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kotaroのブログ一覧

2013年02月17日 イイね!

頭だけで、生きて行くなら、クルマはいらない

頭だけで、生きて行くなら、クルマはいらないまた夜中に、目が冴えた。

車検の時期が、3月にくる。

20年前に、僕は何を楽しみに、生きていたのだろう。

インターネットが、普遍になる前は、雑誌が楽しみであった。

コンビニが竹の子のように増えだして、そこで自動車雑誌に
無駄遣いするのが、楽しかった。

くるまにあ、ウィズマン、Fロード、チャージ、新しい雑誌が
創刊される度に、「これからは外車、希少車の時代がやってくる」と、
自分の趣味に確信を持ち、出来ればそんな所に原稿を書く仕事が、
してみたいと思ったものだ。

当時、憧れの仕事に運良く就けた人たちは、今どんな思いで仕事を
しているのだろう。
私もそんな気になって、転職を考えて試みたことも実はある。

でも時流に乗るのは、昔から不器用だった。
今はこうして、ネット技術のお陰で、何の制紂もなく好きなことを
書いている。
でもその代わり、誰もが同じラインに立ち、プロフェッショナルの
わくわくするような、充実感もなく、自分が特別扱いされる
自惚れも無くなった。


どんどん現実が進化して、人間は冷める一方の生き方しか無い。
自分に酔うと、中二病。集団で幻想を描くと、B層。
駄目出し、突っ込みどころ満載と、自虐自嘲して、何が楽しい。

かくして若者はクルマに乗らなくなった。
クルマって、半分幻想の装置なんだから、夢や幻想を取ったら、
ただの金属の箱だもの。

痛いと言われて生きて行くのなら、テレビだって俳優だって、歌手
バンドだって、みんな幻想だ。

人間はつかの間に、夢を見ないと生きて行けない動物なのだから。

だからこうして、今日も俺は、旧いクルマのエンジンを回している。

頭で考えただけでは、非合理で、時代退行的で、割に合わないことに
お金とエネルギーを費やしている。

俺を救えるものは、迸(ほとばし)る情熱と、楽しいことが、待っていそうな
期待感だけであったのである。

まだ見ぬ浪漫よ、お前はどこに眠っているのか。

永遠の中二病。

Posted at 2013/02/17 04:32:14 | コメント(6) | トラックバック(0) | 思うこと | クルマ
2013年02月15日 イイね!

続々 雪

続々 雪街道脇で見つけた、偉容を誇る養蚕農家。

この旧道は2004年春に走ったことが
一度あるのですが、
今回の発見、収穫でした。







ただ、個人宅なので、道路から見る程度にして、迷惑にならぬよう
配慮をお願いいたします。



いや、ほれぼれする邸宅でしょ。



ディテール部分



素晴らしき塀と壁。

アンコールでもう一度道路側から見た端正な佇まい。



さて、山梨の県道17号線を上って行きましょう。
この道は韮崎で分岐し、いきなり急上昇して、台地の丘に登るような感じです。
本来の歩いた道は、どんな感じであったのでしょう。
見返る峠があったのではと思います。



以前わたし個人のホームページに「中央線から見える山」という
小記事を書いたことがあります。
これは20年以上前に同タイトルの著作があり、山好きの国鉄の車掌さんが
出された本の題名でした。ニュース記事を読んだ時には、いいなあと思った程度で
あったのですが、10年程前に中央本線に沿ったこの区間を850で旅して
正に心に残るタイトルになりました。

鉄道と駅と、車窓から見える山の風景。日本で一番好きな区間は、甲府を過ぎて
韮崎めぐって小淵沢、茅野、下諏訪、塩尻、辰野までの連続区間でしょう。



これが日野春駅です。
110年前に開通以来なのでは。



駅前に佇む我が愛車。
背景は南アルプス。
いいなあ、こんな旅。
人生リタイアしたら、平日10時にこんな時間を満喫しないと。
もう半分リタイアしかかっていますが(笑



駅前に伸びる高木。芽吹く季節まであと、ふた月。





長坂、小淵沢と北杜市に向かって走ります。





このルート、関西では見られない風景が、たまりません。





小淵沢に入りました。




きょうは、ラジのこの曲です。




作曲と演奏は幸宏氏、鈴木茂(G)、後藤次利(B)、佐藤準(P)、斉藤ノブ(パーカッション)
Posted at 2013/02/15 02:53:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日々の旅 | クルマ
2013年02月14日 イイね!

