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2011年12月02日 イイね!

私的10大ニュース考

壁の暦が12月になってしまった。
以前、自分のホームページで行ったことがあるが
わたくし的クルマに関する2011年、10大ニュースで
今年のクルマとカーライフについて、振り返ってみたい。



10位、10番目というより最初に持って来たいのは、今年の3月11日に起きた
大きな震災と、東北地方太平洋岸を襲った大津波の被害で多くの人命が失われたことを
あげる。
そして福島県相馬地方の福島原発の暴走事故で、多くの人が苦しめられた。
クルマ趣味と直接の因果というより、多くの人の考えが変わってしまった。
この影響は、おそらく5年、10年後に健康の被害もあるだろうが遅効性の
衝撃となってあらわれるだろう。1995年に神戸で大震災があり、人生の絵図を
多くの人が書き換えさせられた。私も、兵庫県で家屋が全壊判定が出て、その後の
人生観が変わってしまったからである。

人間は生き続けなければ、ならない。ささやかな自動車趣味を友としていた
人びとはいま、この年末をどのような気持ちで迎えつつあるのであろうか。





9位は国内ニュースにしよう。

昨年はホンダからCRーZがでて、ハイブリッドもスポーツカーが売れる現象が起きた。
今年の国内の自動車シーンは、3月の衝撃があり、すっかり話題が登らなくなった。
しかし、12月には2年ぶりの東京モーターショウも開かれて、前回よりひょっとしたら
明るい兆しがあるのかもしれない。
これに合わせトヨタから、いきなり86というエンブレムのクルマが発表された。
「とうふ屋」のマンガの読者ならいざ知らず、ニッチなビジネスの賭けに出たなと思う。
2012年は、FRのスポーツカーが果たして売れるか。

若者の財布はいま、無い。無いと言うのは、安定した雇用=給料が入る仕事が非常に薄いのである。
ガソリンの供給さえ、数年後はどうなっているのかわからないのに、ローンでガソリン車を
買う無謀な男気は、ないだろう。
今売れているクルマは、「希望マーケティング」でなく「不安マーケティング」で売れている。
それ以外はお金に困っていない1割以下の市場層の人びとが買うものである。
私個人では、レクサスバッジの、ぺったんこのハッチバック車が気に入っているが
CT200hだったっけ。あのクルマを買ってもらえる子供というのは、親の資産があるのか
やはり輸入車より日本のクルマを選ぶ一家だろうと思う。
私は、あのクルマでレクサス嫌いが、かなり緩和された気がするが、それはなぜだろう。
控えめな贅沢と言うのが、来年以降のトレンドの柱になるのではないか。




8番目に何を持って来よう。そろそろ私的な話題でも良いのかもしれない。

ポンテ・ペルレという関西の大型のクラシックカーイベントが無くなり2年、この後番組
性格であったヴァリオ・ストラーダも2回やったが今年で最後という結論に。
そしてポンテペルレにかつて出ていた、プロ野球のスターであった掛布氏が破産した。
六甲アイランドで出発する「人気者」を見ていたこともある私から、関西系の
エンスーイベントの凋落について語ろう。

このブログでは、震災の前にかつて「モンテ・ミリア」という国内最高級のイベントが
神戸を舞台に開かれていたことを書いている。ポンテは神戸から淡路島を結び四国への
架け橋となった明石海峡大橋の開通に合わせ「夢もう一度」の希望を籠めて1999年に
始まった。
12年経ち、神戸の灯は消えたのかもしれない。
いや、超エンスーな人たちが、ぞろぞろ集まる有名行事は、東京を絡めないとビジネスに
ならない。関東の金持ちが来てくれるホスピタリティーや、好奇心、ツーリズム的満足感を
岡山や、兵庫県の田舎を走っただけでは、味わいきれなかった。かつては四国の香川や
徳島辺りまで走って行っていたが、私は単純に賄いきれなかったと思っている。

東京の人たちは、今は東北に復興をと思い、ラフェスタも東北を舞台に広げられている
かもしれないが、やがては限界がくるであろう。
国内消費喚起だけでは、なかなか思うようにはいかない。国内から国際級のクラシックカー
イベントの灯を消させないためには、もう一考要ると思う。
そこで国際観光の観点から持って来れる舞台は、京都であろうと思う。
安易に京都という答えを出すのは、良くないが、ブレシア舞台のミッレ・ミリアに
互せるイベントのシナリオを書くなら、東京ー箱根ー富士山ー諏訪ー木曽ー関ヶ原
ー伊勢神宮ー奈良ー京都、こんなルートになるのではないか。
外国人に日本の歴史を知ってもらう国際観光PRのイベントを企画するなら、
来年以降か。
今年はどうしても、東北の悲しみに殉じなければならないからである。

7位以降は、明日以降に書く予定です。

Posted at 2011/12/02 06:20:39 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ

プロフィール

「「自動車趣味人」38号に取り上げていただきました。」
何シテル?   06/14 14:37
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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