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2012年11月28日 イイね!

たまには、カメラのことでも書こう。

たまには、カメラのことでも書こう。2012年も年末の前である。
あー、長く生き過ぎたなと、つくづく思う。
自動車も乗り始めたのが1980年だから、32年も乗らせていただいた。

いや、悲観しているのじゃなくて、人間欲がこのごろ深すぎませんか。

60や70になって、ハイブリッドの新車を買っている人って、
アナタ、あと一体何年生きるつもりですか(爆)、といいたくなる。

12年前の軽でも、再生したら九州一周くらい、できるのに。



ということで、話題を変えて、きょうはカメラというか写真機のことを書こう。

デジタルカメラが売れなくなった。前年対比のことと思う。
それはスマートホンの機能があれだけ、充実したら、普通の人はいらないよ。
簡易記録装置としては。静止映像と動画映像まで撮れるのだから。

しかし、私の記事を読んでいる人は、マルチなものほど、性格が曖昧になり
使う楽しみが、ぼやけることは、気付いているはず。

嫁さんは、美人がいいか、料理上手が言いか、それとも相性××で選ぶのか。
ま、男のほうが選んでもらえないと、相手にされない時代かも。
歌がうまい嫁さんなんていうのも、いいね。
何でも出来る嫁さんというのは、早く消耗しちゃうかもしれない。

経営コンサルみたいなパートナー、管理のうまいのも、美点かもしれない。

話が脱線した。
単機能のフィルムカメラ。

新発売も近年終わりを告げかかり、市場でフィルムを買って現像に出す行為も
今年あたりが、終末期かな、と思っている。

しかし「写真を撮る」という単一行為を、なぜあなたは写真を撮るのか、まで戻って
実演するなら、フィルムのカメラが一番面白い。なぜなら技術的進化の経緯と
この時代は、これが限界であったという、なぜ、とそのために、を知る面白さに
カメラは溢れているのである。

レンズ、シャッター、光量と深度を調節する絞り。それに媒体となるフィルムまでが
1次のプロセスで、これを‘翻訳‘する機能が、ペーパーなりへの変換「焼付け」である。

今の時代は1次のプロセス終了後、デジタルスキャンという、電子デバイス取り込みで
HPなどに反映し発表もできる。

それから、金属製のカメラというのは、重い。
丈夫である。
修理すれば長く使える。
共通する共有フォーマットが活きておれば、半永久的に、表現が可能である。
あと、車と同じで、作った人の設計の思想や、出来のよしあしが
見事に反映した、工業製品なのである。

それに比べたら、最新のiフォン5でも、10年後に使っている人は皆無だろう。

そこまで我らが長生きするかは別として、こういう所が今の時代の味気なさや
無常に繋がるのかもしれない。



私は今年の後半から、ついにアナログとデジタルの比率を入れ替えて
デジタル記録をメインに据えるようになった。

6月28日に写真のデジタルカメラを、第2号機として、購入したのである。
その前に、2006年に買った最初のコンパクトカメラを、修理に出して
不具合や壊れている部分をみな交換した。

背景にはいろんな事情がある。考えを変えた原因もある。
ただそれだけでは、あまりに節操が無く面白みが無いので、
ご覧のように太古のカメラレンズをアダプター介して、使っている。

私の旅紀行の写真は、殆ど1眼レフカメラ時代の、レンズからだ。



お話が、写真の方にすべってしまった。
本題のカメラのことに戻る。

カメラという機械の研究が、ちょっとしたブームになり、中古カメラブームと
言われた時代が、20年くらい続いた。

おそらく今日の話題に一番興味を示された方も、その時の影響を受けた
方であろう。

例えばクラシックカー、ウオッチにしても、飾るだけでなく実際動くものを使ってみたい。
ライカが発明した35mmフィルムの、フォーマットの世紀が、まさに90年以上続いた。

それだけ、フィルムの白黒写真は、通用度にみられるように、完成度が高かった。
そしてカメラは、最初から「半永久的に」使えるだけの、性能を備えていた。

僕らのこれからの時代は、どこへ行けばよいのか。
深くお悩みの中年諸子にとり、知りたいのは真理だと思う。

たとえば、電気は、空気と違う。
電気が無くても生きていけるものがいいのか。
カメラも初期は、電気や電池は前提でなく、機能する。
パソコンは全能の神でもない。
楽器でも電気増幅しなくても、通用するものは場所を選ばず使える。

こんな禅問答みたいな話をしても、結論はでない。
車もガソリンを依存から減らし、行く方向が電気だという。

そんなことを考えていたら、2000万のフェラーリなんて、乗れませんよね(笑)。
やはり人間等というものを動かしているメカニズムは、意思、意欲、前向きな気持ちです。

機械式カメラ、たまにはちょっと動かしてやってみませんか。
面倒と思わずに、フィルムを探してきて、装填して、1枚1枚に苦心して撮ってみる。
対象物と向き合い、撮影するという神聖な儀式を終えたなら
貴方は新しい発見を、そこにして、いるのかもしれない。



Posted at 2012/11/28 12:18:44 | トラックバック(0) | 趣味

プロフィール

「「自動車趣味人」38号に取り上げていただきました。」
何シテル?   06/14 14:37
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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