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2011年10月31日 イイね!

CGデイWest

CGデイWest西のカーグラフィック、ファンクラブ行事であるCGデイが、昨日10月30日に兵庫県三木市の道の駅みきで開催された。
ささやかといっても結構クルマと人の集まるイベントであるが、11月3日の文化の日開催が多く、これまではよく、他の旧車イベントとバッティングすることが多く、参加を見合わせていました。

今年は日にちがずれたので参加が出来、850クーペでエントリーしてきました。
朋友の紺の豚さんはいきなりコンクール賞をとられた嬉しさに記事をアップされている。
私はこのイベントの第1回が開かれた1998年の古い思い出から書いてみることにしよう。


1998年の第1回が、厚生年金施設「グリーンピア三木」で開催
された頃は、前年くらいからカーグラクラブの関西の連中がよく集まって
会議をしている情報が入っていた。
97年は山一証券や、日債銀、長銀が消えた「山一ショック」だった年である。
しかしこの頃の紙のメディアはまだまだ強く、端から見ていると
一雑誌の、ファンクラブであっても「えらそう」に見えたものである。
いやこれはボクの主観なので、当時の思い出として聞いて下さい。

期待を集めて開催された1回目のイベント内容は決まって、前夜から
バブルの匂い引き継いだような「ウエルカムパーティー」なんかもありました。
私はスタッフでもなかったのですが、友人らの口コミで
目玉に成るクルマ(展示)が少ないので「協力して!」といわれて
根が軽いものですから、青の850クーペだけでなく、西宮まで往復して
ローバーP6セダンまで、2台も提供して展示いたしました。

当時は西宮在住で、三木までは朝から駆けつけられる距離ですが
満を持してというより、「宴会好き」な男です。東京の、あの二玄社の
カーグラフィックの人たちや、モータージャーナリストの人たちとも
知り合いになれるかなという、淡い期待があったのかもしれません。
私は前夜から会場のホテルに泊まり込むことにいたしました。

(1998当時の写真)

しかし田舎侍の悲しさ、前夜のパーティーの高揚はそこだけで、
「二次会」はガード固く、私どもは正式なクラブ員でもなく
ただの借り集められた外様であることの悲哀を感じてしまいました。

実は盛り上がっている場所を、ちょろっと覗きに行ったのですが
紹介されるでなく、たかだかポンコツを2台提供したくらいで何の
評価になりましょうか。
これが現実なんだなあと、思い知らされ、翌日の本番の展示も
友人のアバルトまで、積車で運んでもらったのですが、
私がいろんな人を紹介する出番も無く、粛々と行事は進行して
いきました。

(1998当時の写真)

13年が経ち、私の複雑な思いも、現実の人生の波乱の前に
沈潜していきました。
その間、何度かCGデイにはリベンジを試みたのですが、
11月3日の文化の日は、「中兵庫」と重なることが多く
一度だけ不参加の日に思い立って、ローバーP6で妻と子供乗せて
出向いたら、グリーンピア目前の御坂あたりのコンビニ駐車場で
原因不明の立往生までする始末。
よっぽどこのイベントと相性が悪いのだと苦笑した次第です。

(実際は家族からの評価は「最低」ランクにまで↓)
そのおかげで産業遺産「御坂のサイフォン橋」を知るきっかけにはなりましたが。


(1998当時の写真)

しかし人生捨てる神あれば、拾う紙あり。
私の元を離れたローバーは、3年前のCGデイで見事に
特別賞を受け取り、田舎ザムライの無念を仇討ちしてくれました。
これは現オーナーの寵愛と、人徳があるゆえです。
あの頃よりローバーはずっと良いコンデションになりましたから。

こうして考えると、旧車趣味というものは、地に足付いていないと
成立しないということが、わかります。
何台も旧車をかかえ、馬車馬のごとく働いて給料稼いでいても
「女を愛す」ことができていますか?