続雪

続雪甲府を抜けて韮崎という町に近づくと風景が少し谷あいになる。




このあたりを走る特急列車の名前の由来になった
梓川かと思ったのだが、それは松本でこちらは釜無川という。
韮崎では、清里方面から流れてくる塩川も合流するので、
この後はそちらの川沿いのコースを取る。
確かに特急「かまなし」では、画にも歌にもならないであろう。



韮崎に立ち寄ったのは、一つ目的があった。
この人の生家のあった町を見て置きたかったのである。



逸翁こと小林一三、興味の無い人には知らない名前であるが、
阪急・東宝・宝塚歌劇を作り上げた財界巨人である。

今のCMでみる松岡修造も親戚筋にあたる。
この小林一三の評価というのは、学者研究者の間では高い。
生涯の後のほうは亡くなるまで大阪の北の都市、池田で去来した。



私は阪急が開業100年目の記念の年に池田に移住して、
開業当時の電車車庫の脇に見つけた古家に住んでいる。

池田市には旧宅が記念館になっているが、みな心の中では
市長よりも偉かった(国務大臣、貴族院議員歴任)大人物を
煙たく思っていたのか、怖がっていたのか、名誉市民に讃じられたのは
亡くなるたった1年前の昭和31年のことである。

今でも登記上の本社所在地は池田市栄町であるうえ、沿線交通、
住宅地開発、ターミナルデパートの始まりなど、落とした沿線効果は
計り知れないのだが、池田市民はあまり自慢したがらない謎がある。



そうなった理由も多少は想像がつく。
一三が甲州韮崎出身の、「よそもの」だったこと。
池田は中世から栄えた京都みたいな町である。
また、阪急グループというのは関西では少し異質なところがある。
スマートで気取っていると思われるのが阪急住民だ。

それも一三が100年前にきた「転勤族」でないかという仮テーマで
3年前に隣の豊中市で講演企画をしたことがある。



私も転勤族の子弟だ。ふるさとに帰らず、愛した町にはそれほど
顕彰されず。それでも小林一三の名前は永遠に輝くであろう。
ほんとうに偶然道を選んで曲がってみたら、生家跡の「ふるさと館」前に
出られたのには驚いた。
9時近かったが田舎の資料館ゆえまだ開館前であった。

また一三研究のおりにきっと立ち寄れるであろう。
この旧街道に沿ったところで生まれ育ったということ。
池田市と大阪市の距離に匹敵するのが、甲府との距離であろうか。




昨夜に続いて、桑江知子。




Posted at 2013/02/14 14:11:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日々の旅 | クルマ
2013年02月13日 イイね!

雪今日は変な気持ちで落ち込んでいるのか、落ち着かないのか。

写真でニューイヤーの帰りに最終日の風景でも、書いてみる。
まずは石和温泉のホテルの窓からみた朝の風景。





宿を発ち、朝日がまぶしい。



国道20号線に入り甲府を目ざす。





前を走るこの車は何だろう。
日産車か昔のマツダか?

何とギャランエテルナ・サバだった。
5ドアハッチバック、じゃないほう。



晴れていて空気が澄み渡っている甲州の1月はこんなに爽やかなのだと
感心する。好きになりそうな風景だ。



この車で走ればいつか写真でみたトリノの雪山を背景に
試走するフィアット850の写真そのものか。







PS桑江知子さんの「永遠のエテルナ」が無かったので、
良さげな曲をアップします。
イイ曲でしょう。
この人、もっと評価してあげても良いと思う歌手のひとりです。

Posted at 2013/02/13 19:12:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日々の旅 | クルマ
2013年02月12日 イイね!

狼か、羊か、それとも太った豚か

狼か、羊か、それとも太った豚かオレがレオン?というわけで、
本屋でレオン最新号を買ってきた。

チョイ悪オヤジ?
コヤジ、何でもいいや。
枯れすぎてしまった今のオイラニ
一番足りないものは何だろう?

ファイティングスピリット、
そうかもしれないが、雪道を走って東京往復するくらいの
度胸と経験に裏付けられた、心臓はある。

ただ、やっぱり人生から逃げすぎているのか、
と思った。


50歳で隠居を決め込んで、ボロい家に引き篭もって

せいぜい酒場と風呂屋でリア充もないだろう。

昨日大事なカード類を落としてしまって、あちゃ~、

心配して停止を掛けていたら、裏の風呂屋の御主人が

「これ」と言って持って来て下さった。


ほっ。



情けないことに、愚痴る相手もいないので

85歳のお袋さん代わりの、叔母に愚痴ってしまった。

独身貫いた叔母にはホントに頭が上がらない。

82歳まで、50年間、現役ドライバーだったのだ。


高学歴の兄である私の父、

タバコにフランス映画気取りのお嬢風だった母、

いずれも見かけだけで、自分でクルマを運転(の)ったことがない。



ただ高校を出てひたすら事務職OLであった叔母は、

早くから免許を取り、長距離を走って岩国から北九州まで

昭和40年過ぎに遊びにきたこともあった。




やっぱり男は狼でいこう。

チョイワルもいいけど、

もっとギラギラしないと、ぜんぜん人生面白くない。

今年は、進路転換。

何かこんな雑誌見てアホミタイト思っても、いまの自分はスカスカだもん。

A Hold Me Tight 何でもいいや。

もっと欲出して、

この齢ならまだ出来ることもいっぱいあるだろう。

枯れ切って庭木に盆栽はその後で良いや。



そろそろ走り出そう。

Posted at 2013/02/12 15:19:58 | コメント(4) | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ

プロフィール

「青春と自動車 http://cvw.jp/b/176891/48681575/
何シテル?   09/28 04:37
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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