• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

kotaroのブログ一覧

2013年04月04日 イイね!

PINKタイフーン。

PINKタイフーン。火曜日に緑地公園のワークスから雨の中、
電話がかかってきた。

お預かりの自転車フレーム、いよいよ塗りますけど
見に来ませんか。






1ヶ月以上前に、他の自動車修理と抱き合わせみたいに注文した、
昔のランドナーフレームに、色を塗ってくれと言うオーダーが
ようやく出来上がりそうなのである。

その間なにも私の生活は変化は無いが、周りの状況はめまぐるしく
流れて行った。

850に乗り、夕刻、豊中市まで走って辿り着いたら、
先程塗装は終わりましたというので、早速フレームと対面する。





なるほど。
これは嬉しい。綺麗になったなあ。



ランドナーという形式は1970年代に、爆発的な流行を見た、
ツーリング(旅行向け)用の、落ち着いた形の自転車である。


イメージとしては、こんな感じにしたいのですよ。



写真はここからお借りしました。
「ランドナー復活計画」ルナサイクル編





基本は650B(26インチ1・1/2タイヤ)で、今どきの700Cよりタイヤは
小さいが、悪路走行も考慮して太めのタイヤを履く。

フレームはハイテンション鋼が、昔は中心である。クロモリ鋼フレーム
レイノルズ、石渡等も後期は人気が高かった。



ハンドメイドフレームの時代なので、溶接技術が、出来のよしあしに
大きく影響する。写真のように接続金具(ラグ)はデザインカットが入る
ものが上等で、70年代後期はほとんど日本の高級自転車は、カットラグであった。



ハンドルは、ドロップ形式だが、ひねりの入ったランドナー用のバーである。
“ナンパ”なイメージのあるロードレーサー派にくらべて、無骨な硬派的な
世界であった。鉄(ちゃん)がオタクっぽくなる前は、かなり通じる世界観が
共通していなかったかなあ。



ブレーキは独特のカンティ(カンチ式)である。
これは、車輪を外して鉄道車輛に布袋にいれて携行する時に、外しやすくする
のが、一つの目的で、専門用語で「輪行」といいます。
(写真はルナサイクルHPより)


しかし私はまだ、70年代の「サイスポ」をたくさん持っている。
モノを捨て切れないダメ人間の証拠である。



発行元は、あの八重洲出版である。カーボーイやオールドタイマーで手に取る
前から35年以上付き合っている出版社である。
私も大きな新聞社などに入らずに、こういう趣味系の出版社に行ってたら、
編集長になれたかもしれない。

表紙写真の殆どがランドナーである。発展系のキャンピング車含めて。

この頃はロードレーサーは、路上でたまに見るくらいであったが、
門司の競輪選手が練習用に乗っていたり、あんまり“カタギ”の印象が
薄かった。今と大違いであるし、ピスト(トラックレーサー)は展示品しか
見たことが無かった。

昨今、能勢や箕面の道を、クルマで走っていると、レーサー風ウエアを着て、
アタマにカスク(ヘルメット)を被り、自転車に乗る人と、必ず遭遇する。
100%がロード系といってもよい。

言いたいことはいっぱい有るが、ヘルシーでエコロジカルで、持続可能社会的であり
アンプラグドな思想にもつながって、申し分は無いのだけど、あんたらもうちょっと
個性無いの?と、毒づく訳にもいかず、接触しないよう、徐行しながら走るだけである。

まあいいか。僕も自転車は10代の頃より好きなのだし。
昔のサイスポは面白いよぉ。



花の女子大生だよ!!
思わず「俺の空」で主人公が、北海道のキャンプ地で、2人組で来ている
女性大生と、夜、×××なことになったシーンを、思い出してしまった。

草食系には、自転車(ランドナー)は、似合わない?!。。。。





Posted at 2013/04/04 10:40:44 | トラックバック(0) | 帰ってきた自転車少年 | 趣味
2013年03月08日 イイね!

自転車のフレーム塗装に出しました。

自転車のフレーム塗装に出しました。













写真は全く関係がありませんが、
大昔にゴミとして拾って来た、ランドナーのフレームが2台ありまして
その内のドンガラ状態の方は、ハンドルステムがなかなか抜けずに
塗装も剥ごうにもサビサビで、捨てるに捨てられない状態になって
10年以上持っていました。

昨日、思い立って、いつも自動車の面倒を見てもらっている
緑地公園の工場に持って行って、これ塗って。
なんとかして、と子大将に預けて来ました。

いまの時間のある間に進めていることは、壇蜜じゃない、断捨離がひとつ。
それと中途半端な保有物は、直すか手放すか。

「いろは、何色にしまんねん?」
「ピンク」ソリッドのカラーで。

何とか今年前半に、ランドナー復活計画に乗り出します。

2000年の2月に当時駆け出しのインターネットで、
今は無き「ランドナー補完計画」のサイトを見つけて13年。
その時に参加した、「ランドナーギャザリング」の記事も見つかり
ましたが、主催者のサイトは残念ながら、消えておりました。

http://www.remus.dti.ne.jp/~suzukita/bicycle/2000/r_gather/r_gather_11.html


ま、ひとつずつ、前進するのみです。

Posted at 2013/03/08 14:40:30 | トラックバック(0) | 帰ってきた自転車少年 | 趣味
2011年05月29日 イイね!

