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kotaroのブログ一覧

2014年07月10日 イイね!

昼と夜の間に

昼と夜の間に昨日に続いて続きのような日記です。

朝の4時台からクルマを田舎の早朝、
人の居ない所で走らせて参りました。
私は夜、短時間寝た後で起きて目が覚めてしまい、
都会の無聊をかこつわけに行かず、
食料も持参が無いので、どこかで求められる
前にガソリンが残っている車で
動いてみようと言う気持ちになりました。

ナントカ病とかナントカ症候群がすっかり街を覆い尽くして、
病気でない人も気がつくと、俺は大丈夫だろうかの気持ちになりやすい。
だから時には環境の違う所で目覚めると、不思議な落差と
相対的に自分の浮かんでいる状態が判ります。

10数年前には私は、朝早くドライブをしていました。
俗に浜田省吾の「J-Boy」という曲が有り、20年前に、はまってた人は
乗り物通じた自分探しの、最初の頃に触れていたと思います。
あれは夜明けにバイクを飛ばすのだったと記憶します。

その基盤には「理由無き反抗」のようなオールディーズな青春が有り。
私も同感しつつ、一部では反抗して、朝の自由な時間を過ごしていました。
今はしなくなった理由はネット世間の進化で、理由づけて動くことが
億劫になってしまった。

しかし環境を変えてみると、朝のドライブは仮令足代わりの軽自動車でも
新鮮なことが判りました。
農家を借りている南丹市日吉から、美山町の茅葺きの里まで、濃霧の中
久しぶりに新鮮な気分に戻れました。

写真は昨日の日記に追加したもので、雰囲気が想像出来ると思います。



その後、考え事と農耕作業の合間に、連絡が入りました。
パソコンは持って行っておらず、携帯が通信手段です。
ほんとはすべて遮断していた方が、やりたいことに没頭出来るのでしょうが
人間というのは身勝手なものです。

怪我から復帰した友人ということと、関東からこの数日前に書いた
投稿に反応していただいたクルマ関係の人が来るということで、
私も嵐の来る前の農園の仕事を大急ぎで切り上げて、都市近郊の
我家までアルトで戻りました。

水戸さんをしょぼいアルトで追っかけて、コーナーでは追い付き
少し焦らせてたらすいません。






行き先を地図で確かめ、電車で最寄りの駅を確認して、同じ線のM駅で
下車し、日和下駄で歩き始めます。



本当に下駄にした理由は湿度の高さと、行き先が下町だったので
似合う服装は、なかなか思いつかず、荷風散人をまねて細い傘を片手に
往来を歩いていきます。



悠々、遅れての合流になりました。
お好み焼きをいただきビールで喉を潤す。大阪の暑い夏は、建て込んだ
地域だと本当に暑いですが、こういう顔合わせと、その偶然に感謝です。

私が住む街に本社が有る自動車メーカーの古い車の好きな人とすぐに
仲良くなりました。
こういう縁もあるからネットも楽しいのでしょう。

その後は、自動車で来ている二人は非アルコールでしたので、2台に
分乗してミナミ方面へ。私は久しぶりに、850クーペと同じメーカーの
小型車の助手席に収まりました。



随分早くから、変なクルマにばかり関心を示していた私は、その道では
あちこちで知られており、この後の2次会で、20年ぶりに再会した友人と
帰りは途中まで電車が一緒になりました。

皆さんのクルマ好きとは、やはり個性なのだと思います。
クルマに反応出来た世代は、1950年代と60年代生まれが多い。


もう一つ思うことは、生まれて来たタイミングと、モノと出会うタイミングです。
そのマッチング次第で、人間は幸福と幸福感を、どのように味わうかが、
変わって来ると思うのです。

カメラや楽器、腕時計はもう少し時間に余裕が有るけれど、
オーディオや自動車のような工業生産品は、内と外とで使い方が異なります。
クルマは、外向きな信号なので、やっぱり外で似合うモノでありたい。

