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2012年02月19日 イイね!

鳥肌楽器

イイクルマって何だろうと考えていた。

そこで出て来た一つの答えが
鳥肌モンの演奏を聴くとき、やっぱ、楽器の比重は大きいなと
いうことである。

これは渡辺香津美の演奏なのだが、
1979年頃のKYLYN時代から聴き始めていた。



この当時からムチャクチャ巧い。
BCリッチでしょうね。
相方のベースは元ミカバンドの小原礼、タンクトップでkbを弾いているのは、
龍一くんである。のちに結婚した矢野顕子も若い!

KYLYNはYMOの活動と前後して出来た夢のような、ジャズとロックの
クロスオーバー部分である。



これはカシオペア全盛期よりあとの映像だろう。オリジナルから
桜井が抜けて成瀬(カルメンマキ&OZ)が入っている。
野呂一生も下手ではないが、香津美のアドリブに移ると息を飲む。
セミアコのESのようなモデルを弾いている。

下のコメントで音楽ファンがケンカしているのも面白い。


これはもうちょっと下がった2010年のライブから。もう香津美も
55歳以上だろう。髪も髭も白くて老眼が(苦笑)進んでいるが
メイドインジャパンの代表は健在だ。
ギターは割と新しい。


マーカス・ミラーにマイク・マイニエリだよ。これは本当に聴きたかった。
枯れてきているが香津美の掻き揚げていく演奏からダウンストロークに
入る部分は巧い。マイク・マイニエリ。日本人には人気の無いジャズ
バイブラフォン奏者であるが、私は好きで、「ワンダーラスト」も持っている。

マーカスのベースラインの移動法はジャコパスからヒントを得ているという
コメントに唸った。
天才ジャコの脳味噌のICチップでもどこかに残っていないか(泣き)。

                   ◇

というわけで、旧い車は楽器のようなもので、演奏している時の
弦のしなりとか、指の滑り、すべてがトータルに結果に結びついている。
僕らが車に乗る時も、「楽器を鳴らす」ようなものではないだろうか。
古い楽器も新しい楽器も、「いい音が出る」までには、練習と鳴らし込み
が必要である。

特に欧米の中古車を乗られる皆さんには、半年一年程度で諦めずに
もう少し乗っているうちにある日突然、車の本当の良さが判る瞬間がある。
開眼というのかな。クルマの状態もほどほど良くなり始めると、本来の
良い味が出て、そこから先は多少の欠点も眼をつぶり相思相愛に
近くなるのである。
多分そんな時には「楽器」も良い音を出して周りの人もうらやみ振り返る
のである。

きょうは寒いのでこんな短い記事であるが、何かのカーライフの参考に
なれば、幸いである。












Posted at 2012/02/19 15:09:35 | トラックバック(0) | 振り返る80年代 | 音楽/映画/テレビ

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「暴論と思うが日産をトヨタが救済することは無理だろうか http://cvw.jp/b/176891/48492730/
何シテル?   06/18 16:04
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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