今年もかのローバーは、松任谷正隆氏の目に止まり、
ついにCG賞まで受け取られました。
あのクルマが関西にあることが、東京のディレッタントらの間にも
きっと広く知れ渡ることに、なったのでしょう。

(昨日の写真)

昨日のイベントには、ゆっくり850クーペで駆けつけました。
会場でいろんな方に、雨の中、声をかけられました。
またみんからを読んでいて、私のクルマに興味を持たれた方、
どうぞ話しかけてやってください。大分カドも取れてきましたが
相変わらずの「変なオッサン」ですが。

13年目のCGデイウエスト(今はAutumn meeting)の感想も変わりました。
二玄社からCG誌本体が離れて再発足するなどと、誰が
今日の姿を当時想像したことでしょう。
会場のグリーンピア三木も、厚生省が無尽蔵にあるといって
国民の年金を使い込んで作り上げた施設が、たったの藻屑の
ような価格になり、オリックスに転売されかかり、多方から「待った」
がかかりました。数年前から会場も道の駅に変わりました。
私も勤めていた多忙な会社を見つめ直し、一旦引退をいたしました。

しかし、
まだフィアット850クーペは手元に残しているし、ますます健在
なのである。ローバーP6も、一番理想的なかたちで存続している。
これが「趣味」というものの、良さではないでしょうか。

友人らが雨の中、次々と引き上げて行き、残った私はいろんなことを
考えていました。
雑誌メディアの衰退や、自動車産業の決して昔のようには戻れない
現実、それから暗い日本の社会の行方など。

でも、フィアット850クーペは、今ここにある。
キースイッチを捻れば40年前の、私が小学校6年の時に
日本にやってきた車が今でも快調に、快適に走り出すのである。
それが一番、素晴らしいことではないだろうか。

私は現実と向き合って、生きて行ければ良いと思う。

敬遠気味に思っていたCGクラブも入ってみたいと考え直した。
著書を購入した高島鎮雄さんにお会いして、チェコの車と
カメラのことを話す機会があれば、また楽しい人生になるかもと。
25年乗っている40年物の車が、愛車ですと、
クラブの人たちに襟をひろげて、輪に入ってみようか。








Posted at 2011/10/31 08:06:17 | トラックバック(0) | 思うこと | クルマ
2011年10月29日 イイね!

だるかねえ。

だるかねえ。kotaroです。
最近クルマにのっちょりましぇん。
その代わり憑かれたように昔のホームページ
引っぱり出して、車遊びの日記を再現しております。

よおけ、女の人が映っとりますがギリギリセーフかな。
大抵その頃のGFやトモダチだったと思います。

そげな遊び人じゃあ、ありませんが、
やぼてんでもござらぬよ。
個人情報だの、ああじゃこうじゃ言うて隠避な社会になって
久しゅうござりますが、夢も浪漫も、ちょっとした
恋心も上から蓋をするような傾向は、苦手でござる。

日本の中にもラテンな人が居る。
イタリア車に乗るのに、女性に興味もなく乗るのは
何が楽しいで、乗っておるのだろうと。

ちょっと暴言みたいだったら、お許しつかあさい。
明日は明日の風が吹く。
日曜日は、一人ハンドル握って、風を感じて来ることに
します。

アデュー。
Posted at 2011/10/29 18:58:52 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2011年10月26日 イイね!

おとーさんをあなどるな!?

おとーさんをあなどるな!?kotaroです。どうも。
この数日間、静かにしておりますが、
なにをやっていたかというと
1999年から2010年まで続いていた
ホームページの方をシコシコと
復活させておりました。
まだ部分的開通ですが、2004年に
トルコに行ってきて(風呂もいってきたけど)
街を歩いた写真風景をご覧にいれられるように
しました。

http://www2.gol.com/users/kotaro-h/istan.html
http://www2.gol.com/users/kotaro-h/istan1.html

地味なページですが、ご覧になってください。

日本では非常に珍しい、トルコの国産車
オトサン(オトはオートのこと、ダットサン、ニッサンみたいに
社名にサンがつく)のアナドールと言う
昔の車ものせています。


Posted at 2011/10/26 06:54:24 | トラックバック(0) | うんちく | クルマ
2011年10月22日 イイね!

タミオちゃんは何いろ?