だから幸せな時間は限られており、博物館的乗り物になる前に、
「まだ持っているんだ」くらいの時間で、個人の財力で乗れるのが
一番幸せなんだと思います。



私を含めてのこれからのローリング50'sは、多分上の世代より苦労する
でしょう。ちょいと安易に夢を語れないような。
「いいね」は二つの意味の象徴ボタンで、羨ましいねに通じています。

私は今、いくつかのことを始めるスタート地点に立っていますが、その先の
結果は判りません。
大学入試の受験勉強なら、ある程度の結果が見えると思います。就職は
もっと厳しいものですが、人の縁と運を活かせればその後の人生も大きく
変わるものでした。

こんなことを書くのは、やはり回りに不安を持った人がすごく多いからです。
そこで、今は「この先俺たちはどう生きて行くんだ」というテーマに特化
して、研究をしたり、生き方の試行をしていこうと思います。

その前にワンポイントだけアドバイスをしますと、しがらみは少ない方が
良い。流行の断捨離を簡単に勧めませんが、精神内部の所から切り替えを
始めても良いのではないでしょうか。

クルマの多い人は整理する。友達の誰彼構わぬ人は、等間隔で見るのか
考える。モノの多い人は言わんでも判る。女性とたくさん付き合う人、
犬の多い人、子どもや親のことなど、いろんな事を一度洗ってみるのが、
50代という最後のチャンスなのだと思います。



私は数年前にもう一つの決断で、妻と同居することをやめました。
結果的には少し苦しんだけれど、子どもも大きくなって理解してくれて、
今の自由に動けるポジションが得られました。
非常に微妙な位置で家族を続けています。でも今後のことも判らない。

これぞ荷風に倣ってではありませんが、人生の諦めと希望は、表裏にある
のではないかと思っています。
楽しむことを絞り込んで行くのも、老後前の準シニアの判断かもしれません。

しかし私はそれでも前向きに、この言葉も使い過ぎると胡散臭いですが
新しい興味が有れば、検討して手を出すか、取り組んで行くのではと思います。
長くなりまして済みません。これから夜ですね。
Posted at 2014/07/10 15:23:50 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2014年07月09日 イイね!

クルマを楽しもう

クルマを楽しもう


気持ちを入れ替えようと、今夜は
京都の奥地に泊まっています。

心境一転、秋までにいろんなことを
始めてみようと思います。

こんな夏の夜も良いものです。



一昨日の夕暮れ。



夜に涌く蟲たち。



霧。



草の露。


寝ている蝶。


川面も見えない。


雨蛙。
Posted at 2014/07/09 03:04:47 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2014年06月16日 イイね!

ネオシニアの生き方



こんなタイトルで、9月に千里ニュータウンの
小さな場所で、トーク企画をやることになりました。
いつもの自分が仕掛人に回るのでなく、喋ってください
の方である。

あがり症なので、心配もあるが、私の50代になって生きて来た5年間と
それまでのことも少し触れてみようと思う。

みんカラ日記に書くのは適当かと言うと、他で書くと大袈裟になるので
車ライフのことも、少し講演内容に加えてみようかと思います。



地域の交流センターから、声がかかったのは、そこに勤める職員さんと
これまで豊中市などで、いくつかの事業で接点があったことなど。

月に一度のテーマカフェで、初めはシニア問題について語って欲しいと言う
コンセプトで、打ち合わせに赴いたのであるが、そこのセンター長さんの
なかなか手強そうな女史は、来てみたおっさんが「なんだ若いじゃないの」
よく話すとまだ50代、それも同じ昭和34年同士ということで、最初の企画
アイデアと違うなあ、じゃあどうしようかと、鳩首会談。

やっぱりシニアのことを大きく語るより、その手前の生き方の方が
実体験も含めて興味が湧いたようである。

タイトルは「プレシニア」にしようか、というので、いや最近は、
クラシックカーの手前をネオクラシックと言ったりするので、というと
それにしましょう、ということになった。

