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kotaroのブログ一覧

2011年12月31日 イイね!

サイドシート

今年一年いろいろありがとう。

車ありて、歴史あり。
そんなことを1年間感じた年でした。
私の愛車の助手席に、四半世紀の月日が流れて
いつしかこんなに時間が経っちゃったけれど、
これはまだ出会って日も浅かった頃。



それから何年も経つと、
こんなふうな風景が日常に。



この車の横に立っている少年は、明日の元旦に20歳の誕生日を迎えます。
まあ元服ってことですなあ。
早かった20年、
車との生活25年。
私も52才ですが、まだ腐らずに、頑張れということでしょう。

皆様、よいお年を!
また、来年もよろしくお願いいたします。

2011.12.31
kotaro
Posted at 2011/12/31 17:07:46 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2011年12月30日 イイね!

しんどい時代こそ、夢や希望を大切にしよう

しんどい時代こそ、夢や希望を大切にしよう









3月11日の午後2時45分頃、
私が今勤めている市役所のフロアが、ズズ、ズシンと揺れた。
若い課員たちが「地震だ」と言った。
その瞬間、1995年1月17日に起きたことに、脳内のリンクが走る。
「これは遠いな、遠いということは、随分大きな地震が起きたな」
その数日前にもニュースが複数あり、私は「東北」の二文字が
頭の中に点灯していた。

5時の退庁時間の頃には、テレビは置いていないが、ネットや他の
ニュースでかなり大きな地震と被害が想像を始めていた。
テレビのニュースをみるために、池田から当時は豊中にいた家族の
家にクルマを走らす。
「父さん」
津波に飲み込まれる各地の録画映像を見た高3の娘が絶句している。
それからの数日間、日本は深い悲しみに包まれた。
大阪の、池田という小さな町にも衝撃は伝わっていた。

16年前と、最大の違いは、地震の範囲と規模がさらに広かったこと。
ボルネオ地震のときのような海沿いの町が、より戻しの津波で
甚大な被害に覆いつくされてしまったこと。
そして今も続いている制御機能を失った原発の暴走に、一国の総理大臣が
阿鼻叫喚しても、何の抵抗にもならなかったことだ。

その他の地域、民間は16年前に比較して、パソコンと携帯電話が普及
したのが最大の違いだ。
ネットは想像はしていたがその話題一色になった。
トゥイッターが役立ったとか、新聞記者が原発汚染地帯に入らなかった
とか、みんないろんな反応があった。
小人物はこういうときに、本能的に察知したのか犬のように吠える。
かつてはメディアにいた私は、入って来た情報を「ちぎっては投げ、」
そのことの繰り返しに、麻痺する感覚が恍惚に似ていることを知っている。
だから今回はあくまでも、違う立場にいることを、忘れないように試みた。



東北の石巻にある女川駅の終列車近い夜の画像である。
1981年の晩夏に旅した際に撮影した。
持参の三脚の上に、カメラを固定して、1分くらいバルブを開いて。

この駅も跡形も無く、流失してしまったらしい。
その付近でもたくさんの人命と、人生が失われたようである。
悲しみは、誰かのために、表現するものでもない。
怒ったように「募金」を命令したり、「お前ら今がどんなときだか
わかっているのか」と叫ぶ者には、なにも判っていない。

12月の暮れに、上野から帰省する、故郷が失われてしまった者たちや
歳暮を届ける相手がいなくなった人の心の上に、白い雪が悲しみのように
降り積もる。
テレビなんか見ない方が良い。
高額な収入を吸い取っているタレントや、年収も明日の生活を考える
必要のないキャスターたちが、たとえ感情移入しようと、ほんとうの
悲しみには到達出来ないのであるから。

ただ、地震に遭わなかった僕らは、暮れのひと時でも、明日が有ることを
感謝して、生きて行くことが責務だ。


最初の写真は、1996年の暮れの初雪だろうと思う。
青い車はフィアット131 4ドアセダン。
口を開けているのは長男で、車の上に降り積もった雪を集めて
これから雪だるまを作ろうとしているのは、妻と長女だ。
1995年1月の阪神の地震の時に住んでいた家のガレージが崩れ、この車は
半分以上ががれきに埋まった。奇跡的にリアの窓ガラスが割れなかったので
引っぱり出し、満身創痍の傷跡はパテで埋めて、その後も傷跡が残ったまま
数年間使用した思い出の車である。

