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2014年04月25日 イイね!

ベスト・ワイフず

ベスト・ワイフず先日の旅行の最後のころに、今まで動かなかった
リアのウインドウが、実は壊れてなかったことが
わかり、喜んだのも束の間、帰路でまた動かなく
なり、そのままで走って帰って来た。
その後点検・修理に出してしまったので、週末に
京都の丹波で行われたイタリア車イベントには、
普段息子に預けているスズキアルトで向かう
ことにした。


昨年始まったこのイベントは2回目で、バックにイタリア車ディーラーの
京都店がついて、それから自動車関係者や元編集者が大勢来ていた。らしい。
昨年はそれなりに盛り上がって私の知り合いも、大勢来ていた。
だが今年は重なった行事が多かったのか、知人の車は少ないように感じた。

昨年の目玉であった京都のイタリアンレストランGのSシェフは、ことしの
フライヤーにも出ていたので、それを今回は食べてみたいと思った。
日曜日はいつも早く起きる。まあ、弁当も米を炊いて簡単だが作った。
いちおうブログのコメントとか片付けて、雨の予報もなんとか持たないかと
判断して今年は展示車でないので、ようやく10時前に家を出た。



川西市内では天気もよくなり日が射して、これはいいレジャー日和と
思ったが、丹波地方に来ると内陸部なので都市部よりずっと天気が悪い。
最近実は、丹波地方で農地を共同で借りて耕作しているので、
天気のくるくる変わるのは、もう慣れて来たので、運にかけよう。

会場にはお昼前に着いた。天気は薄曇りだ。
もう朝一番に来た観客の中には、気の早いものは次の目的を果たそうと
帰り始めているのもある。
全体的に、テンションが昨年ほど高くない。

まず募集告知も少なかったし、受け付けも私はフェイスブック経由で
参加をクリックしたが、何も返答が無かったので、イタ車で参加して
並べることまで、積極しなかった。

まず駐車場で珍しい車はいないかと思ったが、こちらも昨年ほどは無し。
微妙な空気の変化に、私は時代の流れや移り変わりを感じる。



この会場は第1週はチームヤマモトの歴史の長いイベントが行われた。
しかし丹波ワイン工場が会場になって久しいが、少し飽きも感じる。
神戸市有野台のリノス、篠山ユニトピアの時代から見て来たが、やっぱり遠い。

丹波ワインは、評判はこれまでよかった。試飲も以前はあった。
今までに自動車イベントを呼んで来て、祝祭会場となるときには、パソコン
メイドだと思うが、当日イベントの「特製ラベル」ワインをずらりと並べ
“非日常性”を謳って盛り上げていたが、今年はチェックすると無かったと思う。

記念ラベルワインは、数年前まで続けたポンテペルレでも、売っていた。
「こんなものも今は簡単に作れるんだ」と仕組みがわかっても、半分義理で
買うこともある。
しかし会場側の判断でヤメる時は、経費の節減とか、背後があるのだろう。

特に今年は、ある新聞記事が、心に棘に刺さっていた。
昨年起きた牛脂混入肉すなわち“偽霜降り肉”事件で、ここの製造責任者が
発明者として追及され、道義的責任感で命を絶ってしまうという悲しい
出来事があった。刑事法で訴追された訳でないが、食品関係者にとり、今は
空気のようなブランド性と、裏側の実態が、簡単にスルーしてしまいやすく、
その度に世間は「騙された」と大騒ぎになる。

私は牛脂肪をテクニックで混入させた、霜降りでも安くて美味しかったらいい
のだが、今の日本人が最も頭に来やすいことの一つが、看板に偽りだ。
だから、ここの会場に来るのは少し辛い。小心で臆病な私は影響されやすい。

Sシェフのイル・Gオットーネも案の定、あっという間に完食売り切れらしく
お昼の1時前で店を片付け始めてはいなかったが、鉄板がむなしく
空を睨んでいた。やれやれ。
こういうのは、押すな押すな商法だから、最初から早引きするような量しか
用意しないのだろう。並ばなくて良かった。有名シェフもすぐに帰ったか
本当に本人だったのか、それもわからなかった。



