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kotaroのブログ一覧

2012年09月04日 イイね!

夏の疲れ

夏の疲れ今週末に車での遠出を考えていたのであるが
やはり疲れております。
自重するべきかと、気持ちが固まりつつあります。
人を励ます立場にあった者が、逆になりの秋。
ちょっと落ち着かないと、いけませんね。
今朝は秋らしい朝になりました。
ところが数日来の疲れでぼおっとして、身体もかなり
バテているようです。
私に今一番必要なものは、休息かもしれません。

Posted at 2012/09/04 07:21:10 | トラックバック(0) | 思うこと | 日記
2012年09月03日 イイね!

13歳のみんからファン

13歳のみんからファン僕のブログは、読者層が広い。
子供が成人したむかしのGF(笑、失礼)から、外部の友人まで
いろんな人が見ていてくれて、時々メールをもらえる。
それが結構嬉しいのだよなあ。

で、今回は1年前にも紹介記事を書いた、13歳になった
既に表現世界を持つクラフトマンのお話だ。


9月最初の日曜、うんざりするような残暑の中、天神橋筋商店街を
地下鉄南森町駅で下車してアーケードを歩く。
「昨年と同じ場所です」と聞いていたのだが、縦の通りをついうっかり
南に行きかけたが、3丁目なので、南森町と扇町の間だ。

「kotaroさアーん」
会場に入ると、模型制作実演中の彼が、私を見つけて声を掛けてくれる。
この1年間で随分背が伸びたように思える。
それでもややボーイソプラノの声は、まだかわいいと感じる。

秀太郎君(実名許可済み)との出会いは、2年前の5月にまだ
仕事を再開する前に、ある著名な鉄道マニアだけでなく
独自ワールドを持つ大学の大先輩、ことし80歳になられた、その人の
友人つながりで、京都の美山にある京大演習林の森林鉄道見学と、
写真展の泊まり込み合宿で知り合った。

その時は小学校5年生。こういった人の波にもまれることは
初めてであった。
きっとこのこはデリケートなんだろうなあと感じた。それは私も
人一倍感受性が強くて、むずかしい子供の一人だったから、
どうやってここまで生きてきたのだろうと、時々思い出すことがある。


「ラテンで御免」いつも読んでますよ。
昨年の初めての個人作品展を見に行き、感激したことを
ここに書いたら、速攻で御礼のメールが来た。
うちはウインドウズ7ですと、使用機種まで説明がある。
言葉の粒まで、泡が立つような新鮮さ、それは10代ローティーンの
感受性の瑞々しさと、毎日が新しい細胞分裂しながら成長する
者とのと、比べようの無い比彼の差であろう。

私のときどきやや難解な言い回しを理解力だけで読破できる
好奇心の大きさで、今は読めるのだろうと思う。

さて彼のモデル作品展であった。
天神橋筋3丁目の商店街から堺筋側に出た所にあるRギャラリーで、
次は9日の日曜日が、最終日である。13時から17時過ぎまで。

天神橋3−7−32




これは今回の展示に向けて6月から8月の終わりまでかかって
制作した森林鉄道のジオラマ。



アントという超小型の、レールの上で車両を移動させる時に
連結する動力元の「小さな力持ち」




電気信号軌道検測車

職用車の一種であるが、こういうものをフリーランスで
まとめ上げる才能はなかなか。



段ボールの素材を活かした有蓋貨車。ワム80000やアメリカ型の貨車であるが
この材質感がペーパークラフターの彼の個性と思う。

たくさん紹介しきれませんが
次の日曜日には、ぜひ、天神橋筋へ。



こういった作品は、自由な発想で、無から形のあるものを
作り上げる技倆と、技術、それに想像力が逞しく無くては産まれない。
それから旺盛な表現への熱情が要る。

市販のキットを買ってきて組み立てるのとは器が違う。
まして完成品の鉄道模型を何万円も出して揃えるのとも違う。
昨日私は解説者を勝手に買って出て、ギャラリー説明を
いろんな人にした。

つい熱弁が篭ったのは50男にしては恥ずかしいくらいだが、
自分の13歳の頃。また中学、高校と自分もペーパー製の
模型を彼のように「自由に」作っていた。

あまりにも遠い日の過去と今の私を振り返りつつ、
発想や表現の自由というものは、不可侵の尊いものであり、
社会が誤った方向に向かっている「買って済ます」という金銭
経済的な考え方に、「作ってみる」という原初のオリジナリティーの
対抗軸をもう一度考え直してみたい。

クルマ好きの諸氏にも、趣味や遊びとは何であるかを気付かせてくれる
13歳のみんから読者に深く感銘を受けて、
夕暮れの大阪の町を帰路についたのである。

Posted at 2012/09/03 05:02:57 | トラックバック(0) | 鉄100% | 趣味
2012年09月02日 イイね!