若いクラシックカーならぬ、若いシニア層の問題に付いて喋らないと、
面白くなかろうと思う。
センター側も、これまで来所しなかった新しい層に来てもらいたい、
私もニッチなものに光を当てたいと考えている思惑に、ようやく一致した
到達点の答えが見つかったのは、1時間後のことであった。



時間が有ると言っても、下書きの構想も練らないと行けない。
本を1冊書くくらいの心構えが要るだろうと思う。

今の私が、普通の会社に勤めている人に較べれば、危機感の塊みたいな
人生を送っている。
いや普通に会社に勤めていても、20年、15年前の50代や40代後半のように
「はい定年ご苦労さま」といった人生のゴールが楽に見えていた時代の
ようにはとてもいかない。

それは時代が変わったからという、認識はあっても、何だか納得いかない
なあと思っていても、どうにも自分が変われない。
そんな空気を「生きにくさ」というネガなイメージからどう変えて行けば
いいのだろう。



上の世代は「勝ち逃げ」に近いと感じる時もある。何かにつけ、お前らは
とタメ口で説教する。今は悲しいけれど、それも現実だ。
私のような34年組でも、40年以降からみれば羨ましいと思われるかも
しれない。

ちょっとしたことで、この春より空気は変わってきている。
来年以降の新卒求人は増えてきて、早くも人手不足は上がって来ている。
増税されて苦しくなりましたという声、それも本当だが、株価だけをみれば
儲かっているのは一見企業だが、徐々に影響は出始めている。

そんな時代の空気の中で、ネオシニアは上の世代に較べて数倍敏感な
感性とアンテナを延ばして、自分らがリアルシニアになったときの生き方を
考え始めなければ、潰されるというのは脅かしに近いが、ハッピーリタイア
と大きな現実の差が出来るだろうと思う。

だから私は身を以ていろんなことを始めている。
研究所にも属して活動をしながら、取り組んでいる。
生活の保障はぎりぎりだが、苦にせずに明るい材料探しに奔走している。

50代での路線変更は、怖かったがやってみないと始まらない。
その前の、ママ母の「公園デビュー」みたいなソーシャルデビューは
40代の終わり頃から、退職前に始めていた。

地域社会デビューになったきっかけは、なんだったんだろう。
それはその頃同居していた妻の、働く女たちのネットワークつくりを
横目で見て、「こりゃ、なんか始めないと、オイラはとんでもなく、
時代遅れな旧式マシンになる」と感じていたのだろう。

無名の頃から勝間克代女史が関わっていた「ムギ畑」、
佐々木かおりらのe-ウーマン、
関西の働く女性たちの30年前からの連帯機構である「よこの会」、
みんな当然と言った感じで、テーブルの向こうの彼女は深く知っていた。

私のような一見理解し難い、行動と生き方を、ようやく納得行かれ、
男性と女性の間に立ち開かる溝のような物の向こうに、一瞬だけ
お互いの素顔が見えたような気持ちがした。


            ◇


9月最終土曜日の夜に、私のトークイベントは行う予定です。
ご興味のある方は、阪急千里線・南千里駅隣接の会場にお出で下さい。
近くなりましたら、募集の要項をお知らせします。

Posted at 2014/06/16 10:17:56 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | 暮らし/家族
2014年06月06日 イイね!

bad day and small hope

朝から家の前の国道交差点で自損の大きな自動車事故。

仮ナンバーの2代目ルシーダかエミーナが電柱に当たり
中古車の買い付け金かお金をこぼしながら、ふらふらの
若者が呆然としていた。

近所の野次馬も集まっていたが、取り敢えずかーっとなっている
だろうから、水を買ってきて「これ飲んで落ち着け」

Tシャツもエアバッグで破れてボロボロ。最後に救急車に
乗り込む前に、家に有ったどちらでも良いLLのTシャツを
渡してやり、病院に着いたら着替えなさいと渡してやった。

