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kotaroのブログ一覧

2011年11月30日 イイね!

調子が出ないのでメンゴ。

調子が出ないのでメンゴ。







多分1980年代。
友人というか、学生時代の後輩連中とクルマ遊びの日々。
こんな日常のワンシーンがあったことを、思い出す。



お気に入りであった2000CS、
なぜ彼は乗らなくなったのだろう。
仕事がとても忙しいからに違いない。
私に預けてくれれば、ヒマな時に乗っておこう。



みんな若いなあ。
まだ20代だものな。
彼らは今、アメリカ大陸か、それとも中国か。
一足先に、若隠居風情になった私には、どうすることもできない。
戦士として異国の地で、この国を支えるために、働いている。



こんなクルマも、みんなで25万円ずつ出し合って、買ったっけ。
一口オーナーいかがの「トヨタ商事」企画だといって、朝まで笑い合った日々。
日本の景気が着実に上がって行った80年代、後輩たちは最初入った会社から
転職でステップアップしていくのも多かった。
確実な給料があった時代だからこそ、若者も夢が見られた。




ひょいひょいと、古いフィアットを乗り回す私に、後輩たちの何人かが
電気にうたれたみたいに、影響受けて下宿ふぜいの私のハイツに泊まりにきた。
朝まで語るほどの夢もないけれど、これは面白いよと、次から次へと
クルマ趣味のなんたるかを説教した。

お袋が好きだったと言うのでスバル360を買わせた後輩。
真夜中の初ドライブは、あえなく討ち死に。
動かないスバルを私の部屋の窓の下まで、朝まで掛かって押したっけ。

家で朝を迎え、キャブのフロートにヒビが入って沈んでいることに気づき、
私の鉄道模型用の半田コテで、真鍮の部品に半田を流して修理したね。



まだ、その辺に手を伸ばせば、兄貴くらいの世代に、60年代のモータースポーツの
匂いが残っていた80年代。
大してありがたみも無かったけれど、捜せば古いクルマとの出会いは、
田舎にいくといくらでも、捜せた。
でも外車の古いのは、捜すことは至難の業で、僕みたいに、偶然出会った車を
運命のように思うことの方が、楽しかった。

楽しければ、何でも許す。
若い頃の「憲法」はそんなだった。
書いているうちに、段々調子がでてきた。

今は、何でも「捜せる」時代である。
捜せると「捜す」の違い。
あの頃は、他力より自力と意思で生きていた。
風任せの私の人生であったと思うが、「良い風を受ける」には、
風向きと、良い風が吹いて来るような、広い心を持たねばならない。
ある日、オンナの気持ちが全く判っていないと気づいた。

地球と月の関係のように、シャドウの部分は欠けているのじゃなくて、
見えてないのだと気づいて愕然とした。
古い輸入車に乗るようになり、やっと自分のドグマから解放された。

頭なんて、なんぼよくっても、人の気持ちが判らなければ、これっぽちも
役に立たない。今も自分を戒める気持ちである。



Posted at 2011/11/30 13:30:42 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2011年11月28日 イイね!

大阪の乱

大阪の乱








日曜日は平穏な1日であった。
いやそれは、神戸まで出かけて、「関西トリコローレ」を見て来た時の感想である。

だが実際は、大阪市長選挙と大阪府知事選挙のW選となった大阪市では、
有権者の6割が投票するという、熱い選挙の1日だったと言える。
なぜ、お笑いや「ボケ突っ込み」だけで、真面目な議論は要らないとまで
思われかけていた大阪の市民は、必至に投票したのであろう。
期間中の風景は、むしろ盛り上がっていないとまで思われていたのに。

政令指定都市で6割投票というのは、ひとことで言って凄い。
大阪は、日本のシリア、エジプト、チェニジアになったのであろうか。
今朝は昨夜の興奮さめやらず。時間もゆっくりないので
今週は、日本の不満について、書いて行ってみたい。


Posted at 2011/11/28 06:51:10 | トラックバック(0) | 思うこと | ニュース
2011年11月25日 イイね!

ぽんこつラプソディー

ぽんこつラプソディー木曽飛騨1000kmドライブで、ガタピシになった850スパイダー。
後半はエンジンの回転が落ちるとエンストするので、
キャブのねじをいじって、アイドル回転をあげ、走り抜きましたが、
最後に大阪に帰って来た頃には、それでもエンストしまくり状態に。
西宮まで息子を送って家に帰ったのですが、どうにも普通に乗れそうにありません。

数日後、クルマを出そうとガレージに行くと、バッテリーが全く上がって
死んでおり、重たいバッテリーを家に持ち帰り、充電器につなぎました。

9月に整備に出した工場が、「バッテリーが全然駄目だったので、『まだまし』という
程度のを積んでおきましたが、保証はできません」と言っていたのをようやく思い出し
今回のツーリング中、1回セルが回らなかったくらいで、よく走ってくれたなあと
冷や汗状態だったことに気づきました。

仮充電で、とにかくショップまで走ってくれたら良いと、もう一度重いものを運んで
さあ、とキーを捻っても、「かち」とも言いません。
あかんわこりゃ、とその日もスパイダーは、お不動状態。
西宮まで電車で行き、長い間寂しくしていたアルトを動かしたのは、そういう訳だったのです。
スーパーオートバックス豊中店で、24サイズでごまかしていたバッテリーを正規の
80−26サイズ(高くなっていますね)を閉店10分前に求めました。

クルマの不調の原因の一つに、バッテリーがあります。
低回転でエンジンがストールしていた理由は、どうやらそうだったのでしょう。
バッテリーを積み替えて、セルは機嫌良く回るのですが、やっぱり調子は非常に悪い。
これは火だなあと思い、長屋の前で、夜の整備作業にかかることにしました。

プラグを抜いてみると、3番と4番はかぶって、ベチャベチャ。
1番と2番も真っ黒気。
高速で数百走って来たのなら、焼け方はもっと綺麗です。
これは僕がキャブをいじってミクスチャーの混合気を駄目にしたと言う訳です。

それからディスビのポイントをみると、やっぱり接触面に大きなヤケキズが出来ています。
高速でずっと走ると、高圧電流の火花で焼けることは当然です。
プラグを全部清掃して火花が飛ぶところは150番、ポイントは800番の紙ヤスリで
綺麗に表面を研磨しました。
このくらいの整備術は50ccバイク時代から、時々やっていました。

さあどうだ、何とかエンジンのかかりは少しましになりました。
コンタクトポイントを取り付けるときは、ディスビの回転で開閉するギャップが
大切なのですが、とりあえず夜の試運転に出かけて来ました。
池田から川西に入り、中山あたりで上がり過ぎのアイドリングを下げます。
バッテリーが酷過ぎたので、調子が悪かったのを、キャブでごまかしていたのを
元に戻して行く訳です。
まだぎこちないのですが、これはキャブにゴミが詰まったりしたので無さそう。
もうちょっと走ったら直るのでは。

昨日土曜日にもう一度明るい時間に乗りました。
段々クルマの調子が戻って来ています。
キャブのねじを、かなり戻してやりました。
大丈夫です、夕方にはもうエンストはしなくなりました。
アイドリングも徐々に下げて、2000近かったのが1000以下でも停まらなく
なりました。

さあ日曜日のきょうは、関西トリコローレでも行ってみようかな。
旧車と言うより自動車の整備はコツが要ります。
今回も整備工場に出そうか、迷いました。
土曜日の豊中でのボランティア時に、近くまでいくので迷いましたが、
まあ、なんとかなったという感じです。

クルマを怖がってはいけません。でも舐めてもいけません。
こんな感じで、ぼちぼち付き合っていければ。
整備日記は続きます。

Posted at 2011/11/25 21:20:57 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2011年11月23日 イイね!

松任谷正隆的生き方に(少し)憧れる

松任谷正隆的生き方に(少し)憧れるタイトルを「...を考える」にするのが、一案。
それでは読者の下世話的興味に、反応しません。
というわけで、私も「もしもユー○ンがヨメさんだったら」だったら、でなく
(でもいいか)、ああ言う楽して生きてるようで実は凄いンです、この男と言う風に
書いて行きたいと思います。
題して「名アレンジャーは、音のエンスージャストだ!」

初めの方に書いておくと、筆者の最終学歴は、某私立大学法学部法律学科でなく、
ANスクールオブミュージック京都校アレンジ科なのです。(うそ)
でもこの夜学に1年通い音楽理論部門では、毎回95点以上取っていました。
同じ学校の東京校からは、小林武史も出ているらしい。
それはともかく、大学時代に音楽サークルに入りたかったけれど果たせず、遅咲きの
音楽デヴューですが、昔から家にピアノやギターと言った楽器がありましたので、見よう
見まねで演奏を覚えました。
でも、本格的に音楽を聴くようになったのは、都会に出て行って文化らしい文化に触れた
学生時代からです。

その頃、テレビの歌謡曲番組を見ても、作詞、作曲、編曲と3人のシェフのクレジットが
ついていました。
若い私は「どれもできる!」とのぼせ上がっていましたが、中でもアレンジャーという仕事に
興味を持ったのは、やっぱり知的で、作詞作曲が本能的なイメージが強いのに対し
アレンジはまとめ役的な印象があったこと。また音楽番組のプロデュースまで
時に引き受ける実力者が多いのも特徴です。

Posted at 2011/11/23 15:12:18 | トラックバック(0) | うんちく | 音楽/映画/テレビ
2011年11月22日 イイね!

私の夢は、

私の夢は、








隠居生活2年目。
手取り16万で、2台のオールドカーライフ。
よくやってるなあと我ながら思う。

前にも少し言ったが、850クーペはエンジンフルオーバーホールで
50万円かかった。
25年の伴侶が心臓外科手術を受けなければならなくなったと思い
預貯金を取り崩して、なんとか乗り切った。
おかげでこの車は、私が70歳まで生きていても、乗れそうだ。

もう一台のスパイダーがきたのは、やはり長い長いお付き合いのある
850マイスターが、どうしても貴方に乗って欲しいと仰られ
昨年から話がはじまった。
一度はお金が無いので辞退したが、今年になり話が再燃。
6月に新幹線に乗り、小田原まで日帰りして、相手の方(素晴らしい紳士です)
の誠意や、お迎えのジャガーS(新しい方ね)、帰りの送りのアルファ145
(これがまた良いんだ)で、10歳上の隣の永遠の車少年の横顔を見ていたら
これも縁かなあとひとり納得してしまった。

昨年から売りに出していたリトモのことを、もう一度九州まで行って結論づけて
リトモを売ったお金で買えばいい、と入れ替えることに。

九州の有名な車屋さんとも、長い付き合いになります。
お互い励まし合いながら、ここまで「イタ車馬鹿」を続けて来ました。
ときどき、
この先あと何年生きて、何台車に乗るのだろうと思うと、
少しだけ切ない気持ちになることもあります。
数年前に思い切って長年勤めた会社を辞めた時も、きつかったです。

今の僕は
それでも面白くなってきたことがあるのです。
それは、先日のドライブの帰りに1台の気になる車を見つけました。
大好きなダイハツストーリアの辛子色。
それも1000のMT。



スパイダーが来るまでセカンドカーに乗っていたスズキアルトは、奥さんに
引き取ってもらい、車庫も借りてもらいました。
私は奥さんと離婚はしていませんが、別々にスープの冷める距離に住んでいます。
それは家庭の事情なのですが、
息子や娘たちが、いよいよ車に乗れる年になりました。

それなら子供たちが、これから車に乗るならば、
まだいろんな車に乗れるチャンスがあると思ったのです。
おそらくは彼らも当分お金が無いでしょう。新車など買えることはないと。
そこで私の出番です。
よっしゃ格安のストーリアやな(笑)。
で、時々私が乗りたくなったら、おんぼろスパイダーと入れ替えて。
「あっ、オトン勝ってに乗って行って!」
「しゃあないから、これで出かけるか」
というわけで、子供たちにもオンボロイタリア車の味を覚えてもらい、一石二鳥。

まあ、たまには壊すかもしれませんが、他人が壊すより腹も立たないでしょう。

車の趣味、クルマのブログを読ませてもらっているのですが、殆どが
自己完結の世界で終わっています。
私は3人子供を作ったので、引き出しの数も多いです。
彼らがクルマ趣味人になるとは限りませんが、
ああそうか、これからは収入も無くなってくるけれど、こういうやり方もあるなあと
図々しいオヤジの発想で生き残ろうと思いました。

さあ、思う通りにはならないでしょうが、どんなクルマの運転でも
どんな機械の修理でも、たいていのことはやれます。
楽器から釣りから、何でも遊びごとはオヤジが手ほどきしました。

一部はとっくにオヤジ越えしています。
それが私は嬉しいのです。
そうやって考えれば、まだまだニホンという国に住んで、
私がやれることはいくらでもあるのでは、ないか。

これで「私の夢」の話は終わります。
Posted at 2011/11/22 05:31:26 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | 暮らし/家族

プロフィール

「AI構文と少子化の時代 http://cvw.jp/b/176891/48478480/
何シテル?   06/10 02:28
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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