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2012年06月06日 イイね!

驀走1300キロ -2012 FIAT FESTA RUN-

驀走1300キロ -2012 FIAT FESTA RUN-小さな勲章です。私の27年目になる愛車に股がって、
大阪の池田市から上州水上までひとっ走りして、
無事に長旅から帰ることが出来ました。

今のクルマの排気量の半分以下の、903ccの
スポーツクーペで、航続距離は1350キロ。
3日かけて、最長走った1日目は550キロほど
走りました。


若い頃のような、大袈裟な感想も無く、快挙を次々成し遂げて行く
私と愛車の二人旅。今年1月の真冬の東京NYM旅行のような
悲壮感はありません。ただひたすら、風に乗り、ひゅんひゅんと
居並ぶクルマを追い越して行く、老練な愛馬は、サラブレッドでなく
ポニーです。
高速レーンでは、左車線をキープして、追い越す時だけウインカーを出す
走行スタイルは不動です。

山道を駆け上がり、駆け下りる時の走りは軽量のRR車特有の
腰の振り方を使って、天狗のような韋駄天走法です。
もちろんもっと早い車が無理矢理走っていたら、道は譲ります。
今回もツーリング時に後ろを走った何台かのオーナーから
「思ったより速い」「侮れないなあ」の賞賛を頂きました。
それでは旅日記に入ることにいたしましょう。

6月2日、京都の桂川サービスエリアに5時過ぎに到着。(トップ写真)
今回の長い旅には伴走の124スパイダーが関西からずっと着いてくれました。
みんからにも登録されたT3さんの愛車です。
彼とは1999年の富士高原を会場にした時のフィアットフェスタ以来の
長い付き合いになります。その時はこのイベントもまだ5回目でした。
私は96年の第3回から不連続ですが、顔を出しています。


養老で2度目の休憩。ここで夏の朝らしくなってきました。



その後は名神、東名から中央道に入り、恵那峡で小休止後、諏訪で中央道を下ります。



高速出口でクルマの順を入れ替えて、集合場所のおぎのやドライブインへ。

到着目標の9時半より少し遅れて、関西組2台は先行車に合流。ここで後続の何台かと
1時間ほどの間に合流しました。





ここで1台の124スパイダーが「ブレーキの戻りが悪い」と時々引き摺る兆候。
これは現状走れそうということで、大問題にせず。ところが最後に着いた850
スパイダーが、高速を下りる時にワイヤハーネスがショートして白煙が出るという
事態に陥っていたので、トラブルシュートの診断をして、キーシリンダーと
ヒューズボックスの結線に問題有りと判断。ヒューズから出ているオーディオ、
ETC配線がどこかに接触して短絡していることを突き止めて、これを繋がないことで
解決いたしました。これを看たのは同じ850系に乗る私です。

さあ出発です。諏訪から茅野を抜け新緑の蓼科方面に向かいます。この愛車で3度目の
訪問になります。最初の旅が2004年の春、2度目が2010年秋のフレンチブルーの
時でした。この季節は信州でなくても、日本中何所に行っても心がウキウキするもの
ですが、それでも特にこの地方の春は美しいものだと思います。



蓼科から車山高原の方を通って白樺湖へ。この分かれ道がいつも判りにくい。



狩人の歌のような唐松林を走ります。



美しい風景があると、つい、集団から離れて、写真を撮りロスタイムするのが
私の悪い癖。でもこういう瞬間も、人生二度と帰らぬと思えば、愛しいです。



白樺湖付近の駐車場にて。本日のドライブの参加車両たち。
124Sが4台。850がSとC1台ずつ。あとはナローポルシェとか、友人および足車で参加が数台。



白樺湖を出発する参加者たち。



遅くなった昼食を佐久インター出た所の、おぎのやドライブインで取りました。

ここは横川駅の「峠の釜飯」の駅弁屋が時の流れでこういう旅行サービス業に特化
したと言えます。店の品格、扱っているもの、出て来る食事とかは1級だと思います。

500円のざるそばが「旨い!」と思いました。



時間が押して来たので、松井田まで再び高速道路を使います。
現代の碓氷峠は、自動車で越えると言っても、それなりの峠です。









この峨峨たる岩の峰が、このあたりの峠の峻険さを、印象付けさせます。
「小諸、軽井沢過ぎれば、上州の空っ風よ…」と幼い日に読んだ鉄道雑誌の
名文が、一瞬頭をよぎりました。







松井田妙義で高速を下りて、今度は普通の山道を榛名湖へ向けて駆け上がることに
しました。松井田の地名に、ここで奮戦した大道寺政繁の勇名に、現代の武士が
独り敬意を表します。



政繁は、蕗のほろ苦きに、人生を重ね合わせたのでしょうか。





山道をかっとばします。



あれが榛名山。イニシャルKは笑いをこらえながら、ジモティの奔り屋の車たちを
横目に、すいすい飛ばします。聖地か観光地になったおかげで、道路は変な起伏が
付けられ車高の低い車には走り辛そう。タイヤのスクラブ(研磨剤)になっていました。



宿に6時を過ぎた7時到着に変更し、一瞬の小用休憩後、隊列は発進。
伊香保温泉を下ります。



出た時が20,000km(120,000km)だったので、航続距離は540kmを超えました。



伊香保から水上まで関越道を走ります。本日最後の高速区間。



連休に悲しいバス事故が起きたので、道路会社の業務車両が、安全運転を
啓発する文字を表示しながら、ゆっくりと走っていました。
心には戒めを。でも安全確認して、しっかりと最終区間は「気分はフルスロットル」
です。


前を走るスーパー7の男性とは、夕食の宴会に胸襟を開きました。
紀和商会までこの車を買いに行くために、高校生の頃から貯金していたそうです。
貯金が貯まって、買いに行った時に、登録費用や諸経費で足りないことが判り、
奥さんに手を就いて、不足分を貸してもらったそうです。
何年掛かったのか。こういう面白い男たちが居るから、車の趣味は止められないと
思いました。

夕方7時半からの宴会は、14名。楽しくフェスタの前段ツーリングの夜は
更けて行きました。




Posted at 2012/06/06 07:12:57 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2012年06月01日 イイね!

オーディオ搭載

オーディオ搭載










前の記事の返信も終えていませんが、この所
毎日のように、若者の様に仕事から帰ると、車いじりしています。

850クーペでおそらくミッレミリア=1000マイル1600キロ程度の旅が
週末から月曜日にかけて、待っているからです。

長いこと、オーディオレスにしていた愛車にさすがに
無聊だろうと、この間九州で貰って来たMDCDのオーディオをきょうは
夕方に、箕面のオートバックスの敷地で取付けいたしました。
一発で工事完了と行かず、暫く走って夕暮れの猪名川の土手で再調整し
取付け終了。

リアには30年以上昔のオーラトーンのスピーカーを積みました。

自分の好みはMDに沢山録音していますので、80年代音楽を
ゆっくり車内で聴こうと思っています。
古い車には新しい音楽は似合いませんね。

整備工場の方のオイル交換も終わり、プラグやポイントの清掃も済みました。
ガソリンもきょうは満タンにして、あとはゆっくり旅支度をすることにしましょう。
Posted at 2012/06/01 03:41:34 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ

プロフィール

「暴論と思うが日産をトヨタが救済することは無理だろうか http://cvw.jp/b/176891/48492730/
何シテル?   06/18 16:04
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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