• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

kotaroのブログ一覧

2011年05月31日 イイね!

5月31日

5月31日5月が終わる。
反省点ばかりの一ヶ月であった。
体調さえ良ければ、スケジュール管理をきちんとして
岩国に独り住む、叔母を迎えて、観光にいってもらう
ことを計画していたのに。
私の体調変化で、向こうの方から中止しましょうと
言って来た。
そう、この月は、こんな風な月にならずに、もっと
新緑と風を楽しもうとおもっていたのに。
私のいろいろな能力の至らなさから、頭がパンクしてしまった。
唯一ホッとしたのは
広島に行ってお袋の髪を姉と二人で
ちょきちょきと短く刈ってあげられたことだ。
そんな訳で、昨日久々に伸びた髪の毛をわたしも
散髪した。

6月が来るのが少し怖い。
私はこんなふうに生きていく。
この時間にも多くの人が目に見え無い苦しみに
苛まされているのだろうか。

明日はひさしぶりに、家族に会いにいこうか。
それさえも気が重かったこのところ。
何か維持装置がなければ空から落ちて
死んでしまう鳥のように
予定ばかり作って中身の方はすっからかん。
終わってしまえば、また同じ。

でも明日から
 また新しい
   月は来る。


Posted at 2011/05/31 08:12:36 | トラックバック(0) | 日記
2011年05月29日 イイね!

鈴鹿3耐エンデューロ

鈴鹿3耐エンデューロ私が高校生であった頃、1970年代半ばは
モーターサイクル以前の少年は、自転車に夢中になった。
私も、サイクリングという真似事を、中学の仲の良い友人と
5段変速の自転車を改造して、一日遠出のアジュールを
楽しんだものである。

高校に入ると、バイクに行く友人と、私の学校は
そういう雰囲気でなかったため、通学自転車置き場に交じる
スポルティーフやランドナー。まだチュブラータイヤのロードレーサー
に乗る勇気のあるヤツはいなかったので、昼休みや放課後は
自転車品評会を楽しんだ。

今も持っているプジョーは、小倉の町では数少ない輸入車で
父にねだって買ってもらい、ちょっと嬉しかった。
サイクルスポーツ等の専門雑誌を知るに、「なんだ俺の自転車は
鉄部品ばっかりで(軽合金が使って無いな)」と
1年持たずに何度もオリジナルから大幅に部品を換えて行った。

チェーンホイルは仏TAの52x42に、クランクはスギノのプロダイ。
ホイールはフィアムの黄ラベル。ハブはノルマンディーのラージ
クイックに交換し、ステンレススポークはバラで購入。
前後のホイルは自分で組んだ。

1年後に完成したマイマシンは、フレームとサンプレックスの
ディレーラー、マハックのブレーキ以外は殆どオリジナルの
部品を使わず、色も自分でワインメタリックに塗り替えた。
そんなマシンで、福岡県東部の田舎町から、佐賀県唐津市まで
サイクリングしたりして、楽しんでいた。
今思えば、青い春のことである。

月日は経ったが、この自転車が九州の田舎から、我家に
送られてきて何年も経ち、錆も出て乗れなくなったので
数年前に自力でレストアした。
といってもドロップハンドルに、思い切り前傾姿勢の快速車。
街中で乗るには、歳も歳だと思い、飾りもの状態であった。


「鈴鹿を自転車で走りませんか」
そんなお誘いを今年、知り合いの方から誘われて、年上の女性と
いうこともあり、気軽に良いですよと参加することにした。
昨日は、そういう経緯で雨の中、鈴鹿サーキットを自転車で走ることに
なったのである。

結論は、あんな古いサイクルでも、何とか走れるものだなあと
思った。
自転車は構造的に大進化していない。
私の26インチ軽量スポーツで、11キロ程度。脚力はまだある。



今時のマシンを、空いた時間にゆっくりと見て行った。
ジャイアント、ルイガノ、ビアンキ、最近のトレックとか
ちょっと珍しいシュヴァインとか、チネリも1台きていた。

もちろん「普通」の方みたいに、ウエアなど外見で
こうあるべきと決められて、雑誌に載っている自転車を買い
流行に乗り、さらに健康志向、まあそれもいいけれど、
何か軽いなあ、違うなあと思いながら、売店ブースに
マニアックな自転車屋はなく、サプリメントとか、健康グッズ
販売に、これが日本の自転車好きの程度(底度)だろうなあ
と思って、斜めに眺めていた。

しかし今日のイベントを誘ってくれた人には感謝する。
私のようなくるくるパーのマニアが1台交じったことも
時間を超越できて面白かったのではないだろうか。
旧車に乗り始めた頃も、今日のような様相は、漠然と期待して
いただけであったから。

50歳台だから、まだ走れるなと認識した。
叔母に昨年もらったアルトの後部座席を倒して自転車を積み
35年くらい持っている自転車で、休日を楽しむ。
フレームだって台湾製じゃないぞ。フランス人の職人おやじが
手で溶接したものだ。