117

117昨日夜にがんばりすぎて、きょうは反動鬱っぽい。

これは8月26日に、びわ湖バレイに行くときに
湖西線を走る電車が一瞬見えたときに写した。

117系だ。



いすゞの名車と同じコードを持つこの電車は
実物の117クーペが作られていた頃に、関西の
新快速電車専用に投入された2ドア転換クロスシートの
当時の国鉄が特別予算で関西に配置した車両である。


それも懐かしい登場時の新快速カラーである。

今は弾丸のように東海道線、山陽線、湖西線と北陸線敦賀まで
たくさんの新快速が走っているが、デビューした昭和54年頃は
草津と姫路の間を結ぶだけであったし、昼間だけの運用で
朝夕のラッシュアワーには走っていなかった。

新快速は大阪-新大阪-京都だけの停車駅で、何か贅沢な
使われ方をしていたものである。

当時は急行用の153系が集中配置されて、山陽本線の新幹線
置き換えで昭和50年3月からは牙城の感があった。
京阪や阪急は250円のころ、360円は高いなと思いつつ、この
懐かしい急行型に何回か乗った。

117の登場は、新鮮であったし1980年代という新しい時代の予感が
感じられるものであった。


あれから30年、優雅や贅沢にみられるおっとりしたものは、
追いやられ、効率一辺倒の社会になってしまった。
速い223の新快速は一日中走っているが、いつでも満員だ。
関西全体は人が減っているというのに。
私鉄はピークから2割くらい乗客が減り、野球経営は遠い日の
思い出になった。

勝ち組に乗れと言わんばかりのJR西日本の新快速電車を
見ると、私は軽いストレス発作を起こしそうになる。

福知山線の大事故からは、少し攻撃的な運転は影を潜めた。

でもJRで旅するときに、ほっとするのは山陽線が倉敷を過ぎて
松永や尾道あたりの風景が広がり始めるころだ。

新幹線もつらい。
速すぎるものは、体とストレスでついていけないのである。
わたしは駄目な人間で、若い頃より新快速より快速の113系、
207系より205、201より古い103を選んで乗ってしまう性癖があった。
昔はこういう隅に居るのが好きな人も生きていける空気があったのに
と、時に思い出す。

社会が収斂(しゅうれん)されていき、ちょっとでも劣るものは
存在価値が無いような時代になって久しい。

こんな時代はあと何十年も続くのか。それともちょっと見直さないと
何かとても良くない結果が待っているような気がしてならない。

琵琶湖に向かう夏空の下で見かけた懐かしい電車に、
ふと、そんな心を緩める文章を思いついていた。
私の文でささくれた気持ちがほぐれれば幸いである。

初秋








Posted at 2012/09/02 12:34:44 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2012年09月01日 イイね!

これまでどんなところを走って来たのだろう

これまでどんなところを走って来たのだろう雨の朝に9月を迎えた。
この洗い流す水で、気持ちが落ち着きそうだ。
昨夜から、きちんと食事をとり、夜は早めに寝ることが出来た。
お酒は抜こうかと思ったが、行きつけのお店のマスターと
薄い酒を飲みながら、軽く話をした。
これなら大丈夫だろう。

さて、クルマのブログも休もうかと思ったが、面白いと思って
読んでくれている人がいるのであるからやめられまい。
べつに負担には思っていないので、きょうも日記を書く。
最初の小さな一枚は、カーセンサー関西版の2001年頃の
記事である。
ここにオペルカデットで登場しているのが私。
横にいるのが盟友の紺の豚氏である。

このオペルカデットというのも、「後から発見した」妙に気になるヘンなクルマの1台である。
ただの大衆車ハッチバックだから、ものすごくシンプルで、エンジンは平凡、
室内も飾り気無し、いったいどこが良いの?と尋ねられたら「なんとなく惚れた」としか
言いようが無い。
ただ「最後の西ドイツ車」(1989年モデル)とか、質素で室内に何にも付いていない
昔のヨーロッパ車、特に「ジャーマンアメリカンの良さ」と説明していた。
カメラ好きの私たちはあの頃、ドイツコダックの1950ー60年代の名機
レチナをお互いコレクションしており、GMオペルやドイツフォードって、レチナみたい
な存在だねと、よく酒のネタ話にしていた。

少し説明すると、米国経済と言うのは、今ほど露骨な金融経済主義をとる前は
欧州進出などは、地元のメーカーに出資し取り込んだり(GM系のオペル、ヴォクスホール)
ドイツとイギリスフォードのように別々の地元の国の1企業であった。
昨年破綻した世界を制したイーストマン・コダックでさえ、昔はドイツで良心的な
純ドイツ的なカメラを作っていたのである。そこにあるのは伝統的な技術であり
歴史への尊敬と一定の評価があったのである。