うちも倅がいるのでよそ事とは思えない。自分も事故歴はある。

彼に取って今日は最悪の日だろう。朝から小雨で路面も濡れてた。
引き取ったクルマもかなりひどいコンディションだった。

でも働けるから、怪我もひどくないと思うので、これから
何とでもなる。

今日が最悪なら明日から少しずつ良い日になれば。
そう思って通りがかりのおっさんは、水とシャツを差し入れて
やったのだ。
Posted at 2014/06/06 12:22:04 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2014年05月30日 イイね!

アベノハルカス 風景も春霞

アベノハルカス 風景も春霞山の中から一転、きのうは
天王寺駅隣接のアベノハルカス23階および25階で
仕事の反省と打ち合わせでした。

テーマは先日行って来たタイの事業の報告と反省。

チェンマイ市との民間レベル交流は成功裡でしたが
その後のクーデターと、軍の権力掌握で、ステイ
事業は大幅に後退、創業者から悲観的な意見も出て、
大変事態を重く見ているのが判りました。




この会場を使わせてくれたのは、メンバーシップのH大関係者で、おたんちんの
私は高所に上がった喜びで、写真を撮りまくり。



顰蹙は買いませんでしたが、なるほど絶景です。

それにしても、1年前の春はすることがなく、時代劇映画の無料エキストラや、
山奥で炭焼きのボランティア(こっちはまだ縁が続いています。このタイの
仕事もその縁から始まって2人介した繫がり)をしていた私が、地上150mの
一室で国際情勢の今後を話し合う場に、加えてもらうとは、世間は面白いです。



タイ情勢は、軍部をどうみるか。
民主主義から遠く離れてしまった軍事国家になったととれば、民間レベルでの
ステイ事業は顧客を獲得出来ません。

商社関係者、大学関係者、軍事評論自衛隊に詳しい人物、金融マン、そして
ゼネラルプロデューサーと持論は様々に異なります。
私は末席に加えてもらい、ロジックの展開に一挙一動見守りながら、そもそも
タイ国とは何であるか。
国王の権力や現在の後継者問題。そしてタクシン元首相と言う人物の出身に
迫ります。



それにしても昨日は、タイどころではない。日本と北朝鮮の断絶に、雪解けより
大幅に事態が動くニュースが夜に飛び込んできました。
帰りに買った夕刊時間帯でないので、これは夜に動いた話です。

安倍首相と自民政権嫌いの知人たちは、これをどう見たのでしょうか。
私は米と中国の反応が興味が尽きません。

昨日の談義で、タイ情勢からアジアとASEANの話になると、中国嫌い、韓国嫌いの
人の意見は、ハルカス展望の遠くに霞んだ空でさえ、憎々しげにPM2.5のことに
言及してしまう。この傾向は、このところ読んでいる浜矩子の本にも、国際社会と
国内社会のしくみや、GDPとGNPの捉え方を例に、わかりやすく説明してくれます。

年長者の議長は、簡単に有事で勝てると言う意見に与さず、ベトナム戦争の例を
挙げた意見の私にポイントをくれました。
どちらかに旗を揚げるよりも、慎重に行動して計算しないと、挑発に乗ることは
一番損なケンカの仕方だと思うからです。



しかしタイに行く直前に起こっていた、ベトナムと中国の海洋資源争い。
そして2006年に続いてのタイクーデター。
今回の日朝間拉致問題協議の前進と、1ヶ月でアジア情勢は大幅に変わりました。




半年後、1年後は私はどんな記事を書いているのでしょうね。

Posted at 2014/05/30 06:53:36 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | 日記

プロフィール

「暴論と思うが日産をトヨタが救済することは無理だろうか http://cvw.jp/b/176891/48492730/
何シテル?   06/18 16:04
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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