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2011年01月19日 イイね!

シュコダ

シュコダ若い頃に英国のオートカーをよく読んでいた。
カーグラフィックの新本が1000円もするので、
若さと生意気さ、また身の回りの車好きには必ず小林彰太郎信者が
多かったので、何で頭を下げなきゃいけないのか、と思っていた。

その反抗心の強さで独自路線の人生は、回り道だったけれど
いま、自分の財産であろうと思う。
600円の洋雑誌を気取って読む(ふりをしていた)から、
モノの評価や日本的な価値観は、簡単に信じてはいけないと。
海の向こうではこうなんだ、と仲間に煙を巻いていた。

死んだ伊丹十三なんか、そんな人でしたね。
啓蒙という思想の最後の生き証人、あ、もう居ないのだった(苦笑)

それから昔のカーグラフィックを探してきて、古本屋に通った。
今はもう捨ててしまうが、昔は本は捨てなかったし、カーグラは人気があり
ちゃんと値段がついていた。
あ、この人は違うなあ、と年嵩が回ってから、小林彰太郎の文に
納得がいくようになった。

さてオートカー時代に、「へえ」とサプライズしたのが
チェコスロバキア当時のリアエンジン車、スコダである。
読み方が判らずにそう言っていた。

ルノーやフィアットはとおの昔に生産を止めて、フォルクスワーゲンの
かぶと虫もまだたくさん走っていたが、
東欧には現役のリアエンジン車がある!、新車で買える。しかも私好みの
シムカのような箱型の車体で!。
とすっかり嬉しくなったのはいつのことだろう。

社会主義国は最後の体制を維持していたが、英国にはシュコダのクラブまで
あるのを知り、矢も立てず英国に行きたくなった。
1980年代は、もう後半に入っていた。
それから狂乱のバブルが来て、日本人たちはやがて、幸せなのに、幸せの判らない
民族になってしまった。



写真はシルバーストーンでの撮影。
シュコダの1200あたりのリアエンジンのクーペである。












Posted at 2011/01/19 05:24:01 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ

プロフィール

「暴論と思うが日産をトヨタが救済することは無理だろうか http://cvw.jp/b/176891/48492730/
何シテル?   06/18 16:04
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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