戦後の西ドイツカメラを駆逐したのは、日本製である。いま、日本製品が
中国、韓国、台湾らに追いやられてしまい、見る影も無い。やがて歴史は同じことを
繰り返すであろうが、日の丸やナショナリズムに訴えて、国内政治にまで
自説言論を主張する者たちはVAKKAじゃなかろうかと思うのだが、この国は幼い。
アメリカに日本車が溢れた70ー80年頃の、デトロイトのことを思い出して欲しい。

ところで消えた西ドイツカメラの中にエディクサという会社がある。ここの
1眼レフのうち最もシンプルなスタンダード機の名前が「Kadett」なのである。
嬉しいだろ。当然私もコレクションしながら、カデットで出かける時はKadettを
積んでいた。
リコーのハーフに初期にキャディというカメラがあるが、これはC綴りで始まるが
コンパクトで性能の良い、などいう語感があるのであろう。

さて、紺の豚氏は銀色のリトモアバルト130に乗ってきた。この車も2002年に
ポンテペルレを「追っ掛け」した時に、瀬戸大橋与島まで乗せてもらい、帰りは
運転した。ヤフオクで5万くらいで買ったクルマだったのでは、ないだろうか。
ちなみに私のカデットも、廃業同然の自動車店の草むらから出してきて、5万円を
払った記憶がある。



紺の豚氏というと、ランチアテーマのスペシャリストで、中古の832を2代乗り、
マセラッティビトルボ系のジゴロのような空間でない、古いお城の中の革製
チェアーのような座り心地がたまらなかった。実際新御堂で加速されると、
「高速責め道具だ」と思ったものである。
この人は他にフィアット系の2Lターボ5MTとノンターボの「ただの4発」というのも
一時乗っていた。
挟んだ写真はごく初期のPRV系でないかと思われる、V6で神戸のイタリア
領事館の車を80年代中頃に、見掛けたものである。この頃はランチアテーマは
とても珍しかった。

しかし彼は、こんな恥ずかしい過去も、バラしてイイノダロウカと思うが、ある。



俗に言うテーマタクシーと近隣で言われた、ジアッロに塗られた前期型の1台。
私もカーセンサーに出ている広告で、「いつまでも売れないなあ」とチェック
していたのであるが、後にこれを2足3文で買ったのが彼であったことを知り
噴き出してしまった。
ニコイチ、サンコイチをやりながら、テーマ生活を楽しまれていたのである。

90年代から2000年代前半は、世界が大きくカーブを切った頃である。
日本はまだ、雇用や経済に余裕が有った。車好きたちは爛熟した文化の
裏で、こういった誰も乗らない車を見つけては、面白がっていた。
それを何と言うのか、いま、一定の評価を付けても良いのではないかと思う。



この写真のローバーは、800シリーズでも珍しい、5ドアハッチのVITTESSである。
こういう車が走って来ると、ときめきを覚え、アナログカメラを向けた頃が懐かしい。
名車P6の後釜で、評価の低かったSDー1を引き継いだボディ構成のモデルであろう。

ローバーがホンダからBMWにパートナーを代えて、75シリーズを出した頃は
まだ自動車雑誌の絶頂期であった。
英国風生活を引き合いに出して、英国車をもってくるというパラダイムは
まだ続いている。自動車は外国生活に対する幻想なのだろうか。



私はブルジョワジーの時代は終わりを告げて、各国の普通の人が
普通の暮らしの中で、どうライフスタイルを楽しんでいるかという方が
今のクルマ文化を語る時に、説得力があるように思える。
大矢アキオさんの新著も、停滞する欧州の中で特に「見えにくい」
イタリアの今を伝えてきているようである。
日本が不景気なのは、円高の側面ともう一つは、輸出型企業の凋落である。
日本の自動車メーカーも、英国のようになる前に、カメラメーカーのように
減って行くのかもしれない。
ただ、個人生活は続く。英国であれ、イタリアであれ、僕らはどこに主眼を置いて
生きて行けばよいのか。
80年代の江坂とMGの映った写真を眺めながら、考えて行くことにしよう。


Posted at 2012/09/01 07:49:16 | トラックバック(0) | クルマ與太話千夜一夜 | クルマ

プロフィール

「ハイブリッド車の税金割引を辞めて欲しい。旧型車の税金を過重に重くするのを、時代錯誤ということに国交省と財務省は気づいて恥じるべきである。https://bestcarweb.jp/newcar/1313994
何シテル?   09/05 00:38
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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