたり
そのうち一人はうちの理事長も来てくれた。

みんな抱えているテーマは少しずつ異なれど、やっぱり人生は重い。
でも、大変よいテーマで語り合えたと、大きな反響が有った。
「ネオシニア」のタイトルに引かれてきました、という人も多かった。
そのネーミングのセンスの良さは、所長さん以下のスタッフも、さすがは
元プロやなあと感心してくれました。



閑話休題

2時間の講演を終わって、あとは向こうの用意してくれた懇親会に。
8名の席に13人詰め込み押し合いへし合いの宴会になった。



大分飲んでくたくたになったが、女傑の所長と、顔馴染みの1メートル75ある
お姉さんが、「まだ飲もう」ということで同じ場所で3次会。

このアマゾネス二人と飲むのは愉快だが、しんどかったなあ。
もうちょっと若かったら、朝になったら川の字で寝ていただろう(爆笑)。

冗談はさておき、ほんとうにこういうことが私の小さな夢であった。

長い付き合いのある大学の研究者も夫婦で来てくれた。



この2時間(飲んで合計5時間)の自由闊達な雰囲気は、カルチェラタンであり
今の時代に、見られなくなった、本音の自由討議が出来たと思う。

私の評論家デビューではないが、大学の先生から、「kotaroさんが他の人から
「せんせい」と呼ばれるの、初めて見ましたわ」と、冷やかされた。

しかし実際の私は、今は寡黙な一労働者である。

この場所に来れなかった人も含めて、新しい時代は、政府や政治に期待
するのでなく、自分たちで何かそれぞれがテーマを持ち、活動していけば
いつか必ず、花と実になるのではないですかとしめくくった。

実際はすごくアツい話と議論で、固くないかと思ったが、20代の人は
自分の親たちを思って、すごく勉強になりました、と感想を聞けました。


途中、少し持論の旧車趣味の話も交えて、「失われた20年」と言い続ける
のは止めようの提案も。

実際この20数年で日本人の内実ははるかに深度が深まったと思いますし
エンスー趣味はじめ、日本はアジア1のディレッタントな国に成長しています。

またサヨク右翼のこともさらりと触れたり、なぜヘイトスピーチが活発になったり
この20数年のアジア事情で為替の差が急速に圧縮されたことが背景に
あることも説明しました。

欧米の1989と日本の平成元年の意味など、私にしかできない
面白い展開だったのではと思います。

しばらくは、完全放電したので、鳴りを潜めて生きて行きます。

クルマの方は、もう盛り上がりは減るでしょうが、みんカラに来て
書けるのか、これからはもっと離れるかもしれません。

私は社会事業とソーシャルな生き方のほうが今は面白い、と思っております。

ご質問はご自由にくださってかまいません。




Posted at 2014/10/01 01:56:56 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | ニュース
2014年08月27日 イイね!

友人の復活

友人の復活なかなか書く時間が、最近は取れないが、
長い時間ストップしていた友人のクルマ趣味
が復活したことに気がついた。
素直にそのことに喜んでいる。

どの世代でもそうだと言うが、50代は楽ではない。

その限られた人生の残り時間と、まだ未完の
部分との兼ね合いを達して行くのが
今の時代は特に難しい。

楽に流して行けた20年前と、大きく環境が変わって
しまったからである。

彼は模型に、私は古い写真をスキャナー機にかけて、写真を掘り起こすのが
最近のホビーである。

子供の頃から、勉強がどんなに忙しくても、趣味やホビーを持つこと。
それは後々の人生にとり、非常に大切なことなのである。
Posted at 2014/08/27 05:52:28 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2014年08月22日 イイね!

若者

若者銭湯で一汗流して夕涼みがてら、暑い空気の中で
ジュースを飲んでいた。

夜の11時頃、若い人の集団が通り過ぎた。

ラジカセ(死語)の音量を少し流して、ノって
いるように思えたが、振り向くと自転車が5人くらい
なので、若者がヤンチャなことをしなくなって
どのくらい経つのだろうと、考えてしまった。


今ほど、若い人たちが、身の程を知り過ぎている時代は、無いと思う。

長い長い、不景気な時代に、日本人はとても真面目な国民になりすぎた。

職を失ったり、良い仕事に就けないと言うことが、怖くて、また思いつきで
何かをすることを、起業という大袈裟なカテゴライズされた行為のように
考えるのが当然となり、慎重にするのが作法以前のマナーになった。


ホンダもソニーも大志はあったが、面白そうだから、一丁挑戦したろうか、
最初はそんな動機で、会社が始まったのではないか。

今では経済の計算が先に出されるので、ソニーとホンダの現状や
アップル社の利益配当などを日本人が考えたりすることが増え過ぎた。

何か動く、走り出す前から「こんなことも知らないで」と言われることが
恐くて、動けなくなっているような気がする。日本だけなのだろうか。

若者が無軌道なことをすることは、時には迷惑な結果や影響も起こる。
しかし、それとこれを、繋ぐもの。気というものは、どうしたら良い方向に
持って行くことが出来るのだろう。

僕らは、そのことを問われて、答えの出せないもどかしさも、ずっと抱えている。




自分が、もう少し若かった頃、軍隊とお祭りと、暴走族と、学生運動について
思索したことがあった。

どれも暴発する若者のエネルギーを吸収する装置として、考えてみた。

一番身近なのは、その頃はまだ社会問題として残っていた暴走族だ。
大人たちが手を焼き、若者と大人との間に、大きな溝が残っていた。

学生運動は、私が小学生の時代である。
ゲバ棒という棍棒を持った大学生が、機動隊と競り合いになり、多く負傷した。
一言で言えないが、あれは社会の空気であった。

軍隊と言うのは、ちょっと違うが、民主党のときの幹事長が、暴力装置という
懐かしい言葉を、出して来て、ああこんな概念で解釈するのも、あったなあと
思った。

最後のお祭りは、判ると思う。

無礼講とか、酒の入った男の最後の、勇ましさだったのかもしれない。

昔は、村村に、若者がいて、ケンカもよくしていた(と思う)。
そのエネルギーを、ガス抜きするのに、お祭りが役に立っていた。

これらのどれもが、裏庭(背景)に、死や負傷することへの恐怖を抱えており、
それを飛び越す勇気は、蛮になることであったと思う。

クルマという乗り物は、時間と共に洗練されて行き、最もそういう蛮から
離れることに専心した。

その結果が今の、シーンだと言うのは無責任な説明口調である。




今の若者が静かで大人しいのは、少子化含めて、単位が小さいから
当たり前と、思える。
生徒が多い時代は、育て方も雑で荒いのが当たり前だったが、今は違う。

そして大人しいが弱くなった若い人を、大切に育てないといけない。
スパルタ式なんて言葉が流行った私の時代と異なり、感覚すら時代遅れだ。


若者が、バイクやクルマに行かない時代に、急き立てるのは変だが、
彼らにも興味や好奇心はある。
なぜ、クルマに乗るのか。古い車にこだわる人は、単に流行がノスタルジー
とかでなくて、これが好きなライフスタイルとか、そのツッパリをすることの意味。
それがなぜカッコいいのか、そこまで語れないといけない。

きょうはここまで考えた所で、時間がきたので筆を置く。
Posted at 2014/08/22 00:16:34 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ

プロフィール

「ビッグモーターから残クレアルファードまで http://cvw.jp/b/176891/48584333/
何シテル?   08/06 05:00
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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