今年は3月で1年が終わったように、心が凍ってしまった方も多いであろう。
私の家は1995年に全壊したが、妻も当時二人であった男の子と女の子も
大きな怪我もなく、翌年の暮れを迎えていた。
あれから10数年、私の人生も、家族の人生も山も谷もあったが、何とか
2011年を越せそうである。
こういう辛い時代だからこそ、それだけで十分な毎日を生きることが
一番大切な目標なのではないか。

16年経ったら、多少は世の中も景気も良くなるかと当時浅はかに考えたかも
しれないが、間もなくこの男の子も成人を迎える。高い目標を持ち、収入増を
どこから取ってくるかというと、他人の幸せをかすめないとしようがない。
だから私はそこそこで充分。足るを知れば由しなので、自分は早めに隠居する
ことにした。

来年はどんな年になるのであろう。子どもたちが大きくなるに連れて
月の満ち欠けのように、わたしは隠れて行くのかもしれない。
当時のように毎年年末になると、帰省が一大行事だったことも、もうない。
私には今は、故郷に帰る土産を満載した車に乗り、九州行きのフェリーに
家族全員が乗ることも、母が待つ九州の家のにぎやかな正月もない。
それでも、ほんの30分車で走れば、妻や子どもの顔を見ることができる。

この年末は、静かに静かに、関わりのある人たちの来年の幸せを
願うことにしよう。






Posted at 2011/12/30 08:04:19 | トラックバック(0) | 思うこと | その他
2011年12月29日 イイね!

今年の総まとめ・ラスト

今年の総まとめ・ラスト





あと2つ残していた10大ニュース考である。
急ぎの仕事の仕上げみたいな感も有るが
一つはフィアット850という車を乗り始めて、延べで25年目に入ったこと。
そして夏に850スパイダーが、私の元に前オーナーから送り届けられたことに
よって、25年目から「2台のフィアット850」を所有することに
なったことであろう。
酔狂な道楽車も四半世紀乗れば、芸のひとつくらいになったのかもしれない。
いやあ、まだまだかな。今年の夏には、DKWのゾンデルクラッセに半世紀
乗られる京都の男性と遭遇した。
高雄のメンバーたちのなかで、偶然一番最初に迷っておられたオーナーに
気が付いたのは、実は私なのだ。(自慢!)
鵜の目鷹の目でカーウオッチしているうちに、こういうこともある。

芸無し芸人25年も、天啓が頑張れよと、言っているのかもしれません。

さて、最後にとっておいたNo.1は、この「みんから」をベースに
本格的な交流を開始して2年目のことし、実にいろんな多彩な自動車オーナー
たちとのオルターネィティブな付き合いが、実現出来たことである。
基本あくまでバーチャルであるが、私はフェラーリだけ、ポルシェの911だけと
いったような、セグメンタルな盛り上がることは、「ちょっと遠慮」だ。
私は旧車のメーリングリストをちょうど10年前につくった。
そのときの思想は、何所の国の車でも良い。
基本70年代で、80年代前半くらいまでの車ベースに、各国で「お国自慢」
しませんか。旧車、特にマイナーだった外国製の地味な車に乗り続ける
オーナー間の自由発言スクエアを作りたかったのである。
だから「共和国」となづけた。

たまたまスタートした2001年9月12日は、NYの摩天楼に2機が突入し
21世紀の不安が一気に加速した日の翌日である。
数日前から「開業」準備していたのであるが、突発的な大事件に休日が1日とび、
時代のイントレランス(不寛容)を感じ取った私は、いまこそ車好きのための
日本語ワードの「共和国」で行こうと決意した。

私のみんからSNSは、人気ポータルとか、華々しいアドバルーンは無く、
訪ねて来る人も、そんなにいないであろう。
けど、ほうこんな人も居るのか、クルマのコミュニティというのは、エッジの
たった外観を強調することより、内部深化することで、味わい深い付き合い方も
出来るのだなと思っていただければ嬉しい。
軽口や冗談、キツいギャグもあるが、オトナ目線で許していただきたい。
それから10年の間に日本はこういう状態になった。
変容は、ある程度予測していたが、今後景気が好転するということも少ない。
むしろ逆の発想で、その状況下でどうやって遊ぼうということも要るのではないか。

やはり理屈っぽくなってしまった(苦笑)
あと3日で来年である。
たまに意表をつくような記事もでるかもしれませんが、
面白いこと、新しいと思ったこと、などを基本に
やっていきたいと思います。



Posted at 2011/12/29 09:34:45 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2011年12月27日 イイね!

乗り納め?

乗り納め?日曜日の遅い朝、
とても寒い日であったが、そろそろ行動開始
能勢の妙見山へ。

ツーリングにおいてけぼりでなく
遅刻したのでマイペースな運転を楽しむ。

山上の気温は、快晴のお昼で、0.5℃。
手水鉢の水も凍っていました。


今年も良い、
一年でした!

Posted at 2011/12/27 05:28:51 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2011年12月23日 イイね!

世界のミフネが愛した“美女”たち。

これは3年前に、自家ブログに書いた記事の
再録なので、ごく数人の方には謝っておきます。




本邦ポピュラー音楽の父、服部良一氏がジャガー E typeに
乗っていたことを以前、書きましたが、やっぱりジャガーが似合う
日本人と言えばこの人、
昭和の大スター、三船敏郎氏。(1920ー1997)

きょうはちょっとミフネチックに外車道楽のことを書きましょう。
トップ写真は、数年前に偶然見つけた1965年5月のアサヒグラフ。

65年といえば東京オリンピックの翌年で皆さんが、ようやく生まれた頃か。
筆者は幼稚園児でした。名神高速道路も前年に開通し、本格的な
モータリゼーションが盛り上がり始めました。



三船は、1950年代前半に黒沢映画などで、国際的に知られるようになり、
やがて既存の映画会社のマネージメントを外れ、独立したスターの道を
歩みます。
この記事辺りが普段の素顔なのですが、今見てもある意味、欧米ぽくて
カッコイイです。




この頃の三船は、社長兼アクターと云う存在で、後に石原裕次郎も
似たような道を歩みますが、同じく借金を抱え失敗後、今の石原プロを
築きます。
裕次郎の場合、会計担当の小林専務や仲間の助けが後の成功に
繋がったかと思います。

その点"STAR"ミフネは孤高でした。





自動車は、1965年くらいまで自由貿易の対象でなく、台数割当が
決められており、お金があっても決して簡単に手に入らなかった。
近所の自動車屋のおやじさんもその話題に触れておられました。

この時代に普段の足にジャガーSを乗ってた三船。表紙のE typeは
借りていたそうですが、外車は有力なコネクション、実力も金もある
男の乗り物(ステータス)だったわけです。


 (同じ雑誌に載っていたタバカレラの広告。
 ルノーゴルディーニが正式に輸入されていた)


さて三船の英国車趣味として、もう一つ知られている、1952年式の
MG-TD"Midget"を、紹介しましょう。



写真の右端の、白クリームの車がそれで、個体の所有歴を物語る
「5 な 1170」のライセンスプレートに驚かずにいられません。

紹介記事は、71年4月のカーグラフィックで、最新のB-GTを加えて
今風にいえば一気にインプレッションを書いたわけである。




しかし「世界の三船」は、老境にさしかかると世間から
忘れられかけられ、ちょっとエッチなCMに登場したり、
一時話題になったこともありましたが、80年代末のバブルが終わると
新世紀を待つことなく、この世を去りました。





しかし車好きの僕らだけでも、偉大なスターと愛した車のことだけ
でも憶えておこうではありませんか、同輩。


     『うーん、乗ってみたい』



Posted at 2011/12/23 09:46:45 | トラックバック(0) | うんちく | クルマ

プロフィール

「AI構文と少子化の時代 http://cvw.jp/b/176891/48478480/
何シテル?   06/10 02:28
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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