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2018年05月30日 イイね!

蒼い時間

蒼い時間

梅雨に入ったみたいで、朝から瀟瀟と雨が降っている。

昨日は曇りの一日ながら、蒸暑くて、
朝からトリプルバイトで働いているうちに、午後3時頃に気分が悪くなった。

1時間程の間に2回下痢を起こして、外回りだったので、トイレ確保が間一髪だった。

喫茶店に入り、涼んでいると寒くなり過ぎで、完全に体調がアウトにまたなった。

私は、自動車、オンボロ家ともにエアコンが無い。
だから暑さにも寒さにも大変弱い。
数年後には生きていないのではと、昨夏無職の時に家で失神しかけて思った。

こんな自然に流されるように生きているのは、お粗末なことだろうけれど
昔が好きなので、昔の人の命が短かかったことを思えば、よく生きられたものだ。

こんにちの社会は、何でも「克服せよ」と人は言う。
苦難や困難を乗り越えたり、文明の利器を多用して生きれば、人間は
何でも出来るようになった。と思う。

私は元々が、身体が弱かった。よく、子どもの頃は重い病気になった。
だから死への恐怖は、同年代の子どもとは違って敏感に、そして深刻にいつも
考えるようになっていった。

大人になってから大病をする人の、その後の反応をみていると、
私の性格のせいだろうが、滑稽なものを見ている気がする時がある。

空元気や、不健康自慢した人が、改心したように医者に従順になったり、
大きな子どもを見ているような感想が残る。





私は10年前に、サラリーマンを辞めていなければ、皆さんと同じように今でも
複数の車に乗って、趣味の維持を続けていたかもしれない。

それは遅かれ早かれ、自動車社会の展望として、面白かった時代それぞれ、
70年代、80年代、そして90年から2000年を越える頃に、思い出は残せた。

楽しきことは、純粋な面白さを発見し、研究し、自分に合うような開発をして行って
そこから普段の暮らしや生活に取り込んで行けるかに関わる。


クルマの趣味が花開いて行った時代から、咲いた頃。その後の流れを見て来た
者の言である。

それで、クルマの未来と、過去については、何度もいろいろな記事を書いて来た。
では、今のクルマについて、やれることはまだ残ってないだろうか。

私は新車を買うお金は持っていない。2010年頃は可能だった。
その頃、CR-Zが出て、昨年で7年で打ち切りになった。
またFT86が翌年くらいに出て来て、これは今も売っている。
しかしAE86のイメージを踏襲させる販売センスは、何も新しいレジェンドを生まなかった。
スバルのBRZも一瞬いいかと思いかけたが、今日のスバルのラインからは孤立していると思う。


スポーツカーは非常にニッチな乗り物の時代である。

マツダのロードスターは、4世代目くらいになり、最近はコンパクトなクーペが走っている。

今日的にクルマを楽しむことは、人に共感されることが少なくなった。
もうフェラーリや、ロールスロイスが走っていても、だれも振り向かないし、
まだそんなメーカーが現在にあったの?、と若い女性が思うかもしれない。




今はブランド呼ばわりされることは、少しどころか、大分うっとうしい。
だから私が長くフィアットに乗ることを、初めて知った人は大抵新鮮に驚く。

また、通好みな的を射止めましたね、と言ってくれる人もいるが、嬉しいが
そんなに反応しない。


中古車は、思った以上に安いし、もう新品礼賛の時代ではない。

マンションや一戸建て家屋も「リノベーション物件」ブームの時代だ。

ただし中古車のリノベーションは無く「改造車」扱いになるので、余程慎重に
やらないと、振り向いても見られない。

だが、買ったユーザーが中古車をいじって遊ぶことが、復活しても良い。

中古車は、あまり堅苦しく売ってはいけないし、いい加減だからといって
万一訴えることも、悪質でなければ、勉強代だと思う方である。


素人の人が中古車業界に潜入することは、何度もブームが繰り返されたが、
最近はまた面白くなって来たのではないだろうか。

私がとても若い頃は、カーセンサー創成期で、全国相場は無かった頃だ。
「月刊中古車情報」という白黒中心の雑誌綴じの本が好きで端から読んでいた。

私は新車より元々、少し前の時代の車が好きで、「新しい物が最善」
といった新車ディーラーのセリフは、信じない方だった。



今日も結論の無いセンテンスになり申し訳ない。
しかし中古車の安いのを見つけてきて、工夫して乗って遊んでみるというのは
あるのかもしれない。

クルマ離れという言葉に対して、私は全く反発がないが、頭から思い込んでいる
若い人が、もしかしたらいるのなら、それは勿体ないと思う。


自動車がつまらなく見えるようになったのは、大人たちのせい。それと
そんな大人に育てられた、若い人に言いたいのは、「人の話なんて聞かなくてよい」
自分の眼で、面白いものを探してくる感覚だけは、身につけた方が良い。
それだけです。




Posted at 2018/05/30 15:41:17 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ

プロフィール

「暴論と思うが日産をトヨタが救済することは無理だろうか http://cvw.jp/b/176891/48492730/
何シテル?   06/18 16:04
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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