普通の人に失礼だと分かっているが、敢えていうと、
その人たちは趣味はお金(見かけ)から入っている。
お金があるから自転車を買う。お金があるからポルシェを
新車で買う。それもいい。何か気が付けば。
でも憧れとか生活とか、この消費幻想はそろそろ卒業した方が良い。
日本人が2011年に受けた衝撃の意味をも含めて。

私は趣味や道楽は人生を変えるくらいに影響のあるものしか、手を出さない。
往復の交通費と参加料・駐車料以外は、殆どタダのコストで、この日は楽しめた。
私には「ストック」がいっぱいあるからである。

かくあるべき、とは思わないが、休日の過ごし方。
そこまでお金を稼いで、仕事に大事な時間を取られなくても
もっと充実することができないであろうか。
私の人生の、ずっとテーゼである。


それにしてもフロントディレーラーを省略して
「5速」で走ったのは、ちょっとマズかった。
1走めで2回、2走めで1回、チェーンが外れてしまい、
一瞬で掛けられるのだが、係員に見つかると、落車並に
マイクでアナウンス。あー格好悪かった。

帰ってきた自転車少年のスレッドをつくった。
この項が、今後増えていけるよう、楽しみをさぐりたい。





Posted at 2011/05/29 06:35:50 | トラックバック(0) | 帰ってきた自転車少年 | 日記
2011年05月25日 イイね!

5月24日

5月24日











いま働きに行っている職場には
時には人の死というのが飛び込んでくる。
珍しいことなのであるが昨日は2件も重なった。
一人は私の担当で、高齢者。
こちらは90代であるので、いつかは覚悟しないといけない
ことなのだが、親族の方に御愁傷様を伝えておいた。
もうひとつは30代の早世。1年前の5月終わりにはまだ会社に
籍があったと記録にあるので、なんとも悼ましい。

この年になり、人生はとおに折り返しを過ぎて、いろんなことを考える。
必要な物っていうのかな。
お金と楽しみは、あとどのくらいあるのか。
その微妙なバランスシートが実にいとおしくいじましい。

1年前に自由な一人暮らしを選択した。
サラリーマンの卒業。家族との別居。
築80年以上の小屋を見つけて、雨漏りを直して住んでいる。

慌て者が考えるような、夫婦の縁を切ったり
感情に任せて会社を辞めたのではない。
こんなことを一々書くのはすごく野暮なので、辟易なのだが
「あれだからこうだろう」みたいな凡庸な類別が私は大嫌いだ。

人が考えつかないようなことを何十通りも考えて、そのいちばん
細き道に水を通すようなことを続けて、ここまで生きて来た。
車の乗り方ひとつ見て頂いても、私の人生のしんどさが(笑)たぶん
裏付けられていると思う。

そんな5月のある日に、
ちっぽけな決断をした。
私の縁の深い方の愛車を1台、引き取ることにしよう。
お金はあんまりないが、これも縁であろう。
手が出せる、最後の機会かもしれない。
一昨日の申し出に、一夜明けて応諾した。

人の命を間近に見て、ただ自分が生きていることを、感じている。
嬉しいとか悲しいとか、それは仕事が終わった時間に
飲み落とす一杯の、泡にまみれた感傷かもしれない。

いろんなことが重なると、よく人はいう。
まるで不運のように。
重なるのは当たり前だし、生きてるからその大変さ、しんどさと
向き合って、それもまた愉快に変えて行かなければならない。

これから大変かな。
それもいいじゃないか。
人生は一編の詩編のようなもの。
新しく来る車に乗って風を切れば
そこから見える風景は
また違って見えるかもしれない。







Posted at 2011/05/25 07:23:45 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | 日記
2011年05月22日 イイね!

広島、思い出を巡る旅から

広島、思い出を巡る旅から月一の介護手伝いで、母と姉のいる広島県に来ている。
昨日、昼間の山陽本線を6時間以上かけて、最後は
芸備線に乗り換えて到着した。

こんな旅を何年も続けている。昨年からは毎月に頻度を上げた。
恐らく母が亡くなるまでは続くであろう。

新幹線を使わないのは、たった2時間の旅に1万円払うの
が癪だからだ。
車窓もそれほどでなく、乗り換えの情緒も新大阪と広島の
二ヵ所しかない。
高速バスは安いが、ずっと山中を走り、休憩箇所は
決められており、時間帯も窮屈だ。

まだ、高速を使い、自分の車で旅するのが楽しいが、これは
高コスト多リスクのうえ、ワンパターンになり安い。往復700km
走るとそれなりに疲労も残る。

そこで、車窓風景が良い、在来の山陽本線を時々気分転換に
利用している。
運賃は5400円台で高速バスと大差ない。体調が良いときは、
車窓眺めて飲食する楽しみに尽きない。

勿論、自動車趣味には、ドライブと言う最大の楽しみがあるの
だが、介護訪問のような目的性のある通所旅行には、本質的に
相容れない。

なぜなら、私のクルマは自分の羽みたいなもので、翔んで行きたい
所へしか使いたくない。

私はなんて我が儘で、贅沢な人間なんだろう。
もとよりこんな人間なので、時間にできるだけ追われたくない。
Posted at 2011/05/22 09:43:20 | トラックバック(0) | 日々の旅 | 日記
2011年05月18日 イイね!

