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2013年03月08日 イイね!

自転車のフレーム塗装に出しました。

自転車のフレーム塗装に出しました。













写真は全く関係がありませんが、
大昔にゴミとして拾って来た、ランドナーのフレームが2台ありまして
その内のドンガラ状態の方は、ハンドルステムがなかなか抜けずに
塗装も剥ごうにもサビサビで、捨てるに捨てられない状態になって
10年以上持っていました。

昨日、思い立って、いつも自動車の面倒を見てもらっている
緑地公園の工場に持って行って、これ塗って。
なんとかして、と子大将に預けて来ました。

いまの時間のある間に進めていることは、壇蜜じゃない、断捨離がひとつ。
それと中途半端な保有物は、直すか手放すか。

「いろは、何色にしまんねん?」
「ピンク」ソリッドのカラーで。

何とか今年前半に、ランドナー復活計画に乗り出します。

2000年の2月に当時駆け出しのインターネットで、
今は無き「ランドナー補完計画」のサイトを見つけて13年。
その時に参加した、「ランドナーギャザリング」の記事も見つかり
ましたが、主催者のサイトは残念ながら、消えておりました。

http://www.remus.dti.ne.jp/~suzukita/bicycle/2000/r_gather/r_gather_11.html


ま、ひとつずつ、前進するのみです。

Posted at 2013/03/08 14:40:30 | トラックバック(0) | 帰ってきた自転車少年 | 趣味
2013年03月08日 イイね!

走れるうちは

走れるうちは私の拙い文章に、コメントをもらえる幸福に
ついて考えてみた。他人(ひと)の心を掴んだり、
心を打つことは、強調することだけでは、
出来ないと思う。

昔と違うのは、40歳代後半から後の人生が大変で、
親の世代もやたら長生きするし、子育ても妻に
丸投げ出来ない時代になった。
いつの時代にも、悩みは尽きないが、今日の場合は、
逃げられないことばかりの中で、生きて行く哀しみだ。

豊かなのだが、なぜそう思えないのだろう。
モノが多すぎると言う理由もあるが、記録体等の
メディアが過渡期で、ややこし過ぎるのも一因だ。


私は数年前までは、携帯電話から逃げていた。
その上、約束時間などによく遅刻するものだから、社会人として落第だ。
それでも49歳まで生きてきた。オートマとエアコンの着いたクルマも、
持っていなかった。イスラム原理主義みたいなものが、21世紀に
なって現れるのも、私にはすごく共感する部分がある。
新しい生活は、めんどくさいのだ!。今も、スマホもiPodも持たずに、
軽自動車の中では、1980年代のカセットテープを聴いている。


旧車に乗る意味についてよく考えてみる。結局、最低限の用は足りるのと、
少数派は面白いと言う点に尽きるのではないか。

動物や植物は多少進化するが、人間だけが多層的な生き方になり、反対に
苦労している。多様な選択があることは、善い面も多いが、今日の生活は、
単純に昭和40年代50年代と比べると、何かが違う。

当時は傾斜生産方式、エネルギー転換という時代の流れがあった。
具体例を挙げれば、まだ使える石炭エネルギーから石油エネルギーへの
ものすごい強力な流れがあった。
蒸気機関車の全廃がそうである。



昭和30年代の半ばまでは、日本中、首都圏でも当たり前のように
蒸気機関車(SL)が居る風景が、普通に見られていた。

それを国鉄近代化のかけ声と共に、40年代末までに、日本中の風景から
SLを駆逐し、幹線は電化、それ以外はディーゼル方式に置き換えた。

国鉄が急速に赤字に転じて、やがて分割民営化された理由も、過剰な設備
投資が原因だったのではないかと、今になって思うのだが、当時の少年である
僕にも、国民の大多数の大人にも、新聞記者にも、それは分らなかったのかも
しれない。



エネルギー転換は、日本の国をあっという間に1等国に押し上げた。

今はGDPというが、総生産がGNPだった頃、日本がヨーロッパ諸国を
追い抜いて、米国と並んだのは1968(昭和43)年である。
今の時代変革を、ドライだとか、情け容赦ないように言うが、昔の
日本の変革スピードは、そんな生易しいものじゃ、なかったのである。

誰も疑問を持たずに、石炭を諦め、その前に薪や炭を諦め、石油と
電気とガスのエネルギーに転換した。ヨーロッパの保守的な生活風景が
どこか懐かしく思えるのも、当然である。
その先にあったのは、40年も前の選択で、原子力エネルギーの選択であった
ことは、誰でも当時生きていた人間なら、覚えている。



経済成長は、奇跡だとかいろいろ言われて来たが、国策で官民挙げて
猛烈に突っ走って来た。それが日本の昭和30年代と40年代である。
僕らはその時空間に多感な少年時代を、育ったのである。蒸気機関車が
消えて行くのをカメラに収めんと、南九州に15歳で旅をした。
消え行く物に郷愁を覚えて、やがて数十年後には、鹿児島の外れも
みんなオール電化生活を夢見たのか。うーん、それは無意識だっただろう。



僕の鉄道の見方は、ある面ではノスタルジックかもしれない。
しかし、ある面では旧車乗りとしての、社会疑問はいつも感じている。

猛烈な経済成長は、石油ショックで一度停まって、昭和50年代はゆっくりした
少し灰色な時代であった。
その時代に大学を出た、僕らは少し就職難だったことを覚えている。
昭和60年代は、なぜバブルになったのかは、いろんな理由を考えてみる。

アメリカとソ連が、消耗戦でエネルギーを使い尽くし、日本が駆けっこの
トップに立ちかけたと言うのが、一番正しいのかもしれない。
ソ連は80年代で行き詰まり、ペレストロイカが始まり、東欧は信じていた
大家に裏切られて、見せかけの忠誠はもんどりうって崩れて行った。
それが1989年という昭和が終わり、平成になった年の年末である。



もう、ここから先の予想は、僕には出来ないような無力感を感じる。
権力も金力もない僕が、見ているのは、鉄道輸送という社会システムが
ただ走り続けることに対して、思いを寄せる部分と、感慨みたいなもの
だけだからだ。

日本はまた新しい岐路に立っているのだと思う。

昭和の中盤の猛烈なスピード感があった頃は、石炭エネルギーを数年で
全く過去のものに封印した。あれは良かったのかと言えば、そうだとも
言える。でもあの頃石油ショックが偶然に起こり、そんなに急がなくても
良いのではという意見が、鉄道好きのノスタルジー派から、実は
沸き起こっていたこともあったのである。



ここの所、炭焼きの見習い教室に行って来て、自分は何がやりたい?
何をやっているのかと、ふと思うことがある。
古い物はどんどん駆逐して行った日本の幸福感は、平成10年代に
ぐるりと後戻りのパワーみたいなものが増えて行った。

原発が平成23年に津波浸水から事故を起こして、24年は反対運動が
盛んになったが、日本は目覚めたのであろうか。

最近は鉄道という社会基盤や、インフラの存続さえ、人口減少の前に
脆いのではないかという、弱気も感じつつある。
あれだけのエネルギー転換を一気に進めた日本は、ある意味で1960年代
70年代の「勝ち組」であったのであろう。
今の時代って、分っている人は分っていると思うが、日本は過去の遺産だけで
食っている。交通も社会インフラも、今の日本がゼロベースでは、到底建設
できないだろう。

粛々とそれでも、新幹線の建設は、北陸や北海道の手前まで、進んでいる。
しかし縦貫交通路として利用する人口の移動や、国内生産設備間の貨物輸送は
今後は不透明だなと思う。











Posted at 2013/03/08 11:12:51 | トラックバック(0) | 鉄100% | 日記

プロフィール

「参院選の行方と自動車社会 http://cvw.jp/b/176891/48551942/
何シテル?   07/20 05:33
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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