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2012年12月21日 イイね!

今年と来年の間に思う

今年と来年の間に思う






県道2号線野峠、今は国道に昇格して496号線になっているが、
この福岡県と大分県の境にある山越えの道を17歳のときに
自転車で越えたのが、最初だった。



福岡県行橋から、豊津、犀川町の城井馬場、伊良原を越えて
最後の集落、帆柱から標高700m級の峠を経て、豊前の霊峰
英彦山に至る宗教の道か、峠を大分県側に降りると、山国川
の源流、山国町を降りて行き、かつて耶馬溪線の終点駅であった
守実温泉に至る峠路の厳しい道である。




驚いたことに今回の数年ぶりの探訪で、道がつけ変わり
とくに伊良原地区では、大掛かりな住宅移転、ダムが出来るという。
私は1976年からこよなく愛した峠路の冬が好きであった。



峠は吹雪いていた。まもなく通行止めになるかもしれない。
再び福岡県側に降りていく。



私が昭和52年頃に来たときは、山奥にも万屋風の商いをする家があった。
写真の家屋は元は商人向けの宿だったのではないか。



淋しい川の水面を、冬に眺める。この川を渡ったところにある
誰も訪れない神社を、私は初めて訪ねた。



歴史の深い産土神であるが、ここももうすぐダムの底に沈むのであろう。
http://www.city.buzen.lg.jp/minzoku/miyako/toyokuni.html

荒れた社に懸けられた注連縄が痛ましい。

もうちょっと降りていくと、田川線、今は平成筑豊鉄道の豊津駅に
出た。





この橋の上から、国鉄時代の田川線の列車を撮影した記憶がある。
昔は駅舎も木造の立派なのがあった。駅員も居たと思う。
駅前には3、4軒の商店が商いをしていた。





追加写真は昭和53年1月8日、大学受験目前の高校3年生の冬だ。
豊津駅以外は、油須原-崎山間の田川線時代。



変わり行くふるさと。1970年代にはとても戻れないが、あの時代は
奥地の人は奥地なりの自給自足経済で、生計を立てていた。
今は収入さえあったら暮らせないのか。ついアマゾンで発注したら
一番奥の村でも、配達してもらえるものか、そんな空想を考えてしまった。



Posted at 2012/12/21 11:20:11 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ

プロフィール

「「自動車趣味人」38号に取り上げていただきました。」
何シテル?   06/14 14:37
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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