でもお昼頃の会場は、すごく混んでいた。京都のラジオくらいでPRもしたの
かもしれない。
全体的に層が2分しているのがわかる。私のように子供があっても、もう
大きくなり、着いて来ない50才以上。
それと、30代中心のちょっと若いファミリー層。カップル・子連れが目立った。

私も30代の頃は子供を大抵連れて、こういうイベントに来ていた。
だが今日来ている、こっちの層は明らかにマニアではない。
愛車は現行のフィアット500が圧倒的だろう。
この車のおかげで、ディーラーが潤い、試乗フェアにクライスラー車まで
持って来れる、こういう行事が開かれていることが想像できる。

しつこいが、「料理の鉄人」Sシェフまで丸抱え出来るのは、企画広告の
ビジネスバリューでやっていることは、当然判っていないとおかしい。
ところが、ここに来ている主役は、俺俺自慢のイタリア車野郎(おじん)
ばかりであろう。
編集者や元マスコミ関係者が東京からわんさと(仕事が無いから)来て
いるのが、余計痛い。

私みたいに性格の悪い客ばかりでないので、メーンスタンドで演奏される
軽めの音楽演奏とかに興じる若い人らが、集まって大人しく聴くのは楽しい。
私もその横で、手弁当に、会場即製の唐揚げチキンを添えて昼飯にした。

しかし何だろうなあ。このフェアが来年以降も続くのだろうかという懸念。
今年は昨年比で天気の悪いこともあるのだろうか。やっぱり寒い。
一周するのにそれほど時間もかからないので、駐車場の車に戻って暫く寝た。

無料のイベントと言うのは、売り上げでペイできないから、当然スポンサー
がYES NOで左右することが多い。
もう、こういった自動車の企画は、日本中どこでも開かれる時代、2014年。
2011年の東日本大震災で、日本は真面目で、誠実で、どこの国より混乱を
起こさず、最後は絆を確かめ合うことを、お互いの国民が納得したようだ。

私は不正直か、それとも正直すぎるのか、それから間もなく会場を出て
畑のある方の場所に向かい直した。
イベントの空気に何だか馴染めない自分を、落ち着かせたかったからだ。
それとやっぱりしょぼいアルトで来ている自分が、パワースーツのない、
登場人物みたいに思えたからだろう。

これからの日本は、どうなるのだろうか。
みんなお行儀よく、品行方正で、国や行政が管掌した非日常的らしい祝祭で
健全な休日を、皇室のように全うする。
ほんとうにどうなっちゃうんだろう、これからの時代は。



修理に出していたアルファが、翌日には電話がかかって来て、故障は
スイッチ操作ミスだけだと判りホッとした。
ラジエータ予備タンクの漏れは「直した」というがまだ心許ない。
それでもサンルーフの修理は、部品さえ見つかれば、何とかなりそうと判った。

今回は修理代は要らなかったので助かる。その良い気持ちでアルファに
ハイオクを満タンにした。
850クーペを叩いているおやっさんの仕事風景も初めて見させてもらった。
シニアの仕事は、こういう為にあるのだし、私もシニア級の役割を、今迄と
違い、お金より人に役立てることに、スタンスを移して行っている。

リトモアバルト125、一時期所有した850スパイダーと「相方」にはさんざん
苦労して、一年間はダイハツミラにも乗ってみた。
どうやらアルファ75は長年探してた理想のパートナーに、一番近いのでは
ないかと、自分の年齢体力に、照らし合わせてみても、最近そう思いつつある。



Posted at 2014/04/25 11:06:02 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ

プロフィール

「暴論と思うが日産をトヨタが救済することは無理だろうか http://cvw.jp/b/176891/48492730/
何シテル?   06/18 16:04
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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