光る海と夕陽の国、伯耆の旅から

光る海と夕陽の国、伯耆の旅から









山陰に小さな愛車で行くのはいつ以来だろう。

五月の爽やかな風が、逼塞していた私の心に
旅に出ませんかと、誘いの言葉をかけてくれた。

ユーロクラシックカーミーティング イン 米子

主催者のひとり、Tさんとは、数年前にビンテージカーのレース
「ポンテ・ペルレ」に出た際に知りあった。
その時は、こんな風流な交際になるとは思わず、岡山県の山村で、
休憩中の我らの愛車をブログに収めていただいたことへの、
コメントから始まった。

その後、別のイベントの時にお互いの愛車を披露し親交が深まる
につれ、互いの価値観や、好きな車への思いを述べることになった。

ほぼ10年続いたビッグレース、ポンテペルレはやがて幕を閉じ
後続の行事も2年でフェードアウト。今年は春のメインイベントは
何かなと思っていたが、この米子での行事が25年目の私の愛車と、
自分へ捧げるメモリアルなイベントになるのかもしれない。

午前中に大阪北部の自宅を出て、昼下がりの中国道を駆ける。
山崎から、若桜街道を通り鳥取に出るつもりであったが、
インター付近の混雑を避け、佐用方面に向かう。

途中から千種川に沿った進路を取ると、川面の清流が美しい。
鮎解禁も近い有名な鮎釣りのメッカであるが、このような自然豊かな
場所であったことを知る。
もうすぐ名うての釣り人たちが訪れるのであろう。

大原から無料のバイパス、鳥取道に入る。
途中、智頭と用瀬の間はノリ面崩潰で一般道に回り、再び鳥取道に戻る。
この間、新しい鉄道線路の基盤が交差するのは、智頭急行鉄道で
古い鉄道線路は、特急街道に昇格した因美線だ。

さて、のんびりと旅をしていたせいで、日が大分傾いた。
時計をみると5時だ。
米子の主人から電話がかかってきて、遅くなったことを詫びる。
あと2時間はかかるであろうとのこと。
鳥取から湖山池の側を走る道を選ぶ。
道中に吉岡温泉という、かつて泊まったことのある小さな湯の町を通る。
鹿野まで行くと遠回りになるので、このあたりで海沿いに進路をとる。

旧羽合町が今は湯梨浜といい、旧大栄町が北栄町になっていた。
倉吉は市街地が奥なので、バイパスは中心を通らない。
海沿いを走ると、砂と風の風景が続く。
そして今は、巨大な風力発電の風車がいくつもいくつも連続する。
現代の鳥取の風景は、風車なしでは語れないほどだ。

日が西の海に沈む。
夕陽を反射する海面は、鏡の様に輝いている。
いにしえの旅人たちは、この海に沿った道を進みながら
何を想像したのであろうか。
神話に出てくる神の鏡や、白兎と鰐の物語。
行く手にそびえる霊峰大山におののき、道中の無事を祈願
したことであろう。

大山から流れ出した川に架かる橋のあたりで、夕陽が日没した。
橋を渡れば米子市内だ。
今夜の旅の夜は、どんな物語が待っているのであろう。

Posted at 2011/05/18 05:36:35 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ

プロフィール

「AI構文と少子化の時代 http://cvw.jp/b/176891/48478480/
何シテル?   06/10 02:28
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/5 >>

1234567
891011121314
151617 18192021
222324 25262728
2930 31    

リンク・クリップ

趣味とかその対象はどうなっていくのか 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/01 18:15:22
タイ製L70ミラ・ピックアップのすべて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/22 10:52:34
春の1200kmツーリング・中国山地の尾根を抜けて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/05/11 05:49:46

愛車一覧

ホンダ スーパーカブ50 プロ ホンダ スーパーカブ50 プロ
中古のスーパーカブを買いました。 原付に乗るのは40年ぶりです。
フィアット 850 車の色は空のいろ。 (フィアット 850)
2016年10月、三年半かかった車体レストアが完了し戦列復帰、その後半年、また以前のよう ...
プジョー その他 26インチのスポルティーフ (プジョー その他)
高校の時から乗っているプジョーです。1975年購入。改造歴多数。数年前に自力でレストアし ...
シトロエン ベルランゴ ゴールデン林檎 (シトロエン ベルランゴ)
還暦過ぎて、最後の増車?!。 見たこともなかった人生初のRV車を、九州生活のレジャーのお ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation