ｋｏｔａｒｏのブログ一覧

自己嫌悪の朝をまた迎える。

お誘いがあり出かけて来て、また飲んでしまいました。
その上、店のギターまで弾いて、歌まで歌って、こんな
キリギリスのような人生を送って、いいのだろうかと思いつつ。
しかし人生、５０から、楽しむことも必要だ。

少し肩の力が抜けた方がいいんだろうと。
私しゃ飄々と生きています。
昨日は緑地公園で、昼間はのんびりギター弾いていました。
その前に自動車屋さんで、深い柿色のＭＧーBを見たのでした。

きょうは何をしようかな。

まだ抜けきっていません。
┐(´～｀;)┌

続きを書きながら、
さやま池のクラシックカーイベントは
昨年だけ参加させてもらいました。
一昨年は春の大嵐であったみたい。
で、
今年も雨もようです。

ふと一人の時間にいろいろと考える。
そうそう、関西の言葉で「なめとんか」という
ややキタナい（口の悪い）言葉がある。
これについて、

最近友人がこれに近い思いを口にしていた。
ここから最大慎重に書かなければいけない。

クルマに乗ることについて。基本は個人の自由である。
ただ説明責任のようなものはあるのではないか。
もちろんその前に、道交法が守れて、使用者責任が負える
くらいの資産や保険も必要である。
普通のクルマならそこまでだが、うっかり変なクルマに
素人さんは手を出さない。
しかしそのハードルは近年低くなったと思う。
知識と技術、物流の改善進歩があったからである。

自分のことからいうと、やはり苦労はあった。
面白いのは自分中心で、巻き込まれた家族の悲喜劇は
枚挙にいとまが無い。
今だから書けることはいくつでもある。
25年維持しているクルマについても、セルモーターが切損して
高速道路の路肩で妻に押し掛けしてもらったこともあった。

土砂降りの雨の中、ボロ幌車で、浸水だらけになり、
後部座席の家族が雑巾で必死に押さえて、走り抜けたことも
一度書いたけど、本当の話である。

そうまでして、好きなクルマに乗っているから、回りの家族も
理解しているところがある。
この間、叔母からもらった軽自動車で雨の夜に出かけ、カーナビ
のお陰で、迷うことなく目的地の市街地の奥にあるギャラリーに
辿り着いたことがあった。

めっちゃ便利やったと、普通に話したとたんに妻の剣幕が変わった。
「じゃあ私の今までの苦労は何だったの！」
これには参った。
不便を肩に担いで、男は笑って生きているから粋なのである。

そんな訳で好きなクルマに次々手を出すのも経済的に可能で
あれば、本来何も言われないのであるが、
私なりのことは、してきたから少し書こう。

家族生活も維持して来た（最近崩壊気味ですが／ク）
会社でしんどい言いながら頑張ってきました。
最低クルマには６年くらいから１０年以上は維持して来た。
長いのは四半世紀になりました。
わたしのような、大阪で言うちゃらんぽらんなオッサンでも
人に信頼を与えられるのは、そこだけだろうと思う。

クルマは生活の１シーンであり、ストーリーのあるもんに
したい。そこまでやらないと、ナンのためにヘンタイと言われて
やっているのかでは、ないだろうか。

そうでなかったら、
新車を買いなさい。
と言ってしまうかもしれない。

９年乗って友に譲り渡した英国車のハンドルを久々に先日
握った。
整備状態も当時より良く、徹底的に整備されたサスペンション、
タイヤ、エンジン、そしてハンドルの向こうに見える風景が
すべて伝わってくる。
本当にエンスー冥利に尽きるとは、こんな時のために
あるのだと思った。

こんなことばかりが世の中に多くある訳がない。しかし
なんのために僕らは道を走るのかと訊かれれば、
飽きることを知らないというのも、一つの答えだと思う。

だから大切にして欲しい、あなたの人生、あなたのクルマ
なのである。