タミオちゃんは何いろ?
 このタイトルは、私の大好きな
武田百合子さんに捧げられた
 「百合子さんは何色」という本の
題名にあやかっております。








奥田民生のファンである。
あの「飄々とした」世界が大好きだ。
オクダの歌には、多くのクルマの場面が出てくる。

音楽と車の関係に付いては、20世紀の装置発明の
中でも、結構“相思相愛”だったのではないかと思う。

ユーミンのベレG(コバルトアワー)から始まり、
「中央フリーウェイ」に憧れた、地方の少年時代。
松田聖子や菊池桃子のアイドル曲にも、
数多くのドライブデートのシーンが出てくる。

ぼくら(オクダの主語はこれが多い)は、そんなクルマ
文化に浸かりながら育ってきた。
そういう「元少年」たちの思いが、オクダの歌には、
うまく昇華(消化)されていると思う。



音楽と車の旅は、まだ続く。




ところでこんなジャズのレコードを知ってる貝?
 トム・スコットの「ストリート・ビート」



1979年のアメリカのサウンドなのだが、このジャケットイラストの中に
見覚えのあるあのクルマのケツが!


Posted at 2011/10/22 03:17:34 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2011年10月19日 イイね!

ビルマの大古車がアツい。

変なニュース記事が、出かけた先の
広島で買った中国新聞夕刊にでていた。

「ミャンマーの通貨高対策」ドルでの中古車買い奨励
奇抜介入 効果てきめん


外信の経済記事であるが、少々わかりにくい。
要は自国通貨「チャット」が弱く、ドルの方が圧倒的に強いのだろう。
市中のドル買いをして、チャットを支えたいが政府に金が無い。
そこで「製造40年以上の超中古車を持っていれば、95年以降の
比較的新しい車を買い付ける際に、関税などで優遇される
輸入許可証を与える」というものらしい。

この際にドルで買うことになっているのであるが、チャットをドルに
交換し、1971年以前の旧い車を買うことが条件だ。
そのために新聞記事によると「以前は100万チャット程度であった
1960年代の古いマツダファミリアが、850万チャット(約75万円)まで
上昇し、40台も50台も買い集めた業者がいるというらしい。

何回読んでも経済に弱いので、なぜドル買い効果があるのか、大体は
見当がつくのであるが、車好きの好奇心から言うと、アジアに眠る古い車の
宝庫が、このような「どうでもいい」ことで投機の対象となるのは少々
忍びない部分もある。

まあしかし、役に立たない「退役軍人」たちににわかに日の目が浴びて
やがてそれを過ぎれば、また捨てられて行くのも運命かもしれない。
「そういった」使い途でもまだあれば、良い方なのかと思われる。

しかし旧ビルマが、いま、こういうことに成っているとは知らなかった。
ちなみに新聞写真に写されているタクシー車は、1970年代中葉の
FIAT131か132(アルジェンタ)であろう。
若作りなアルミホイールとトヨタ車の80年代を思わせるフェンダーミラーに
交換されているのに気づくのも、わたしくらいか。

原稿を書いた「共同」の若い記者が、もう少しクルマ好きであったら、
もう少し判り易いか、面白い記事になったのに、と思うばかりである。

               ◇

追伸

ちゅうじさんの指摘、確認してみました。

たしかにドアの形状、リアドアのクオーター窓。
その後ろのベンチレーション部などを見ると
プレストファミリアのプロポーションが出て来ました。
私はもうちょっと新しいAP時代ではと、思い画像を探しました。



どうでしょう。一番気になるのはドアノブの位置と形です。

その後のファミリアのフェンダーミラーはこんな形。



なんかちょっと違うような。

最後に、この時代のドアノブはどうでしょう。



これが位置と形とも、一番近いように思えます。

1980年代に入り、旧旧ファミリアを、タイ辺りで
ノックダウン生産したのでは、と推察するのですが、
どなたか、ご存知ありませんか???

      ◇   ◆

ということで、ちゅうじさん発見画像をアップ。



どうやら、これのようです。
懐かしいリーフサスのファミリアバン。商用バンがどこの商店街にも
見られた頃は、サニーやカローラバンのライバルとして
より一層下町臭を漂わせていたことを思い出しました。

このバンのドアノブは正しく、写真のタクシー車にも
付いているのでは、ないでしょうか。

ここまでの「大捜索」大変面白く楽しませさせていただき
ましたことを、感謝いたします。
Posted at 2011/10/19 13:26:14 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ

プロフィール

「AI構文と少子化の時代 http://cvw.jp/b/176891/48478480/
何シテル?   06/10 02:28
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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