鈴鹿3耐エンデューロ

鈴鹿3耐エンデューロ私が高校生であった頃、1970年代半ばは
モーターサイクル以前の少年は、自転車に夢中になった。
私も、サイクリングという真似事を、中学の仲の良い友人と
5段変速の自転車を改造して、一日遠出のアジュールを
楽しんだものである。

高校に入ると、バイクに行く友人と、私の学校は
そういう雰囲気でなかったため、通学自転車置き場に交じる
スポルティーフやランドナー。まだチュブラータイヤのロードレーサー
に乗る勇気のあるヤツはいなかったので、昼休みや放課後は
自転車品評会を楽しんだ。

今も持っているプジョーは、小倉の町では数少ない輸入車で
父にねだって買ってもらい、ちょっと嬉しかった。
サイクルスポーツ等の専門雑誌を知るに、「なんだ俺の自転車は
鉄部品ばっかりで(軽合金が使って無いな)」と
1年持たずに何度もオリジナルから大幅に部品を換えて行った。

チェーンホイルは仏TAの52x42に、クランクはスギノのプロダイ。
ホイールはフィアムの黄ラベル。ハブはノルマンディーのラージ
クイックに交換し、ステンレススポークはバラで購入。
前後のホイルは自分で組んだ。

1年後に完成したマイマシンは、フレームとサンプレックスの
ディレーラー、マハックのブレーキ以外は殆どオリジナルの
部品を使わず、色も自分でワインメタリックに塗り替えた。
そんなマシンで、福岡県東部の田舎町から、佐賀県唐津市まで
サイクリングしたりして、楽しんでいた。
今思えば、青い春のことである。

月日は経ったが、この自転車が九州の田舎から、我家に
送られてきて何年も経ち、錆も出て乗れなくなったので
数年前に自力でレストアした。
といってもドロップハンドルに、思い切り前傾姿勢の快速車。
街中で乗るには、歳も歳だと思い、飾りもの状態であった。


「鈴鹿を自転車で走りませんか」
そんなお誘いを今年、知り合いの方から誘われて、年上の女性と
いうこともあり、気軽に良いですよと参加することにした。
昨日は、そういう経緯で雨の中、鈴鹿サーキットを自転車で走ることに
なったのである。

結論は、あんな古いサイクルでも、何とか走れるものだなあと
思った。
自転車は構造的に大進化していない。
私の26インチ軽量スポーツで、11キロ程度。脚力はまだある。



今時のマシンを、空いた時間にゆっくりと見て行った。
ジャイアント、ルイガノ、ビアンキ、最近のトレックとか
ちょっと珍しいシュヴァインとか、チネリも1台きていた。

もちろん「普通」の方みたいに、ウエアなど外見で
こうあるべきと決められて、雑誌に載っている自転車を買い
流行に乗り、さらに健康志向、まあそれもいいけれど、
何か軽いなあ、違うなあと思いながら、売店ブースに
マニアックな自転車屋はなく、サプリメントとか、健康グッズ
販売に、これが日本の自転車好きの程度(底度)だろうなあ
と思って、斜めに眺めていた。

しかし今日のイベントを誘ってくれた人には感謝する。
私のようなくるくるパーのマニアが1台交じったことも
時間を超越できて面白かったのではないだろうか。
旧車に乗り始めた頃も、今日のような様相は、漠然と期待して
いただけであったから。

50歳台だから、まだ走れるなと認識した。
叔母に昨年もらったアルトの後部座席を倒して自転車を積み
35年くらい持っている自転車で、休日を楽しむ。
フレームだって台湾製じゃないぞ。フランス人の職人おやじが
手で溶接したものだ。

普通の人に失礼だと分かっているが、敢えていうと、
その人たちは趣味はお金(見かけ)から入っている。
お金があるから自転車を買う。お金があるからポルシェを
新車で買う。それもいい。何か気が付けば。
でも憧れとか生活とか、この消費幻想はそろそろ卒業した方が良い。
日本人が2011年に受けた衝撃の意味をも含めて。

私は趣味や道楽は人生を変えるくらいに影響のあるものしか、手を出さない。
往復の交通費と参加料・駐車料以外は、殆どタダのコストで、この日は楽しめた。
私には「ストック」がいっぱいあるからである。

かくあるべき、とは思わないが、休日の過ごし方。
そこまでお金を稼いで、仕事に大事な時間を取られなくても
もっと充実することができないであろうか。
私の人生の、ずっとテーゼである。


それにしてもフロントディレーラーを省略して
「5速」で走ったのは、ちょっとマズかった。
1走めで2回、2走めで1回、チェーンが外れてしまい、
一瞬で掛けられるのだが、係員に見つかると、落車並に
マイクでアナウンス。あー格好悪かった。

帰ってきた自転車少年のスレッドをつくった。
この項が、今後増えていけるよう、楽しみをさぐりたい。





Posted at 2011/05/29 06:35:50 | トラックバック(0) | 帰ってきた自転車少年 | 日記

プロフィール

「AI構文と少子化の時代 http://cvw.jp/b/176891/48478480/
何シテル?   06/10 02:28
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
89 1011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

趣味とかその対象はどうなっていくのか 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/01 18:15:22
タイ製L70ミラ・ピックアップのすべて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/22 10:52:34
春の1200kmツーリング・中国山地の尾根を抜けて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/05/11 05:49:46

愛車一覧

ホンダ スーパーカブ50 プロ ホンダ スーパーカブ50 プロ
中古のスーパーカブを買いました。 原付に乗るのは40年ぶりです。
フィアット 850 車の色は空のいろ。 (フィアット 850)
2016年10月、三年半かかった車体レストアが完了し戦列復帰、その後半年、また以前のよう ...
プジョー その他 26インチのスポルティーフ (プジョー その他)
高校の時から乗っているプジョーです。1975年購入。改造歴多数。数年前に自力でレストアし ...
シトロエン ベルランゴ ゴールデン林檎 (シトロエン ベルランゴ)
還暦過ぎて、最後の増車?!。 見たこともなかった人生初のRV車を、九州生活のレジャーのお ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation