ｋｏｔａｒｏのブログ一覧

いやあ、いろんな濃いお話が在る物ですが
このネタは明日ゆっくり書く予定。

さて、このタイトルは深い意味はないのですが、ワン公君に結構
吠えられたので、なんとなくです。

昨日はところで、阪神大震災から18年の日でした。
この自動車を売っているおじさんは、昔阪神尼崎駅近くの国道沿いで
30年近く外車を売っていた方で、長い記憶を辿ると、ようやく私も
思い出しました。

おやこんな所に面白そうな自動車を並べている店があるぞ、と
そこでも怖そうなドーベルマンに思い切り吠えられて、あきらめた
記憶があります。
まあ、私はそのような「法人お得意」の店に縁があるような
お客ではありませんでした。


それからおじさんは、ここに来るまでに一度店を移転して
さらに昨年から、山の中に小屋を立てて、こんなところで在庫処理を
しているのか、半分暇つぶしのように思えるのですが、
来客より裏の山から下りてくる鹿の数が多いような所でご商売を
されているのです。
本当は無線や携帯で国際的シンジケートを
もっているのかも知れません。あっ、馬はいませんからね。

で、サラに奥地のニュータウンに1000坪の土地があり、そこに
ぎょーさんクルマを置いてはるそうで、それをちょっとずつこの
国道沿いに持って来ては、洗ったり掃除して売り物になるように
してはるそうです。

大阪市内の福島のロイヤルホテル近くのマンションに何十年も
住んでいると言って、ここまではクルマで毎日「通勤」されているという。

車は長年放置されていたのではないか。外装は泥んこ、内装は
かびも生えたりしていて
殆ど現状。それを洗いながら売っているって、倒産した万年筆売りじゃ
ないんだから、怪しすぎますよおじさん。


写真の隣にも、ロールスロイスの２ドアクーぺのコーニッシュが２台
並んでいて、３台でいったい何ぼなんだろう（爆、爆、爆）。


ということで、おじさんの夢は、工場の設備も半分くらい持ってきているので
ここで車を買って、好きな人が自分で整備してくれたらいいと、
自作で作った怪しい山小屋のような家屋の中に、私を引っ張り込んで
温かい紅茶を勧めながら、さむーい冬の日に、面白い話を山ほどして
くれました。
薪ストーブの排煙筒の周りが焦げており、この間もう少しで火事になる
所だって言うから、あぶなすぎるよ、このお店。


ということで、われと思う若者は、この店詣でをして、泥ぬまに嵌るもよい
と思う。大丈夫だよ、三途の川の渡しはこの私がしてあげよう。
さしあたっては、あの２CV乗りの若者あたりがいいかな？

犬に吠えられるのが苦手な人はだめぽかも。。

おじさんは決してコワモテの風貌じゃないからね。といってもこんな紹介の
仕方をしたら、おこられそう。でも面白かったなあ、また行こうっと。