ｋｏｔａｒｏのブログ一覧

「この車はなんという車ですか？」と尋ねられた。
さすがに偶然とはいえ、続けて２回というのは初めてのこと。
それも、昔住んでいた、西宮市の甲東園あたりである。

今日は喉が痛むので、耳鼻咽喉科に行くつもりであったが、
本宅近所の医者は、水曜午後が休診で知らぬところに行き
希望もし無いのにグラスファイバーを、鼻の穴から入れられて
痛い思いをして、高い診療代をとられるくらいなら、普段から
余分なことをしない西宮のO耳鼻科に行くことにした。

やっぱりここに診てもらって正解。診療代も2000円を超えず適正だと思う。

その近所に今もコンテナ倉庫を一つ借りており、立ち寄っていると
BMWの大型２輪に乗ってきた若いカップルから話しかけられた。
これは、乗り物好きな人なのだから、想像がつく。

２度目はスーパーの駐車場に停めて、コープとスーパーで
買い物をして暗くなった駐車場に戻った時であった。
隣の車（シビックに）人の気配がして、いきなり降りてきた
女性から、さっきと同じ「この車はなんていう車ですか？」という
質問をされたのには驚いた。

「これは（イタリアの）フィアットです。」
２度ほどふぃあっとと発音して、聞き返されなくなった。
シビックの普通の女性は、主婦だと思われたが「『どんな方が
乗られているのだろう』と思いました」と話してくれた。

「これは大衆車です。ただクーペと言う２ドアのなだらかな
ボディラインを持つスポーツタイプで、ムードだけはありますね」
私も、さっきよりは丁寧に応答して、この珍客にお答えする。

それにしても、半日前にはこんな質問攻めに逢おうとは想像していなかった。

イタリアの車であること。
日本にずっと住んでいる車であること。
私は20年以上乗っていること。
クーペと言う種類の車であること。
エンジンは後ろについてあり、その排気量は900ccしか
ないということ。

その辺を取りあえず説明するのは、自称・文化財に乗る身の
説明責任だと思っている。

昔の車は、修理をすれば一生近く乗ることも出来ますと
もう一段、興味を持ってくれた人に、いい話をするのも
義務だと思っている。

シビックの奥さんは、形に一目惚れしたと言ってくれた。
もちろん夕暮れ時の雰囲気もある。
インナ・センチメンタル・ムード〜
秋の日の夕暮れは、素敵である。

風邪をこじらせた後遺症の、辛さがほんの少し軽くなった。
イタリアンの軽さは、こころの重さを軽減してくれるから
きょうはいい一日であったと、日記を締めくくっておこう。

日曜日のフリマの日、最近気掛かりなことがあったせいか、風邪を引いてしまいました。

途中から雨になり、上手く中止になり、気掛かりは半分くらいクリアしたのですが、その後体を乾かすため焚火に当たった際、煙を吸い込み喉を痛めることになりました。

この焚火が、途中から人が変わるという変な焚火で、よくなかったのかな。

火を操り人類は進化して来たのに、心のこもらない火の力は、益の方に転がらなかったのかもしれない。

日々乗る内燃機関の乗り物たちにも、同じ思いがあり、小さな火への感謝のない所には、良い結果が伴わない気がする。

ホモサピエンスたちよ、原始の記憶を取り戻せ！