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2011年02月05日 イイね!

molo moloのコト

molo moloのコトシムカ1300/1500の研究で、まだすっきりしていないことがある。
1301/1501はマイナーチェンジ車かということが一つ。
先だっての投稿で、参考サイトに紹介したURLの主の方から
当時の記憶だと思うが、1301/1501は1966年のマイナーチェンジ車で
ボディサイズも同じ筈だという指摘がありました。

さて私の参考資料は、国際モータースのカタログからです。
当時のカタログは、曖昧さや誤記も多いので、100%の信頼はおけないが
このカタログに載っている車種は、1000、1000クーペ、1300、1301、
1500、1501というラインナップである。
FFの1100とRRの1200Sクーペはまだ登場していない。
1100が1968年、1200Sが67年登場なので、この直前の66年ー67年の
間という時期に作られたものということ。
また欧米の新型モデルが日本に来るまでに、1年くらいのブランクは
当たり前であったことも参考に書いておく。

想像できることは1300/1500がモデルチェンジしても、在庫があったため
平行して売るためのカタログ併載していたことは、想像できる。
いずれにしても、シムカという今では幻のメーカーに、40数年前に一番
活発なモデルを出していた時期があったということだ。

シムカのことを調べるには、今残っている本は別冊CG自動車アーカイブ
Vol.2 60年代のイタリア/フランス車(2000年)くらいだ。
この本の元になったニ玄社 世界の自動車11「シムカ マートラ アルピーヌ
その他」(1971年)にも、シムカ1300/1500系は写真が数葉使われて
いるだけで、諸元は一言も触れられていない。

そこで資料を探すと、朝日新聞社から出ていた年鑑「世界の自動車68」が
出てきた。ここには巻末に諸元が載っており、シムカは1100も1200Sも
登場し、1301L、1501Lとして全長4457と記載されている。
4m20cm級ではないのだ。
ということは、1000との間にダンテジアコーザ方式の1100が出てきた時に
差別化をつけるために、ロングボディ化、もしくは元々あったロングの
方だけが残ったのではないだろうか。

以上が私の1300/1500系へのアプローチである。
なお、マイナーチェンジで名前の末尾の数字を増やすやり方は、RRの1000
でも晩年の1977年に1005、1006を名乗ったりしていることも付け加えて
おこう。







Posted at 2011/02/05 10:30:50 | トラックバック(0) | うんちく | クルマ

プロフィール

「トヨタの夢 http://cvw.jp/b/176891/48620683/
何シテル?   08/26 05:18
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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